橋天東地演義215年 4月橋天首脳会議
初夏、橋天東地の本拠地 東天にて橋天首脳会議が開かれた。兀突恥骨「パンじゃねーか」PUNKER「おぉ骨貴、ビニール袋かぶってないし 後頭部のでっぱりちょっと収まったんじゃねーか?」兀突恥骨「んなことよりアイル遅れるとよ」PUNKER「忙しいみたいだが」兀突恥骨「どうせ新人に仕事なすりつけて威張ってるんやで」PUNKER「先いっとこか」本会議にはトッティや浅倉覇王も呼ばれたがトッティは取り締まっている愛蜜柑の業務が忙しく、浅倉覇王は東天から西成に帰ったところで合わなかった。アイルが遅れるというので二人は闘魂酒家で早々と乾杯を交わした。しばらくしてアイルが現れた。PUNKER「あれアイルじゃね?」兀突恥骨「いやちゃうやろ、アイルはあんな老けているはずがない」アイルらしき人物は闘魂酒家を一周した。PUNKER「あれやっぱアイルじゃね?」兀突恥骨「いやあれは違う、アイルはあんなに老けてない」I'll「おぉやっとついたわ、仕事がいそがしくてさー」兀突恥骨「うるせーからはよ飲み物頼めや」I'll「俺、肛門壊したからさーあんま飲めないんだよね」兀突恥骨「一杯でええやんけ」そうして首脳会議が始まった。I'll「つーかさーなんで橋天の首脳会議に骨がいるわけ? おめー重役でもなんでもないじゃん? なんだっけ平よりも下じゃん?」兀突恥骨「あぁん?俺がおらんかったら橋天東地は滅んでんぞ」I'll「何言ってんの?おめーのせいで滅びかけたんじゃねーか」PUNKER「もうそんなんどーでもいいから飲めや」店員「はい、猪木の乳首梅酒です」I'll「ありがと」兀突恥骨「ほなら乾杯」I'll「かんぱーい」PUNKER「俺達フライレ〇ン!」三人は昔の話をしていた。かつて戦った猛将ビラクミコや名前も忘れるほどの強さを誇った奴、変な奴など酒の肴には丁度良かった。I'llは笑い転げ、店内を暴れ周り、他の客から白い目で見られていた。兀突恥骨は店員の子がかわいいので兀突恥骨「一緒に西成に帰らんか?」と拉致しようとしていた。I'll「ばっかおめーは風俗でも行ってろ!」兀突恥骨「うっさいなおめーは、こいつは無視して西成行こうぜ、おもろいで」娘「え・・いや・・あの・・・」娘はひどくすさまじく怯えた。兀突恥骨「そんな怯えんでええねん」I'll「骨、お前、その話にオチあんのかよ」兀突恥骨「(・・・うるせーな・・・話落として終わらしてどーすんねん)」店員の娘は初々しく丁寧に断っていった。兀突恥骨はひどく落ち込んだPUNKERはゲラゲラ笑っていた。と、注文でまた店員の子を呼んで兀突恥骨はしつこく「西成いこーや、待ってるで」PUNKER「それは怖いやろ(笑)」そろそろ店員もなれてきたのか適当に流し始めた。I'll「俺はやっぱあぁいう子より、綺麗系が好きだね」兀突恥骨「どんなんやねん」I'll「眼鏡かけててすっとしててさ」PUNKER「俺は巨乳だ」兀突恥骨は店員のパンツを見ようとしていたが気付かれて逃げられた。ここで一つ、これはなんの会議なのか?意味はあるのか?いや、それらは問うていいものか?否、問う事は許されない!ただの親父が若い子をくどいて失敗している話という筋は憶測に過ぎない。 はず・・・そして最後に娘っこは店のグッズを売りに来た。アホな兀突恥骨はバンバン買おうとしたが金が無かった。が、それでも買えるだけ買って行った。I'llも見てて不憫になったのか恥骨に娘っこがつけているグッズを買うてあげた。I'll「ねぇちゃんがつけてるそれをこいつにやってくれよ」娘「汗とかついてますよ~」I'll「それが良いんだ!」PUNKER「アイルおめーのが変態じゃねーか!」そんなこんなで再会を誓い、三人は「生まれし時は違えども、死すときは同年同月同日も望まない!」と高らかに声を発した。帰りにI'llはオカマにつかまった。宴は終わり、互いの戦地へと帰す。その他の橋天東地の盟友達へ、今は戦地が違えどもあの共に戦った日々を職務経歴書に書かなくては良いがいつも思い出して皆戦っている。空プをたまに見ればまだみんなは生きている事がわかる。同じ蒼天の下、悪漢汚吏がはびこる世界で正々堂々と戦ったあの日々を忘れないで欲しい。その証となるかはわからないが本会議に出てきた、I'llの情けで恥骨に贈与された天下の宝物がこれだ。三国志では部下の武将に贈与する事により、忠誠度が15上がるという。だいじに保管され、ちゃんとまだ匂いが残っているという。私は知らないが・・・これが俺達フライレ・・・じゃなくて俺達橋天東地の証である。
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