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シナリオ3 「異世界にて」
(海岸到着・・・)

到着とともにコロンブスさんからもらったいかだが壊れてしまった

(もうコロンブスさんのところにはもどれなくなちゃったなぁ・・・)

(戻る気はないけどね)

(とにかく村とか探さないと・・・)

私が歩きだそうとしたとき近くにあったヤシの木から声がした

(・・・?)

??「うきー!うきー!」

(うきー?うきー?)

声のしたヤシの木に近づき上を見ると子ザルが必死に捕まっていた

(もしかして・・・おりられなくなってる・・・?)

子ザル「うき~・・・」

(そんなわけないよね。小さいといってもサルだし・・・)

子ザル「うき~・・・うき~・・・」

(何か声が泣いてる気がしてきた・・・これ・・・絶対降りれなくなってるよね・・・・)

(はぁ・・・めんどくさいけど・・・)

私は子ザルの捕まっている木に登った

莉音「よしよし。もう大丈夫だよ」

子ザルを優しく片手で抱くとゆっくりと木から下りた

子ザル「うき~♪」

(喜んでるのかな?喜んでくれたならそれでいいけど)

莉音「ほら、降りれたからそろそろ降りてくれないかな?」

子ザル「うき!」

子ザルは捕まっている私の腕に強く抱きついた

莉音「え・・・?それってまさか・・・?」

子ザル「うき~♪」

莉音「なついちゃったわけね・・・はぁ・・・」

(まぁ・・・いいかな・・・結構動物は好きだしね)

莉音「仕方ないなぁ・・・お母さんとはぐれちゃってるの?」

子ザル「うきぃ・・・」

(図星みたいね・・・)

莉音「ならお母さんが見つかるように一緒に探してあげるから」

子ザル「うっき~♪」

(変なお供ができちゃったけど・・・よくよくみるとこの子ザルかわいい・・・)

子ザル「うきぃ~?」

莉音「なんでもないよ、いこっか」

子ザル「うきー!!」



(えっと・・・これは・・・?)

(ビーチを出てすぐ右の方に村を発見して到着したのだけど・・・)

(なにこれ・・・?)

私が住んでいたところと人の服装も建物も全然違った

(さっきの海賊船といい・・・なんで・・・?)

(もしかして・・・私・・・違う世界に来たとか・・・?)

(でも、そんなことありえない・・・)

(もし来れたならそれはそれで嬉しいかもだけど)

(ここが他の世界でも前の世界に未練はないしね)

子ザル「うきー?」

莉音「あ、ごめんね。ちょっと考え事してたの」

子ザル「うきうきー」

(って私・・・なんで子ザルに話かけてるんだろ・・・)

(なんか何言ってるか雰囲気的にわかっちゃうんだよね・・・)

(それよりもここがどこか一応確認しないと)

周りを見ると近くに一人の少女がいた

(あの子に聞こうかな)

莉音「すいません」

少女「こんにちわ」

莉音「こんにちわ。ちょっと聞きたいことあるんですけど・・ここはどこですか?」

少女「ここはクラン村です。お姉さんは旅の方ですか?」

莉音「えっと・・・そんな感じです」

リロ「私はリロっていいます。お姉さんは?」

莉音「私は莉音です。乗っていた船が事故で沈んじゃって・・・ここにたどり着きました・・・」

リロ「大変でしたね・・・」

(ん~何を聞こう・・・いきなりここは違う世界ですかなんて聞いたらおかしいし・・・違う世界ならこの文明的に電話とかなさそうだし電話とかありますか?でいいかな)

莉音「この村に電話とかってあります?」

リロ「でんわ・・・ですか?私はわからないですね・・・すいません」

莉音「気にしないでください」

リロ「もしかしたら占い師のお婆ちゃんがいるのでお婆ちゃんなら何かわかるかもしれません」

莉音「わかりました」

リロ「私がお婆ちゃんの家まで案内しますね」

莉音「ありがとうございます」

(電話がないかぁ・・・そうなるとやっぱり異世界かよほどの文明が遅れた村があるかのどっちかだけだよね・・・)

リロ「ここです。何かわかるといいですね」

莉音「はい。ありがとうございました」

リロ「はい。それでは」

リロはお辞儀をすると歩いて行った

(礼儀正しい子とかかんじちゃう私って・・・結構なおばさん思考かも・・・)

(ってそんなことより、占い師のお婆ちゃんに話してみないと・・・)

莉音「失礼します」

子ザル「うきー」

占い師「ん?お客さんかい?」

莉音「リロっていう子にここにいけばいろいろわかるといわれたので」

占い師「ふむふむ・・・お主・・・この世界の人間ではないな?」

莉音「やぱりそうですか・・・」

占い師「わかっておったようじゃな」

莉音「はい・・・なんとなくですけど・・・」

占い師「しかし、お主は何も感じておらぬようじゃな」

莉音「え・・・?」

占い師「少し占いを勝手にやらせてもらったのじゃが、お主はこのことを好機ともおもっているようじゃな」

莉音「そうですね・・・」

(すごい・・・当たってる・・・)

占い師「しかし・・・お主がこの世界に来たのにも理由があるみたいじゃな」

莉音「どういうことですか?」

占い師「お主はこの世界の大きな力によってこの世界に来たようじゃ・・・詳しくはわからぬが・・・」

莉音「・・・・」

(どういうこと・・・?大きな力って・・・)

占い師「だがお主はやり遂げるしかないようじゃ。それがお主の目的にもつながる」

莉音「目的・・・」

(自由につながるなら・・・)

莉音「わかりました・・・なんとかできる限りやってみます・・・」

占い師「ならばこれを持っていけ」

占い師のお婆ちゃんは私にテントみたいなものを差し出した

私はテントを受け取った

(やっぱり私の知ってるテントじゃない・・・こんなに軽くもなかったはずだし・・・)

私が占い師のお婆ちゃんからもらったテントは片手で軽々と運べる重さしかなかった

(小さくまとめればもうちょっと簡単に運べそう)

占い師「少しは旅の助けになるはずじゃ」

莉音「ありがとうございます」

占い師「迷ったら自分のことを信じることじゃ」

莉音「はい・・・」

占い師「そういえばここの村長が素質を感じる若者を探しておったな」

莉音「素質・・・?」

占い師「そうじゃ。お主ならその素質が充分あるはずじゃ、行ってみるがよい」

莉音「わかりました。行ってみます」

占い師「うむうむ、がんばるのじゃぞ」

莉音「はい、わかりました。それでは失礼します」

私はお婆ちゃんの家から出た

莉音「子ザル?」

子ザル「うき?」

莉音「意味わかった?」

子ザル「うきうき」

子ザルは軽く首を横にふった

莉音「だよね・・・」

(わかったことは、私はこの世界の大きな力に呼ばれたということ)

(何かを成し遂げねばいけないということ)

(成し遂げたとき私の目的にもつながるということ)

(ちょっと疲れちゃったかな・・・今日は村のはずれでテントたてて・・・明日の朝、村長さんのところにいこ・・・)

私はテントを設置して中に入った

莉音「おっきい・・・」

子ザル「うきー!うきー!」

(あんなに小さいものがこんなに大きくなるなんて・・・)

(この世界は不思議ばっかりだね・・・)

莉音「布団とかないから痛いかもしれないけど今日は寝よっか」

子ザル「うきー」

私はテントの真ん中に寝転んだ

子ザルは私の腕にしがみついたまま寝るみたいだった

莉音「ふぅ・・・」

(正直・・・今日一日でいろいろありすぎだよ・・・)

(まさかこんなことになるとおもわなかったし・・・)

(でも・・・いいかな・・・)

(嫌な感じはしないしね・・・)

(でも大きな力とか私がやらなきゃいけないことって・・・)

(それより今は寝よっと・・・明日何があるかわからないしね・・・はぁ・・・めんどくさいの嫌いなんだけどなぁ・・・でも仕方ないかぁ・・・)

疲れ果てていたせいか私はすぐに眠りについた