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シナリオ4 「子ザルの親探し~前編~」
(んー・・・昨日、占い師のおばあちゃんに村長のところにいってみなさいっていわれたけど・・・先に子ザルの親探ししないとね)

莉音「お母さん探しにいこっか」

子ザル「うきー!」

(でも・・・どうやって探そうかな・・・適当に村の人に聞いてみようかな)

??「ちょっとそこの旅人のお方!」

考えことをしていると急に体つきのいいおばさんに声をかけられた

莉音「え?私のことですか?」

おばさん「そうだよ。ちょっと手伝っておくれ!」

莉音「え?何をですか?」

おばさん「うちの養豚場の豚が一匹逃げ出しちゃってね。それを見つけてほしいんだよ。お礼はするからよろしく頼んだよ」

莉音「え?え?」

私が混乱してるなかおばさんはほぼ無理やり豚探しをおしつけどこかに行ってしまった

(はぁ・・・こんなことしてる暇ないのに・・・とにかく早く見つけてあの人にでも子ザルの親のこと聞こうかな・・・)

(といっても豚なんてどこにいるんだろ・・・)

莉音「一体豚なんてどこにいるんだろうね・・・」

子ザル「うきー!」

莉音「え?」

子ザルは私の腕から降りると私の手を引っ張りはじめた

莉音「そっちにいるの?」

子ザル「うきー!うきー!」

(どこにいるかもわかんないし着いてった方がよさそうだね)

莉音「わかったよ」




莉音「こっち?」

村の階段を上ると変な洞窟の入り口についた

(道標示には『鉄坑。(危険!早まるな!)』って書いてあるけどこっちじゃないよ・・・ね・・・?)

子ザル「うきー!うきー!」

莉音「こっちの洞窟じゃないんだね。ちょっと安心・・・」

子ザル「うききー!」

莉音「あ、いた」

豚「ぶー」

莉音「子ザル、ありがとね」

子ザル「うきーうきー」

莉音「ほら、飼い主が探してたよ。戻ろう」

豚「ぶー!」

私が声をかけると一目散に養豚場の方に走っていった

莉音「これでいいかな。今度はこっちが子ザルのお母さんのこと聞こっか」

子ザル「うきーうきー」





おばさん「さっきはありがとうね~おかげで助かったよ」

莉音「いえいえ」

おばさん「これが報酬の細木棒だよ」

私はおばさんから細木棒を受け取った

莉音「武器・・・?」

おばさん「そうだよ。これは武器さ。武器がわかんないのかい?」

莉音「武器はわかりますけど・・・」

おばさん「そういえばあんた。旅の人なのに装備ももたないなんて大丈夫なのかい?」

莉音「え?どういうことですか?」

おばさん「あんた、本当に旅の人かい?」

莉音「えっと・・・旅を始めたばかりなので・・・」

おばさん「おやおや、そうだったのかい。なら仕方ないねぇ」

莉音「はい・・・」

おばさん「まぁ、外にはモンスターがいるからそのモンスターから身を守るために装備が必要なんだよ」

莉音「そうなんですか・・・」

(モンスター・・・もしモンスターと遭遇しちゃったら・・・どうやって戦えばいいんだろ・・・私の世界にはモンスターなんていなかったし・・・)

莉音「あの・・・ちょっとお聞きしたいことがあるんですけど・・・」

おばさん「なんだい?」

(とにかく先に子ザルのお母さんを探して、村長さんのところにに行かないと・・・)

莉音「この辺りでこの子ザルのお母さんとかいませんでしたか・・・?」

おばさん「前にウィーリン村に行ったときにその子ザルのお母さんかわからないけどサルならいたねぇ」

莉音「ウィーリン村?」

おばさん「ここはクラン村っていうんだけどね、この近くにある村さ」

莉音「わかりました。行ってみます」

おばさん「気をつけるんだよ。村の村の間にはモンスターがでるからね」

(え・・・でも行かないとだしね・・・はぁ・・・)

莉音「わかりました。ありがとうございます」

私はおばさんに軽く一礼すると村の出口に向かって歩き始めた




村を出ると周りには木や自然を感じさせるものが多く、私が住んでいた世界とまったく違った

(やっぱりここは異世界なんだよね・・・はぁ・・・それにモンスターが出たら逃げればいいよね・・・)

莉音「とにかくいこっか・・・」

子ザル「うきー!」

莉音「きのこ・・・?」

目の前に動いてるきのこがいた

(絶対これモンスターだよね・・・)

(え・・・?まさか近づいてきてる・・・?)

さっきより確かに私ときのこみたいなモンスターとの距離が狭くなっていた

(とにかく逃げないと・・・)

私はその場から全力疾走で逃げ出した



莉音「はぁ・・・はぁ・・・」

(きのことかとんぼとかから逃げ続けて一体どれくらいたったんだろ・・・)

(正直・・・もう体力の限界・・・)

子ザル「うきー!うきー!」

莉音「え・・・?」

赤ずきん「助けて!誰か助けてください!」

声がした方を見ると狼に襲われそうになってる赤ずきんの女の子とおばあちゃんがいた

子ザル「うきうき!」

莉音「え・・・まさか助けにいこうとしてるんじゃないよね・・・?」

子ザル「うきうきー!」

莉音「はぁ・・・もうどうにでもなればいいよ・・・」

大野狼「オオ~~~ン!」

(って!?なんでこっちに来るのよ!?)

(こうなったら・・・さっきもらった武器で戦うしかないよね・・・)

莉音「子ザル、下がってて」

子ザル「うき!」

子ザルは私の腕から降りて敵の方を向いた

莉音「え?子ザルも戦うの・・・?」

子ザル「うき!うき!」

莉音「わかったよ」

大野狼「オオーン!」

狼は私と子ザルの周りを走っていたがやがて私に狙いを定めたらしく一直線に突っ込んできた

(これなら・・・飛び込んできたタイミングで殴れば・・・)

何故か私の頭の中は初戦闘に対し冷静だった

大野狼は地面を蹴り私の飛びつこうとした

(今!!)

私は細木棒を両手で持ち思いっ切り横に振った

ゴキッ!!

大野狼の頭に私の攻撃が直撃して大野狼は吹っ飛んで動かなくなった

(嫌な感触・・・)

(・・・でも・・・勝てた)

私は急に足の力が抜けその場にへたれこんだ

赤ずきん「狼を退治してくれてありがとう」

私はなんとか立ち上がった

(まだ足が震えてる・・・でも勝てたからいいかな・・・でもなんでこの人たちは襲われてたんだろ・・・?)

莉音「いえいえ・・・大丈夫ですか?そういえばなんで狼に襲われていたんですか?」

赤ずきん「おばあちゃんの体調が良くないんです。だから私、南のクライスト村から、天然の薬草を取りに来たの。それでいきなり大きな狼が現れて・・・あなたが助けてくれなかったら、きっと私・・・食べられちゃってたと思います・・・本当にありがとう・・・」

おばあちゃん「私たちを救ってくれたうえに、狼まで退治してくれて・・・感謝してるわ。それに、私たちだけじゃなく、この辺りの人々もみんな感謝するわよ。お礼にこれをプレゼントしましょうね」

私はおばあちゃんから稲草履を受け取った

赤ずきん「今度クライスト村に遊びにきてくださいね」

莉音「あ・・・はい・・・こちらこそお礼をもらちゃってすいません・・・」

(ここまで感謝されちゃうと少しとまどっちゃうね・・・でも嫌な気分じゃないかも・・・それよりこの人たちにウィーリン村の場所聞かないと・・・)

莉音「あの・・・ここからウィーリン村の場所ってわかりますか・・・?」

おばあちゃん「ウィーリン村ね。ウィーリン村ならここからもう少し南に行った方よ。もう少しでみえてくるはずよ」

莉音「ありがとうございます。それでは私は失礼します」




莉音「あった・・・」

子ザル「うきー!うきー!」

莉音「長かったね・・・」

子ザル「うきうきー」

莉音「今日はテントで休んで明日、さがそっか・・・ちょっと疲れちゃった・・・」

子ザル「うきき~♪」

(正直・・・お風呂とか入りたいけど・・・宿屋探してもこっちの通貨持ってないし・・・はぁ・・・汗臭くて嫌だなぁ・・・とにかく今日は我慢しよ・・・)

莉音「子ザル、おやすみ」

子ザル「うき~」