ディッパーズ大旗「“夢”栄光の架橋へと」作成記録


平成21年度第29回東北ブロックスポーツ少年団ミニバスケットボール交歓大会へ女子が初めて出場したのを記念して横断幕を作成することとなりました。といっても当然ながら予算がないので自作することとなりました…。
 このページでは完成にいたるまでの過程を紹介したいと思います。



まずはダブルベット用の白シーツと紐を通す輪止め、紐を用意。さらにペイント用としてアクリル絵の具と筆を準備しました。シーツはあらかじめ補強の為に縁を折り返し縫っておきます。

そして作成開始です。


   (一日目)
まずはパソコンで図案を作成します。今回はエクセルにワードアートで作成しました。フォントは明朝やゴシックだと完璧な直線をフリーハンドで描かなくてはいけなくなり大変なので多少間違っても気にならない曲線で構成された行書体などの方が良いと思います。



シーツを壁に張り付けパソコンからプロジェクターで投影し大きさや配置を調整します。また鉛筆で輪郭をなぞりやすいようにワードアートの塗りつぶしを無くし輪郭だけにします。



輪郭を鉛筆でなぞります。自分の影が邪魔でなかなか大変な作業です。また小さい文字は輪郭がボヤけてしまい難しいです。体育館のような広い会場で行わないと十分な大きさに引き延ばせません。


   (二日目)
いよいよペイント作業です。今回は「夢」の文字の内側は子供たちに染めてもらうので大人はしっかりと正確に輪郭を染めます。色の薄い部分から染めて行くのが良いと思います。シーツに近づいて染めていると自分がどの部分を染めているのかが、わからなくなり大変です。また染める順番を良く考えないと「あそこが乾くまで染めれない!」なんて事になるので注意です。



集中していると疲れるので交代で休みながら作業します。だんだんと休み時間の方がメインになり時計が0時を回る頃には作業不能な状態なってます…。



深夜は酒好きなお父さんたちがメインで作業しました。酔拳炸裂!



画用紙に絵の具で染めるように筆が伸びないので、少しずつ少しずつ染めていく作業。なかなかの根気が必要です。



「夢」の縁取りが完了したので今度は「想・願・信・掴」の文字を染めます。こちらは子供に染めさせる予定がないので一気に全部染めてしまいます。上手く染めないと色ムラが出て難しいです。



2日目の作業完了です。だんだん形が見えてきましたね。


   (三日目)
いよいよ子供たちによる作業です。自分がどこを染めたか忘れないようにしましょう!



やっぱり6年生は仕事がはやい!どんどん染まっていきます。



全員が染め終わったところで記念写真!良い思い出ですね。



終りが見えてきました。大人が修正作業です。何度か重ねることで色ムラもなくなります。



やっぱり呑まずにはいられません…。これも楽しみの一部です。



最後に小さな黒文字を染めて完了です。一文字30分…。3日ほど内職しました。完成!!



東北大会で初お披露目でした。手前の2枚も数年前、同じように作成したものです。



出来栄えはどうですか?
詳しくはわかりませんが製作費1万円くらいじゃないでしょうか?正規に購入したら結構な金額になります。確実に呑み代の方が高くつきましたね…。

大変すばらしい東北大会出場記念ができました!よかったよかった。



  • 横断幕作成についてコメントあればよろしくです。 -- 小野塚 (2010-04-01 16:36:04)
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最終更新:2010年04月01日 16:36