Haswell-EP (E5-2600 v3)のTurbo Boost制限を解除し、全コア最大クロックで動作させる。
■動作環境
CPU:Haswell-EP (Broadwell-EPはダメっぽい)
MB:X99/C612 (どちらでも可能らしい)
OS:UEFIモードでインストールされている必要がある
その他メモリ・HDD/SSDなどなどはご自由に
※自己責任でどうぞ
1.Microcode変更
UEFI BIOS Updater v1.66(以下UBU)を使ってMicrocodeを変更する。
http://www.win-raid.com/t154f16-Tool-Guide-News-quot-UEFI-BIOS-Updater-quot-UBU.html
http://s0ft4pc.com/uefi-bios-updater/
UBUのフォルダに使用するマザーボードの最新?BIOS/UEFIファイルを入れて、「UBU.bat」を起動。
「続行するには何かキーを押してください...」と出たら、何かキーを押して次へ。
DOS窓の「7 - Update Intel CPU MicroCode」のBroadwell-E欄のバージョン(1Cや1Dなどなど)を確認。
「7」キーを押してEnter、「1」キーを押してEnter。
「Enter Microcode:」と出たら、先ほどのBroadwell-E欄のバージョンを入力してEnter。
※「1C」「1D」で動作確認済み
今度はHaswell-EのMicrocodeは「0」キーを入力してEnter。
「続行するには何かキーを押してください...」と出たら、何かキーを押してメニューに戻る。
「0」キーを入力してEnter、「1」キーを入力してリネーム保存し閉じる。
出てきたMOD BIOS/UEFIファイルを使用するマザーボードに入れる。
※このMOD BIOS/UEFIを入れるとOSの動作が不安定になる(V3.EFIを適用すると安定する)
3.EFI Shell起動
※英語キーボード入力になるため、日本語キーボードでは「:=Shift + ;」、「"=Shift + :」
「1」で作ったMOD BIOS/UEFIを入れたマザーボードに、「2」のUSBメモリを入れてEFI Shellを起動させる。
「load fs0:\V3.EFI」と入力してEnter。 ※fs0は環境によって変化。「2」のUSBメモリを選択。
「cp fs0:\V3.EFI fs1:\EFI\Boot」と入力してEnter。 ※fs1は環境によって変化。システムブートフォルダを選択。
「bcfg driver add 0 fs1:\EFI\Boot\V3.EFI "V3 Full Turbo"」と入力してEnter。
「reset」と入力してEnter、システム再起動。
4.アンロック確認
ブートロゴに「V3 - All Turbo Set」と出てくればV3.EFIの適用は成功。
Turbo Boost制限が解除されているか確認するにはシステムに負荷をかけてCPU-ZやHWMonitorなどでコアごとのクロックを確認したり、
AIDA64のマザーボード→CPUIDのMax Turbo Boost Multipliersで確認。
■解除
正規BIOS/UEFIへ更新。
EFI Shellを起動し、「bcfg driver rm 0」してEnter。
最終更新:2017年03月22日 00:08