ナドッド、アイスランドに漂着 860年ごろ(H0860a)

860年ごろ。ノルウェー人の船主ナドッドはフェロー諸島に行く途中、強風に流されてアイスランドに漂着した。
このころのアイスランドはアイルランド人の放浪修道士がわずかに住むだけであったがナドッドは無人島と思いノルウェーに帰った。 ナドッドの話を聞いたバイキング、フローキ・ビリガルズソンは定住の心をかため何人かの従者を連れて出発した。フローキはこの島をアイスランドと名付けた。フローキは越冬したが、干し草を作るのを怠ったため家畜を死なせてしまい翌夏ノルウェーに帰った。
フローキはアイスランドを良くない所と話したが、従者ヘルヨールブは良いところと良くないところを話し、ソロールブは草地の豊かさを話した。


参考文献

足沢良子, 1985. バイキングの世界. ぎょうせい.

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漂流
最終更新:2008年04月03日 20:56