Fate/Grand Order @wiki 【FGO】

イベント『Fate/Accel Zero Order』にて実装された☆3アサシン。
同イベントの原作『Fate/Zero』より参戦。

ステータスは☆3アサシン内の比較では、ATKがワースト3位、HPが2位タイのHP寄り。
カード構成は、アサシンとしては少数派なQQAABのA2枚型。
Q:3hit、A:3hit、B:1hit、EX:6hitと、EXのヒット数の多さが目立つ。
N/A0.53→0.48となっておりAのNP回収性能はかなり悪いので、出来るだけArtsチェインに絡める事を意識したい。

クラススキルは「気配遮断 A」のみ。
原作読者・視聴者向けに補足しておくと、ゲームシステム上の性別は女性。性別限定効果・特攻等を使う際には注意すること。
属性は他のハサンと共通で秩序・悪・人。

スキル

所有スキルはすべて自己強化で「強化・回避・回復」と一通り揃っている。

【スキル1】蔵知の司書 C CT:7-5
NP獲得量とスター発生率を3T強化するスキル。
倍率はさほど高くないが、Aの性能がいまいちな百貌にとってNP回収の生命線になる。
回転率を高めるためにもスキル育成は優先して行いたい。

【スキル2】専科百般 A+ CT:7-5
1Tの回避と、3TのQuick、Arts、Busterそれぞれの強化を確率で得るスキル。
回避だけは確定で得ることが出来る。
カード強化は+30%固定で、スキルレベルによって付与成功率が上昇する（60-80%）。
オジマンディアス、蘭陵王、ラクシュミー・バーイー、美遊・エーデルフェルト、カラミティ・ジェーンのスキル（共に最大+40%）、スカサハのスキル（＋20％）、指令紋章の羅竜の面（＋20％）であれば、確定まで成功率を引き上げられる。
概念礼装のクイーンズ・ドリームと深窓の麗人（最大+15%）、同調（最大+5%）でも確率が上がるが確定にはならない。
なお強化はBAQそれぞれに対して判定が行われ、一部のカードのみ強化されることもある。
どちらかと言えば回避スキルとして見つつ、カード強化はタイミングが合えばボーナスがつく、程度に考えた方が無難。

【スキル3】戦闘撤退 B CT:8-6
自身が受けている強化を解除する代わりにHPを回復するスキル。残念ながら弱体化は解除されない。
回復量は最大4,000と、回復系スキルとしては効果が大きい。CTが長いのが難点。
強化を受けていない時に使えばデメリットは無い。このスキルを使用した後に強化を乗せられると理想的。
デメリットの強化解除は確率500%で付与されるため、強化解除耐性は実質無効化される点に注意。

宝具「 妄想幻像 (ザバーニーヤ)」

Arts属性の単体攻撃宝具。ダメージに加えてクリティカル発生率ダウン（3T）を付与する。
幕間の物語(*4)クリアで強化され、威力向上に加えアーツ耐性ダウン（3T）付与が追加される。
ヒット数が13回と非常に多く、この宝具だけでNPをそれなりに回収出来る上、後続のカードでさらに回収可能。
宝具強化後であれば、宝具AAEXと並べ、Aクリティカルが入れば連発出来る。
スキル付与成功時であれば宝具だけで23.01％、宝具AAEX時には60.57％、クリティカルの宝具AAEX時には91.23％回収できる。（敵補正、オーバーキルなどのボーナスによって増減する）

またクリティカル発生率ダウンは50%減少スタートと、類似した宝具効果の中でもトップの減少率を誇り、効果中はクリティカル率の高い獣人系エネミーですら、まずクリティカルが起こらない。

総評

高い宝具回転率と防御性能を持つ耐久PT用アタッカー。
敵の宝具は回避で躱し、自身の宝具でクリティカルを阻止、蓄積したダメージは回復で立て直す、と自己完結した耐久力を持つ。
また宝具でArts耐性ダウンを叩き込んだ後にAクリティカルやA始動ブレイブチェインでNPを一気に回収して再度宝具を撃つ、といった動きが可能。
ライダーの単体ボス戦に高い適性がある。

難点としては、通常攻撃火力が低いこと。☆3アサシン内でもATKが低め、かつクラス補正で0.9倍の補正がかかるため、Artsとクリティカルを上手く活かさねば器用貧乏になりがち。
攻撃面では宝具がかなりのウェイトを占めるため、なるべく自分で殴ってNPを回収する必要がある。

「自身のカードを積極的に選べば宝具連発が可能」「耐久力が高い」「CTの短い回避スキル持ち」等の要素を持っているため、
スキルが十分に育っているなら、ライダーボスと1体1で渡り合うことも可能となる。

相性の良い仲間サーヴァント

基本的には自己完結した性能なので、極端に相性の悪い相手は少ない。
しかし、素殴りの火力が低く宝具を効率よく回転させたいタイプなので、やはりArts主体で星を出せるサーヴァントと組むことが望ましい。

同クラスだと、酒呑童子はアサシンとしては貴重な全体攻撃バフを持つため、こちらの低火力をある程度フォローしてくれる。
岡田以蔵はスター集中からのArtクリティカルで自身の宝具を連発しやすいタイプの為、Arts耐性ダウンによって与えられる恩恵が大きい。
セミラミスはA3枚で組みやすく、宝具効果で防御バフを与えてくれるが、Buster耐性ダウン持ちで恩恵が薄いのが難点。

他クラスだと、マシュ・キリエライトは分厚い防御サポートで百貌の生存能力に磨きをかける上に火力も底上げ出来、長期戦の理想的な相棒。
水着BBは「無貌の月」でカード固定+星出しでAチェインの連発をサポートしてくれる。
蘭陵王は「専科百般」を確定で成功させたり、A強化や攻撃力アップで火力をサポートし、宝具でチャージ減少＋クリティカル抑制＋ダメージカットと幅広い支援を飛ばすことが出来る。
仮想敵がライダーである都合、キャスターとはやや組みにくいのだが、玉藻の前、ギルガメッシュ〔キャスター〕、アルトリア・キャスターとはスキル・宝具の相性自体は非常に良い。

相性の良い礼装

ダメージ源を宝具に依存するタイプなので、NPの獲得効率を上げるものが望ましい。
メインで切るカードのNP獲得量を重点的に強化できる静穏なひと時は好相性。ATK寄りのステータスも欠点の改善に繋がる。
宝具である程度NPを回収できるので、その初動を早めるという意味では初期NP獲得系のダイブ・トゥ・ブルーや、ペインティング・サマーも良い。
「戦闘撤退」の高い回復量を重視する場合はメイド・イン・ハロウィンでさらに引き上げるのも手。
カード強化と回復量アップの折衷的性能であるストリート・チョコメイドを使いこなせるサーヴァントの一騎でもある。