アツェレイ・スカリエッティ(戦闘機人ナンバーは00)
初登場:77話(ただしこの時は仮面を被った正体不明キャラとしての登場で本格的な登場は79話から)
本作品の主人公の1人
その正体はクアットロの手によって生み出されたエリオのクローン
遺伝子レベルまでエリオと同じであり髪の色が黒である事以外はエリオと瓜二つ
(髪の色を変えたのはクアットロの意思、理由はパッと見て分かる方が面白いとの事)
ナンバーズである為オットーと同タイプの男性型ナンバーズスーツを着用する
かつてエリオの敵だったがJS事件後に一度肉体が消滅、その後再び生み出された後は10人の姉と共に改心している
現在は姉・姪ともども機動六課所属となった
エリオのクローンである為、魔力変換資質「電気」も持っているが変換した電気(電撃)の色は黒
変換した電気を利用して生まれた姿が「雷神」と呼ばれる新フォームである
実力は間違いなくトップクラスでありガチな戦いでは他を寄せ付けない程の力を持っている
……はずなのに戦闘では割と負傷する事が多い
特異体質として治療系の魔法をかけられてもそれを拒絶してしまう
その為クアットロが開発した専用の治療ポッドを使う事で重症を負っても早期回復が可能
万物に存在する「ものの流れ」を感知する力
アツェレイが師であるザフィーラが行った半ば強引に思える特訓の末に開花させた
「感知する」と言っても目(視覚)で見るものではなく頭の中で漠然と「感じる」
言い方を変えれば「なんとなくアレはあっちからこういう風に来るだろう」という感じ
攻撃用というよりはむしろ回避用
攻撃に転ずる事も可能だが(下記参照)それはあくまで派生技でしかない
流水の基本にして極意は「流れに逆らわず、流れに身を任せる」事である
流水の境地にまで達している人物はザフィーラ、アルフ、アツェレイ、フェリオの4人
ザフィーラの弟子で流水を会得出来たのは今の所アツェレイとフェリオだけ
ミウラは素質はあるもののまだ流水を会得するまでに至っていない
水の流れは決まった形を持たず、決まった型が存在しない
存在しない故に型が無いのが型となる
それは言い換えれば万能、また言い換えれば不安定
- 流水変態・濁流(だくりゅう)
- 「回避」の境地である流水から一転して「攻撃」に移る流水
- 相手の力を利用するカウンターであり回避から瞬時に切り替えて反撃する為相手の隙を突く事が出来る
- 相手の力が大きければ大きい程カウンターのダメージが増す
- 流水変態・乱気流(らんきりゅう)
- 主に「焔」となったアツェレイが使用した流水の派生
- 濁流がカウンターなのに対し乱気流はこちらから攻め込む時の技
- 焔の効果で発生させた炎を利用し気流を乱し相手をその渦の中へと引きずり込む
- 前後左右上下からの連続攻撃が乱気流の型
- また、濁流との連携で追撃する事も可能
- 流水の足運びの型・流動(りゅうどう)
- 通常とは異なる「呼吸」と「歩法」を行う事で「相手の認識」から外れて移動する歩行術
- 相手の呼吸と合わせ、心拍や意識も同調させる
- 更に歩く際も足音を消し、相手の認識した足の動きを誤認させ死角へと回り込む
- これは相手が自分に対して注視していればしている程引っ掛かりやすくなる
- ただし弱点としてこの歩法はあくまで目の前にいる対象1人に対して有効な技
- 故にインターミドル会場など前後左右に観客がいた場合観客はアツェレイの動きに惑わされる事がない
・流動の三・三斬(みきり)
流動の動きにISであるライドインパルスを重ねて発動した時の派生技(流水の派生の派生技、ややこしい)
相手の認識から外れると同時に高速で移動を行う事で相手にアツェレイが何人もいる様に見える
実際は「もの凄く速く動いている為何人にも見える」という錯覚の一種、分身ともいえる
ただしこれはある意味で「全て実体」であり最大分身数は50
その全てが同時に攻撃を仕掛ける事で50人のアツェレイが同時に攻撃しているものと同じになる
・流動の四・四水(しすい)
流動の動きにISであるシルバーカーテンを重ねて発動した時の派生技
三斬と同様にアツェレイが何人もいる様に見える
だが三斬が「実体のある分身」なのに対し四水が「実体のない分身(幻)」
あくまでも相手への騙し討ちに使うものであり隙を作る為の技の為攻撃力は持っていない(幻だから当然だが)
- 流水の極み・流絶(りゅうぜつ)
- アツェレイが独自に編み出した流水の派生にして到達点の極み
- 文字通り「流れを絶つ」技
- 相手の持つ流れを一定時間絶つ事で行動不能にさせる事を目的としている
- 絶つ事が出来るのは血液の流れ、脳から全身に発せられる微弱電流の流れ、魔力の流れなどなど
- アツェレイの流絶を受けた相手はこれまで脳からの微弱電流を絶たれている
流絶は流れを絶つ一点を的確に突く事が必要不可欠でありかなりの正確さを要求される
戦闘中は基本的に相手が止まっている事はないので動きながらその一点を見極めなければならない
また、結論から述べれば脳や心臓へと供給される血液の流れを絶つ事も不可能ではない
ただしそれをやると相手はほぼ確実に死ぬ為アツェレイがそれを使う事は現状ではほぼ無い
・流絶・乱(りゅうぜつ・らん)
流絶を複数回同時にぶつける技
回数が多い程失敗する確率も高い為反撃を受ける可能性も高くなってしまう
ただし決まれば相手の動きを確実に止められる
アスカ(裏アツェレイ)
アツェレイの脳裏に突然現れた人格
その正体はまだアツェレイ達ナンバーズがスカリエッティの配下だった頃のアツェレイである
性格は極めて凶暴で暴れる事、傷つける事を楽しむ
アツェレイの肉体が一度滅び、再び生まれた際にこの人格はアツェレイの心の奥底へと封印された
それが「怒り」という感情で目覚め現在では気まぐれで「表」に出てくる場合がある
時折アツェレイの瞳が金色に変化していたがそれはこの人格が「表」に出始めている事を示している
(ちなみにこの人格と現在のアツェレイとの相違点は瞳の色が金色か黒かという点のみ)
最近は冷徹かつ凶暴な性格は変わらないのだが若干アツェレイに対して甘くなり始めている様子
アツェレイ自身はこの人格の事を「アスカ」と呼んでいる(「ア」ツェレイ・「ス」「カ」リエッティ)
だがアスカ自身はアツェレイの事を普通に「アツェレイ」と呼ぶだけ
エリオ・モンディアル
初登場:1話~
本作品の主人公の1人であり10歳の時点で五児の娘を持つ父親
真面目な性格で礼儀正しく、年上の女性に色々と大変な目に合わされている苦労人
自分を保護してくれたフェイトに絶大なる信頼を持っていたがその後フェイトへ自分の気持ちを打ち明けプロポーズした
結果的にフェイトと両想いになるもののエリオを狙う恋のライバルは多い為フェイトは気が気でない様子
シリアスパートになるとやたら死亡フラグを立てるフラグ職人
本人曰く、この行動は自分を犠牲にしてでも守りたいという想いからきている
自分の命を狙った相手にすら手を差し伸べる優しい心を持った騎士
だがそれは言い方を変えればただの甘さである
JS事件解決後は機動六課が解散しフェイトの紹介でミライ執務官の補佐に就く
その後発生したリョウとサラ両名が引き起こした連続殺傷事件を解決した事でエリオは執務官試験に見事合格
同じく一発合格を果たしたティアナと共に晴れて執務官という資格を手に入れた
現在は機動六課の仕事が無い時は執務官として凶悪事件を担当し忙しい毎日を送っている
アツェレイ・モンディアル(ナンバーフォームor戦闘機人モード)
初登場:68話(クアットロの手によって洗脳された状態での登場)
159話(アツェレイから戦闘機人としての能力全てを受け継いでの再登場、エリオの自我はそのまま)
アツェレイから授かった戦闘機人としての能力でありエリオのもう一つの姿
ストラーダの補助を受けてその姿を変えるがデバイス無しでも一応変身は可能
ただしその場合発動から変身までかなりの時間を有する為あまり実用的ではない
基本スペックはほぼ全てアツェレイと同じ
使用出来るISもダブルカリバーを除いた12のISを全て使う事が出来る
ただし複合ISは焔になった時でしか使えない(しかも複合出来るのは「炎」+「IS」のみ)
特徴としてはウーノとオットー以外のメンバーが着用している女性型ナンバーズスーツを着用
一人称は「僕」から「私(わたし)」に変わり元々丁寧な喋り方だったのがもっと馬鹿丁寧になる
この姿では12人のナンバーズの事を「名前+お姉様」と呼んでいる
これはかつてクアットロがエリオを洗脳した時の影響が残っているからと思われるが真意は不明
また、瞳にもハイライトが消え、戦闘中はセッテ、オットー以上に無表情
しかし冗談や皮肉を言えるくらいの余裕はある様子
なお、この状態でも変身前と同様魔法は使用可能
ただしナンバーフォームになる時は大抵AMFが展開中であり魔法が使えない状況の方が多い
それでも使い分ける事が出来る状況ならば魔法とISを併用して戦う戦術を見せる
ユニゾンエリオ(リインフォースⅡ)
初登場:141話
リインⅡとのユニゾンによって変身したエリオの姿
外見的特長はエリオのバリアジャケットの赤い部分が全て白く変わり紅い髪も金髪へと変化している
この時はシャリオ謹製のカートリッジから流れる膨大な魔力制御を行った
その後、393話で再び登場
この時はフェイト、ミライ、アツェレイの3人を助ける為に自ら砲撃の中へと突き進んだ
本編では散々な扱いのリインにしては珍しく敗北フラグをぶった切っている
ユニゾンエリオ(アギト)
初登場:334話(333話でユニゾンは行っているがその姿を現したのは334話から)
アギトとのユニゾンによって変身したエリオの姿
外見的特長としてはシグナムとのユニゾン時と同様、上半身のバリアジャケットが破れている
その破れた部分から炎で形成された翼が揺らめいており一見すると見とれてしまう程美しい
髪の色は紅い髪から金髪へと変化している
初登場時エリオの意識が無い状態でユニゾンした為「融合事故」を引き起こす
その後駆けつけたシグナム、ヴィータ、アツェレイの連携によってエリオを取り押さえる事に成功
病院へと搬送されたエリオは全身に重度の火傷を負い入院を余儀なくされる
エリオがマリアージュ事件を捜査している最中に複数体のマリアージュが出現
取り囲まれたエリオとアギトはこの状況を打開する為に再びユニゾンを決行する
その際融合事故を起こす事は無く完全な融合を成功させマリアージュを撃破した
ユニゾン状態で放つ技は片方の腕に纏った炎、もう片方の腕に纏った電気
この両腕の力を巨大な刃へ変換し敵へと振り下ろして切断する
炎を纏った腕で斬り裂くのが「炎一閃(ほのおいっせん)」
電気を纏った腕で斬り咲くのが「雷一槍(いかずちいっそう)」
両腕にそれぞれの力を纏わせるのが「電光烈火(でんこうれっか)」
ユニゾンエリオ(リインフォース)
初登場:855話
エリオとリインフォースがユニゾンした姿、基本的に外見的変化はリインⅡとのユニゾン時と同じ
ただしリインⅡやアギトとのユニゾンとは違いリインフォースは魔力制御をする程度しか出来ない
実体を持たないからかは不明だが実力的にはリインⅡとのユニゾン以下である
アツェレイ紅(くれない)
初登場:540話(539話で融合した場面があるが実際に登場していない)
エリオとアツェレイの2人が融合して誕生した姿
特徴は青いナンバーズスーツが真紅に輝いている事、それ以外はエリオのナンバーフォームとの違いは無い
スーツが真紅に輝くのは実は常時魔力及び戦闘機人としての力を放出し続けている為
その後「リンカーコアで生成された魔力が常時放出する際にスーツが紅く見えると」クアットロが解説している
例えるなら水道の蛇口が常に開いた状態でありすぐにガス欠を起こすので長期戦には向かない
元々はエリオとアツェレイが本来ならありえない「全く同じ存在」である事がきっかけで誕生した姿
新たなISであるデュアルISを使う事が出来、かなりの能力を秘めている
「紅」には別の進化系統である「深紅」という姿が存在する
詳しくは深紅の項を参照
アツェレイ鉄(くろがね)
初登場:710話
スカリエッティによってもたらされたアツェレイ専用の融合カードによりアツェレイとエリオが融合した姿
外見的特長はナンバーズスーツが「漆黒」になった程度、その他に違いらしい違いは見られない
この黒いナンバーズスーツも紅と同様にアツェレイの体内の魔力が常時放出している為にそう見えている
ベースとなっているのはアツェレイであり紅とは逆
戦闘スタイルは接近戦による格闘をメインとしており融合した事で基本能力も向上した為相性が良くなった
デュアルISや通常のISも使用可能ではあるのだがそれはあくまでトドメにしか使っていない
鉄本人は素手による格闘を望んでいる節がある
マリアージュ事件のクライマックスにおいて全ての攻撃を解析され成す術がなくなったアツェレイがエリオと融合
多少追い込まれるも自身のデュアルISにおいて最後のマリアージュを撃破した
「鉄」には別の融合体である「銀」という姿が存在する
詳しくは銀の項を参照
アツェレイ・深紅(しんこう)
初登場:903話
真なる深紅の登場:971話
エリオがアツェレイとの融合の「別パターン」を発動し、融合した姿
言うならば「もう一つの紅」である
スカリエッティ曰く
「融合はカードを発動したものがベースとなり、もう1人を取り込む事で生まれる
融合時のお互いの比率は8:2となっており、紅ならばエリオが8でアツェレイが2
この比率が融合時においては最も安定し、最もバランスが取れている」
その融合の比率を5:5にしたのが深紅である
深紅に融合する為には2人がまったく同じタイミングで互いの融合カードを発動する事が条件
初めて同時融合をした時はエリオの腕に装着されたデバイスに二枚のカードを同時に差し込む事で発動している
また、次に登場した時はアツェレイの融合カードはそのままだがエリオは「進化」のカードを使用した
これはスカリエッティがエリオ専用にと開発したカードでありエリオに「進化をもたらす」効果があるらしい
特徴は紅の時と同様にナンバーズスーツが真紅に輝いている事
だが深紅の場合はその色がもっと深い紅となっていた、「深紅」の名前はここからとられている
これまでの融合体とは違い「紅」「鉄」「銀」「暁」の様な個別の人格が生まれた訳ではなく
エリオとアツェレイ2人の人格が共存した状態になっている
深紅が発言する時は言葉遣いもそれぞれの特徴が現れたりと他の融合体とは違った部分も多い
互いの人格が共存している分これまで以上の力を発揮出来る為、紅・鉄・銀以上のスペックを持つ
アツェレイ銀(しろがね)
初登場:955話
スカリエッティが鉄の次に考案した新たな融合体
しかしその融合する相手はエリオではなくアスカ(裏アツェレイ)
元々スカリエッティは今後エリオとの融合が出来なくなる事に気付き、融合の対象をアスカに定めた
素体となっているのはアスカであり瞳の色も金色
特徴としては他の融合体同様、ナンバーズスーツが純白に輝いている事
「銀(しろがね)」とあるが銀色ではなく白である
また、「複合ISを含むISを一切使えない」という特異な存在でありその点でも他の融合体とは根本が違う
だが代わりにその分のスキルを全て肉体強化に振り分ける事で圧倒的な身体能力を得た
ただのパンチで必殺級の一撃となり、その拳はガンダニウム合金ですら突き破る
なのはやティアナの射撃魔法をノーガードで受けても「くすぐったいぜ」程度
全力の砲撃をノーガードで受けても「痛てててて」レベルの防御力を誇っている
攻撃力や防御力だけではなく跳躍力(速さ)においてもこれまでとは比べ物にならない程向上された
脚力に絶対の自信を持っていたホッパー(キメラ)に跳躍力で勝るくらいに速い
銀自身はISが使えない特異な身体よりも圧倒的な力で戦うスタイルに満足している様子
ちなみに使えないのはISだけであり魔法は普通に発動が可能
しかし銀(アスカ)そのものは殆ど魔法を使わないので雷神くらいしか使わない
だが雷神との併用時は元々の身体能力と相まって超人級へと達する
アツェレイ暁(あかつき)
初登場:1007話
再登場:1231話
- ・初登場時
- ロストロギアが作り出した異空間内において消滅の危機に瀕したアツェレイ達が融合した姿
- ただし、この融合は他の融合とは異なりエリオとアツェレイの2人が融合した姿では無い
- 紅(エリオ)、鉄(アツェレイ)、銀(アスカ)、なのは、フェイト、はやて
- シグナム、ヴィータ、シャマル、ミライ、スバル、ティアナ、キャロ、リインⅡ、アギト
- と総勢15人の同時融合によって誕生した存在
- 本来ならばありえない融合なのだが全員が異空間内においてデータ化した事によりそのデータを改ざんする事で可能となった
- ・再登場時
- スカリエッティが作った2枚の「超融合」のカードでエリオとアツェレイが超融合した姿
- 正確にはエリオ、アツェレイ、レイオ、アスカの2人の身体と4人の人格が融合している
- しかしこの姿も初登場時と同じく大人の女性
- スカリエッティ曰く最初に暁に融合した時のデータがデバイスに記録されておりそれを再利用した為
- 初登場時と違うのは女性型ナンバーズスーツを着用している点
外見的特徴は他の融合体とまったく異なっている
身長が伸び髪の色は金髪で腰まで届く程に長い
そして自己主張の激しい胸と尻が特徴
つまり性別が男ではなく女となっている
理由は不明だが恐らく融合素材の大半が女だからであろう(※初登場時)
喋り方は殆どアツェレイ、又はアスカと同じ
一人称も「俺」だが人格がアツェレイとなった訳ではなく深紅以外の融合体と同じく「暁」という人格が生まれている
戦闘能力はこれまでの融合体で最も優れており融合素材となった者達のデバイスや魔法を自由自在に扱う事が出来る
初登場時はアクセルシューター、エクセリオンバスター、ハーケンセイバー、トライデントスマッシャー
ブラッディダガー、火竜一閃、振動拳をチャージタイム0秒で発動して見せた
ただし再登場時に振動拳を放った為融合解除後エリオの片腕がかなり反動を受けていた
- ・アクセルトリック クインテットストライク
- 暁が発動する必殺技
- 発動後、紅・鉄・銀・深紅の4人のアツェレイが出現し5人で連続攻撃を仕掛けるというもの
- ただし暁以外の4人は実体を持った幻の様な存在で攻撃後消滅している
アツェレイ雷神(らいじん)
初登場:828話
アツェレイの持つ魔力変換資質・電気を利用して変身するアツェレイの強化フォーム
魔力全てを電気に変換し全身へと纏わせる事で攻撃力・移動速度が急激に上昇
単独のフォームでは抜きんでた存在となっている
また、電気と12のISを複合する事も可能、その性能はまさに神の雷と呼ぶに相応しい
アツェレイ超雷神(ちょうらいじん)
初登場:1234話
アツェレイがミッドチルダ全土から集めた電気を使って変身した雷神
その姿は全身が金色に輝いて見える、また、腰には電気の塊が形を成し尻尾の様に伸びている
複合ISを使っていないにも関わらず肉眼で捉えきれない程の速度で動く
また、攻撃力も雷神を軽く超えており「超」が付くだけの実力はあるだろう
この姿のまま宇宙空間に平気な顔で漂う事も出来る
これはアツェレイの身体を覆う電気がバリアの役割を果たしている為
だがさすがに太陽の重力圏に捕まった時はナンバーズスーツや皮膚が焼け焦げる事もあった
全てが終わり超雷神が解除された後、アツェレイのリンカーコアは魔力生成を行わなくなってしまった
ミッド全域から集めた電気を使った後遺症という説が有力である
その為アツェレイは今後魔法、及び雷神を使う事が出来なくなった
アツェレイ雷(いかずち)
初登場:1343話
雷神になれなくなったアツェレイがなる「疑似的な雷神」
スペックは雷神より劣る為アツェレイは「神の雷」とは名乗らなくなった
また、雷の姿を維持していられる時間も雷神よりも短くなっている
現在はアツェレイが自分の手で作り出した「雷化(らいか)のカード」を読みこませる事で瞬時に雷に変身可能
変身までのタイムラグが少なくなり隙を作る事もなくなった
アツェレイ凪(ながれ)
初登場:1344話
アツェレイが変身する「流水」の最後の姿
外見的な変化は髪の毛が伸びたという点のみ
首の後ろ程度までしかなかった髪が腰の下程にまで伸びるがこれはアツェレイの意思ではなく凪になった時に勝手に伸びたもの
凪を解除した後も伸びたままだった為毎回散髪しなければならず非常にめんどいとはアツェレイ談
元々はザフィーラから使用を禁じられていた流水の最後の境地の応用編である
この状態のアツェレイは流水以上の感度で敵の攻撃を感知して回避する事が可能
また、敵が次にどんな行動を取るのかも感知する事が出来るので回避率が上がっている
凪はアツェレイの持つ全てを消し去って初めてなれる姿(闘争心、気迫、感情、存在感すらも含まれる)
アツェレイと対峙した者は目の前にアツェレイがいるにも関わらずその場にいないかの様な錯覚を受けるのである
凪の弱点は一撃の攻撃力の低さ
相手の行動を感知、回避する為に全ての力を使う為どうしても決定打に欠けてしまう
基本は接近戦で相手の攻撃のカウンターでダメージを与える姿の為トドメの攻撃には向かない
接近しないと攻撃が与えられない為遠距離攻撃が得意な相手だと地味に押されてしまう
また、回避率度外視の圧倒的物量での殲滅攻撃に対しては成すすべがない
現在はアツェレイが自分の手で作り出した「流化(りゅうか)のカード」を読みこませる事で瞬時に凪に変身可能
アツェレイ焔(ほむら)
初登場:1016話
エリオが変身した新しい姿であり力
突如としてエリオの手の中に発生した炎が1枚のカードとして形を成し、そのカードを読み込む事でこの姿へと変わった
原因は不明だが直前にエリオの手の平がシグナムの血で染まった事が関係している様である
あくまでフォームチェンジであって紅、鉄、銀、深紅、暁と違い融合体ではない
(早い話がアツェレイの雷神と同じ)
姿形は通常のナンバーフォームと同じだが全身から炎が噴き出しておりその炎を駆使して戦う
しかしエリオ自身は炎の魔力変換資質を持たない為この炎は焔限定での力である
ちなみに焔への変身を促すカードは「融合」でも「進化」でもなく「変化」
魔力変換資質が電気から炎に変わったのもこのカードの効果が関係しているだろう
アツェレイもこのカードを使って焔へと変身している
また、アツェレイは現在は自分の手で作り出した「炎化(えんか)のカード」を読みこませる事で瞬時に焔に変身可能
エリオ・モンディアル ディバイダー000 カラミティリアクテッド
初登場:1347話
感染者となったエリオがリアクトした姿
全身に鎧を纏い、ディバイダーである剣を装備したエリオ最凶のフォームである
この姿になっている時、エリオの両眼は真っ赤に光っているのが特徴
リアクトした感染者が持つ「ディバイダー」
エリオのディバイダーは「最古」のディバイダーである「ディバイダー000」
000という数字はディバイダーの名称の法則から付けられたもの(3桁の数字で表記され基本的に順番に数字が付けられる)
奇しくもエリオの新装備であるACE装備「イカロス」も機体型式番号に000が付けられているという偶然がある
他の感染者のディバイダーは銃剣を基本形状としているのに対しエリオのディバイダーは剣でしかない
巨大な剣そのものであるがエリオの意思一つでその形状を自在に変える事が出来る
これは対象をまったく異なる物質・質量へと変質させるエリオだけが持つ特異な力
エリオの肉体を乗っ取ったカラミティも海水から複数のビットを構築した
ちなみにこの剣は二刀にして両手装備にする事も可能
リアクトに必要な「リアクター」はカラミティが封印されている封印刀(小さな懐刀)
元々封魔の騎士ダルキアンとユキカゼが封印に使った刀であり現在はエリオに託されている
エリオはこの封印刀を自らの右腕に突き刺す(または斬り裂く)事でリアクターが遺伝子を認識、リアクトを行う
最終更新:2012年05月22日 03:28