銀水苑 統治

プロフィール

名前:銀水苑 統治(ぎんすいえん とうじ)
二つ名:火焔自在(アストラルジャベリン)
年齢:27
身長:178cm
体重:72㎏
種族:人間
職業:清掃業/『機関』No.25抹消部隊隊長・掃除屋兼始末屋
性別:男
能力:二つ名の通り『火焔』を自在に操る能力。
「火」に含まれる概念の範疇が他の炎使いに比べかなり広い。
自然に有る炎も範囲内であれば消す事も形を変形させる事も自在。
また炎や熱に対して高い耐性を持ち
熱や温度に敏感でサーモグラフィーのように熱を感じ取る事が出来る。
燃える物の匂いに対しても敏感で燃えるものの種類を判別できる。
また見えざる火をも操る。
人の心火即ち他人の心や魂、生命力のようなものを
炎に例えた形で見る事が出来る。所謂情熱の炎、魂の火というやつを。
但し、心情や感情、心に思う光景まではわかっても純粋な思考が読めるわけではない。
精神力が高い場合その火の勢いは強くなる。
正の感情を心に抱く場合、心火の色は白に近くなり
負の感情、悪意や憎悪、殺意を抱く場合黒に近い炎に見える。
容姿:能力とは反対に冷ややかな眼光を宿す瞳。
墨色の短髪に灰のような白い髪が一房混じっている。
服装は黒ずんだ赤のツナギ。
趣味:思索にふけること、読書、アロマセラピー
好きなもの:高潔な信念や精神。爽やかな空気。節制。
嫌いなもの:汚れたゴミ 人間のクズ、ゴミを焼く匂い。
キャラ解説:表向きは単なる清掃業者の兄ちゃんだが
表ざたに出来ない死体処理、証拠隠滅を請け負う二重の意味での『掃除屋』であり『始末屋』
『戦闘』よりも『それが終わった後』を片付ける裏方仕事の方を好むのだが
裏世界に長く身を浸しただけ合って戦闘が出来ない訳ではない。
武器はグルガナイフ『縊』(くくり)と懐刀『墨染』(すみぞめ)
『縊』は現代工学の粋を凝らした漆黒のナイフ。耐熱加工済み。
懐刀『墨染』は忍者や隠密が暗殺や戦闘の為に使用した墨染めの短刀。実用優先の業物。
他にも小柄を何本か隠し持っている。
性格は冷徹で思慮深く慎重。『炎』に対しては独特の考えを持っている。
また、かなりのめんどくさがり屋で独り言を呟く癖が有る。
しかし機関の中では自らの罪に迷いを抱くまともな部類。
また例え敵であっても正々堂々とした強敵には敬意を払う武人であり戦士。
胸の内に正義感と使命感を押し込めあえて冷酷で無慈悲さを演じる。
それゆえに苦悩している節も見受けられる。

過去

実は銀水苑家は護摩の炎……火で穢れを清める千年以上続く宮司、神主の家系。
――世襲幹部である巫女の一族外道院家の分家の関係であるが
本家の異常性と残虐性についていけずにもう随分前に縁を切っている。
先天性異能者で有ることで幼い時分からかなり凄絶な人生を送って来たと思われる。
十年ほど前から裏世界での殺人事後処理や揉み消しの玄人として有名であったが
その実務能力の高さが機関の眼に留まりスカウトされた。

現在の戦歴

  • シナゴーグにて鳳旋 希一と交戦、決着が付かないまま戦闘終了。
  • シナゴーグにて姫野 与一と交戦。力量差を知り引く。
  • 鳳旋、光龍と共に粛清部隊のオズワルドとクローディアと交戦。二人を倒し、勝利。

関わりの深い人物

十六夜 美月 (会堂で出会う)
姫野 与一  (会堂で出会い、交戦。異能力の強さを目の当たりにし油断ならぬ強敵と認識している)
宮野 光龍  
(会堂で出会い、殺しの先輩としてこれ以上踏み込まぬよう忠告)
(数奇な縁から一時共同戦線を張る)
鳳旋 希一  
(会堂で出会い、交戦。その強さを認め同じ炎使いとして技を教える)
(数奇な縁から一時共同戦線を張る)

外道院柚鬼 (遠縁)


技一覧

『熾火』(おきび)
威力:無 負担:微
相手の体温などを探る探索系の技。
範囲内の温度の高低をサーモグラフィーのように見る事が出来る。
熾火とは焚き火や炭が静かにじんわりと燃え続けている様子の事を指す。

『古天明平蜘蛛』(こてんみょうひらぐも)
威力:微 負担:小
歪な丸い蜘蛛の形を模した炎の盾。防御系の技。
この炎蜘蛛の盾は炎気と高熱を固めた物で相手の攻撃を防いだ後、相手を捕捉して自爆する。
その本質は「相手の攻撃を防いだ後態勢を崩す」反撃&牽制込みの防御技。
古天明平蜘蛛とは、戦国時代の梟雄・松永久秀が所有していた茶釜。
敵方に追い詰められ自害する為に火薬を仕込まれたと伝承に残っている。

『微塵』(みじん)
威力:可変 負担:中~小
統治の基礎技。
掌にテニスボール大の火珠を発生させ大量の炎気と高熱を圧縮して爆発させる。
近距離専用技だが迎撃や相殺に使え、他の技との連携の相性も良い。
自分を吹き飛ばして緊急回避に使うという荒っぽい使い方も出来る使い勝手に優れる技。
掌底と共に相手に叩き込んで直撃した場合、掌底&爆発&火焔の三拍子で高いダメージを与える。
微塵とは爆破などで物が砕けて非常に細かくなること。
忍者の技にも微塵隠れ(爆薬で自爆したように見せかけ、自分は隠れて相手だけを吹き飛ばす)
というものが存在する。

『止水』(しすい)
威力:無 パラメータ・能力値上昇 負担:視力+α
あえて五感の一つである視覚を閉ざすことを代償に、技術や反応、異能の力を研ぎ澄ます技。
周囲の情報は温度感知で補う。むしろそれゆえに感覚は鋭敏に研ぎ澄まされる。
視力とメタトロンを代償に自らの力を引き上げる補助技。
止水とは静かにたたえられた澄んだ水の意味。

『薄刃陽炎』(うすばかげろう)
威力:大 負担:大
両手にナイフと懐刀を装備した小太刀二天一流(こだちにてんいちりゅう)状態のみ使用可能。
鉄すら溶かす高温の炎気をナイフの一点に集束し切れ味と攻撃力を激増させる。
氷に熱した包丁を当てるように。発泡スチロールを熱した鋼線を押し当てれば容易く切れるように。
吹き上がる炎を加速に利用するため攻撃速度も早くなるが、
同時にメタトロンの消費も早い。
陽炎は地面が熱せられて景色が揺らぐ夏の風物詩。
それに昆虫の薄翅蜉蝣と薄刃を掛けたネーミング。
薄翅蜉蝣は寿命が短い。技の持続時間も。

『風炎』(ふうえん)
威力:中 負担:中
風炎は炎の能力による副次効果を利用した技。
炎の燃焼に伴う空気の吸収作用を用いて気圧差を発生させ、空気をかき乱すことにより空気の溝を発生させる。
高熱原体のナイフを用い、高速で移動させる事によってカマイタチを飛ばす技。
本職の風使いには威力で劣る。遠距離攻撃が可能だが大気干渉のため大振りになってしまうという欠点も。
風炎とは古語で熱く乾いた風の事。

『活炎』(かつえん)
威力:無 負担:中
回復技。
但し本業の治癒能力者には劣る。メタトロン消費は多いし致命傷や重症は治せない。
治癒を促進し細胞の働きを活性化させる緩やかで暖かい「炎」を作り出す。
長年の戦闘経験を元に、最弱に出力を絞った炎気とメタトロンを混ぜる事で、
治癒能力者の出す回復の波動と、能力の波長を似せた炎気。

『火祭円輪之結界』(ひまつりえんりんのけっかい)
威力:小 負担:小
ガスバーナーのような火の柱で出来た、八角形の立ち上る炎の環。
本来は攻撃を捌いたり相手を閉じ込める防御、捕獲技。
火祭とは一月の後半に正月飾りなどを焚き上げる行事。

『不知火』(しらぬい)
威力:無 負担:微
自分にそっくりな幻影を生み出す戦闘補助技。
不知火の正体とは側方鏡映の蜃気楼。
大気に熱い空気と冷たい空気の温度差が有ると光が屈折する。
炎の明かりが熱せられた大気によって乱反射すること幾つもの幻が生まれる。
不知火とは日本に伝わる怪火。龍神の灯火とも呼ばれる。
暑い夏の夜、海岸から数キロメートルの沖に、始めは一つか二つ炎が出現する。
それが左右に分かれて数を増やしていき、最終的には数百から数千もの火が横並びに並ぶ。
また不知火に決して近づくことはできず、近づくと火が遠ざかって行く。

『天尊龍炎』(てんそんりゅうえん)
威力:大 負担:中
微塵の上位発展技。
小柄を手に握りこんで微塵を発動することにより
相手の攻撃を捌きつつ炎を纏った小柄を飛ばす。
名前の元はドラゴンフレア・トレイル
大気との摩擦が起こる圏内。日本語では「突入回廊」
流星が大気の摩擦で炎上し、龍の尾のような炎を発することから。

パラメータ


【本体】
筋  力:D
耐久力:D
俊敏性:D
技  術:C
知  力:B
精神力:B
成長性:D

【能力】
範  囲:D
破壊力:C
操作性:C
応用性:D
持続性:E
成長性:B
リスク : U

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最終更新:2009年11月14日 22:08