「亜種特異点Ⅲ 屍山血河舞台 下総国 英霊剣豪七番勝負」の配信と同時に実装された★4セイバー。
亜種特異点Ⅲクリア後、ストーリー召喚にのみ追加され、ピックアップですり抜けることはない。
真名は「やぎゅう たじまのかみ むねのり」と読む。愛称は 柳但 (りゅうたん)

カード構成は一般的なQAABB。
B,Aに対してQ及びEXのHIT数が多く、通常攻撃性能は高め。後述のスキルも相まってNPの回収はしやすいほうである。
秩序・中庸・人属性。〔愛する者〕特性を所持。

スキル

【スキル1】新陰流 A++ CT:7-5
1Tのみ、自身のアーツ性能アップ&アーツカードへのスター集中&弱体耐性アップ。
あくまでもスターが集中するのはアーツのみであり、バスターやクイックには機能しない事に注意。
逆に自身のカードが多く来すぎたときでも、アーツクリティカルに集中できるのが最大の利点。
弱体耐性は固定で+100%と凄まじく、耐性貫通でないデバフに対しては擬似的な弱体無効として機能する。

【スキル2】水月 B → B++ CT:8-6 → 7-5
自身に回避状態付与&攻撃力アップ。それぞれ1Tに対しCTは8~6T。
攻撃力の上昇値は最大で20%とあまり大きくないため基本は回避スキルとして使うのだが、短期決戦を狙うのなら「新陰流」との併用も一応選択肢に入るか。

2021/1/6に実装された強化クエストにより、CTが1短縮され、クリティカル威力アップ(1T)が追加された。
クリティカル威力アップは50-100%と高倍率、また槍エネミーはCT4なのでチャージ減少や宝具封印などと組み合わせて回避を宝具対策に使う運用もしやすくなった。

【スキル3】無刀取り A CT:7-5
1Tのみ、敵単体の攻撃力を大ダウン&自身のNP獲得量をアップ。
攻撃力ダウンは最大で50%と超高倍率。味方のスキルや自前の宝具と絡めることで宝具も無傷で凌げる(仕様やPT例等、詳しくは「敵宝具無効化運用について」を参照)。
但し、基本確定とはいえ主な相手のランサーは対魔力持ちなので僅かに不安が残る。
NP効率の上昇値も最大50%であり、持ち前のゲージ効率とスキル1によるバフ&クリティカルが重なれば一気にNPをチャージしていける。

宝具「 剣術無双・剣禅一如 (けんじゅつむそう・けんぜんいちにょ)

3T攻撃力ダウン効果の付いた単体Arts宝具。ヒット数は4なので、初手Arts2枚分のNP回収が見込める。
スキル1とスキル3を併用し宝具AAExで2回ともクリティカルが決まれば、ほぼ確実にNP100%の回収が狙える。

総括

他の★4セイバーとの大きな違いは、Artsクリティカルを狙った屈指の瞬間火力を発揮する傍ら、敵の攻撃力を瞬間的に下げることによって宝具を止められずともパーティーを延命できる事。ナイチンゲールと似た感覚となるか。
A宝具という部分も相まって、アーツパでの瞬間的な戦力発揮は目覚ましいものが有る。
ステータスがATK偏重でバフの数値も大きいため、短期決戦目当てでの斬れ味に期待できるが、スキルが全て持続しない攻防複合なので扱いは相応に難しい。
編成/クエストに応じて、どちらの効果を優先すべきかを掴んでおくと良い。

相性の良いサーヴァント

相性のいいサーヴァントは持続する強力なAバフを持ちスキルの回転率を上げられる玉藻
Aバフとスターの供給を両立できるギル(術)アマデウスが考えられる。
特にギルガメッシュは防バフ付き宝具と、パーティ全体の弱体付与成功率を上げるスキルを持ち、耐久面でのシナジーも高い。

セイバー統一で組ませる場合、同じArtsクリティカル型のランスロットと組ませ、
彼のスター供給中に、カードの出目に応じて効率よくこちらのArtsを差し込んでいくのがベターといえる。
他、同じArts型セイバーとして嫁王と組み、単体バフを掛けてもらいながら活躍するのも一考か。

運用

+ ■敵宝具無効化運用について


FGOのダメージ計算では、基本ダメージに「攻撃力アップと防御力ダウンの合計」が乗算される。(詳しい計算式は別ページ参照)
より詳細には(攻撃側の)「攻撃力アップ- 攻撃力ダウン 」よりも(防御側の)「 防御力アップ -防御力ダウン」が大きければ攻撃力倍率は減算される。
これによって味方の防御バフと敵の攻撃デバフの合計値が 100%以上 になった場合、その敵の攻撃ダメージをゼロにすることができる。
ただし、敵が攻撃バフを使っている、あるいは味方に防御デバフがかかっている状態だと、その分こちらもバフデバフを上乗せしなければならない。
また敵の宝具に防御無視効果が付随している場合、上における「防御力アップ」だけが強制的に0として扱われることになる。
なお、カードバフや宝具バフは攻撃力倍率に乗算されるため、防御力 100%以上 を達成しダメージをゼロにすることで影響を無視できる。

この仕様を活かし、

  • 宝具による攻撃デバフ(20%以上、3ターン以内に2連発が可能)
  • スキル3「無刀取り」による攻撃デバフ(30〜50%)

を味方のアビリティと組み合わせることでパーティ全員の実質防御力を100%にすることができる。
以下に具体例を示す。

  • 例1. 柳生宝具1発目(20%)+マシュのS1「雪花の壁」lv10(20%)→3T以内にマシュ宝具(30%)+柳生宝具2発目をOC(30%)させる
  • 例2. 無刀取りlv10(50%)+術ギル宝具(20%)→柳生宝具とOC(30%)させる
  • 例3. 凸鋼の鍛錬or3T以内に柳生宝具(20%)→孔明スキル2lv10(30%)+無刀取りlv10(50%)
  • 例4. 直前3T以内に柳生宝具(20%)→NPを溜め直し、相手の宝具に合わせて無刀取りlv10(50%)+宝具チェインにより柳生宝具OC2(30%)
  • 例5. 直前3T以内にエジソン宝具(10%)→相手の宝具に合わせて無刀取りlv10(50%)+「概念改良」により柳生宝具OC3(40%)

他にも100%以上を達成する方法は様々に存在し、OCすれば柳生一人でも達成できる。
宝具やスキルで防御バフ、攻撃デバフを持ち、かつArts寄りのサーヴァントなら軒並み相性がいいので手持ちと相談するといい。
同じセイバーならば、攻撃力ダウンスキルを持つ鈴鹿御前剣フラン、瞬間的だが全体防御アップを持つベディヴィエールと相性が良い。

ダメージカットは防御力アップの計算後に適用されるため、防御力を100%まで上げ切らなくても残りをダメージカットで抑え込めることがある。
ラクシュミー蘭陵王などダメージカット持ちも選択肢に入る。

宝具無効化運用をする場合、デバフを弾かれては話にならない。よって対魔力持ちにもデバフを確実に通せるようになるレコードホルダー、また単体への弱体耐性ダウンと全体への攻撃デバフを併せ持つアナスタシアは好相性。味方全体に弱体付与成功率バフを付与できる術ギルはこの点においても相性が良い。
対魔力を持たない敵を相手にするならば、計100%への到達ラインを下げてくれる鋼の鍛錬マグダラの聖骸布瓦礫の聖堂といった防御バフ礼装でも安定感を高められる。


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最終更新:2021年01月07日 12:19