入出力

3.入出力

printf関数では決められた文字列以外に数字を出力することができます.しかも出力の仕方も詳しく設定できます.

例 整数aの中身を出力
int a = 10;
printf("%d", a);

結果
10

printf関数は「%〇」の部分を「,」以降の変数の中身に置き換えます.
複数「%〇」がある場合は「,」以降の値の順番で置き換えていきます.
「%〇」は「"文字列"」の穴埋めのための空欄として機能し「,」はその穴に入る数字や文字ということになります.
整数なら「%d,実数なら「%f」,1文字なら「%c」です.置き換えなので,こんなこともできます.

例 整数a, bの中身を出力
int a = 3, b = 2;
printf("a = %d, b = %d\n\r", a, b);

結果
a = 3, b = 2

また,何かしらの入力をすることも必要です.入力にはscanf関数が用意されています.

int a;
scanf("%d", &a);
printf("input is %d\n\r", a);

結果
3
input is 3

printfとは逆に「"文字列"」の「%〇」に当てはまる部分を抜き出して「,」以降の変数に代入していきます.
このとき,変数名には&を頭につける必要があります.「%〇」の部分は基本的にはprintf関数と同様ですが,異なる点があります.
printf関数ではint型もlong int型も「%d」ですが,scanf関数ではint型は「%d」, long int 型は「%ld」です.
float. double型もprintf関数ではどちらも「%f」ですが,scanf関数ではそれぞれ「%f」,「%lf」になります.ややこしいですね.
最終更新:2017年07月18日 17:16