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ここは、ファミコンにおける音楽(NSF)の仕様を
つらつらと書いていくページです。

ファミコンにおける音楽(NSF)の仕様


そもそもNSFって何よ
NES Sound Format、だったはず。
要するにファミコンの音声形式とかそんな感じ。

NSFの基本は矩形波*2+三角波*1+ノイズ*1
ファミコンでは、基本的に3音+ノイズしか鳴らない。
内2音は矩形波(波形が四角形)、1音は三角波(波形が三角形風階段状)。
ノイズは、ドラムなどの音や風の音なんかに使われる。
連続で鳴らすと、テレビの砂嵐のようなザーッという音がする。
なお、これとは別に、デルタPCMと呼ばれるPCMの一種が利用可能で、
特殊な効果音を鳴らす他、音楽に利用することもある。

矩形波パートについて
矩形波では、波形を4種類の中から1つ選択する。
クラリネットのような「ポー」という音、金管楽器のような「パー」という音、その中間の音が出せる。また、1音の中で波形を切り替えることができ、巧みに使うと独特の効果を演出できる。
また、後述の三角波と違って音量のコントロールが自在にできるので、音量の変化(エンベロープ)を設定することで、ハープやピアノのような減衰系のエンベロープ、ストリングスのような立ち上がりの緩やかなエンベロープ、金管楽器のようなアタックの強いエンベロープなども作成できる。
ファイナルファンタジーシリーズで頻出のテクニックとして、1音でメロディを鳴らし、もう1音にデチューンをかけた上で、弱い音量でディレイをかけて重ねることで、厚みのある音色とすることができる。例えばファイナルファンタジーIIのメインテーマや、ファイナルファンタジーIIIの「水の巫女エリア」などで使われており、神秘的な効果を演出している。

三角波パートについて
三角波パートは、高音部では笛のような音色、低音部ではエレキベースのような音色で、波形の切り替えはできず、音量の変化も原則としてつけることができない。
前述のベースに似ている音色と、自由度が低いというマイナス面から、主にベースパートに使われることが多い。
ドラゴンクエストでは、三角波パートをメロディに効果的に使った例が多く見られるが、ファイナルファンタジーではそのような使い方は少ない。

ノイズパートについて
テレビの使っていないチャンネルような「ザーーー」という音や、「ガガガガガガ」という音など、さまざまなノイズを出すことができる。これにうまくエンベロープをかけると、ドラムスパートとして使うことができるようになる。

デルタPCMパートについて
要はPCMなので、どんな音でも再現できる。例えば、「燃えろ!プロ野球」で審判の声を出したり、スーパーマリオブラザーズ3でラテンパーカッションの音色を鳴らしたりといったことに使われている。ただし、当然ながら容量を喰うので、抑制的に使う必要がある。
ファイナルファンタジーシリーズでは、IIIのバトル曲などで、キックの音色に限って使用されている。

拡張音源について
この他、メーカー独自の拡張音源がいくつか使用されている。
例えば、ディスクシステムでは1音のFM音源が追加されていた。また、ナムコの一部のソフトでは、波形を自由に編集可能な8音の音源が追加され、ファミコン離れした高品質なサウンドを鳴らしていた。
エミュレータでも使用可能なので、VIIの曲を原曲に近い形で再現するためには有用だが、ファイナルファンタジーI~IIIでは一切使われていないこともあり、仮に使うとしても、どうしても足りない声部を補う程度の抑制的な使い方が望ましいかもしれない。