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壊したいほどの愛【執筆者/藍奈】





壊せたらどんなにいいか

考えるだけでゾクゾクする


けど、簡単には壊せない

二人の絆


私には・・・

入る隙なんてどこにもない・・・





人通りの少ない、一本裏路地に入るとその店はある。
HONKY TONK。
謎の多きマスターが運営する、私のような「汚れた仕事」をするものたちが集まる店。
そこに、私の愛する彼もいる。

「も~蛮ちゃん!!いいかげんにしてよね?!これで何回目だと思ってんだよ」

騒がしい声が聞こえてくるドアを開けると、マスターにあいさつをして中に入る。
座る場所はいつも決まったところ。

「何だよ。俺が報酬の金をどう使おうとお前には関係ないだろ?第一、テメェも食ったじゃねえかよ。高級寿司!!」

「そりゃ、食べたけど」




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最終更新:2006年03月29日 14:08