満天星国

臨時内務長よりのお知らせ

最終更新:

doudan

- view
だれでも歓迎! 編集
――――――――――――――――――――――――――――――――
臨時内務長よりのお知らせ
――――――――――――――――――――――――――――――――

発布日:60209002


 こんにちは。初めましての方は初めまして。このたび臨時内務長を藩王から任命されましたamurと申します。今後、私が主導となって政府を一新し国内政治を遂行させていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。
 先の国内騒乱は、悲しい事故やすれ違いの悲劇といった修辞で表現されるものではなく、tera領域で起こった事件の中では最悪のものの一つです。
 一方的な攻撃の果てに同国内でお互いが憎みあう。憎しみは対象への報復を生み、また更に報復が繰り返される。憎しみが憎しみを呼び殺し合い、お互いが滅ぶ憎しみの連鎖。その第一歩を満天星国は踏み出してしまった。そして我々が今の状態になったのはみなさんもよくご存知のとおりかと思います。
 私は憎しみの連鎖を断ち切ることを第一の目的として自分の役目を遂行していこうと思います。
 無論、対立の生じてしまった者同士、お互いに怒り、恐れ、不審、憎悪。そういった感情があり、それは決して簡単に癒されるものではなく、一生心に抱え込んでいくかも知れないものでもあります。それを抑えて、ということは申し上げません。私自身がひとつの感情の塊になっているということもあります。また私がここでみなさまに言葉を尽くして感情を鎮めていただく。ということができるはずもありません。
 ただ、その大きなとてつもない感情をどこに向けるか。我々は憎しみの連鎖の第一の扉を開けています。今の満天星国は問題を起こすことが許されません。二の扉が開かれれば、我々は滅びの道を突き進むことになります。これは、我々の負の感情を、振り上げたこぶしの向ける先を正しく選択することが出来る示唆であると受け止めるべきです。我々が帝國軍に管理下にあることは、怒り、悲しみ、不安の感情に満ちた満天星国の正しい再起を指し示したチャンスでもあると考えます。
 現状は、一部の人間が自らを守ろうとし、しかしながらその道筋を大きく間違えてしまった、その結果のことであります。しかし我々がなぜ都築藩国とビギナーズ王国から合併し、一つの満天星国となったのか。それは、相互に長所を取り込み、短所を補って、協力・発展していくためです。綺麗ごとと思う方もいらっしゃるかもしれませんが、これはこの不穏な世界情勢の中で平和発展を望むひとつの正しい道であり、更に実際には最も利益を生む道なのです。独占は偏りしか生みません。この1年、WD産業が国内産業の大くを占めておりますが、共に力を合わせる事がかつて各国であった頃の技術を生かし、お互いの刺激が更なる技術・経済の発展させ、新たな産業を開拓することができる。平和で豊かであり、そして帝国の正義の一藩国であることを可能にするのです。弾圧、占有は可能性を奪うものであり、それは先細りの末に衰退と滅亡の一途をたどるのです。
 我々は満天星国として帝国の、ニューワールドの一翼となるべく、発展のためにその力を振るうべきです。先の戦闘、ペルセウスアームへの出兵で我が満天星国の部隊がいなければ今回の出兵での勝利はなかった、そう言えるほどの活躍を見せ、武力においてはその存在を他に見せ付けました。我々は力を合わせることで更に力を振るうことが出来るのです。それは既に示されているのです。次に我々がなすべきことは、国内が一つとなって力を合わせ豊かな国となり、更に各国と協力して相互に発展を遂げ、ニューワールドの正義と平和と豊かさを作り上げていくことであります。既にニューワールドの剣の一本としてあることを我々は示しました。その剣を研ぎ、さらに経済的にも成長を遂げ、平和を守ること。それが、我々の振り上げたこぶし、つまり、我々の力を使うべき目的なのです。
 先ほども申し上げましたが、まだ心のうちに割り切れない感情が残っている、そういう方が大半であると思います。しかし、罪あるものには厳罰が下されています。そして弾圧と反目が滅びしか産まないことを我々はすでに学んでいるはずです。わが国で弾圧が起こったという事実は決して忘れえぬ出来事です。そして忘れるべきでもないでしょう。我々は誰よりも他のどの国よりも、平和であることの価値を知ったです。申し上げます。私は、先だってのPPGの国内制圧に同行し、同胞が同胞を殺しあった血腥い、凄惨な現場を見てきました。恥をしのんで申し上げます。私はいま巨大な感情だけのような生物になっています。しかし、あえて申し上げます。我々の力は満天星国の、そして全て国の発展のために使われるべきであると。満天星国の発展は我らの世界の更なる発展と平和に連なるのです。このことは施政を任されたものとして断固として遂行していきます。
 その第一歩として、宇宙開発のための補助、奨励について皆様にお伝えすることになろうかと思います。また、引き続いて諸政策を発布する予定であります。
 皆様に置きましては、どうか心に私の言葉をお留めおきますようお願い申し上げます。軽挙に及ぶのだけは、おやめください。
 これからよろしくお願いいたします。

r:上文はスピーチとして国内の放送媒体をもって国民に告知します。


タグ:

+ タグ編集
  • タグ:

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

目安箱バナー