[イグドラシル/ナイアル・ポー]の変更点 - 満天星国

「イグドラシル/ナイアル・ポー」(2008/11/29 (土) 01:00:13) の最新版変更点

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**&font(b){ナイアル＝ポー} &size(10){Ｌ：ナイアル＝ポー＝｛&br()　ｔ：名称＝ナイアル＝ポー（ＡＣＥ）&br()　ｔ：要点＝アフリカ系，ずば抜けた長身，白髪，人の良さそうな目&br()　ｔ：周辺環境＝火星都市船&br()　ｔ：評価＝全能力６&br()　ｔ：特殊＝｛&br()　　＊ナイアル＝ポーのＡＣＥカテゴリ　＝　逗留ＡＣＥとして扱う。&br()　　＊ナイアル＝ポーは経済専門家、哲学者、良き教授、政治家として見なし，これらの持つ全ての特殊が使える。&br()　　＊ナイアル＝ポーは知識を使った判定で必ず成功する。&br()　　&font(b){＊ナイアル＝ポーは教え子の恋愛上での特殊由来の問題を、助言によって解決できる。}&br()　｝&br()　→次のアイドレス：・アキリーズ＝ボーランドウッド（ＡＣＥ）・ミズキ＝ミズヤ（ＡＣＥ）・経済専門家（職業）・政治家（職業）&br()｝} ---- #center(){&font(b){設定文章}} 夜明けの船のメンバーの一人。３７人の絢爛舞踏の一人で純真の絢爛舞踏。アフリカ系の政治家で、元火星大学の教授である。そのため、夜明けの船のクルーからはポー教授と呼ばれる。火星独立戦争開始直前、政府軍警察に拘禁されて拷問を受けていたところを火星独立軍に救われ、地下に潜伏、リーダーに祭り上げられる。夜明けの船では、政治家として夜明けの船の運営決定権を持っていることになっている。また、単身都市船に乗り込み、対外交渉などを直接担うこともある。火星独立のリーダーであるアリアンを知る数少ない人物の一人であり、アリアンとエリザベスを引き合わせたのもポー教授である。アリアンの秘密を頑なに守っているが、アリアンが表にでないことにも不満を抱いているようである。アリアンの目的を選ばない態度に対して不満を述べたり、アリアンが表に出ないことを問いつめたハックマンに対して声を荒げるなど、アリアンに関しては感情を露わにすることもある。しかし、戦闘状況下でも非戦闘員を集めて授業を行うなど肝の据わった一面を見せており、その政治的な知識のみならず、精神的な支柱としても存在感を示していた。旧ビギナーズ王国は若い国家であった。藩王は１６歳で登極し、未だ半年ほど経過したばかり。周囲を固めるのも１０代から２０代の若者がそのほどんどを占めている。その王国に老錬な政治家が加入することによる影響は政治的にも精神的にも大きいと期待されての招聘であった。今でこそ満天星国となり、ＴＬＩＯ主任である都築王が治める国となったが、その影響力は衰えることはない。ポー教授は外見的にも、その当時ではあるが、異質な存在であった。未だに外国からの逗留有名人を迎えたことがない王国で生活する人々は全て北国人である。白い肌に、白い髪。美しくもあるが、反面冬の厳しさを表したような鋭さもある端正な顔立ち。そんな北国人に対してポー教授は、アフリカ系の褐色の肌、白髪であるもののクセが強く細かくカールした髪、厳ついようでありながらその瞳にはやさしさを湛えた表情をもつ。夜明けの船でそうであったように、ある時は食堂で、ある時は路上で、ある時は講堂で。至る所でポー教授の講義は始まる。単にメードが多いだけではなく、どことなく中性的な国民の中で長身のポー教授が目立つこともあり、講義が始まるとどこからともなく一人、また一人と人だかりができる。この国で、ポー教授は火星大学や夜明けの船と同じように若者の中に輝きを見いだしている様子で講義に熱が入ることもしばしばだ。それと同時に、若者達もまた、ポー教授の来訪に新たな風を感じ、熱心に耳を傾け、意見を投げかけるのであった。 ---- #ref(1184068092191.jpg) ---- ■歓迎会ＳＳ旧ビギナーズ王国での話である。ナイアル＝ポー、ミズキ＝ミズヤのビギナーズ王国逗留を祝って、歓迎会が催されることとなった。王国初の逗留有名人を出来る限りもてなしたいという想いと、できれば親交を深めたいという願望が形となったものである。正式な式典が宮廷で行われたその夜、仮想飛行士を集めた簡素なものだったが、宴席が設けられた。幹事を務めるのはａｍｕｒ。王国の特産料理と地酒を出す店を貸し切られた。幹事のａｍｕｒが案内した店内は、居酒屋のようにこぢんまりとしていて、生活感がある雰囲気だ。王国の一般家屋を模しているが、普段仮想飛行士達が仕事帰りに立ち寄る居酒屋とは一風異なり、小綺麗な印象である。調度品などもありふれたもののようで、ほとんどが名ある職人の手がけた骨董品であり、装飾は乏しくとも機能性に優れた一品である。「ａｍｕｒさん、こんなお店。隠していたんですか？」店内に入りながら、先導するａｍｕｒに尋ねるＳ×Ｈ。日頃、参謀仕事に追い立てたれているため、彼女の機嫌をすっかり損ねてしまっている彼は、この手の情報を渇望していた。「いやいや、私もつい先日見つけたのですよ」お茶を濁しながら、ゲストであるポー教授とミズキの席を案内するａｍｕｒ。藩王や摂政、執政よりも王国の内情に精通しているといわれ、うってつけの人選ではあったのだが、正直なところこの店はあまり王国の仮想飛行士には知られたく無かったのが本音である。王国の面々が時に店を破壊するほどの大暴れをすることはその身をもって体験しており、気のいい店主の隠れ家的なこの店は切り札であった。そんなこんなで店内に入って各々が席につくと、まずはシャンパンが注がれる。未成年は当然お酒は厳禁なので、お酒を求める藩王たくまや、ロッドら未成年組は牽制されつつジュースが用意された。それぞれの手元に飲み物が行き渡ったところを見て、ａｍｕｒが立ち上がる。「改めてお集まりいただきありがとうございます。かたっくるしいことは抜きにして、今夜は楽しみましょう。それでは、ポー教授とミズキさんの来訪を祝って。乾杯」ａｍｕｒの音頭に合わせて、口々に乾杯、と言い合いながらグラスを掲げる。しばし、料理に舌鼓をうちながら、歓談。夜明けの船での出来事を尋ねたり、王国での冒険談を話したり、と初めてのゲストを迎えて、皆興奮しているようだった。 #ref(1183465256205.jpg) 酒も回り始めた頃、ポー教授がＳＯＵやピストンに向けて切り出した。「気になっていたのだが……昼間、君たちが身につけていた服装は、こちらの風習なのかね？」顔を見合わせるＳＯＵとピストン。ポー教授が続ける。「い、いや、気を悪くせんでくれ。私の故郷では女性があのような格好をするものでな。あちらの婦人はともかく、君たちはてっきり女性かと思ってしまったのだよ」ズバリ、メードガイのことを言っていた。確かに理解しがたい文化ではある。特に摂政は美少女フィルタ付きだ。前もって男性だと分かっていれば笑いの種にもなるが、何も知らない人にとっては、どこかおかしな女性になる。「あっ、いや、それは……」ＳＯＵが説明しようとすると、Ｓ×ＨがＳＯＵを抑えて説明を始めた。「実を申しますと教授。王国ではあれが正装。私などはたまたま今日着てなかっただけで、あれが普段着なのですよ。」Ｓ×Ｈの目線が周囲に飛ぶ。一瞬にしてそれを理解するボケーズ一同。約一名、王国の正装はパンダスーツと主張しかけたウィルことＷｙｒｄ＝紘也はピストンに取り押さえられている。ビギナーズにはボケーズとツッコミーズという二大勢力が存在する。このようなボケーズの暴走を食い止め、王国に秩序と平和をもたらすのは法官ならぬツッコミーズの役割である。しかし、ツッコミーズの筆頭たる執政ＳＷ－Ｍは心の中で、マイトがいたはずなのに、とやさぐれながら女性陣の集まるミズキ卓で歓談中であった「そ、そうです。そうです。教授、あなたもお一つ」ＳＯＵは、そう言いながらどこからともなくジャストサイズのメード服を取り出す。「親父さん。ちょっと更衣室借りるよ～」すぐさまＳ×Ｈがポー教授の手をとり、更衣室へと案内する。勢いに押された教授は抵抗する間もなく更衣室へ連れ込まれる。異変に気づいたＳＷ－Ｍが、様子をうかがう。「どうしました？」更衣室へと近づくＳＷ－Ｍの行く手を慌ててＳＯＵがふさぐ。「い、いや、なんでもないから」いつも通りか、とハリセンを握りしめたＳＷ－Ｍの目に信じられない光景が飛び込んできた。 #image(1182529645552.jpg) メード服姿のポー教授である。しかも、よりによってミニである。生足である。王国のメードガイでもここまでひどくない。ある者は必死に笑いを堪え、ある者は唖然としている。「きょ、教授、その格好は……」ポー教授の鼻眼鏡姿には見なれたミズキも、さすがに驚いている。「教授、教授、あの台詞です」Ｓ×Ｈがポー教授に耳打ちする。「ほ、本当に言うのかね？」流石に照れを隠せないポー教授が確認する。「それが流儀です。ほらっ！堂々とお願いします」Ｓ×Ｈに促されたポー教授は、胸をはって、腕を組んで一言。「おかえりなさいませ。ご主人様！」流石に限界だった。ＳＷ－Ｍを含めて店内が笑いの渦に包まれる。一同の反応に呆気にとられるポー教授。そして、店内を壊さないように外に引きずり出されたＳＯＵ、Ｓ×Ｈ、ピストン、ウィル、星青玉は礼儀正しく星となった。「なんで私まで－－－っ!!」短い夏を迎えた王国の夜空に星青玉の叫びがむなしく響き渡るのだった。すっかり口車に乗せられて苦笑いなのはポー教授である。慌ててｙｕｚｕｋｉやタルクにより弁明が行われた。メード服姿が帝國宰相に奉仕する正装であること、彼らがメード服を身にまとって、帝國の政治に関わっていることを説明されると、何とかポー教授も納得をしてくれたようだった。この説明にはミズキも興味が惹かれたらしく、熱心に耳を傾けている。こうして、王国の伝説となり、その写真が裏マーケットで高額取引されることにもなる、ミズキのエプロンドレス姿が実現するのだった。ちなみに、これをきっかけにポー教授が新しい世界を見いだしたのかどうかは定かではない。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　絵作：Ｓ×Ｈさん　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　文作：ピストンさん ---- #back(left)

**&font(b){ナイアル＝ポー} &size(10){Ｌ：ナイアル＝ポー＝｛&br()　ｔ：名称＝ナイアル＝ポー（ＡＣＥ）&br()　ｔ：要点＝アフリカ系，ずば抜けた長身，白髪，人の良さそうな目&br()　ｔ：周辺環境＝火星都市船&br()　ｔ：評価＝全能力６&br()　ｔ：特殊＝｛&br()　　＊ナイアル＝ポーのＡＣＥカテゴリ　＝　逗留ＡＣＥとして扱う。&br()　　＊ナイアル＝ポーは経済専門家、哲学者、良き教授、政治家として見なし，これらの持つ全ての特殊が使える。&br()　　＊ナイアル＝ポーは知識を使った判定で必ず成功する。&br()　　&font(b){＊ナイアル＝ポーは教え子の恋愛上での特殊由来の問題を、助言によって解決できる。}&br()　｝&br()　→次のアイドレス：・アキリーズ＝ボーランドウッド（ＡＣＥ）・ミズキ＝ミズヤ（ＡＣＥ）・経済専門家（職業）・政治家（職業）&br()｝} ---- #center(){&font(b){設定文章}} 夜明けの船のメンバーの一人。３７人の絢爛舞踏の一人で純真の絢爛舞踏。アフリカ系の政治家で、元火星大学の教授である。そのため、夜明けの船のクルーからはポー教授と呼ばれる。火星独立戦争開始直前、政府軍警察に拘禁されて拷問を受けていたところを火星独立軍に救われ、地下に潜伏、リーダーに祭り上げられる。夜明けの船では、政治家として夜明けの船の運営決定権を持っていることになっている。また、単身都市船に乗り込み、対外交渉などを直接担うこともある。火星独立のリーダーであるアリアンを知る数少ない人物の一人であり、アリアンとエリザベスを引き合わせたのもポー教授である。アリアンの秘密を頑なに守っているが、アリアンが表にでないことにも不満を抱いているようである。アリアンの目的を選ばない態度に対して不満を述べたり、アリアンが表に出ないことを問いつめたハックマンに対して声を荒げるなど、アリアンに関しては感情を露わにすることもある。しかし、戦闘状況下でも非戦闘員を集めて授業を行うなど肝の据わった一面を見せており、その政治的な知識のみならず、精神的な支柱としても存在感を示していた。旧ビギナーズ王国は若い国家であった。藩王は１６歳で登極し、未だ半年ほど経過したばかり。周囲を固めるのも１０代から２０代の若者がそのほどんどを占めている。その王国に老錬な政治家が加入することによる影響は政治的にも精神的にも大きいと期待されての招聘であった。今でこそ満天星国となり、ＴＬＩＯ主任である都築王が治める国となったが、その影響力は衰えることはない。ポー教授は外見的にも、その当時ではあるが、異質な存在であった。未だに外国からの逗留有名人を迎えたことがない王国で生活する人々は全て北国人である。白い肌に、白い髪。美しくもあるが、反面冬の厳しさを表したような鋭さもある端正な顔立ち。そんな北国人に対してポー教授は、アフリカ系の褐色の肌、白髪であるもののクセが強く細かくカールした髪、厳ついようでありながらその瞳にはやさしさを湛えた表情をもつ。夜明けの船でそうであったように、ある時は食堂で、ある時は路上で、ある時は講堂で。至る所でポー教授の講義は始まる。単にメードが多いだけではなく、どことなく中性的な国民の中で長身のポー教授が目立つこともあり、講義が始まるとどこからともなく一人、また一人と人だかりができる。この国で、ポー教授は火星大学や夜明けの船と同じように若者の中に輝きを見いだしている様子で講義に熱が入ることもしばしばだ。それと同時に、若者達もまた、ポー教授の来訪に新たな風を感じ、熱心に耳を傾け、意見を投げかけるのであった。 ---- #ref(ポー教授１.jpg) ---- ■歓迎会ＳＳ旧ビギナーズ王国での話である。ナイアル＝ポー、ミズキ＝ミズヤのビギナーズ王国逗留を祝って、歓迎会が催されることとなった。王国初の逗留有名人を出来る限りもてなしたいという想いと、できれば親交を深めたいという願望が形となったものである。正式な式典が宮廷で行われたその夜、仮想飛行士を集めた簡素なものだったが、宴席が設けられた。幹事を務めるのはａｍｕｒ。王国の特産料理と地酒を出す店を貸し切られた。幹事のａｍｕｒが案内した店内は、居酒屋のようにこぢんまりとしていて、生活感がある雰囲気だ。王国の一般家屋を模しているが、普段仮想飛行士達が仕事帰りに立ち寄る居酒屋とは一風異なり、小綺麗な印象である。調度品などもありふれたもののようで、ほとんどが名ある職人の手がけた骨董品であり、装飾は乏しくとも機能性に優れた一品である。「ａｍｕｒさん、こんなお店。隠していたんですか？」店内に入りながら、先導するａｍｕｒに尋ねるＳ×Ｈ。日頃、参謀仕事に追い立てたれているため、彼女の機嫌をすっかり損ねてしまっている彼は、この手の情報を渇望していた。「いやいや、私もつい先日見つけたのですよ」お茶を濁しながら、ゲストであるポー教授とミズキの席を案内するａｍｕｒ。藩王や摂政、執政よりも王国の内情に精通しているといわれ、うってつけの人選ではあったのだが、正直なところこの店はあまり王国の仮想飛行士には知られたく無かったのが本音である。王国の面々が時に店を破壊するほどの大暴れをすることはその身をもって体験しており、気のいい店主の隠れ家的なこの店は切り札であった。そんなこんなで店内に入って各々が席につくと、まずはシャンパンが注がれる。未成年は当然お酒は厳禁なので、お酒を求める藩王たくまや、ロッドら未成年組は牽制されつつジュースが用意された。それぞれの手元に飲み物が行き渡ったところを見て、ａｍｕｒが立ち上がる。「改めてお集まりいただきありがとうございます。かたっくるしいことは抜きにして、今夜は楽しみましょう。それでは、ポー教授とミズキさんの来訪を祝って。乾杯」ａｍｕｒの音頭に合わせて、口々に乾杯、と言い合いながらグラスを掲げる。しばし、料理に舌鼓をうちながら、歓談。夜明けの船での出来事を尋ねたり、王国での冒険談を話したり、と初めてのゲストを迎えて、皆興奮しているようだった。 #ref(ポー教授２.jpg) 酒も回り始めた頃、ポー教授がＳＯＵやピストンに向けて切り出した。「気になっていたのだが……昼間、君たちが身につけていた服装は、こちらの風習なのかね？」顔を見合わせるＳＯＵとピストン。ポー教授が続ける。「い、いや、気を悪くせんでくれ。私の故郷では女性があのような格好をするものでな。あちらの婦人はともかく、君たちはてっきり女性かと思ってしまったのだよ」ズバリ、メードガイのことを言っていた。確かに理解しがたい文化ではある。特に摂政は美少女フィルタ付きだ。前もって男性だと分かっていれば笑いの種にもなるが、何も知らない人にとっては、どこかおかしな女性になる。「あっ、いや、それは……」ＳＯＵが説明しようとすると、Ｓ×ＨがＳＯＵを抑えて説明を始めた。「実を申しますと教授。王国ではあれが正装。私などはたまたま今日着てなかっただけで、あれが普段着なのですよ。」Ｓ×Ｈの目線が周囲に飛ぶ。一瞬にしてそれを理解するボケーズ一同。約一名、王国の正装はパンダスーツと主張しかけたウィルことＷｙｒｄ＝紘也はピストンに取り押さえられている。ビギナーズにはボケーズとツッコミーズという二大勢力が存在する。このようなボケーズの暴走を食い止め、王国に秩序と平和をもたらすのは法官ならぬツッコミーズの役割である。しかし、ツッコミーズの筆頭たる執政ＳＷ－Ｍは心の中で、マイトがいたはずなのに、とやさぐれながら女性陣の集まるミズキ卓で歓談中であった「そ、そうです。そうです。教授、あなたもお一つ」ＳＯＵは、そう言いながらどこからともなくジャストサイズのメード服を取り出す。「親父さん。ちょっと更衣室借りるよ～」すぐさまＳ×Ｈがポー教授の手をとり、更衣室へと案内する。勢いに押された教授は抵抗する間もなく更衣室へ連れ込まれる。異変に気づいたＳＷ－Ｍが、様子をうかがう。「どうしました？」更衣室へと近づくＳＷ－Ｍの行く手を慌ててＳＯＵがふさぐ。「い、いや、なんでもないから」いつも通りか、とハリセンを握りしめたＳＷ－Ｍの目に信じられない光景が飛び込んできた。 #image(ポー教授メード.jpg) メード服姿のポー教授である。しかも、よりによってミニである。生足である。王国のメードガイでもここまでひどくない。ある者は必死に笑いを堪え、ある者は唖然としている。「きょ、教授、その格好は……」ポー教授の鼻眼鏡姿には見なれたミズキも、さすがに驚いている。「教授、教授、あの台詞です」Ｓ×Ｈがポー教授に耳打ちする。「ほ、本当に言うのかね？」流石に照れを隠せないポー教授が確認する。「それが流儀です。ほらっ！堂々とお願いします」Ｓ×Ｈに促されたポー教授は、胸をはって、腕を組んで一言。「おかえりなさいませ。ご主人様！」流石に限界だった。ＳＷ－Ｍを含めて店内が笑いの渦に包まれる。一同の反応に呆気にとられるポー教授。そして、店内を壊さないように外に引きずり出されたＳＯＵ、Ｓ×Ｈ、ピストン、ウィル、星青玉は礼儀正しく星となった。「なんで私まで－－－っ!!」短い夏を迎えた王国の夜空に星青玉の叫びがむなしく響き渡るのだった。すっかり口車に乗せられて苦笑いなのはポー教授である。慌ててｙｕｚｕｋｉやタルクにより弁明が行われた。メード服姿が帝國宰相に奉仕する正装であること、彼らがメード服を身にまとって、帝國の政治に関わっていることを説明されると、何とかポー教授も納得をしてくれたようだった。この説明にはミズキも興味が惹かれたらしく、熱心に耳を傾けている。こうして、王国の伝説となり、その写真が裏マーケットで高額取引されることにもなる、ミズキのエプロンドレス姿が実現するのだった。ちなみに、これをきっかけにポー教授が新しい世界を見いだしたのかどうかは定かではない。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　絵作：Ｓ×Ｈさん　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　文作：ピストンさん ---- #back(left)

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