メリーさん

シナリオ担当:◆c67jyZa4xw

キャラデザ担当:絵師? ◆zB8bdUVOdc(通称:ハテナ)



性別:女性
人種・種族・国籍:外見は西欧系。国籍不明。妖怪の類。
年齢:年齢不詳。外見的には10代中半~後半と推測される。
住所:不定。
身長/体重:166cm。?kg。
3サイズ:特に考えてませんがスタイルは良い方向で。
交友関係:特に親しい者はいない。配偶者も無し。

身体的特徴:
金髪。
癖のないストレートの長髪。
ドレス着用。
怪力。

精神的特長:
プライドの高いお嬢様。
実は寂しがり屋。
辛辣なツッコミ癖。
人生をどこか達観しているような節あり。
人間に憧れている。
たまに古臭い。

趣味・特技:
いつの間にか人の背後に立つこと。
音声の出る機器を媒介とした移動。
信仰:特に無し。
信条:いつか恋人を作ること。
好きな物:電話。
嫌いな物:狭い場所(背後に立てないから)

生年月日他:
生まれついての妖怪的存在のため不明。
噂や怪異、都市伝説といった類から発生した、
メリーさんという『現象』の産物。
時代や場所によっては名や姿を変えることもあった。
基本的に、噂話や怪談が流行した時だけ実体化してきた。
作中ヒロイン最年長(らしい)。

物語の目的:
長い時を過ごし、人間(特に異性)に対し憧憬を抱いたため
素敵な恋人を作りたいと願っている。目的を邪魔する者は容赦しない。

性格:
高飛車でわがままな世間知らず。
長く存在しているので古臭いことには詳しいが、現代の事情には疎い。
ツンデレ?



152 : ◆c67jyZa4xw []2008/06/01(日) 14:58:35.54 ID:qAqKmTaK0
シナリオサンプル


昼寝中、頭の辺りからの突然の騒音に目が覚めた。
休日の惰眠を貪る俺の邪魔をするその音の正体。
それは着メロも着歌もない、シンプルな着信音。
つまり、俺の携帯からだった。
俺は半ば寝惚けた頭で、特に相手を確認もせず
枕元に置いてある携帯の通話ボタンを押した。

【メリー】
「私メリーさん。今この街の駅前にいるの」
【主人公】
「……え? 何が?」

俺の問いに答えはなかった。
携帯の相手は、それだけ言うと一方的に会話を打ち切ったからだ。
つまり言うだけ言って電話を切られたのだ。
何が何だかさっぱり分からなかった。

【主人公】
「一体何なんだよ……。まぁいいや、寝直そう」

俺は携帯を置き、再びベッドへと潜り込んで
二度寝を開始しようとした、その時だった。

153 : ◆c67jyZa4xw []2008/06/01(日) 14:58:48.55 ID:qAqKmTaK0
シナリオサンプル2


【主人公】
「またかよ……」

再び携帯が鳴った。
いたずらだと思いたいが、何となくこのままでは寝覚めが悪いので
電話に出ることにした。
今度は出る前に相手の発信者情報を確認してみる。
だが、携帯の液晶ディスプレイに表示された相手の情報は
「発信者不明」という曖昧なものだった。
仕方ないのでそのまま電話に出る。

【主人公】
「はい、もしもし……」
【メリー】
「私メリーさん。今あなたの家の前にいるの」
【主人公】
「ちょ、おま、展開早ッ!? 駅からいきなりか!?
途中の公園とか学校とかすっ飛ばしていきなり!?」 
【メリー】
「私メリーさん。サンプルに文句言わないで」
【主人公】
「ごめんなさい」

154 : ◆c67jyZa4xw []2008/06/01(日) 14:59:06.16 ID:qAqKmTaK0
シナリオサンプル3


何事もなかったかのように事態は進む。

【メリー】
「私メリーさん。今あなたの部屋の前にいるの」
【主人公】
「なッ!?」

驚いて固まる俺は、唐突に嫌な存在感を感じた。
俺をじっと見つめる冷たい氷のような視線を、確かに俺は知覚した。
──すぐ近くに何かがいる。
携帯を握る手が、緊張からじっとりと汗ばんでいるのが分かった。
死刑宣告を待つ囚人のように、電話先の相手から次の言葉を待つ。
──そして。

【メリー】
「私メリーさん、今お風呂場にいるの……」
【主人公】
「部屋通り過ぎてるじゃねぇか!?」
【メリー】
「……えぐっ。うぅっ。ちょっとだけ迷ったのよ……」

メリーさんは半泣きだったという。

155 : ◆c67jyZa4xw []2008/06/01(日) 15:07:26.10 ID:qAqKmTaK0
シナリオサンプル4


いつの間にか俺の部屋に入り浸るようになったメリー。
その姿はまるで自分がこの部屋の主だとでも言わんばかりの態度だった。

【メリー】
「それにしても相変わらずイカ臭い部屋ね。
ここでは海産物でも養殖してるの?」
【主人公】
「してねぇよ! ……それより今日は一体何の用なんだ?」
【メリー】
「お茶」
【主人公】
「は?」

俺には彼女の言葉の意味がよく理解できなかった。
お茶がどうしたというのだ。

【主人公】
「……お茶が、何?」
【メリー】
「喉が渇いたの。だからお茶を出して」
【主人公】
「お前な……」
【メリー】
「あ、後私の上着を掛けといてね。えもん掛けに」
【主人公】
「言葉が古い。現代風にハンガーって言ってくれ」






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最終更新:2008年08月01日 00:13