水着イベント第2弾「デッドヒート・サマーレース!」にて登場した待望のネロ・クラウディウスの水着姿。期間限定★5キャスター。

ステータスはATK寄り。★5キャスターでは玄奘三蔵紫式部に次ぎ、イリヤと同率3位のATK。HPは逆にワースト3位。
カード構成がセイバー型のBBAAQ+B宝具。高レアキャスターとしては初となるB2枚持ち、かつ自前でBチェインが組めるサーヴァントである。(術では他はチャールズ・バベッジのみ)
ヒット数はそれぞれB2A6Q4EX6。QとEXのNP獲得量は低めとなっているが「騎乗 B」とヒット数により星はそこそこ産める。
特筆すべきはArtsであり、大幅に上方調整されたN/A(0.3→0.4)と「陣地作成 A+」が組み合わさり、A2枚持ちではシャーロック・ホームズを超える全サーヴァントトップクラスのNP獲得量を誇る。(後に司馬懿〔ライネス〕が実装され現在2位)
このため全体的に見れば通常カード性能は優秀と言える。
また固有クラススキル「道具作成(奇) EX」でHP回復量が底上げされている。自前ではHP回復スキルを所持しない(ガッツは対象外)ので回復役と合わせる時に効果を発揮する。

特性は以前と共通(〔アルトリア顔〕〔王〕〔ローマ〕)だが、属性は混沌・夏・人に変わっている。遭遇することは稀だが、クラス相性的に謎のヒロインXに有利に、ブーディカが苦手になっている。

スキル

スキルはどれも固有スキルかつ高倍率のものが揃っている。

【スキル1】暴走特権 EX CT:8-6
瞬時にNP50%を獲得できるおなじみのスキルに、HP50%以下でNP獲得量アップが発動する効果が加わったもの。
特定条件下とはいえ倍率は「黄金律 A」と同じため、前述した高性能のArtsカードと組み合わせるとすさまじいNP回収率となる。

なおNP獲得量アップは「HP50%以下の時だけNP獲得量バフがかかる」のではなく、
「バフ自体は無条件でかかり、HP50%の時だけその効果がONになる」ので、スキルを使用した後にダメージを食らって50%以下になっても有効。
アイコンがONの時は明色、OFFの時は暗色になるので見分けることが出来る。

【スキル2】七つの冠 C CT:7-5
最短CT5で回せる3Tの高倍率の攻防バフ(ヴラド三世の「鮮血の伝承」相当)に「クラス相性の防御不利を打ち消す状態」を3T付与を組み合わせたスキル。
キャスタークラスの防御不利、つまりはライダー、バーサーカー、アルターエゴから受けるダメージを等倍にするというとんでもない効果である。
打ち消すのは防御不利だけなので、ライダーやルーラー相手に殴る場合の攻撃不利は消せないが、
それでもライダークラスが混じる混成クエストでライダーに殴られて事故死するリスクを減らせるのは有用。

2017年12月に実装された新クラス「フォーリナー」の追加に伴い、バーサーカー有利の座はフォーリナーに譲ることになったが、
それでも他クラスのサーヴァントに比べれば、バーサーカーに対して有利な状況であり、バーサーカーが相手となるクエストでは活躍が期待できるだろう。

【スキル3】死なずのマグス A CT:9-7
味方単体に3T・HP1のガッツ、3Tの攻撃力バフ50%を付与する。
攻撃力バフの中では最上位の倍率で、自身にかけると「七つの冠」とあわせて攻撃力バフ80%となり、とてつもない素殴り性能を得ることができる。
もちろん他の味方サーヴァントに付与することも有用で、その場合でも他の攻撃アップ付与スキルとは一線を画す倍率となる。
自身は「七つの冠」のバフだけでザコを散らし、「死なずのマグス」はボスを殴る単体宝具持ちにかけるという分割運用もできる。
HP1のガッツということも合わさって土方歳三アン&メアなどの、HPが減るほど攻撃力アップ鯖との相性は極めて良いだろう。

宝具「 誉れ歌う黄金劇場 (ラウダレントゥム・ドムス・イルステリアス)

宝具は無敵貫通と宝具バフを事前にかけるB全体宝具。「死なずのマグス」を自身に付与することで術クラスの未強化宝具とは思えない火力を発揮する。
OCで宝具バフの倍率が上がっていくが、こちらは上昇率が極めて高いわけでもないためあえて狙うほどのものではない。
(例:100%→300%ではおよそ1.16倍程度の火力増)

余談だが、宝具演出が他キャラから比べても圧倒的に長い。(通常時では約25秒、高速演出でも約15秒)

総評

火力に特化しつつも高いNP効率と防御性能も兼ね備えたサーヴァントのためその運用法は多岐に渡る。
まずはNP50礼装での開幕宝具と高いNP効率を活かした周回要員。
NP50%獲得スキルと優秀なArtsによって礼装が制限されるイベントクエストなどでもNPを貯めるのは容易。
「暴走特権」の発動条件を活かして、デメリットのある黒の聖杯を装備させた宝具特化といった使い方もできる。

また術クラスの低いスター集中を活かし2030年の欠片を装備させ第三スキルと汎用性の高いカード構成でメインアタッカーの補助もできる。
前述した通り土方歳三がオススメ。他には、同じくHP1ガッツがメリットとなるアン・ボニーメアリー・リードパッションリップアシュヴァッターマン、ガッツで宝具デメリットを回避できるアーラシュなどにもシナジーがある。

逆に熱砂の語らいなどを装備させスターを集中させることでメインアタッカーとして運用することも容易。
3Tの強力な攻撃力バフとBuster2+1枚構成を活かしてバーサーカー顔負けの高火力を振るう事ができる。

メインアタッカーでの運用の場合、トップクラスのサポーターで同クラスであるマーリンとは特に噛み合う部分が多くシナジーが強い。
自身で回復能力や回避手段を持たない部分をマーリンが補ってくれる他、Buster枚数が多い代わりに自前でのBバフがないため、火力強化の相性が良好。
術パとしての安定感も高いが、マーリンとネロが組むことで、任意の対象に最大で攻バフ70%+Bバフ50%を持続3ターンで振り分けられる バスターゴリラ作成 支援能力も面白い。
理論上のスキルによる攻撃力強化値が+80%と化け物じみており、3T限定ながらも弱点無しの疑似バーサーカーとしても運用が可能。
こうなった時はルーラー、ライダー以外ならたちどころに打ち倒し、宝具もレベル次第では所謂「超強力な攻撃」を敵全体に振りまくほどの威力に達する。
総じて明確な目的を決めてパーティを組めば十二分にその期待に応えてくれ、またその役割が腐りづらい強力なアタッカーサーヴァントである。

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最終更新:2021年06月28日 18:53