第4回

今回の内容

  1. 開発環境の導入
  2. Lチカさせる


1. 開発環境の導入

マイコン講座で必要になるソフトは以下の3つです。
それぞれのページにインストールが書かれています。
  1. Atmel Studio
  2. TeraTerm
  3. 学習用C言語開発環境

2. Lチカさせよう!

回路を組み上げる

1.ブレッドボードの使い方



プログラムを書き込む

それでは、最も簡単なプログラムを書き込んでいきます。

1. Atmel Studio 6.2を起動してください。起動時間はかなり長いので我慢して待ちます。

2. 起動したら、「New Project」をクリックして新しいプロジェクトを作成します。

3. 「GCC C++ Executable Project」を選択して「Name」のところに適当な名前を入力し、「Location」を確認して「OK」をクリックします。

4. 「ATmega88」を選択して、「OK」をクリックします。

5. これがAtmel Studioの基本画面になります。赤いところが実際にプログラムを入力するエリアです。そして、青いところにはいろいろな結果が出力されます。

エディターエリアに以下のプログラムを入力してください。
  1. #include <avr/io.h>
  2. #define F_CPU 1000000
  3. #include <util/delay.h>
  4.  
  5. int main(void)
  6. {
  7. DDRD = 0b11111111;//PDをすべて出力設定
  8. PORTD = 0b00000000;//PDをすべてLに
  9.  
  10. while(1)
  11. {
  12. PORTD = 0b10000000;//PD7をHに
  13. _delay_ms(500);//0.5秒待つ
  14. PORTD = 0b00000000;//PD7をLに
  15. _delay_ms(500);//0.5秒待つ
  16. }
  17. }
  18.  

6. 次に「ビルド」もしくは「コンパイル」と呼ばれることを実行します。
これは、人が読める「C言語」から機械が読める「機械語」に翻訳する作業です。
「F7」キーを押すか、画像の「ビルド」ボタンをクリックしてください。

7. 書き込み画面に移動します。「Ctrl + Shift + P」押すか、画像の「Device Programing」をクリックしてください。

8. 「Tool」で「AVRISP mkII」を選択します。

9. 下の画像のように選択して、「Apply」をクリックしてください。

10. 「Read」をクリックしてください。
これで、AVRが正しく接続されているかを確認します。

11. 以下の様な画面が表示されたらOKです。
「Production file」をクリックしてください。

12. 赤線の中「...」をクリックして、書き込むプログラムを選択します。

13. 「.elf」ファイルを選択して、「開く」をクリックします。

14. 「Flash」にチェックを入れて、「Program」をクリックします。
最終更新:2017年05月29日 18:43