ガンダムMk-V (マークファイブ)


ORX-013 出力-5,320kw 総推力-111,200kg
地球連邦軍管轄オーガスタ研究所開発の試作型重MS
原作ではFAZZ三体を瞬殺するほどの活躍を見せる。
またSガンダム,Ex-sガンダムのライバル機でもある。

初期ステータス

チューンpt 28798 スラスター出力 66/84
HP 2800/3700 スラスター速度 44/83
実弾防御 14/25 レーダー性能 38/76
ビーム防御 12/26 バランサー 46/78
機動性 27/64 旋回速度 26/52

特殊事項
SPAタイプ 一斉射撃

兵装ステータス

威力・耐久 属性 命中 連射 弾速 リロード 弾数
主1 ビームライフル 532/671/705 BEAM 19/58 4-5-6 18/44 35/52 16-20-24
主2 ビームキャノン 614/700/700 BEAM 24/72 1-1-2 21/40 42/51 12-15-20
主3 ミサイルポッド 338/356/360 SOLID 20/60 - 15/38 29/46 9-11-16
副 インコム 239/248/252 BEAM 38/65 - 21/37 30/46 3-5-6
格 ビームサーベル 340/427/460 - 30/60 - - - -
シールド 1683/3300/3300 - - - - - -

機体特徴

EXTRA「地球をこの手に」クリア報酬。

小型サイコガンダムという触れ込みだが、件の脅威的な弾幕を張れる訳ではない。
一応、OTでもサイコミュ攻撃っぽいものができるのがこの機体の最大のウリ。
EX機体の一つではあるのだが、他が超兵器揃いのEX系としては控えめ過ぎる性能。
しかし機動性能は悪くなく、Z系列と同水準の運動性を発揮できる。

ツボを押さえた各種武装を状況に応じて使い分け、堅実に戦っていくといい。
SPAは狙撃ビーム交じりの一斉射撃を連射する。
肩書きの割に期待外れな数値性能で、ライバルのSガンダムEx-Sガンダムに比べるとパッとしない。
とはいえ一斉射撃SPAによる瞬間火力と実弾武装による汎用性という面で差別化はできている。
いっそコンビを組ませてみると面白いかもしれない。

威圧感のあるシルエットで強健に見えるが、機体は意外に脆く、
耐久性はMK-2以下なのでゴリ押しはやめよう。

射撃

●主1 BEAMLIFLE(ビームライフル) (MAX=705)
ビームライフル。0087時代で見るなら若干威力が高めだが、重火力機揃いのセンチ系としては今一つ。
誘導性や弾速のチューン限界が若干高めなものの、百式のライフルの方が強力。
チャージショットも太ビーム一発で取り立てて特徴はないが扱い易いのでお世話になる機会も多い。

●主2 BEAMCANNON(ビームキャノン) (MAX=700*2)
狙撃ビームを二本同時に撃つ主力火器。メッサーラの2門砲を凌駕するなかなかの威力。
隙あらば使っていきたいところだが、固定武装な為ライフルに比べると射角が少々狭い。
敵を正面に捕らえていれば高精度で当てられるので、使いどころを見極めよう。

●主3 MISSILEPOD(ミサイルポッド) (MAX=360*)
誘導ミサイルを二発同時に撃つ。チャージショットは複数発同時のマルチロック。
瞬間的な威力には期待できないが、押しっぱなしで撃ち切り連射できるので対艦攻撃に向く。
射撃時は足がとまってしまうのでなるべく地上や近接戦闘では使わないほうがいいだろう。
因みに正規の装備ではなく、インコムの作動不良を補う為に現場の改造で後付けされた武装である。

●副 INCOM(インコム) (MAX=252)
他のインコムとの最大の違いは二個出すということ。その分多少は撃墜され難くなっている。
射撃のお供にはもちろん、格闘への牽制にも使える優秀な武器。
但し威力的にはお察しレベル。主力ではなくあくまで補助武装として考えよう。
主力のビームキャノンは射撃時に足が止まる為、隙無く撃てるインコムでの布石は重宝する。

格闘

●ビームサーベル (MAX=460)
下段から左右一回ずつ切り上げた後に、上段から二連続で切り下ろす3段格闘。
サーベル自体の性能に特筆すべき点は無い。

…と言いたいところだが、よく見ると凄まじい欠点がある。
フル強化しても攻撃力が異様に低い。ボールのマニピュレーター(フル強化時)にも劣る。
原作を読んでもこの理由はいまいち不明。パラメータの設定ミスだろうか。
チャージ格闘はサイコ譲りの蹴り上げを繰り出す。

SPA

一斉射撃。
ごくありふれた一斉射撃だがインコム・狙撃ビーム・ミサイルも混じっているので汎用性は高い。
まともに当たればペーネロペーSPAクラスの優秀な威力を誇る。

コラム

ブレイブ・コッド大尉。Mk-Vのパイロットにしてニューディサイズの首領。

NTではないが非常に優秀なパイロットとして有名。その技量は強化人間をも凌駕するとも言われている。
地球至上主義者として明確な理想を持つ一方で、部下からの人望も厚く、彼がティターンズ崩壊後もエゥーゴに帰順せず、自らの理想に従って蜂起したのは、"必然"ともいえる(…それほどの優秀な人材がグリプス戦役の表舞台に出てこなかったのは謎だが)。
月面都市エアーズ市での攻防にて、インコムの作動不良というハンデを抱えながらもEx-Sのパイロットが死の恐怖に怯えるまで追い詰めるが、発動したALICEの反撃で機体を両断されて散る。

首領ではあるが戦線の後方で指揮を執るというタイプの人物ではなく、Mk-Vに搭乗し先陣を切ってΖプラスやFAZZを次々に撃墜、本機よりも高スペックのSガンダムをも行動不能にするなど、「戦いは性能ではなく技量」を見事に実践した人物であった。

最終更新:2008年09月27日 19:21