アツェレイの使用デバイス
当初は固有武装という形で開発されたアツェレイ専用の双剣
しかしロストロギア暴走事件解決にデバイスが必要だった為急遽クアットロの手によって改造された
カートリッジシステムを内蔵しそれぞれの剣の柄に10発ずつカートリッジが装填されている
アームドデバイス化した為AIも搭載したがその性格に少々難あり
ライトカリバーが姉で毒舌家、通称「姉刃」
レフトカリバーが内気で時折毒舌家、通称「妹刃」
待機状態は携帯電話であり普通の携帯として使う事も出来る
機動六課フォワードメンバーに加わった後に追加された装備
これを開発したのはクアットロではなくデバイスマイスターであるシャリオ
(ちなみにこれと全く同じデバイスがエリオとティアナにも普及されている)
主に戦闘用ではなく戦闘補助用
使用者の意思によって本人の眼前に覆われる様にゴーグルが出現する
このゴーグルは射撃魔法を使用するアツェレイ、エリオ、ティアナのサポートをする為に開発された
目の前のゴーグル部分に様々な情報が表示され使用者の次の行動をフォローしてくれる
それだけではなく、射撃魔法を行う際にターゲットの位置を性格に把握し、自動で照準を合わせる事も可能
これにより「狙撃」の様に遠くの対象を狙い撃つ事が苦手だったアツェレイも狙撃が出来る様になった
また、隠れた敵の反応も感知して表示させる事も可能、本人が気付いていなくても敵の位置を教えてくれる
意外な使い方としてはアツェレイとエリオが共に使用するIS、ディープダイバー発動時に使用している
ディープダイバー発動時、地中などに潜伏すると周りの様子が殆ど把握出来ない
2人はこのゴーグルを装着する事で擬似的に視界を得る事に成功、作戦行動においての成功率を大幅に向上させた
アツェレイの身体に治療を施す為のカード
元々生身の身体を持つアツェレイは「戦闘機人」の名を冠しているが純粋な「機人」ではない
クアットロの手によって生み出される際遺伝子操作される事で通常の機人を超える身体能力を得た
これにより生身でありながら「戦闘機人」を名乗る事が出来たのだがそこで最大のデメリットが発生してしまう
それが「治癒・治療系の魔法全てを拒絶する」という特異体質
戦闘によって負った傷はクアットロが開発したアツェレイ専用の治療ポッドを使わなければ治療する事が出来ない
そんなアツェレイの為にスカリエッティが開発したのかこのカード
発動すると傷付いた部分が再生を始めるのでアツェレイのデメリットを軽減する働きをする
しかしあくまでも「応急処置」程度の治療であり最悪の事態を回避する為のものでしかない
重傷を負った場合は治療ポッドを使う必要があり全てにおいて万能では無い様だ
エリオの持つ融合のカードと同質の物
ただし、エリオの持っているカードが紅いカードに様々な文字や装飾が施されているのに対し
このカードは黒いカードに金色の文字と装飾が施されている、まさに「表」と「裏」というべき物
これを使えばアツェレイはエリオと融合を行う事が出来る
それによって誕生したのは「紅(くれない)」ではなく「鉄(くろがね)」と呼ばれるアツェレイだった
スカリエッティが開発した最強進化をもたらすカードでありエリオとアツェレイ用に2枚作られている
最初は真っ白で無地のカードでしかなく、超融合のカードにする為には持ち主のDNAが必要
その為エリオはカードに自らの血を染み込ませる事でカードを発現させた
ちなみにこのカードを使った後に融合を解除するとカードそのものがまた無地へと戻る
発動のたびに血を染み込ませなければならない使い切りの為非常に効率が悪い
スカリエッティが開発し、アツェレイとエリオの2人に送った新装備
形状は左腕に装着する手甲の様な形をしている(早い話がラウズアブゾーバー)
その側面にはカード型デバイスを差し込むスロットが設けられておりそこにカードを差し込んで起動する
魔力生成が不可能となったアツェレイの為にクアットロが開発した二丁拳銃
普段はアツェレイのナンバーズジャケットの中に隠されている
(具体的に隠されている場所は背中、専用のホルスターがありそこに収めている、その上からジャケットを羽織っている)
名称はダブルカリバーと似ており右手用の銃が「ライトイーグル」
左手用の銃が「レフトイーグル」と呼称されている
だがダブルカリバーと違いAIは搭載されていない為あくまでただのデバイスである
ちなみにブレイカーモードでは「デザートイーグル」と呼ばれているがこれはアツェレイが勝手に付けた名称であり深い意味は無い
クイックローダータイプのブローバック銃でそれぞれマガジンにカートリッジが10発ずつ装填されている
ただし最初クアットロがデザインした時はまんま質量兵器だった為デザインの変更を余儀なくされ近代的なデバイスデザインとなった
アツェレイがこのデバイスを使う為には「ある処置」が必要(そのままではアツェレイは魔法が使えない為)
しかしその処置自体がアツェレイにとって肉体的に痛みを伴うものであり本人曰く「あまりやりたくない」らしい
マガジンに装填されたカートリッジは一般的な魔力カートリッジが使用されている
カートリッジ1発ごとに魔力弾を1発発射する事が可能
他にもクアットロが開発した専用の魔力カートリッジが複数種類ありそれらをマガジンに詰めて持ち歩く
別の魔力弾を放つ場合はマガジンごと取り換える必要があり取り回しは良くない
故にティアナの誘導魔力弾の様な自由度のある弾丸は放つ事が出来ない(基本普通の拳銃の様にまっすぐ飛ぶだけ)
・通常魔力弾
一般的な射撃魔法で放つ魔力弾を発射する為使用されているカートリッジも管理局で使われているものと同等
このデバイスから放たれる魔力弾は目標に対してまっすぐにしか飛ばせない為術者の意思で弾道を曲げたりといった芸当は不可能
威力は並だが連射が可能
・炸裂魔力弾
通常魔力弾よりも威力のある魔力弾を生成して発射する為の専用カートリッジ
また、対象に命中した直後に炸裂し対象の外側にダメージを与える事が出来る
通常魔力弾と比べると連射速度は遅い方
・大型砲撃弾
ブレイカークラスの巨大砲撃を放つ為の専用カートリッジ
しかし周囲の魔力を「収束」して放つ魔法ではなく、複数のカートリッジの魔力を「凝縮」「圧縮」して放つ魔法
ただし1発撃つ為にマガジンのカートリッジ10発を全てロードしなければならず反動も大きい為乱用は出来ない
この大型砲撃を放つ為には二丁の拳銃を変形させ、合体させる必要がある
その為にクアットロはこの銃型デバイスを開発する際わざわざ変形機構を組み込ませた
また、二丁拳銃な為二丁共に10発ずつフルロードする事でダブルブレイカーを発射可能だが後の事を考えると無謀極まりない
・ブレードモード
カートリッジに込められている魔力を刃状に形成し固定した形態
通常魔力弾(射撃魔法用カートリッジ)1発で約2分(120秒)刃を維持する事が可能
ただしこの時間はあくまで「何もしていない状態」での維持時間である為敵を攻撃したり敵の攻撃を弾くとそれだけ時間が減っていく
基本的にこの形態にするなら素直にツインブレイズを使った方が使い勝手がいい為あまり使われない
・ブレイカーモード
二丁の拳銃がそれぞれ変形し連結する事で一丁の大型銃になった形態
この形態で大型砲撃弾(専用カートリッジ)を合計20発フルロードして放つ大型砲撃
その威力はアツェレイのトリニティブレイカーに匹敵する
しかし発射時のアツェレイにかかる反動や発射後の体力消耗・肉体疲労はマジパナイ
エリオの使用デバイス
元から所持していたストラーダにシャリオが改良を加えた物
外見上の変更点は殆ど無いがカートリッジ装填ソケットが大型化している
(なのはのエクシードモード時に使用する大型カートリッジも装填可能)
エリオは特に名称を変えて呼ぶ事は無く、現在もこれまで通りストラーダという名前で呼ぶ
その後、ストラーダ本人からの要望により本来備わっていなかった射撃モードが追加された
こちらはレイジングハートの様に外見的特長が変化し、一目で砲撃仕様というのが確認出来る
正式にエリオのデバイスとして登録された新装備
元々はエリオと同じくオリジナルエリオのクローン、レイオが所持しているデバイスだった
管理局が回収し、解析したがエリオ宛てに残されていたメッセージ以外は何も記録されておらず調査はその時点でストップ
調査の名目でエリオが預かった矢先、大量のキメラの集団に襲われピンチの時に起動、エリオをマスターとして認証した
外見的な特徴はストラーダの青い部分が黒くなったのみでそれ以外の違いは無い
外見だけではなく使用されている材質も質量もエリオが使うストラーダとまったく同じ
エリオが初起動させた時はストラーダとトライトンの柄同士が結合された両刀の槍へと変形している
この形態は元々あった機能なのか、それとも偶然発生した機能なのかは不明
二つのデバイスを結合する際の掛け声は「リンクアップ」
名前の由来は実在する車名「トライトン」から
実在するトライトンは「ストラーダの後継機」という扱いだがこちらではその様な事は考えられていない
また、機動六課の寮母・アイナさんの名前も「トライトン」だが別に関連性はない
ぶっちゃけトライトンという名前を付けた後にアイナさんのフルネームを知っただけである
待機状態はリストバンド
普段はストラーダとは逆の腕(右腕)に装着されている
シャーリーの話によるとトライトンはストラーダの妹(義妹)らしい
ストラーダとトライトンを連結し、そのまま融合のカードを発動した時の姿
デバイス自体が進化して巨大な刃を持った剣となる
外見的なイメージはひし形の巨大な盾、上下それぞれに鋭い刃が備わっている
エリオは主にこのデバイスを発動したらアクセルドライバーを発動している
と言うよりもこの形態はアクセルドライバーを発動する為の姿の方が正しい
シャーリーがエリオの為に開発したデバイス
基本的にはなのはのブラスタービットと同じものだがエリオ専用に調整されている
通常形態では先端が尖く刃として形成されておりそのまま対象を斬り裂くといった攻撃を行う
ビット中央が展開する事で射撃を行う事も可能
また、複数のビットを連結・合体させる事で巨大なシールドにするといった事も出来る
最大操作数は通常時で3~4基、デュアルシンクロ時で50基
アクセルトリックを発動した時は空中で戦う為の足場にされる
なのは・ヴィータ・エリオの3人に与えられたACE装備
長い砲身があり中距離砲撃が可能だが砲身が閉じる事で長剣になり接近戦での斬撃も可能
当初はバッテリーやエネルギー運用の問題でまともに使用出来なかったが現在はかなり改善されている
特にエリオ用に調整されたカノンはこれまでに何回か使用されエリオの攻撃手段として確立されている
対魔導殺しの切り札として用意されたエリオ専用ACE装備
ストライクカノンや他のACE装備と同じくカレドヴルフ社製でありACE装備のプロトタイプ的な位置付けの装備
その為型式番号も000Xとして設定されている
元々エリオ専用装備として開発されていたのではなくカレドヴルフ社で開発されていた試作機を譲り受けたもの
AMF空間や魔力無効化の状況において運用可能な装備を開発・研究していた中で機動六課からの支援要請を受けた
イカロスを装備中はストライクカノンの同時装備が前提とされておりその場合デバイスであるストラーダとトライトンは使用出来ない
その欠点をデバイスの単独飛行運用という形で克服している
エリオから完全に切り離された二つのビットは柄の部分が排除され本体のみで単独飛行する
この状態でもデバイスとしての攻撃は可能であり主にエリオのサポートがメインとなっている
また、イカロスビットの動作補助なども基本的にこの状態のデバイス達が行う
イカロスの特徴はメインユニットである
イカロスそのものはエリオの飛行運用の補助を行うのが主な役割
しかしそれだけではなく攻撃手段であり防御手段にもなりうる装備となっている
エリオの背中に装着する形のユニットには機械的な翼が左右に3枚ずつ、合計6枚装備されており状況に応じて展開する
・通常形態
主に通常飛行を行う為の標準形態、イカロスを装着した段階ではこのままである
左右3枚ずつの翼はそれぞれピッタリとくっついて閉じた状態
この状態でも普通に飛行は可能
・高速飛行形態
左右の翼を扇状に広げた姿、イメージ的にはフリーダムガンダムのハイマットモード
通常形態に比べて倍以上の速度で飛行する事が可能でありこの状態でソニックムーブも併用が出来る
ただしこの状態だと下記の砲撃形態の兵装は使用出来ない為エリオ自身がその時に合った最適な状態を選択しなければならない
・砲撃形態
高速飛行形態の状態から左右の翼のうち一番上と一番下の合計4枚を前方へと展開した状態
翼の一つ一つは下記にある通り砲撃装備でもある為合計4つの砲塔から同時に高威力エネルギーを発射する
この一斉砲撃は「クアッドバースト」と呼ばれイカロス単体では最も高い威力を持つ
※ユニットが本体と繋がり直結している為ビット状態での砲撃よりも高純度高威力のエネルギーが照射出来る為である
また、この状態でストライクカノンと単独飛行形態のストラーダ及びトライトンの砲撃を同時発射がイカロスの最強攻撃
純粋にその威力はブレイカークラスに匹敵する
ただし弱点として連発は出来ずエネルギーのチャージタイムが必須
・ビット形態(イカロスビット)
6枚の翼全てがユニットから切り離されビットとしての運用が可能
このビット達は主にデバイス達が制御している(エリオの制御で動く場合もあるが)
全てが同じ形状と機能を有しておりその先端に設置された砲塔から射撃する事が可能
ただし上記にある通りビットとして切り離された状態で射撃しても威力は劣る
だが6枚の翼全てが対象のいかなる場所から砲撃出来るという事もあり奇襲性と攻撃範囲で見ればこちらの方が有能
また、複数の敵にそれぞれのビットで攻撃するなどオールレンジ攻撃を可能としている
ビット自体も射撃だけではなくブレードが展開し接近戦での切断攻撃が行える
更には複数のビットが重なる事で簡易的な防護シールドにもなり緊急時のエリオや周囲の防御にも対応
ただし防御力はそこまで強固ではない為メインからシールドとしての運用は勧められない
クリムゾンシステム
元々はキメラの1人黒豹が編み出した技であり現在はエリオが切り札としての運用を模索している技
その正体はリンカーコアから生成される魔力を圧縮・凝縮し続け一気に解放する事で運動性能及び攻撃力を格段に上げる一種のブースター
フッケバインの1人であるサイファーの攻撃で劣勢に立たされた時にエリオが単独で発動した
だがその時は圧縮魔力の解放に肉体が耐えきれず腕が破裂、失敗に終わっている
この時の詳細なデータとエリオの残したメッセージを受けたシャリオが制御プログラムを開発している
ここで重要なのは「リンカーコアから生成される魔力を圧縮する」という事であり「魔力生成を止める」という訳ではない
言わばコアに蓋をした状態で常時魔力生成をし続ける
これによって解放時の魔力運用と術者本人の運動性能は3倍を超える数値を叩き出したとある
特に特筆すべきは圧縮した魔力光が例外なく「赤」に変化するというもの
これは圧縮時の影響で変化したものであり解放後全身が真っ赤な光で染まるのも特徴の一つ
「クリムゾン」という名称はここからきている
弱点としては圧縮中はコアから術者の体内・外へ魔力が行き渡らない為その間術者は完全に魔法が使えなくなってしまう
(黒豹などのキメラは金華猫といった例外を除けば魔力を必要としない戦い方をする為特に問題はなかった)
エリオは戦闘機人モードでISを使用しながら魔力を圧縮するという方法でこの弱点をカバーしている
もう一つ決定的な弱点として術者への反動が凄まじい事が挙げられる
圧縮された赤い魔力が全身に高速で行き渡る為、解除後は全身が裂ける様な痛みに襲われる
黒豹はキメラという人間を超えた肉体を持っていた為しばらくの間安静が必要な状態で済んだ
だがエリオは肉体がその反動に耐えきれず肉体が暴発し爆発するといった事態に陥っている
現在はACE装備のイカロス内にクリムゾンの制御システムがプログラミングされている
これによってエリオへの反動を極力抑えつつ圧縮魔力の解放が可能になりつつあった
(まだ試験運用段階の為システムが完全なものとはなっていない)
飛行魔法を会得していないエリオの為にはやてとシャリオが贈ったデバイス
ガードウイングとして戦術の幅を広げる意味もあったのだがこれがかなり重宝されている様子
特徴としてはエリオのバリアジャケットである白いマントが解除され、背面に機械的な翼が装着される
このデバイスにエリオの持つ全魔力を与える事で最速の「アクセル・ソニック」も発動可能
エリオが飛行するシーンにおいては全てこのデバイスを使用している
描写がされてないだけで実際は背面にこのデバイスを装着しているが漫画ではないので分からない
尚、ナンバーフォーム時においても飛行する場合はこのデバイスを装着する
アツェレイのと同一の為詳細はそちらを参照
エリオがアツェレイと融合し「紅」になる為に必要なカード
赤い下地のカードに白い文字で解読不可能な紋様が描かれている
起動の際にはアツェレイとゼロ距離まで近づき音声認識で起動される
カードリーダー型デバイスを得てからは起動にそちらを使う様になった
スカリエッティがエリオの為に開発した専用のカード
アツェレイとの融合が出来なくなる事に気付いたスカリエッティが今後の対策の為にフェイトを通じてエリオに贈った
このカードをアツェレイの持つ融合のカードと同時起動させる事で「深紅」へ融合する事が出来る
また、紅へ融合した後にこのカードを起動しても深紅へ変わる事も可能
融合だけではなく自らのデバイスにも進化を促す事が出来る
リンクアップした状態のストラーダとトライトンにエリオはこのカードを起動してアウトストラーダに進化させる
エリオ自身がこの世に発現させたカード
下地も紋様も全て赤色で描かれておりこれを発動する事でエリオは「焔」へと「変身」する
ちなみにこのカードはエリオの消滅後、形見という形でアツェレイが所持していた
その後キメラ襲撃を行った際にアツェレイ自身も焔へと変身している
アツェレイの持つカードと同一の為詳細はそちらを参照
アツェレイのと同一の為詳細はそちらを参照
最終更新:2012年06月03日 02:14