四季乃お嬢様、大変でございます

セバスチャン「四季乃お嬢様、大変でございます。モグモグ」
四季乃お嬢様「あら、どうしたのですセバスチャン。ポップコーンを食べながら随分慌てて、はいないわね?」
セバスチャン「スコーンと紅茶もありますが」
四季乃お嬢様「いただこうかしら」
セバスチャン「モグモグ」
四季乃お嬢様「モグモグ」
セバスチャン「モグモグ」
四季乃お嬢様「それで?」
セバスチャン「それでとは?」
四季乃お嬢様「なにか大変な事でもあったのではないかしら、モグモグ」
セバスチャン「ああ、そうでした。モグモグ」
セバスチャン「お茶ピーナッツ」
四季乃お嬢様「お茶にピーナツは合わないと思うのだけれど、千葉と静岡っぽさがあるわね」
四季乃お嬢様「それがどうかしたの?」
セバスチャン「お茶ピーナッツとみやこ&ヌガーが敗れました」
四季乃お嬢様「あらあら、まあまあ」
四季乃お嬢様「もしかして最古参のヌガーと中村が参戦していたのではなくて?」
セバスチャン「みやことロリバスもいたようですが」
四季乃お嬢様「みやこ…たしかまだ五年目の新参だったかしら」
四季乃お嬢様「ロリバス…聞いたことないわね」
セバスチャン「夢見崎アルパの変名だったと記憶しておりますが」
四季乃お嬢様「ああ、第三次前哨戦からの若手ルーキー」
四季乃お嬢様「彼らはまだダンゲロス歴も短いはず、負けてもおかしくないのではなくて?」
セバスチャン「しかし彼らはヌガーと中村と組んでおりました」
四季乃お嬢様「ふぅ…最古参一の頭脳派と呼ばれたヌガー…昔は聡明だったのに」
四季乃お嬢様「それに、準禁止だけでデッキを組めるほどの中村、かつては王の名を欲しいままにしていたのに」
四季乃お嬢様「敗れてしまうとは、同じ最古参として悲しい事ですわね」
セバスチャン「油断と慢心があったのかもしれませんね」
四季乃お嬢様「我々は油断なきように行きましょう」
セバスチャン「そうですね、モグモグ」
四季乃お嬢様「紅茶のお代わりよろしいかしら」
セバスチャン「午後ティーでよろしければ」