Supermicro H11DSi-NT 覚書


・画面出力設定
デフォルトはオンボード「ASPEED AST2500」になっているため、グラフィックカードをさしてもカードから表示されない。
※BIOS/UEFIを更新するとデフォルトに戻る。
PCIeに変更するには、VGA出力(ASPEED)でBIOS/UEFIを出し設定を変更する。
(「DELキー」を押してBIOS/UEFIを起動→「Advanced」→「PCIe/PCI/PnP Configuration」→「VGA Priority」→「Onboard」を「Offboard」に変更し設定を保存。)
もしくはIPMI/KVM経由で変更する。
1.IPMI LANポートにLANケーブルをさす。
2.pingやルーターから、H11DSi-NTのIPアドレスを探す。
3.ウェブブラウザを開き、H11DSi-NTのIPアドレスにアクセス。
4.ログイン画面が出たら、Username/Passwordともに「ADMIN」を入力しログインする。
5.Javaで表示「Remote Control」→「Console Redirection」→「Launch Console」でコンソール起動し、電源を入れる。
(「Power Control」→「Power On Server」→「Perform Action」もしくは「System」→「Power Control」→「Power On」で電源が入る)
5.HTML5で表示「Remote Control」→「iKVM/HTML5」→iKVM/HTML5ボタンでコンソール起動→「Power Control」→「Set Power On」で電源を入れる。
6.「DELキー」を押してBIOS/UEFIを起動する(コンソールを開いているパソコンのキーボードで操作可)。
7.「Advanced」→「PCIe/PCI/PnP Configuration」→「VGA Priority」→「Onboard」を「Offboard」に変更し設定を保存。

・BIOS/UEFIの更新
EFI Shellから更新する。
1.Shell_Full.efiを「shellx64.efi」にリネームしUSBメモリ直下に入れる。
https://github.com/tianocore/edk2/tree/master/EdkShellBinPkg/FullShell/X64
2.H11DSi-NT製品ページから、BIOS/UEFIデータをダウンロードし、USBメモリに展開。
3.H11DSi-NにUSBメモリをさし、EFI Shellを起動。
4.readme通りに操作し、更新。
IPMI/KVMやSuperDoctor 5経由でもできるかも。

H11DSI7_C20:4544
H11DSI8_207:4571
H11DSI8_413:5237
SMT_H11AST2500_127:4483


・ファンの制御
IPMIやSuperDoctor 5経由である程度できる。
細かく設定したいならファンコンなどを使ったほうがよさげ。

・サポートOS
サポート外ですが、Windows 10でも動く(2CPUでも。ライセンス的に・・・)。
https://www.supermicro.com.tw/Aplus/support/resources/OS/OS_Comp_EPYC7000.cfm

最終更新:2018年05月08日 00:11