上達指南所



当クランに加入していただきまことにありがとうございます。数あるクランの中からEATARを選んだということは、程度の差こそあれ、「上手くなりたい」とか「レートや勝率を上げたい」という思いを持っていることと思います。このページでは、プレイヤースキル上達のためにEATARで行っている各活動の紹介とその活用方法、今現在の腕に合った活動や上達する上で必要な要素等について説明します。


1.EATARの活動について

小隊モード

 当クランのメイン活動としています。が、あまり積極的に組む人は少数派のようですね。別に組む組まないは個人の自由なのでどうでもいいのですが、上手くなりたいのなら小隊を組むことは非常に意義があります。上手い人のセンスというか雰囲気を掴む上で、小隊は最も効率が良い方法です。
 自分よりも上手い人と小隊を組むメリットは、「キャリーしてくれるので勝率等を上げてもらえる」「自分が死んだ後に上手いプレイヤーの動きを見ることができる」「わからないことや気になったこと等をその場ですぐに質問できる」等々があります。ちなみに私がまだWN8が2000くらいの頃に一番参考になったのは上手いプレイヤーが初動でどこに行っているのかでした。次回以降上手い人が使っていたり向かっていた場所を実際に自分で色々と試して試行錯誤しながら立ち回り方について考えていきました。
 あくまで上達すると言う意味で小隊モードを活用したい場合は、「自分よりも上手い人」と一緒にプレイすることが絶対条件です。自分と同じくらいの実力の人と小隊を組むと、意思疎通は取りやすいのですが、それによってPSが良くなるわけではありません。また、中途半端な実力の人同士でずっと小隊を組んでいると、高ティアの場合は強クランの小隊との遭遇率がアップするので勝率等に悪影響を与える可能性があるので気をつけましょう。(これはあくまで上達目的での視点です。仲間とわいわいする目的で小隊を組む等の目的もあるので、常に自分より上手い人と組むことが絶対正しいわけではありません。)

技能講習会

 当クランのメイン活動その2です。どうやらこちらを主な目的にクランに加入していただいている方が多いようです。

マップ解説

 マップの簡単な概要や試合展開、勝つ方法や強ポジ等を解説します。楽しみにしている方や参考にしている方が多いと思いますが、限られた時間及び幅広いプレイヤーに理解してもらえるように配慮しているので、内容自体はそこまでディープなわけではありません。試合展開ごとの微妙な有利不利の変化や、マッチングや敵味方の編成の違いによる立ち回りの変え方などカバーできない部分も多々あります。
 はっきりいってマップ解説が役に立つレベルの人は直近WN8で2500くらいまでと思ってください。それ以上の方にとってはマップ解説で話す内容は「それは知ってる」ことが多いです。もちろん苦手マップ等もあると思いますので参加するなとは言いませんが、マップ解説はあくまで全員向けのライトなものです。もっと実践的で限定的なことを聞きたい場合は上手いプレイヤーにピンポイントで聞いたほうが良いです。

立ち回り講座

 開催頻度は低いです。一応全員向けという体でやっていますが、マップ解説よりはややディープな内容のものを解説しています。講座と題していますが、直近スパユニの頭の中や考え方をできるだけわかりやすく、言語化しているにと思ってください。なので、この講習はマップ解説のようにすぐに実戦で役立つものではありませんし、この講座を受けてそれを自分の中に還元できるかどうかは完全に個人次第となります。講座を聞いて自分の中の意識を変えたり、今後の立ち回り決定の指針になればと思います。
 この講座で言われたことを全てできるようになれば直近スパユニになれますのでがんばってください。

リプレイ鑑賞会

 上記2つの講習会は基本は毎週月曜日に開催することが多いのですが、リプレイ鑑賞会は突発的に開催しています。クランメンバーが投稿してくれたリプレイをみんなで見て、アドバイスするというものです。内容自体はシンプルですが、個人の立ち回りについて詳しく指導できるので、講師の負担が少ないだけでなく、リプレイの投稿者にとっても非常に為になる講習会です。いつ開催するかはわかりませんが、開催する際はできるだけ参加し、リプレイも投稿してもらえると大変勉強になると思います。

リプレイアドバイス

 クラン員専用のドロップボックスに自分のリプレイをアップすることで、上手いプレイヤーからそれについてアドバイスをもらえます。現在行っているEATARの活動の中では最も詳しく、かつ個別に対応できる活動です。積極的にアップして色々とアドバイスをもらいましょう。
 ただし、戦闘士官が必ず見てくれるとは限りません。戦闘士官が気持ちよく見れるように、一度に大量にアップしすぎない、見てほしいポイントを予め書いておく等の配慮も忘れないようにしましょう。また、多少なりとも厳しいことを言われる可能性もありますが、自分でアップする以上避けられないことだとご承知おきください。
 また、アップするリプレイはティアトップかミドル時を推奨します。ボトム時は立ち回り方が制限されるのと、行き当たりばったりや運の要素が絡みます。要するに、普遍的なアドバイスを行いづらいため、余程気になった試合以外はボトムはあまりよくありません。

戦闘士官リプレイ集

 まれに戦闘士官が参考になるリプレイを解説付きであげてくれます。時々チェックしておくと良いかもしれません。

wiki等の記事

 wikiにもクランメンバー限定の車両解説等のページがあるので感想にしてください。実力的にも申し分ない人が書いているので、非常に参考になると思います。質問があれば、作成者に直接聞くことができるも利点です。


2.各レベルにあった上達方法

直近 WN8 1000以下

 まずはwiki等にしっかり目を通し、wotをプレイする上で必要な知識を身につけましょう。このレベルの人はEATARの各種上達用の活動を行うより、もっと基本的なことを考える必要があります。例えば、
  • 仁王立ちで戦わない
  • 弾を打ったら物陰に隠れる
  • ハルダウンや昼めしの角度を知り使えそうなら使う(無理しては使わない)
  • 相手が弾を撃ったら「今撃ったよね!」といいながら前に出て「ドーン!」と撃ち返す
  • 茂みには隠蔽を向上させる特徴があることを知る
  • 茂みには防御力がないことを知る
などです(某サイトより引用)。特に大事なのは下3つですね。擬似ターンバトルであることを考えて、相手が撃ったのならリロード中なんだから前に撃たなければなりません。また、茂みは確かに隠蔽を向上させてくれますが、敵の弾は防いでくれません。初心者は馬鹿の一つ覚えのように茂みに入りますが、茂みは万能ではないことを覚えましょう。まぁwiki読んでください。

直近 WN8 1000~1500

 積極的にEATARの各活動に参加しましょう。特に小隊や講習会がおススメです。あまり高ティアでやりすぎると痛い目に合うので、上達だけを考えるならティア7~8くらいで止めておいたほうが良いかもしれません。
 このレベルの人はまだまだ発展途上の人です。非常に上手いプレイヤーの真似をするのも良いですが、基礎が不十分な場合もあるので、基本に忠実にコツコツやっていきましょう。wotは死んで覚えるゲームです。上手くいった稼げた経験も大事ですが、たまたま上手く言っただけの場合もあります。一番信頼度が高いのは死んだ経験です。なぜ自分が死んでしまったのか、孤立したからか、前に出すぎてたのか、強ポジの敵にやられたのか、等々ダメな動きがわかればだんだんと正しい動きがわかってきます。味方をnoobと罵るのも良いですが、負けから学べることもあります。
~おススメの活動~
  • 小隊モード
 自分より上手い人が大半なのでどんどん小隊を組んでみましょう。上手い人が行った場所をよく観察しましょう(特に初動が大事です)
  • 技能講習会
 マップ解説でマップの構造について覚えましょう。そのマップの重要拠点や基本的な試合展開について覚えると、ショボ沈し難くなります。リプレイ鑑賞会にも積極的に参加し質問すると良いでしょう。
  • リプレイアドバイス
 積極的に活用しましょう。下手なプレイでも問題ありません。戦闘仕官はその人の実力に見合ったアドバイスをしてくれます。
  • 戦闘士官リプレイ集
 積極的に活用しましょう。

直近 WN8 1500~2000

 積極的にEATARの各活動に参加しましょう。特に小隊や講習会がおススメです。また、8以上の高ティアにも積極的に挑戦してみましょう。高ティアに行くにつれて間違いなくレートは落ちていきますが、その中でめげずに自分なりに試行錯誤して精進すれば間違いなく上達します。高ティアの車両にいっぱい乗った後に試しにティアを1つ下げてみてください。あら不思議、なぜか前よりも稼げるし勝てるようになります。
 また、真似ることも大事です。上手い人が普段どんな動きをしているのか観察し、自分も同じように動いてみましょう。何か新しい発見があるかもしれません。そういった意味でEATARの各活動だけでなく、上手い人のプレイ動画を見たり、直接聞いたりして情報収集を積極的に行いましょう。
~おススメの活動~
  • 小隊モード
 自分より上手い人を見つけてどんどん小隊を組んでみましょう。上手い人が行った場所をよく観察しましょう(特に初動が大事です)
 自分と同程度の人と小隊を組んでも、低ティアならパディングできるでしょう。逆に高ティアだと、敵に上手いプラが来る確率が上がるので、逆パディングになる可能性があります。
  • 技能講習会
 マップ解説でマップの構造について覚えましょう。そのマップの重要拠点や基本的な試合展開について覚えると、ショボ沈し難くなります。リプレイ鑑賞会にも積極的に参加し質問すると良いでしょう。
  • リプレイアドバイス
 積極的に活用しましょう。下手なプレイでも問題ありません。戦闘仕官はその人の実力に見合ったアドバイスをしてくれます。レートで伸び悩む人は、試しに直近5試合(いいのも悪いのもごちゃまぜ)のリプレイを上げてみましょう。5試合くらい見ればその人の癖や改善点がわかるので、具体的にアドバイスしやすくなります。
  • 戦闘士官リプレイ集
 積極的に活用しましょう。

直近 WN8 2000~2500

 積極的にEATARの各活動に参加しましょう。特に小隊や講習会も大事ですが、リプレイアドバイスを活用しましょう。
 このレベルの人にとっては、知識も大事ですが、実戦での経験や判断力も鍛えていかないと伸び悩みます。要するに頭でっかちタイプの人は、これ以上上に行くのが難しいです。WOTは一般的なFPSやTPSに比べて必要な反射神経や動体視力等の要求値は低めですが、知識だけで全てカバーできるわけではありません。結局は、言葉では伝わらない伝えられない要素もいっぱいあるので、そういったセンスや感覚は自分の肌で覚えるしかありません。
 そういった要素をできるだけ言葉で伝えられるよう努力はしていますが、難しいものです。結局は上手い人の動きを見て、そこから感じるしかありません。このレベルの人は知識も大事ですが、見て、感じることができるようになることも必要です。
~おススメの活動~
  • 小隊モード
 自分より上手い人を見つけてどんどん小隊を組んでみましょう。上手い人が行った場所をよく観察しましょう(特に初動が大事です)
 自分と同程度の人と小隊を組めばティアに限らずそこそこパディングできるでしょう。相手に上手いプレイヤーがいた場合は、そのプレイヤーがどう動くのか、予想してみてください。自分の予想した動きをしていた場合は、自分もその人のレベルまで来ている可能性が高いということです。逆に外れた場合はまだまだ精進する必要があるでしょう。
  • 技能講習会
 マップ解説でマップの構造について覚えましょう。そのマップの重要拠点や基本的な試合展開について覚えると、ショボ沈し難くなります。ただし、既に知っていることも沢山話されると思うので、細かいことや限定的な場面についての質問をするともっと理解が深まると思います。また、リプレイ鑑賞会にも積極的に参加し質問すると良いでしょう。
  • リプレイアドバイス
 積極的に活用しましょう。レートで伸び悩む人は、試しに直近5試合(いいのも悪いのもごちゃまぜ)のリプレイを上げてみましょう。5試合くらい見ればその人の癖や改善点がわかるので、具体的にアドバイスしやすくなります。多少厳しいことを言われることもあるでしょうが、それだけ上達している証拠です。
  • 戦闘士官リプレイ集
 積極的に活用しましょう。
  • 上手い人の動画を見る
 世界レベルのプレイヤーの配信やその録画動画を見ましょう。間違いなく勉強になります。見て真似することも大事ですが、一番大切なのは感じることです(フォース感)

直近 WN8 2500~3000

 もうEATARの活動で補えるレベルは卒業です。あとは自分自身がどれだけ考え上手くなれるかどうかにかかっています。このレベルの人はあまり上のプレイヤーから色々と言われなくなります。
 もっと自分にあった環境で己を磨きたい人場合は脱退するのもありだと思いますし、戦闘士官としてEATARの運営に関わっていただくと助かります(もちろん一般メンバーとして残留もありです)。
 このレベルの人はもう講習会にはあまり参加しなくて良いので、自分よりも上手い人にもっとピンポイントでアドバイスを求めましょう。小隊を組んだり、リプレイを見てもらって自分の改善点等を聴くと良いでしょう。幸いEATARには直近で3000以上のプレイヤーもいるので、そういった上級者に直接アドバイスをしてもらう環境は整っています。
 あとは上手いプレイヤーの配信等を見て自分なりに地形の使い方や立ち回りを勉強しましょう。
~おススメの活動~ 
  • 小隊モード
 自分と同程度かもっと上手い人と組むと良いでしょう。ただ注意したいのは、ずっと小隊に頼りすぎるとソロでの立ち回りやキャリー力は間違いなく低下します。小隊に依存しすぎると2500程度で止まるプレイヤーになる可能性もあるので注意しましょう。
  • リプレイアドバイス
 上手い人に自分に足りないところがどこなのか見てもらいましょう。
  • 上手い人の動画を見る
 世界レベルのプレイヤーの配信やその録画動画を見ましょう。間違いなく勉強になります。見て真似することも大事ですが、一番大切なのは感じることです(フォース感)

直近 WN8 3000以上

 是非戦闘士官としてクランの皆にその腕前を伝授していただきたい。
 このレベルになった人はもう自力で成長できるはずですので指導するようなことはしません。気になることがあれば個人的に自分より上手い人に聞きましょう。


3.上手くなりたいなら…


己を知る

 このゲームの勝率やレーティングは味方の影響を多大に受けます。それも悪い意味で。要は自分がどれだけ頑張っても、味方の実力によっては最初から勝つ可能性がない試合、稼げる余地がない試合は少なくありません。
 だからこそ、このゲームで最も信頼がおけるものは自分自身であり、自分の実力のみが確実な戦力となります。このゲームはその確実な戦力を如何に活用又は温存できるようになるのかが上達への道と言っても過言ではありません。言い換えれば、上手い人は自分のことをよく知っている、自分の実力(できることとできないこと)を正確に把握している人なのです。
 自分が勝てるから詰め、自分では敵わないから逃げ、自分で戦況を打開できる(できない)から動く(動かない)。それが上手いプレイヤーです。「自分が詰めたのに味方が詰めなかったから負けた」「自分がスポットしたのに味方が撃たなかったから負けた」確かにそんな場面もあります。しかし、ふと考えてみましょう。「本当に味方のせいなのか」「自分の動きに無理はなかったのか」「自分の実力を測り違えてはいないのか」等々。味方のせいにするのは簡単ですが、このゲームで世界一高いレートや勝率の人以外は、間違いなく自分の至らない点や悪い点があるはずなのです。自分の実力を過大評価してはいないですか?
 結局のところ、味方のせいにばかりする人は、そこで成長は終わります。確かに味方は下手です。でも本当にあなたよりも下手なのでしょうか。あなたに悪いところや直すところはないのでしょうか。自分の胸に手を当てて考えてみましょう。「味方が糞でいつも勝てない」確かにそうかもしれません。しかし、完全野良ソロでも60%は勝てるといわれています。あなたは60%以上勝てていますか?それ以下ということは、間違いなくあなたにも非があるということです。
「味方が糞でいつも勝てない」そういって試合の序盤で死んでいるあなた、確かに味方は糞です。しかし糞な味方がいるのにあなたよりも勝っていてあなたよりも上手い人はいます。その人は自分の実力をわきまえ、かつ糞な味方に適用した動きをしているのです。あなたのレートは緑や青くらいはあるかもしれません。でも、糞な味方がいるとわかっていながら、いつも己を過信して、勝手に爆散して、味方が弱いと嘆く。それを何千、何万戦と繰り返す。それってあなたが軽蔑する、何千、何万戦していてもまともな動き一つ覚えない赤プレイヤーと同じことではありませんか?
 直近3000以上の上級者にとっては、赤だろうと緑だろうと自分の実力をわきまえずに周りにばかり責任を押し付けるプレイヤーは、所詮同じ穴の狢でしかありません。上達できるか伸び悩むのか、大事なのはそこに気づけるかどうかです。上達が早い人は、単純にセンスがある人か、自分の立ち回りに反省しそこを改善しようと努力する人です。味方に文句ばかり言う人は、そこで成長は止まります。味方に文句を言う前に自分を見つめなおしましょう。
 彼を知り己を知れば百戦殆うからず。このゲームでは己を知ることが上達への近道です。味方が弱くて勝てなかったりレートが稼げなかったりするのは当たり前です。勝ちたいしレートを稼ぎたいのなら、最も確実な戦力を強化していくしかないのです。自分の実力とどこまで真摯に向き合えるか、それはあなた次第です。自分の非に気づいた人、今日から変わっていきませんか?

理論派は伸び悩む

知識も大事だが、要はセンスなんだよ(暴論
考えるも大事だけど、結局は体で覚えてとっさに判断して動けないと、どれだけ知識があっても意味はない。
ま、上達するためには知識も不可欠だけど、一番大切なのはそこじゃないからね。
※後日加筆予定

動画活用法

上手い人のプレイを見るときに特に見てほしいポイントや、自分でアドバイス希望リプレイを上げるときの注意点など
※後日加筆予定
最終更新:2016年04月20日 12:34