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.舞台
住所:静岡県榛原郡川根本町青部
高校:静岡県立金谷高校
通学経路:青部(静岡県) → 新金谷(静岡県) 大井川鉄道
所要時間 1時間4分
季節:夏休み明け
主人公および、ヒロインは静岡県青部駅の近くに住む



.本編
…トントン

…トントン
【??】「けい君」
…トントン
【??】「けい君、起きて」
【啓介】「ん~~…」
【??】「けい君」
俺はまぶたがくっついて離れようとしないのを無理やり開いた
【啓介】「あ~~、あゆか・・おはよう」
【あゆ】「今日から学校だよ、けい君」
そうだった今日は9月1日、学校が始まる日だ
【あゆ】「駅で待ってるからねっ」
そういうと自分の部屋から出て行く
あゆは小学生のときここに引越ししてきたとき以来、
今みたいにあゆが毎朝起こしてくれる
【啓介の母】「毎日起こしてくれてるんだから、感謝のひとつくらいしなさいよ」
【啓介】「わかったよ」
もうすぐ電車の時間だ、早く支度をしないと…

外は周りを森に囲まれて、しかも朝6時30分ともなればまだまだ夏とはいえ
かなり涼しい
【啓介】「この温度が続けばなあ…」
じき、真夏の太陽じりじりの時間が来ることは俺にも十分わかる
俺は駅へ急ぐ
【あゆ】「遅いよ、けい君」
【啓介】「すまない」
電車が来るまでまだ時間がある、…暇だ
いつも見ている風景を眺める
森の中からすっと出てくるレール、両脇には木々が生い茂りここは田舎だなあと改めて確認させられる
【あゆ】「どうしたの?」
気づくとあゆがこちらを心配そうに見ている
【啓介】「いやここ田舎だなあと思っただけさ」
【あゆ】「ここが田舎なのは今にはじまったことじゃないです」
【啓介】「そうだよな…」
ちなみに駅周辺には商店が一軒もない
あるものといえば無駄に怖くて長いつり橋だ
そうこうしているうちに電車が森の間から抜けてくる
とても古い車両で、しょっちゅう車両故障があるのは内緒だ
手で開けるドアなんていまどき珍しいだろう
【あゆ】「早く乗ろう」
そういうとあゆは、電車のドアを開ける

電車には数人しか人は乗っていない、俺の高校と同じ高校に通う人2~3人と会社員が
数名いるくらいである
俺たちは空いている席に適当に座る
【あゆ】「学校に行くの久しぶりだね」
【啓介】「ああそうだな」
【あゆ】「みんな元気だといいね」
だんだん眠くなってきた
【啓介】「寝ていいか?」
【あゆ】「うん、ついたら起こしてあげる」
俺は寝ることにする

【??】「おぎろ~~~~!!」//大文字
【啓介】「うわ!!」//中文字
いきなり耳元で大きな声を出すなよ朋子・・・
【朋子】「もうすぐつくわよ!!」
【啓介】「もうちょっと起こし方考えろよ」
心臓が止まるところだった…
【朋子】「んじゃ殴って起こせばよかった?」
【啓介】「あのな…」
それもどうかと思う
【あゆ】「あの~…、駅に着きましたよ?」
もう窓の外にはホームがあった
【朋子】「やっば!!」
【啓介】「お前が変なこと言うからだ!!」
俺はそう言うと急いでドアに急ぐ

【啓介】「朋子、もう少し起こし方というものをだな…」
【朋子】「起こしてもらっただけでもありがたいと思いなさいよ」
【啓介】「むき~~~!!」
【あゆ】「仲がいいんですね」
これが仲がいいって言ったらどういうのが仲が悪いんだ?俺に説明してくれ
【あゆ】「だって、喧嘩するほど仲がいいって言うじゃないですか」
この例はそういうものじゃない、冷え切った夫婦関係も喧嘩するからといって仲が言い訳でもない
【朋子】「仲が良いわけないわよ、こんなやつ」
まあ俺もその意見に同感なことは一緒だが…
【啓介】「あゆ、こんなやつほっといていくぞ」
【あゆ】「え!?」
俺はあゆの手をつかむと一目散に走り出す
【朋子】「話はまだ終わってないわよ!!」
あーあーきこえないきこえない
【あゆ】「けい君早いよ」
【啓介】「ちょっと我慢しろな」
俺は学校に着くまで走った

教室に入るといつものメンバーがもうすでに集まっていた
【秋夫】「よう、夏休み明けでもあゆちゃんと一緒かぁ?」
【茜】「相変わらずねえ啓介君」
余計なお世話だ
【啓介】「電車が同じだけだ」
【あゆ】「そうだよ」
【秋夫】「ほほ~~」
なんか変な目で見てやがる
【啓介】「言っておくけどな、別にそんな関係じゃないからな」
【茜】「ほんと~~??」
【啓介】「本当だ!!」
もう本当にこいつらにはあきれる
【啓介】「あゆも何かいってやれよ」
【あゆ】「べつに、そんなわけないですから…」
めちゃくちゃあるみたいな顔をしながらそういうことを言うな
【茜】「やっぱりありあるみたいじゃん…」
【担任】「ホームルームはじめるぞ~~」
担任の声が響く
良かった、担任が来ればこの話しもどこかに飛んでいくだろう

かったるい始業式も無事終わり下校の時刻だ
【秋夫】「今日はどこで遊ぶ~~?」
【啓介】「商店街でも行くか?」
【秋夫】「いいね!!」
【あゆ】「私も行く」
何であゆが行きたがるんだ?
【あゆ】「いや夕食の買い物を、切れてるんだ食材」
【秋夫】「なんだ…」
なんか秋夫が残念そうな顔をしたのは気のせいだろうか
【秋夫】「デートって言うなら辞退したのにな…」
なんだそのデートってのは
【あゆ】「別に二人だけでも…」
また余計なことをあゆは
【秋夫】「んじゃ俺辞退させていただくわ、じゃあな」
【啓介】「あ、おっおい!!」
秋夫は行ってしまった
【あゆ】「んじゃ辞退っていたし、二人で行きましょう」
結局二人で行くのな…

商店街は平日の10時ごろとあって、主婦が多い
【あゆ】「主婦が多いですね」
【啓介】「ああ」
【あゆ】「ちょっとにんじん買ってきますね」
俺は結局あゆに買い物を手伝っているだけだデートでもなんでもない
【??】「それはデートって言うんじゃないのかな?」
【啓介】「え!?」
【茜】「それはデートだよっ!!」
いや二度言わなくても…
【茜】「男と女が一緒に買い物する。、それだけで立派なデートだよ」
野菜を買うデートなんてないと思うのだが?
【茜】「女ってのはね、好きな人と一緒に買い物するってだけでうれしいものなのよ~~」
よく言うものだ
【茜】「この後何かかってあげなさいよ~~何か」
【あゆ】「あれあかねちゃん?」
そうこうしているうちにあゆが帰ってきた
【茜】「こんにちは、1時間ぶりかな?」
元気よくへんな一時間ぶり~~って言う挨拶もどうかと思う
【茜】「なに買ってたの?」
【あゆ】「いや食材を買っていただけで」
【茜】「ほかに何か買ってもらいなさいよ、あゆちゃん」
そういうと茜はそそくさとどこかへいってしまった
【あゆ】「嵐みたいな人でしたね」
【啓介】「そうだな」
【あゆ】「どこかよりたいところない?」
そういえば本屋に行く用事があった、好きな漫画が発売になったからだ
【啓介】「んじゃ本屋にでも行くか」
俺たちは本屋に向かう

本屋につくと目的のものを探し出す
【啓介】「あったあった、これこれ」
【あゆ】「ありましたか?」
【啓介】「ああ、せっかくだからほかの本も見て帰ろうか」
俺たちは二手に分かれて本の物色に入った

【啓介】「いろんな本があるもんだな…」
本は本当に何でもある、占いの本、料理の本、ハッキングの教科書なんてものも置いてやがる
するとあゆが渋い顔をしながらひとつの本を見ている
【あゆ】「お金がな…」
どうやら買いたい本がかなり高いらしく、悩んでいるみたいだった
ふと数十分前の茜の言葉が思い出された
(【茜】「この後何かかってあげなさいよ~~何か」)
【啓介】「買ってあげようか?それ」
【あゆ】「え?本当?」
【啓介】「ああ、何円なんだその本」
【あゆ】「3200円です」
【啓介】「……」
3200円って…今の所持金3500円だぞ
【啓介】「じゃ、じゃあ買ってあげるよ」
【あゆ】「ありがとう!」
あゆは心底うれしそうな顔をしている
ああおれの、お金が…
もう後の祭りである

【あゆ】「ふふん、ふっふん~~♪」
あゆはスキップをしながら鼻歌を歌っている
俺たちは駅に行く途中だ
【啓介】「はあ…」
俺はため息しか出ない
【あゆ】「どうしたの顔色悪いよ?」
【啓介】「いやなんでもない」
そういうことにしておこう
【啓介】「ところでなに買ったんだ?」
【あゆ】「量子力学の本」
よし内容は聞かないことにしよう
【あゆ】「後でどんな内容だったか教えるね」
やめてくれ、そんなことしたら俺が頭痛で一週間休む羽目になる
【啓介】「断固遠慮しときます」
【あゆ】「何で~~?面白いと思うよ~~」
【啓介】「いや、人には好みというものがあってだな」
【あゆ】「残念…」
いつもこんな本買っているのか?と思う
気づくとそこはもう駅だった

電車に乗っている間、窓に映る茶畑を見ながら無心でいたとき
【??】「おい、朝のこと忘れたんじゃないだろうな?」
【啓介】「うぉ!!朋子!!」
【朋子】「何で朝逃げた?」
いやだったからとはいえない
【啓介】「い、いや遅刻しそうだったからさあ」
【あゆ】「そんなことないと思います…」
またあゆは余計なことを
【朋子】「まあいいけどさ、もうおこってないし」
良かった逃げ場のない電車の中喧嘩になったっら大変だ
【朋子】「ところであゆがいつも一緒にいるような気がするんだけど」
【啓介】「そんなことないから」
【あゆ】「一緒の駅なだけです」
実際そうだ
【朋子】「青部駅だっけ?確かあそこは鉄道ファンに人気の秘境駅で周辺に住んでる人はごくわずか、そんな狭い場所でずっと一緒なんだから、本当は恋人なんじゃないの??」
【啓介】「それはいいけど、もうあなたの降りる駅なんですけど…」
【朋子】「マジ!?」//大文字
朋子はすごい勢いでドアに行ったが間に合わなかったみたいだ
【朋子】「おろさせて~~~」
朋子の悲しい声が響く
【啓介】「こりゃ隣の駅で、1時間待ちコースだな」
【あゆ】「そうですね…」
かわいそうに…

1時間も電車に乗っていると尻が痛くなる
まさに今俺はその状態だ
【啓介】「電車に長時間乗ってると疲れるよな」
【あゆ】「ですねえ」
ふと前を見ると夕日がきれいに輝いていた
【あゆ】「夕日きれいです」
【啓介】「ああ」
おれたちは知っていった、夕日がきれいな場所
【啓介】「つり橋行ってみるか?」
俺たちはつり橋へ急ぐ


【啓介】「やっぱりきれいだな」
【あゆ】「はい」
目の前にはきれいな川と、オレンジ色の夕日があった
そう、あのときのように
【あゆ】「あの時みたいですね」
あゆも同じことを思っていたみたいだ
【啓介】「ああ」
俺は心なしかあゆが泣いているように見えた
【啓介】「帰ろうか」
【あゆ】「うん」
俺たちは家路に急いだ

[END]


.あー何というか…
なんかすみません秘境駅に住んでる主人公とヒロイン
現実的にありえません、しかも鉄オタが一瞬で食いつきそうな駅で…
反省はしている

ところで茜が書いていてすごく好みのキャラになってきて
なんか妄想にはいちゃいました(ぉ)

伏線の処理?なにそれおいしいの?