DREAM or TRUE ?【執筆者/藍奈】
鏡越しに交わる視線。
潤んだ瞳さえも俺を刺激する。
「・・銀次・・」
「ん・・・なに?」
言いたい
たった一言
スキ・・・と
「いや。できるだけ痛くしねぇから」
「・・・・」
「だから・・・」
キライニナラナイデ
精液のついた手を花芯よりもっと奥の蕾に這わす。
「ひゃっ、何?」
「今から天国に連れていってやる」
「天国?・・わっ!ちょっ、蛮ちゃん」
ヌプっという音と同時に埋め込まれる指。
「やっ・・なに?イタっ」
「ワリィな」
指をゆっくりと出し入れさせる。
痛さに顔を歪める銀次のモノを片方の手で包む。
「やぁん・・蛮ちゃん、そこやぁ~」
ほんの少しだが緩んだ隙に指を1本増やす。
中に入り込んだ2本の指をバラバラに動かす。
「んっ・・・ばんちゃ・・ひゃぁん!!」
一際高く鳴いた場所。
指の動きを止め、そこを軽くつつく。
「見つけた・・・・ここだろ?銀次のイイトコロ」
「え?や、そこ・・ンっだめ・・」
「へぇ~だめな割にはさっきから止まらねぇけど?銀次のイヤラシイ蜜」
「そんなの・・知らなっ・・はぁ、ん」
イイトコを集中的にイジメてやる。
次第に足が自然と開き、腰も淫らに動き始める。
「気持ちイイんだろ?素直になれよ」
「はぁ・・ん、気持ち・・・イィ・・もっと~」
「もっと、何だよ。言わねぇと分かんねぇよ」
「ばん、ちゃん・・・いじわるぅ」
こんな時でも、そう言っては頬を膨らませる。
その仕草が・・また、可愛い。
余計苛めたくなる。
「フン、悪かったな。じゃ、このままにしとこうか?」
「!!だめぇ~ちゃんと、シてぇ」
こいつ、意味わかってんのか?
けど、銀次が俺を求めている。
素直に嬉しい。
「あぁ。分かったよ。奥だろ?」
望み通りに指を奥までやるが、限界はある。
一番触れて欲しいであろう、最奥には指が届かない。
「ん・・蛮ちゃん、もっとおくぅ~」
「ぁあ?そう言われても、これ以上奥にはいかないぜ?届かねぇ」
「~~やぁだぁ」
「やだじゃねぇ。届かねぇんだから仕方ねぇだろ?」
俺の言葉に黙り込むが、すぐにダダをこねる。
高まった熱は簡単には冷めない。
ましてや、銀次のモノは刺激を受け続けている。
限界は―近い。
「蛮ちゃん・・おね、がぃ」
「・・・そんなに奥までシて欲しいのか?」
「ん、奥がいい」
込み上げてくる笑い。
まさか、こんなになってくれるとはな・・
「銀次。奥までシてやるから、息止めんなよ?」
「ぁ、わかった・・・から、早く・・」
充分に濡らされたソコから指を抜くと、代わりに俺のモノを宛てがう。
そして、一気に中に入り込む。
「んぁっ!!いっ・・・あ、くるしっ」
ほぐれていても、そこは本来使われることのない場所。
「くっ!やっぱキツいな・・・」
圧迫感からか、辛そうな顔をする銀次。
俺は、銀次が慣れるまで動かなかった。
「銀次、力抜け。苦しいだろ?」
「あ、ぅん・・・はぁ-・・ばん・・ちゃん」
ゆっくりと息を吐かせ、銀次が落ち着くまで待ってやる。
「大丈夫か?」
「んっ・・ばん、ちゃん・・・動かないで・・」
まだ少し力の入る体を楽にさせるため、小さく震える前を触ってやる。
「やっ、ばんちゃ・・・触っちゃ・・」
「でも嬉しそうだぜ?ココ」
強い刺激は与えず、あくまでも力を抜かせるために触る。
次第に銀次から力が抜け、スムーズに最後まで挿入った。
「わかるか?銀次」
「くる・・しぃ~」
いや、聞きてえ言葉とは思いっきり違うんだけどよ。
「苦しいだけか?」
「はぁ、ん・・なんか、へんな・・感じ・・・」
「動くぞ」
銀次に負担がかからないように、ゆっくりと動き出す。
「だめ・・・ばんちゃん、動いちゃ」
「聞こえねぇよ」
銀次の口を塞いでやる。
舌を入れて内を荒らす。
奥にいく舌を捕らえ、絡める。
「ふぁ・・ん、ばん・・ちゃ・・ン」
激しいキスの合間に言葉を紡ぐ。
スムーズに出し入れができるようになってから激しい律動へとかえる。
十分に口内を荒らしてから離してやると、二人の間に糸ができる。
「あ、やっ・・そんな・・・にしちゃ」
「銀次。ココだろ?お前のイイトコは」
ピンポイントでそこを突いてやる。
突くたびに魚のようにビクビクと跳ねる躰。
快楽に溺れることを恐れ、逃げようとする腰をしっかりと掴むとグッと引き寄せる。
「逃げるなよ?銀次」
「そんなぁ~ヤダ、ばんちゃん・・はぁん」
「素直になれよ。ここ、こんなにしといてよ」
手を離すと自然につくイヤラシイ蜜。
こぼれ続ける蜜は言葉とはウラハラに悦びを表す。
「ばんちゃん・・・おねが、い」
「あ?何だよ」
「うごいてぇ~!!」
言われて初めて気づく。
イジメることに夢中になって動くことを忘れていた。
「へぇ~動いて欲しいんだ?」
「うん。早く・・」
「動いちゃヤダっつってたのにな!」
「ひゃあん・・・そこ、あっ」
腰を持ち、ギリギリまで浮かすと一気に落とす。
何度も繰り返し限界を誘う。
すると、銀次からまた「お願い」がでる。
⇒NEXT
最終更新:2006年03月02日 21:45