KORG Electribe MX @ wiki

EMXって何ですか

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匿名ユーザー

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EMXって何ですか

KORG Electribe MX(KORG INC.)、通称EMXとは、デジタル・シンセサイザー(wikipedia)ドラムマシン(wikipedia)を組み合わせて、面白そうな仕掛けを色々詰め込んだ、クラブサウンド向けのハードウェアシーケンサー(wikipedia)です。

EMXの伝道師、Denkitribe氏のBeatmaking動画

何ができますか?

いわゆるテクノ系と呼ばれる楽曲を作成・演奏することができます。特にミニマルやトランスなどの繰り返しを多用する楽曲が得意ですが、頑張ればハウス系やドラムンベース、無茶をすればJazzやHipHopもできなくはないです。ただしサンプラーが無いので声ネタなどを入れられず、あまり多様性はありません。そういう目的の人はESXの方が良いでしょう。また、EMXはライブ向けに調整された機材なので、本格的な打ち込みをしたい人にもあまりおススメできません。MIDI-OUTがあるのでDAW(wikipedia)のインターフェースとして使うのはアリかもしれませんが、EMX単体でガッツリ曲作りというのは難しいでしょう。それよりも思いついたフレーズをばばっと打ち込んで、ツマミをぐりぐりいじくりながら、リボンコントローラーをシコシコやっている方が楽しいです。

また、EMXはライブ向けに音の変化の激しいパラメータを厳選してツマミに割り当ててあるので、逆に初心者には優しいかもしれません。シンセサイザーのことなんか全く知らなくても、適当にツマミを弄ってみて、実体験として覚えていくのはアリだと思います。それで興味を持ったら、もっと本格的な機材・ソフトに手を出すと良いでしょう。このwikiではEMXで「あれってどうやるの」とか「これってどうなってるの」みたいな知識を提供できればいいなと思っています。

何が必要ですか?

こういった音源に初めて触る人が見落としがちなのが、音を出すための装置、つまりスピーカーなどを自分で用意しなければならない事だと思います。ハードウェアのMIDI音源などもそうですが、音源単体で音を出すことはできず、何らかの出力装置が必要です。しかもその為の出力端子は標準ジャック(wikipedia)という、普段の生活ではあまり聞きなれないものになっています。このページを見ているということは、とりあえずPCはお持ちのようなので、片方が二股の標準プラグで、もう片方がステレオミニプラグ(イヤホンなどで使われている小さい端子)になっているケーブルも一緒に買ってくれば、とりあえずPCのMIC INなどに繋いで音を出すことはできます。また、ヘッドフォンやイヤフォンを持っていれば、それでとりあえずEMXの音を聴くことはできるでしょう。ちなみに、標準プラグに限らずステレオ端子は白がL(左)チャンネル、赤がR(右)チャンネルです。「RedがRight」と覚えておけば大丈夫でしょう。

また、MIDI-IN/OUT端子もあるので、MIDIポートが付いている機材を持っていれば、そこに繋ぐこともできます。ただしこれは音を直接出力するものではなく、「何番の音を、どの高さで、どのくらいの長さで鳴らす」とか、テンポを同期させるためのデジタルなデータをやりとりするものなので、EMX自体が出す音を聞くことはできません。

もちろんミキサー・アンプ・スピーカーなどの環境が既にある人であれば、EMXだけを買ってきて、普通に繋ぐだけでOKです。



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