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空に輝く八色の虹 プロローグ」(2006/09/25 (月) 20:53:40) の最新版変更点

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 晴れた空 雲ひとつない汚れなき空  その空で七色に輝く虹が架かっていた。  そんな空を会議室の窓から眺める者が二人。  ロ「…今日の天気は最高だね~それに虹も綺麗だ。」 ラ「久しぶりに見ましたがやはり美しいものです」 ロ「だよね~。まるでこの後の会議を中止して私を見てって言っているようだよ。」 ラ「んなわけ有りますか。サボりたいからって変なこと言わないで下さい。」   ロ「ラプラス君ノリ悪いな~。」 ラ「あなたの馬鹿に付き合っていたら胃が持ちません」   最近ますます胃痛が酷くなっているので、困っている ラ「さぁ、そろそろ先生達も来ますから、窓を閉めてください」 ロ「へ~い」   と窓を閉めに行く。まさか窓から逃げるのではと目を光らせていたが今回は逃げないようだった    そして数分後、職員たちも集まり会議が始まった ラ「……というわけで最近生徒の深夜徘徊が目立ってきているので、ご指導の方宜しくお願いします。   それから最近、教師が起こす事件が相次いで起こる為、   来週に急遽、教育委員会が学校を訪れることになりました。」 真「……ということは授業の視察も?」 ラ「はい。後、放課後に面接のような形で色々質問があるそうです。   ということでくれぐれも問題のないように。」   最後の言葉は教師全員に向けられた言葉だろうか。 ロ「心配だな~。頼むから問題は起こさないでよね。」 ラ「貴方が言わないで下さい。その日は校長室から一歩も外に出しませんからね。」 ロ「わかってるよ~。全く心配性だな~ラプラス君は」 ラ「ならいいのですが…」   その時真紅はローゼンの目がキラーンと怪しく光ったように見えたが、   目の錯覚だと思い、特に気にしなかった。           会議も終了し、廊下を歩きながら会議のことを口々に話す教師一行 水「ふぅ…会議なんて退屈以外の何者でもないわぁ」   そう言って背伸びをする 真「全くだらしないわね。それで教師が勤まるのかしら?」 水「五月蝿いわねぇ。会議なんて堅苦しくって自由主義の私には地獄よ。」 雛「確か水銀燈は会議中に欠伸を36回もしてたの~。」 金「ヒナ数えてたかしら…」   漫画みたいな汗を垂らしながら金糸雀が言う 翠「それにしても授業も視察なんて面倒臭いですぅ」 蒼「しょうがないよ。最近教師が起こす事件が多発してるんだから。教育委員会が焦るのも無理ないよ」   教育委員会は少しでも事件を防ごうと、全国の教師に対しての調査を厳しく行っている。   もし問題のある教師がいれば、厳しい指導を受けることになる 薔「…お姉ちゃん。その日だけはちゃんと授業してね…」 雪「丸で、私が普通の授業をしてないみたいな言い方だな…」 金「多分、普通じゃないかしら」   自分のことを棚どころか天井に上げて言う金糸雀 水「ようはその日だけ教師らしい授業をやればいいのよ。」 真「まるで学生のテストが近くなった時だけ勉強するって手段ね。」 水「ふっふっふ。でも紅茶を飲んで授業をする貴方よりはマシね。   せいぜい、クビにならないように気をつけなさぁい。」 真「ふっ…。言ったわね。絶対に貴方に負けないような、授業をして見せるのだわ。」 水「それは楽しみねぇ。それじゃあ、私は約束があるから♪」     そう言って、鼻歌を歌いながら一行を後にする 蒼「まぁ、とりあえず来週は踏ん張り所ってことだね。多分偉い人も来るだろうから皆頑張ろう。」 雛「了解なの~。それじゃあ、ヒナは巴の所に行ってくるの~。」 雪「…射撃部…」 翠「さて、翠星石は料理研究会の所へ行ってくるですぅ」   と十字に分かれる廊下で別れる教師達   それぞれ向かう目的の場所へと歩いていった。

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