まとめ
バーサーカー性能考察
バーサーカー自体について
基本の7クラスでありながら、相性関係から唯一外れている。
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与ダメージ1.5倍(シールダーには等倍、フォーリナーには半減)
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他クラスからの被ダメージ2倍(バーサーカーからは1.5倍、シールダーからは等倍)
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クラススキルとして必ず狂化(Buster強化)またはそれに準ずるスキルを持ち、バスターのカード枚数も多い。非常にアタッカー向きのクラスとなっている。
ただし、相手を選ばない分相応の弱点も多く抱える。
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クラス相性の関係上打たれ弱い
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☆の発生率、集中率が非常に低く、クイックチェインも組みにくいためクリティカルはほとんど狙えない
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アーツチェインも組みにくく、耐久力の低さも相まってNPゲージを溜めきるのはとても難しい。
宝具による分類
性質上、攻撃型宝具を持っているキャラの割合が特に多い。
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単体攻撃型
高レベルで単体、つまりはボス戦向けのため、シンプルにバスター宝具が多く、相手を倒しきることが求められる。
短時間の火力アップのスキルもちが多い。
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全体攻撃型
多数を同時攻撃するため、雑魚殲滅に向いた性能で、バスター以外にクイック型も多い。
☆発生率アップによるクリティカル型もここに含まれ、☆関連スキルもちも多い。
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サポート型
相手の攻撃を弱体化している間に殴り倒す、回復しつつ殴り倒すタイプが多い。
素殴りがメインなので複数T継続の火力バフorデバフ持ちが多い。
スキルによる分類
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火力特化
バーサーカーの基本系。シンプルに強いが、とにかく脆い。
パーティーには盾役がほぼ必須。
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火力と生存の折衷
強ボス戦での殿として優秀。場合によってはオールラウンダーに活躍させることも可能。
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生存特化
盾役による補助がなくてもかなり生き残るため、サブアタッカーと共に序盤から殴り倒すことも可能。
殿に据えて粘り勝ってもらってもよし。
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デバフ型
相手の攻撃を弱体化している間に殴り倒す。サポート型宝具の割合が多めだが、ゲージの貯めづらさは相変わらずなのが殆どで扱いが難しい。
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クリティカル型
バーサーカーの低いスター集中率を強力なスター集中スキルで補うタイプ。
爆発力も高いが、スターを安定して供給できないと戦力が不安定になる。
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スター供給型
バーサーカーの低いスター集中率を利用してクリティカルサポートを行うタイプ。
ただし、耐久性が低いためアタッカーによる速攻が求められる。
バーサーカーの運用について
盾役が攻撃をひきつけ、サポート役で援護しながら、バーサーカーをメインアタッカーにするのが基本。
陣容に余裕があれば、サポート役をサブアタッカー枠、カード事故を防ぐのも有効。
入手直後から「ターゲット集中」を持つゲオルギウス、レオニダス一世などが初心者にもお勧め。
特に宝具発動時にスターを大量獲得し、さらに最終再臨でバスター強化スキルを手に入れられるレオニダス一世は、ゲームが進んだときの相性がよくなる。
司馬懿〔ライネス〕は宝具に「クラス相性の防御不利の打ち消し効果」があり、バーサーカー最大の弱点を無効化することが出来る。
限定サーヴァントで入手機会が限られているが、バーサーカーを活かす上では特に効果的。
初期NP確保の概念礼装が揃っているなら、NP供給スキルもちのサポート、礼装などを揃え、
オーダーチェンジなどによりバフを重ね掛けしたうえで、
バーサーカーの開幕宝具で敵をなぎ倒してしまうのも一手。
お勧め概念礼装
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カレイドスコープ
溜めにくいNPをほぼ全て賄うため、宝具が極めて撃ちやすくなる。
下位互換(虚数魔術、龍脈)との差が非常に激しいうえ、ピックアップされにくい恒常☆5なので入手は超困難なのがネック。
各分類と各サーヴァント簡易解説
B3枚、低耐久等の典型的バーサーカーから外れるサーヴァントを対象とした簡易説明。
耐久型(防御アップ型)
代表鯖はヴラド三世や茨木童子の2騎。他に清姫やタマモキャットも該当する。
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メリット
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パーティー戦で真価を発揮するタイプ。
ダメージ軽減手段が回数制ではなく複数ターン制なので集中攻撃に強く、高難易度を中心とした耐久戦において
サポーターからのバフで火力を維持しながら戦線に居座り続けられるのが特徴。
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デメリット
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無敵・回避という敵の攻撃を無効化できる手段がないため宝具対策は他人任せになる上、
クリティカルでの事故死を防げないため、防御補正を確保するマシュか孔明の育成がほぼ必須。
また、宝具に防御無視効果が付いている鯖が天敵となる。無敵貫通と比べて見落としがちなので、高難易度やボスに挑む際には事前に確認が必要。
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茨木童子
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変化スキルによる防御アップが1ターン目のみ最大60%になるので、サポーター次第では防御バフのみで宝具をやり過ごす事も可能。
弱体解除や回復手段等の自力で生存性を大きく高められるスキルを持っているので、サポーターの幅が広く取れる。
火力を伸ばす礼装の他、防御性能を高める礼装も好相性。またバーサーカーとしては意外にNPやスターを稼げるキャラのひとりでもある。
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ヴラド三世
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高倍率の攻防バフを持ち、狂の中では珍しくAを2+1枚持つため、Aパ適正を持つ稀有なバーサーカーとなっている。
チャージ減・高耐久スキルも揃えていることから、最低限でも玉藻の前・孔明・マーリンのいずれかをサポーターとして起用できるなら、
致命的な弱点であるNP効率の悪さをAチェインとキャスターの能力で払拭できる。現時点(H29.6月)では、Aパのアタッカー枠で唯一の狂という個性があるため、
☆5キャスター・特に玉藻の前との相性の良さも相まって、環境さえ用意出来れば非常に優秀なサーヴァントと言える。
礼装は基本的に耐久しながら殴ることになるため、毎ターンNP獲得礼装かAを強化する礼装が噛み合う。単体運用なら耐久能力を向上させる礼装も悪くはない。
欠点は単体で運用する際の戦力の低さが嫌でも目につく。高倍率の攻バフを持つが、Bブレイブチェインを組むことが出来ないせいで火力が伸び悩み、
自分のArtsが全然ゲージを貯められないせいで単独では宝具もろくに打てないことが何よりも大きい。
耐久型(回避+ガッツ型)
回避系スキルを持っているのはクー・フーリン〔オルタ〕、ヘラクレス、源頼光、信長(水着)、アタランテ〔オルタ〕、ジャンヌ・オルタ(水着)、項羽。
その中でガッツも持つのはクー・フーリン〔オルタ〕とヘラクレスのみ。ただし、回数制回避でパーティ中で活躍できるオニキと、ガッツを主体として殿を得意とするヘラクレスでは若干使い方が異なる。
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メリット
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防御型と違って基本的にダメージを0にするため、宝具やチャージ攻撃対策としての信頼性が最も高い。全体攻撃を使用してくる敵に対しても非常に有用。
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デメリット
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強化解除・必中・無敵貫通はもちろん天敵。通常攻撃で強力なクリティカルを連発したり、チャージ攻撃・宝具を連発してくる敵は耐えきれない。
殿に置いて単騎状態に追いやれなければガッツの有効性がやや落ちる。
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クー・フーリン〔オルタ〕
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屈指のATK偏重ステータスを持つが、それ故のリスクをスキルで全面的に埋め合わせたタイプ。
敵全体ATKダウンとクリ発生ダウンでサポーターや自身への事故率を大幅に減らしつつ、回数回避とそれに付随する防御アップで攻撃を確実に凌いでいくのが基本戦法になる。
ただ、スキルでの防御アップの数値が最大14%と低めの為、敵の攻撃を防御アップだけで防ぐのは宝具バフの防御アップ30%を重ねられる時に限る。
元々高めなATKを活かし、「月霊髄液で開幕矢避け2回+無敵3回+チャージが終わった矢避け2回の合計7回の攻撃を凌ぎ、その間に高火力なBや宝具を叩き込む」戦法が強力。
パーティー戦での中期戦において最高である信頼性の高さと高火力を両立している為、Aパを組んで長期耐久戦をこなさねばならない必要が無い限りは、こちらを用いるのがベター。
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ヘラクレス
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実装から絆礼装実装以外一切の強化をされていない為、スキルや宝具倍率等が初期組と同程度ではあるが、アトラス院礼装と絆礼装を使用した際の単騎性能はずば抜けており、
「回避1ターン+無敵1ターン+絆礼装ガッツx3+戦闘続行ガッツx1+メジェドで短縮し、チャージが終わった回避1ターン」と復活及び攻撃無効化を繰り返せば、
「約7ターンの間、相手の攻撃を全て無効化しつつ強力なBブレイブチェインを叩き込める」と言う異常なまでのラストスパートを繰り広げる。
また、絆礼装のガッツ効果はスキルでのガッツ付与とは違い、相手の強化解除を基本的に受け付けないのも大きなポイント。
デメリットで挙げた「無敵貫通・必中・無敵&回避解除持ち」に対しても強力な単騎戦を繰り広げられるのは絆10のヘラクレスにしか無い強みである。
ステータスもATK寄りで、現在星4でゴルゴーンに次いで第2位であり、一定の星5LV90鯖を上回る。
メジェドの眼を用いた際にCT5の勇猛が6ターン連続で使用可能となるので、実質的ATK値はLV80+フォウ1000+絆礼装でも狂化B込みで(11655+100)x1.31x1.08≒16631にのぼる。
オニキがLV90時点でC相当の狂化込で13805x1.06≒14633である事を鑑みると、単騎である事が前提ではあるとは言え、理論上の攻撃性能はバーサーカーで最高。
尚、パーティー戦の場合は勇猛のクールタイムが存在する為、カード配分によって上下に変動するが、(16630x3+11755x2)÷5≒14681となる。
それでもオニキより多少高い(オニキはサポーターのバフを受ける事が前提なので実際はヘラクレス以上の火力が出る)が、
パーティーに寄与できるスキルが無い事からパーティー戦適性は並程度で、絆礼装取得までの道程が長い為、最大パフォーマンスを出せる場面は限られてくる。
クリティカル型(スター獲得手段+スター活用手段持ち)
バーサーカークラスはスター集中度が特に低く、通常はクリティカルを狙うことが難しい。しかし、中には高いスター集中スキルを用いてクリティカルを狙うことが出来るものも存在する。
スター集中スキルを持つのは3T持続型ではランスロット、源頼光、土方歳三、アルジュナ〔オルタ〕。1Tのみでは呂布奉先、アステリオス、ベオウルフ、信長(水着)、アタランテ〔オルタ〕。
この中でスター獲得手段も両立しているのはランスロット、源頼光、ベオウルフ、信長(水着)、アタランテ〔オルタ〕のみ。
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メリット
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短期間での爆発力は全体でも屈指で、運用次第では監獄島などの高難易度ミッションを30ターン以下でクリアできる場合もある。
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デメリット
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スキルの多くが火力やクリティカルを出す為のものなので、耐久性の無さでも屈指。
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ランスロット
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カレスコにより開幕からS2と宝具で雑魚を一掃→大量に出てきたスターをS1とS3で漏れなく有効活用し、高火力クリティカルで道中の敵を薙ぎ倒すと言うのが基本戦術。
W孔明等でサポートすればその戦術を2回に渡って連続使用可能。クリティカル威力も更に高まる為、対ボス戦でさえ非常に有用と言える。運良くB3枚が揃えば、「並の単体宝具を上回るクリティカルバスターを3回に渡って叩き込める」驚異的な爆発力を発揮できる。
一方、耐久性は皆無でパーティーに寄与できるスキルも一切持ち合わせていないので、上記の戦法が失敗した際には盛大にコケる。
礼装はほぼカレスコ一択となるが、NP獲得を孔明(+マーリン)で補助できる場合、聖夜の晩餐も好相性。
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源頼光
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ランスロットと同じく多段hit全体宝具で星を産出し、S1で星を集めてクリティカルを狙っていく戦術が基本となる。
ランスロットとの大きな違いはBバフと回避を同時に付与できるS2、非常に広範囲な特攻範囲を誇る特攻付与スキルであるS3の存在。
宝具がB宝具であるため、宝具ターンにS2S3を使用することで、大きく宝具火力を向上させると共にほぼ確実にそのターン生存することができ、次ターンで星を吸っての特攻付与クリティカルに繋ぐことができるため、全体宝具と単体特攻クリティカルにより、総じて非常に高い火力を誇る。
欠点は星出しが宝具hit数に依存しているため、複数の敵がいないクエストの場合には星出しに難を抱える点、自身はNP関係&クリティカル威力アップスキルを持たない点である。
A2枚持ちな事から、サポーターとして想定されるキャスターとの相性が良く(特に上記の二つの欠点を補えるマーリンとの相性は抜群)、2度目以降の宝具発動が比較的容易である事も特徴。
デバフ型
他とは一線を画すデバフ効果を主軸とすることができるバーサーカー。アステリオス、カリギュラ、ナイチンゲールが該当する。
バーサーカーは被弾時獲得NPが多めに設定されているため、敵のHit数が多ければ連続で宝具を使用することも視野に入る。
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メリット
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無敵貫通・防御力無視・強化解除などを用いる敵が存在する一部の高難易度クエストでは有効な手段になる。
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デメリット
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敵に依存する部分が多い。デバフを上回る強力なバフを用いたり、対魔力や
解除不可能&永続の弱体無効
を持つボス敵や弱体解除スキルを持っている敵には対応不可。バーサーカーのデバフ効果は宝具に集中しているため、NPの確保が必要。
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アステリオス
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攻撃力・防御力を大きく下げる宝具を持つ☆1バーサーカー。
1Tのみではあるが攻撃力を60%ダウンさせるため、天性の魔Lv10と合わせれば防御力100%アップでダメージカットできるため、バフがなければ宝具であろうと無傷でやり過ごせる。
また、攻撃力を20%ダウンさせる効果は6T持続するため、効果持続中に重ねることも可能。
ただし、☆1相応にステータスが低いことには注意。
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カリギュラ
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他に類を見ない3Tに渡って宝具封印状態とスキル封印状態を付与する宝具を持つ☆2バーサーカー。
どちらの効果も通れば、敵は通常攻撃しか行うことができなくなる。ただし、宝具封印は弱体耐性を持たない敵でも確率になり安定しない。
また、ブレイク時やステージギミックで使うスキルはスキル封印中も使用されることがある。
耐久性を向上させる「皇帝特権」が確率に依存するため不安定であることを考慮したい。
特殊型
以上全ての型に該当せず、専用の運用法が求められるもの。
土方歳三
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詳細
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宝具とS3どちらも「HPが減るほど威力が最大2倍になる」という特性を持つため、瀕死時の一撃は極めて強力。
従って、宝具及びクリティカル重視の礼装が最有力であり、月の勝利者や黒の聖杯等が理論値を出しやすい。
宝具+クリティカルブレイブチェイン運用の際に土方に必要なサポーターは、大きく分けて「NP供給役」「スター供給役」「火力サポーター」「タンカー(盾鯖)」「HP1ガッツ付与」である。
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NP供給役
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短期戦になるため、スキルでのNP供給が前提となる。光のコヤンスカヤまたは孔明が最有力候補。
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スター供給役
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同じくスキルでの供給が望ましい。最有力は光のコヤンスカヤ。時点でアマデウスや新宿のアサシンが有力だが、1枠を丸々取られてしまう為、ゴールデン捕鯉魚図をサポーターに装備させるのが良いだろう。
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火力サポーター
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最有力は光のコヤンスカヤで、NP供給時にHPを少し減らしてくれる。次点でマーリンだが、こちらのBバフは同時に実質的なHP回復をしてしまう。仕様上影響は宝具回復よりも軽微だが、最大火力を出したい場合は運も味方につけた高難度なHP管理が必要になる。
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HP1ガッツ付与
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宝具とS3の都合上、復活時のHPが1になるものが望ましい。宝具運用の場合は礼装が黒の聖杯一択となるので、高倍率のATKバフがかけられる術ネロのマグスが最有力候補。
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タンカー(盾鯖)
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HP的に最高の状態が整った土方を守る為に状況を維持する盾鯖。シュヴァリエ・デオンがスキル的に最も恵まれているが、他のサポーターが高レアになるのでゲオルギウスが最も適している。
全体対象の攻撃や持続ダメージにはターゲット集中持ちでは対応できないため、その場合はマーリンの起用がより確実か。
マスター礼装はカルデア戦闘服/決戦用カルデア制服のどちらか。「スター供給役がスターを供給した後、土方と入れ替えて残りのバフをサポーターからかけて貰う」か、
「土方のカード枚数を最も多く確保する為に、最初配られた3人分のカードの内、最もカード枚数が多い鯖と入れ替える事でブレイブチェインを狙う」方法が主戦法になる。
今日では瞬間最大ダメージだけ考えるならW光コヤン+オーダーチェンジでオベロン+礼装として黒の聖杯の組み合わせが鉄板となるだろうが、ロマン砲の運用についての解説は最大火力研究家にお任せしたい。
何にせよ最大火力を出す際のサポート態勢が土方の運用に極めて特化してしまう為、1ターンで決着を付ける必要性が高まるが、(上記の様な例外を除き)HPを減らし切れないのでワンパン運用では最大火力を出せず、
そもそも最近の大ボスは軒並みブレイクゲージ制である為、長期戦に耐えられないワンパン運用そのものの需要が著しく下落している。
ガッツやスター等の支援が必須かつ、自分への火力バフは倍率の低い全体バフのS1のみとなるので、宝具による最大火力はロマン砲の域を出られず、実戦運用には向かない。
また、低ランクの狂化と2枚しかないBカードがS1と噛み合っていないので、素殴り性能も高くない。
以上、「最大火力」運用に関しては突破しなければならない問題が山積みの為、とてもこちらをメインに据える事は出来ないが、クリティカルアタッカーとしての側面は非常に優秀。
S1のスター発生率アップは倍率が低く、土方のQの星出し性能もあまり高く無い事からスター供給役はこちらでも必須だが、Bバフは3Tの間続くので、3n+1or3n+2ターンに発動し、2枚以上のBにバフをかけられる場合に強力に作用する。
また、3Tの間スターを吸収できる上、土方の特性にあったHP減少を効果に持つS3も特にHPが6割以下の場合は自己改造の上位互換にあたる上、CTも同じなので非常に強力。クリティカルでダメージを稼ぎつつ、瀕死の状態で宝具を打つと言うのがメインの運用法になるだろう。
その場合、土方へのダメージを軽減しつつもHPを減らして行かなければならないので、短期決戦特化とは言えスター供給やBクリバフにも対応した光のコヤンスカヤの他、ATKバフや防御バフに加えてクリティカル威力アップを持つ孔明との相性も大変良い。
もう一人は先述の術ネロや、Bバフとガッツ付与を持つケツァル・コアトルが好相性。土方に限らず、バーサーカーを介護するサポーターはそのまま耐久パへの適性が高いので、
マシュと孔明で土方を介護し、土方が落ちた穴にマーリンや玉藻が来る様にパーティーを組めば、耐久戦の序盤のダメージ稼ぎとしての運用が期待できる。
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総評:瀕死時の特殊攻撃による逆転力に優れた、いわゆる背水型。星産みをある程度こなせるクリティカル型や、ワンパン役の宝具型には一芸一芸で見劣りするが、その両方が高レベルでまとまっているため、強力な単一ボスとの戦闘においてスタメンのアタッカーとしての期待値が高い。
低HP運用も(最大火力を狙わなければ)元々被ダメージが多いバーサーカーにおいては過度に意識する必要も無いので、結局は通常のバーサーカー介護鯖の筆頭であるマーリンと孔明の組み合わせがベスト。
現在のシステムではまだまだ土方の強みを活かせる状況は少ないが、ケイオスタイドなどで常時ダメージを喰らい続けるシーンにおいては持ち前の個性を発揮し易い。
今後の強化や新しいサポーターの登場によって化ける可能性が十分あるので、今後が楽しみな鯖である。
ナイチンゲール
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詳細
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アタッカー揃いの金枠バーサーカーにあって異端そのものであるサポーター系バーサーカー。各スキルに強力なものが揃う。
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S1の鋼の看護は他者に付与する回復スキルでCT当たりの回復量がトップクラスのスキルで、最大5T毎に4000のHP回復が可能。
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S2も隠れた強スキルで、ほとんどのサーヴァントが属する人型属性の敵に対して非常に強力な攻防バフを得る事ができる為、星4相当のATKであるにもかかわらず攻撃性能も強力で、耐久パにおいて足手まといなりにくいと言うのは非常に大きなポイント。
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S3はマーリンの英雄作成に喰われてしまったものの、自身にも使える点を含め依然として強力なBバフスキルである。サポーターの枠に留まらず、サブアタッカーとしての運用や、Aパにおける攻撃担当にもなり得る。
バーサーカーとは言え同クラス最高のHPであり、A枚数が宝具含め3枚ある為、Aパや耐久パへの適正が高く、強力な各スキルや宝具を使い回せるAパ筆頭の玉藻や孔明と大変相性が良い。
最大の特徴がサポート宝具であり、味方全体の弱体解除+HPを3000以上回復し、同時に敵の宝具威力を大ダウンさせる強力な防衛性能を誇る。
特にAパの場合は宝具への対応が重要になってくるので、玉藻や孔明等で発動を抑えきれなくとも、孔明の防御バフと併用する事でダメージを大幅に抑えられる点は非常に大きい。
更に、絆礼装も味方全体のBカードと味方全体のHP回復量を上げると言う強力なもの。玉藻と宝具を同時に発動すれば宝具LV1で味方全体を(2000+3000)x1.2=6000も回復させる事ができる上、
玉藻の嫁入り及び鋼の看護もその影響を受けるので、玉藻のスキルターン短縮の効果も相まって4ターン毎に味方単体に追加で6500x1.2=7800も回復出来る為、瀕死の味方を即座に全快させる事もできる。
S2紹介で触れた攻撃性能も狂化EXによるB強化が常にかかっているので、
LV90フォウ1000状態&LV10のS2・S3同時使用でB火力が11184x1.12x1.5x1.5≒29771と瞬間火力が高数値になり、クールタイムを考慮した平均火力もS2のみ使用で(11184x1.5x3+11184x3)÷6=13980、
Aパの場合はBバフを自分にかける事になるので更にそれを越える火力が出せる事になる。Aパ運用の際、実際にはAチェインが組めない様な限定的な状況においてのみBバフを自分にかけることになるが、
Aパに不足するダメージソースとして優秀なので是非覚えておきたい。また、役立つ機会は少ないがQカードの性能もスター獲得率がかなり高水準なので、必要なタイミングがあればQチェインに繋ごう。
相性の良い礼装は、鋼の鍛錬やマグダラの聖骸布等の生存性を高めるもの。
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総評:良くも悪くも広範的にバランスの取れた性能を持つサポーター型。味方が揃っている場合の有用性は高い。
当然の事ながら火力ではB3枚持ちや攻撃宝具持ちに及ぶべくも無いが、攻撃寄りなヴラドとは対照的に味方全体の耐久性を高める方向で高いAパ適正を持つ為、耐久性が要求されるミッションでは大きな活躍が見込める。
身も蓋も無いが、最大の欠点はバーサーカーである事と言えよう。優秀なS2をもってしても有利相性のクラスには有用性で及ばない為、複数クラスが混成で登場する高難易度を主戦場とすることになる。
耐久戦においては戦況次第でBBやマシュと入れ替える形での運用が望ましい。また、注意点として、人型以外の敵には生存の要であるS2が何の効果も発揮しないので、大型エネミー等の人型以外の相手がメインになる際に誤ってパーティーに組み込まない様に注意が必要。
謎のヒロインX〔オルタ〕
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詳細
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Q主体と言う希少なバーサーカー。強化前までは星5最弱とまで呼ばれていたが、S2強化にて環境は激変。宝具含め3枚あるQを最大3/5T中30%強化できる様になった為、元々高かった対セイバー用のクリティカルアシストアタッカーとしての有用性が更に上がった。
さらにS1が強化されてクリティカル威力アップを獲得したため、自身で星を使うことも視野に入るようなった。
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S1のHP3000回復は金時と同じくバーサーカーでは焼け石に水となる事が多いが、防バフ持ちと組ませればそれなりに機能する。強化後は毎ターンのHP1500回復と、クリティカル威力アップが追加されたことで自前で使ってもダメージに貢献できるようになった。ただしスター集中手段は持たないため飽和させる必要がある。
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S3はS2との相性が大変良い。本人はバーサーカーの星集中度の低さからスターを吸わず、パーティーを組む相手が元々スター集中率の高いメインアタッカーのアーチャーとスター集中率の低めなバフ要員のキャスターやシールダーになる事が多いので、バフ要員にS3をかけるだけでS2で生み出したスターをほぼ全てメインアタッカーに流す事ができる。
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宝具もアーチャー以上に火力を出せる場合が多く、S2で強化されたQを更にカリスマA相当のATKバフで乗算で強化できるので、Xオルタの宝具→メインアタッカークリティカルの順で繋げると最大の効果を発揮できる。
以上から、スキルの育成度はS2>S3>S1の順になる。
非常に高いカード性能からNP回収率やスター発生数も高く、高威力宝具の使用とメインアタッカーのサポートが安定して行える上、全スキルが最短5Tで使用可能なので、個としての性能もさる事ながらパーティー全体としての完成度を高め易い優秀な鯖と言える。
よって相性の良い鯖は大変多く、宝具の仮想敵が一致するアーチャーであれば誰とでも一定以上の働きができる。クリティカル威力アップを持ち、自身でもスター生産ができるクロエ・エミヤなどとの組み合わせが良い。アーチャーが苦手とするランサーをバーサーカーとして排除できる事も念頭に置くと良い。
優秀な点が多い一方で、弱点も確かに存在する。
一つ目に、HPが高くS1で多少回復ができるとは言え、無敵回避防御の耐久バフを一切持たない為、やはりクリティカル事故に滅法弱い点が挙げられる。
この点は全体防御バフ持ちと組み合わせて高いHPとHP回復で凌ぐか、クリティカル発生ダウンや威力ダウン等で事故率を軽減する必要がある。
二つ目は、平時の攻撃力の低さである。
元々有利範囲が広いとは言え1.5倍と言う有利相性クラスと比べて低い倍率である事に加え、Bが2枚のみで狂化のランクも低い為、宝具を除いた攻撃力では他のバーサーカーに一歩劣る。
対セイバーにおけるアーチャーとの差は、LV90フォウ1000のXオルタが12113x1.1x1.5≒19986、同条件弓王が12276x0.95x2.0≒23324、LV80同条件クロエが10845x0.95x2.0≒20605、LV80同条件エミヤが10398x0.95x2.0≒19756となり、星4有利アタッカーとほぼ同等になる。(ただし、B枚数の関係上通常攻撃でのダメージは少し高めになり、A枚数の関係上宝具回転率が少し抑え目になる。)
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総評:Quick主体のクリティカル型。メインアタッカーを活かすターンと自身の火力を活かすターンの切り替えをしっかり行う必要があるが、通常攻撃性能やスキルや宝具の回転率が良い為に運用難易度はこれまでのバーサーカーよりは低い。
OCで特攻威力が高まる性質を活かし、宝具チェインでボスクラスの敵を早々に片付ける役もこなせるので、強力なセイバーの敵が出現するミッションでは特に活用していきたい。
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最終更新:2023年07月25日 09:11
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