サービス開始時から実装されている、★4の女性アサシン。初登場は「第一特異点 オルレアン」。
本作ではエリザベート・バートリーと同一人物扱いで、その未来の姿。「無辜の怪物」による竜としての側面ではなく、小説『カーミラ』の吸血鬼の側面が出ている。
ステータスはATK偏重型。★4アサシンの中では牛若丸〔殺〕グレイ(同率トップ)に次ぐ3位のATK、一方でHP最下位。成長ペースは凸型で、最終再臨後の伸びはゆるやか。

カード構成はQuick3枚型+Buster単体宝具。Hit数はB/A:1Hit、Q:2Hit、EX:3Hit。
Hit数は全体的に少ないため、カードでの星出しには期待できない。
しかし、初期光弾勢ゆえにAのHit数に対してQ/EXのHit数が多くNP効率が非常に高い。
Arts1枚であることも相まってNP回収力は高いため、「1stAボーナス」や「オーバーキルボーナス」を受けたQやAで稼ぐと良い。
低ランクの「気配遮断 D」とHit数の少なさからスター生成が苦手ではあったが、強化クエストで後述の第3スキル「鮮血の湯浴み」を得てこの点が補強された。
属性は混沌・悪・地。人属性であった過去の自分とは異なり、竜特性は持たない。

スキル

攻守バランスのとれたスキルを持っているが、使用するタイミングを選ぶ必要がある。
【スキル1】吸血 C CT:8-6
自身のNPを最大27%チャージし、敵単体のチャージを確率(最大80%)で1下げるスキル。
スキルのリキャストを優先するなら開幕から使ってもよいが、1ターン目に使うとチャージ減少効果は無駄になってしまう。
宝具の回転をあげたい場合は、このスキルを優先して上げると良い。
ただし、未凸カレイドスコープをつけて1度宝具撃てればいいなら、Lv3(19.8% ※少数切り上げ*1)で止めるのも手である。
虚数魔術の場合はLv8(24.3% ※少数切り上げ)が必要になる。
レベルMAXでもNP27で30に届かないため、孔明+20NP編成では0からの宝具ぶっぱにはわずかに足りない。
素材の凶骨の使用量も非常に多いため、チャージ目的のためだけならスキルレベルを10まで上げる必要はない。

【スキル2】拷問技術 A CT:7-5
敵単体の防御を3Tの間、最大20%ダウンさせる。倍率は平均的だが、どんな局面でも腐ることはない汎用性がある。
デバフの為、「対魔力」など弱体耐性や「弱体無効」で弾かれるリスクはあるが、単体ボス相手にはカリスマAと同じ感覚で使っていける。

【スキル3】鮮血の湯浴み A CT:8-6
敵単体へ「クリティカル率ダウン効果(3T)」を付与し、自分へ「スター獲得効果(3T)」バフを与える複合スキル。
最終再臨&強化クエスト*2クリア後に習得する。
クリティカルPTにおける星出しの支援として、非常に有用なスキル。
スキル上昇による獲得量の伸びは緩やかであるが、最大まで上げれば凸2030年の欠片と同値(各ターン10個)になる。
クリティカル発生率ダウンの倍率も非常に高いため、敵がバフを使ってこない限りクリティカルが発生しなくなる。
仮想敵のライダークラスには、ドラゴンなどの「全体攻撃&クリティカルバフ持ち」もいるので、使い道に困ることはないだろう。
エリザベート〔ハロウィン〕メカエリチャンなどと組ませることで、多量の星を産むことも出来る。

どのスキルを上げても損はないが、凶骨の要求数が1スキル辺り60個と非常に大食なので、計画的な育成を。
また、スキル1と3のリキャストは8(最短で6)と長めなため、ボスWaveまでにリキャスト可能になるよう作戦を立てる必要がある。

宝具「 幻想の鉄処女 (ファントム・メイデン)

女性特攻効果を内蔵したBuster属性の単体宝具。
宝具強化クエスト実装済みであり、OC1で150%という特攻倍率を持つ。
星4星5のライダーは7割以上が女性(2018/3/4現在)のため、特攻が乗る機会は多い。
なお、女装した男性でありながらゲーム仕様では性別不明判定となるアストルフォや、性別不明のシュヴァリエ・デオン始皇帝魔王信長(織田信長)や、
女性が含まれていても本体が男性であるオリオン坂本龍馬には特攻が入らない。
OCで女性特攻のボーナス量が向上するが、上昇幅はあまり大きくないので無理にOC上昇を狙う必要性はない。
同じ女性特攻であるジャックの宝具とは、「特攻効果の付いたバフを1T付与する」か「宝具威力のみ強化する」かの違いがある。
あちらの方は通常攻撃にもバフが乗る利点がある代わりに、(宝具・クリティカル)威力バフ、そして他の特攻バフと加算になるという欠点があるため、特攻礼装や黒の聖杯を用いるイベントでの宝具火力はこちらの方が上になりやすい。

追加効果として攻撃力が3Tの間20%アップするため、宝具ブレイブチェインや追撃の威力が高い。
2つ目の効果としてHPが2000回復する。バーサーカーを相手にする場合や、クラス混成時に役立つ。

アサシンの中でも上位のNP効率とNPチャージスキルを持つため宝具の取り回しが良く、複数回宝具を撃つことも可能。
※バフスキル有りの最大効率(AQQE)でのNP獲得量はクレオパトラジャックステンノについで4位

総評

総じて使いやすく、★4アサシンの中でもかなり優秀な部類。
入手したら育成することをお勧めする。チュートリアルガチャからも入手可能なため、最初に手に入れる☆4サーヴァントになった初心者マスターにもおすすめ。

2017/10/25のアップデートにより、宝具演出・バトルモーションが改修された。
アイアンメイデンがいつもより多く回るようになり、ウキウキと(メカや骨からでも)血を絞り取る姿が見られるようになった。

低めの特攻倍率による宝具火力の物足りなさが欠点だったが、2018/3/4に強化クエスト2が実装され宝具強化された。
以前は他の特攻宝具よりも特攻倍率が控えめ(OC1で1.2倍)だったが、この強化で宝具威力だけでなく特攻倍率も変更されたため、女性相手であれば威力は(宝具1の場合)従来の1.67倍にまで強化された。

相性の良い概念礼装

礼装はメインの通常攻撃と宝具のカード種類が異なるため少し難しい。逆に言えば、一つの礼装に縛られないのが強みとも言える。

相性の良いサーヴァント

仮想敵の女性を考えるとジャック・ザ・リッパーは特に好相性。
星生産力が非常に高く、星を相互に融通できるため、クリティカルでNP効率を高めやすい。

NP貯めを考えると1stAを供給できるAが多めのサーヴァントが相性が良い。
セミラミスは同クラスでありながらA3枚で更にBuster耐性ダウン付与できるため、とりわけ噛みあわせが良い。
その他酒呑童子岡田以蔵謎のヒロインX両儀式〔殺〕エミヤ〔殺〕などもArtsが多めでHit数が多く星出しも狙えるため合わせやすい。

他クラスではB強化とA供給ができて星を吸いにくいナイチンゲール、星供給と宝具で耐久性を補うジャンヌ・ダルク、クリティカルなどを強化できるシャーロック・ホームズあたり。
仮想敵がライダーであるため合わせにくいが、定番のマーリン孔明アンデルセンエレナなどキャスターも各種サポートが出来る。
宝具1回だけサポートして落ちることを前提とする場合、コスト圧迫が少ないシェイクスピアが合わせやすいか。

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

最終更新:2019年07月24日 21:16

*1 FGOの仕様としてNP99.00%(機種によっては99.01%)~99.99%になると100%に繰り上げられる。199.00%~199.99%や299.00%~299.99%ではこれは起こらない。

*2 2016/08/03実装