第3回 テンタライオンの冒険

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clappot

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2008年8月2・10日公演の台本です。

監督:弥瑠璃

テンタ弟:ガディウ(二次) 仲間想いで純真な沼の王様。
テンタ兄:グレール(二次) 冷静でかしこい沼の王様。
ミンゴ:ミンゴ(ペット) 沼の仲間。

冒険者A:H2O2(二次) ハンターで生計を立てる。冷徹なふりをするが、妹想い。
冒険者B:ヴィデット(二次) Aの相棒。ひそかに妹へ想いを寄せている。
冒険者Aの妹:Iris*tia 病気でずっと家にこもっている。

吟遊詩人:Iris*tia ナレーター。


前口上(夜明け)

(吟遊詩人、舞台へ)
吟遊詩人「さぁ 紳士淑女の皆様お立ち会い
劇座Clap*Pot 芝居を観せて西へ東へはたまた北へ
我らが芝居の舞台 さて今宵は
暗黒と泥沼の迷路の果て
最も威厳ある黄金の たてがみは同胞の嘆きを受けて
笑顔が咲くか涙が咲くか 我らがひととき
今しばしご清聴・・・」
(吟遊詩人、一礼して退場 → 妹に称号変更)

シーン1・スワンプの冒険者(朝)

(冒険者AB、狩り装備で舞台へ。)
冒険者A「補給は大丈夫か?」
冒険者B「ああ、大量に買い込んである」(親指エモ)
冒険者A「ちゃんと走れるだろうな?」
冒険者B「大丈夫だって」
冒険者A「へっへっへ まずは花虫の野郎だ」
冒険者A「一匹残らず狩り尽くして・・・」
(冒険者AB、黒笑い)
冒険者B「身包み剥いで、俺たちはハロで大儲け」
冒険者B「・・・って寸法だな?」
(冒険者B、OKエモ、冒険者A、親指エモ)
冒険者A「邪魔な目玉どもも根絶やしにしてやるか」
冒険者B「っははは そいつぁいいぜ!」
冒険者A「くく・・・腕が鳴るぜ」
(冒険者AB、補助スキルを発動し、走って退場)

シーン2・テンタライオンの巣

(テンタ弟、座っている。テンタ兄、ミンゴを装備して舞台へ)
テンタ弟「兄ちゃん!」
テンタ兄「遅くなったな・・・」
テンタ弟「!!!」
(テンタ弟、駆け寄る。ミンゴの前で座り、うるうるエモ)
テンタ弟「ミンゴ!!!」(※名前をつけても構いません)
テンタ兄「・・・」(座る)
テンタ弟「ケガしてる・・・」
(テンタ弟、立ち上がる)
テンタ弟「また、あいつらにやられたの!?」
テンタ兄「ああ」
テンタ兄「助けに行ったんだが・・・」
テンタ弟「そいつら、やっつけたの?」
テンタ兄「いや、こいつの救助が優先だ」
テンタ弟「・・・」
テンタ兄「さて、看病しないとな」
(テンタ兄、立ち上がり歩き出そうとする)
テンタ弟「兄ちゃんの弱虫!!!」(/angry)
テンタ兄「・・・」
テンタ兄「仲間の命が優先だ」
テンタ弟「なんでやっつけないんだよ!?」
テンタ弟「僕たちテンタライオン一族は、」
テンタ弟「スワンプの王様だよ!」
テンタ弟「沼のみんなを守らなきゃ!」
テンタ兄「・・・」
(テンタ兄、歩いて退場)
テンタ弟「・・・兄ちゃん・・・」
テンタ弟「・・・」
テンタ弟「なんで・・・なんでだよ!!!」(/sad)
テンタ弟「・・・」(立ち上がる)
テンタ弟「もう、兄ちゃんなんか」
テンタ弟「あてにするもんか!!」
(テンタ弟、立ち上がる)
テンタ弟「僕が、みんなを守るんだ!!」
テンタ弟「がうがう!!!」
(テンタ弟、舞台はける)

シーン3・スワンプMAP

(冒険者AB、掘り装備で舞台へ)
(冒険者AB、ドリルを掘る。何か出ちゃったら拾う)
冒険者B「ここはこんなもんか・・・」(沼発掘品を投げる<オニバスなど)
冒険者A「よし、メガロポリスで売りさばくぞ」
冒険者B「ああ」(投げたものを拾う)
(冒険者AB、歩き出す。テンタ弟、走って舞台へ)
テンタ弟「おい、ハンターども!!!」
冒険者AB「「!!?」」(立ち止まり、驚きエモなど)
テンタ弟「よくも、沼の仲間をいじめてくれたな!」
冒険者B「おい・・・なんでここにテンタが!?」
冒険者A「知るか!」
テンタ弟「ゆるさないぞ!!」(/angry)
(テンタ弟、/kiかスキル)
冒険者A「・・・来るぞ!」
(冒険者AB、戦闘補助スキル)
(テンタ弟VS冒険者AB、舞台を走り回る)
冒険者B「やっぱり掘り装備じゃ戦えな・・・」
冒険者A「・・・退くぞ!」
(冒険者AB、はける)
テンタ弟「まて!がうがう!!!」
(テンタ弟、舞台を走り回り、中央で座り込む)
テンタ弟「悪いハンターめ・・・」
テンタ弟「お金のために、沼の仲間を・・・」
(テンタ弟、うるうるエモの後立ち上がる)
テンタ弟「僕が退治してやる!がうがう!!」(雷エモ)
(テンタ弟、舞台はける)

シーン4・冒険者Aの家

(妹、座っている)
妹「兄さんたち、遅いわね」
(冒険者AB、歩いて舞台へ)
妹「・・・おかえりなさい」
妹「兄さん、ヴィデット」
冒険者A「・・・ああ」
冒険者B「アイリスさん、具合はどうだい?」
妹「平気よ」(立ち上がる)
妹「お茶を入れてくるわね」
冒険者A「おい、病人は寝ていろ」
冒険者B「そうだよ!お茶くらい俺が・・・」(一歩、妹のほうへ)
妹「大丈夫だってば」(ぐしゃエモ)
(妹、舞台端へ座る)
冒険者A「・・・ち」(座る)
冒険者B「強情なとこはそっくりだな」(並んで座る)
冒険者A「・・・ふん」(そっぽ向く)
(妹、戻ってくる。冒険者Aの前に人参茶、Bの前にカバリアンコーヒー)
冒険者B「・・・人参茶・・・?」
冒険者A「美味いぞ」
妹「ヴィデットも人参茶がいい?」
冒険者B「え」
(冒険者A、妹、Bのほうを向く)
冒険者B「・・・遠慮シマス」
妹「そう・・・」(妹、座る。自分の前にハニーリーフティー)
冒険者A「・・・今日の稼ぎだ」
(冒険者A、立ち上がり妹のそばにきんちゃく袋と漢方薬を投げる)
冒険者A「行くぞ」(歩き出そうとする)
冒険者B「お、おいラルフ・・・」
冒険者A「H2O2だ」
冒険者B「・・・」
冒険者B「わかったよ、H2O2」
(冒険者A、すたすたと舞台からはける)
(冒険者B、ついていこうとするが足を止め、妹のほうへ)
妹「・・・相変わらずなのね」
冒険者B「・・・はは」
妹「ヴィデット・・・」
(冒険者B、?エモ)
妹「あなたにも、迷惑かけるわね」
冒険者B「いいや」
冒険者B「すべては、君の病気を治すためだろ?」
妹「・・・」
冒険者B「あいつが、名前を捨てて」(冒険者Aの去ったほうを向いて、戻す)
冒険者B「H2O2というコードネームを使うのも」
冒険者B「無茶な仕事ばかりするのも」
冒険者B「・・・大切な妹を守るため」
冒険者B「だから、」
冒険者B「俺は最後まで付き合うつもりさ」
妹「・・・馬鹿だわ」
(冒険者B、?エモ)
妹「兄さんも、あなたも」
妹「大馬鹿よ・・・」(うるうるエモ)
冒険者B「はは、そうかもね」(笑いエモ)
妹「・・・」
冒険者B「それに・・・」
冒険者B「アイリスさんのためじゃなきゃ、」
冒険者B「命なんて賭けられないよ」
妹「ヴィデット??」
(妹、?エモ)
冒険者B「え あっ・・・!」
冒険者B「あ、あはは・・・こっちの話」
妹「・・・変なの」
冒険者B「ごほん」
冒険者B「そ、そうだ」
冒険者B「いい医者が見つかったんだ」
妹「お医者さま?」
冒険者B「そう だから・・・」
冒険者B「きっと、すぐによくなるよ」
(冒険者A、舞台端へ出てきて)
冒険者A「おい!遅いぞ!」
冒険者B「あ・・・」(冒険者Aを向き、汗エモ)
(冒険者B、妹に一歩歩み寄る)
冒険者B「動き回れるようになったら」
冒険者B「連れて行きたい場所が・・・」
妹「・・・」
冒険者A「置いていくぞ!!!」
(冒険者B、ぐしゃぐしゃエモ)
冒険者B「じゃあ、行ってくるよ」(手エモ)
(冒険者B、舞台はける)

妹「・・・」
妹「私は・・・」
妹「充分、幸せなのに」
妹「・・・ばか」
妹「・・・・・・」
妹「・・・ ありがとう」
(妹、立ち上がり舞台中央へ)
(周囲を見回し、?エモ)
妹「・・・何の音かしら」
(妹、舞台はける)

シーン5・スワンプ街外れ(~夕方)

(テンタ兄、ミンゴを連れよろよろと舞台へ)
テンタ兄「・・・はぁ、はぁ・・・」
テンタ兄「ここまで来れば・・・」(左右を見回し、座る)
テンタ兄「この辺りのハンターも」
テンタ兄「かなり強くなったな・・・」
テンタ兄「!」(立ち上がり、舞台端へ隠れる)

(冒険者AB、走って舞台へ。辺りをうろうろ)
冒険者A「・・・見失ったか」
冒険者B「あっちに行ってみよう」
(冒険者AB、舞台はける)

(テンタ兄、よろよろと出てくる)
テンタ兄「・・・ミンゴ」(ミンゴを投げる)
テンタ兄「お前だけでも・・・逃げろ」
テンタ兄「・・・大丈夫」
テンタ兄「俺は、うまくやるさ」
(テンタ兄、舞台はける)
(妹、舞台へ)
妹「この辺りで声がしたような・・・」
(妹、驚きエモ。ミンゴに近寄る)
妹「モンスター??」
(妹、ミンゴを拾い装備)
妹「・・・怪我をしているのね」
妹「大丈夫よ」
(妹、包帯・湿布・漢方薬を投げる)
妹「今、手当てをするから・・・」(座る)
(妹、ひとつずつアイテムを拾い、また座るの繰り返し)
妹「これでいいわ」(親指エモ)
(妹、立ち上がり少し舞台を歩く)
妹「・・・兄さんたちには」
妹「見つからないように、」
妹「気をつけるのよ」
(妹、舞台はける → 吟遊詩人に称号変更)

休憩(夜明けまで 仮10分~)

(吟遊詩人、舞台へ)
吟遊詩人「第一幕は、これにて終了となります」
吟遊詩人「夜の帳が明けるまで、」
吟遊詩人「いま少し、休憩といたします」


吟遊詩人「改めて、観覧中のお願い事を」
吟遊詩人「申し上げます」
(吟遊詩人、インフォ)
吟遊詩人「それでは、」

吟遊詩人「夜明け鳥の声を待つとしましょう・・・」



(夜明け)

吟遊詩人「さて、物語の続き」
吟遊詩人「第二幕を紡ぎましょうか・・・」
(吟遊詩人、舞台はける)

シーン6・スワンプMAP(朝~昼)

(妹、ミンゴを装備して舞台へ。周囲を見回す)
妹「・・・ここなら、大丈夫ね」
妹「もうすぐ、兄さんたちが戻るわ」
妹「見つからないうちに、」
妹「早く・・・」
(テンタ弟、舞台へ)
テンタ弟「ハンターめ、どこだ!」
(テンタ弟、舞台を走り、妹のそばで止まる)
妹「・・・!」
テンタ弟「ミンゴ!!!」(名前をry)
テンタ弟「ミンゴを返せ、人間!」(雷エモ)
妹「仲間が・・・来たのね」
妹「よかったわ」
テンタ弟「・・・?」
(妹、ミンゴ装備を外し投げる)
(テンタ弟、ミンゴを装備。一歩前に出るなどしてミンゴとの位置をずらす)
テンタ弟「ぐるる・・・」
妹「・・・聞いたことがあるわ」
妹「沼の奥に棲む、魔物の王・・・」
妹「最も威厳ある、黄金のたてがみを持つ者・・・」
妹「あなたね、テンタライオン」
テンタ弟「そうだ!がう!」
(テンタ弟、ミンゴの方を向き?エモ)
テンタ弟「・・・ え?」
テンタ弟「「攻撃しちゃダメ」って・・・??」
テンタ弟「こいつらは、沼を荒らす人間だぞ!」
テンタ弟「どうしたんだよ、ミンゴ!?」
妹「・・・この辺りには、」
妹「じきにハンターたちが来るわ」
テンタ弟「!!?」
妹「・・・」
(妹、舞台端へ)

テンタ弟「・・・ミンゴ・・・?」
テンタ弟「どうして止めたの?」
テンタ弟「あいつも、奴らの仲間・・・」
(テンタ弟、電球エモ)
テンタ弟「・・・この包帯は??」(座る)
テンタ弟「・・・うんうん」
テンタ弟「・・・ ・・・」
テンタ弟「・・・えっ!?」(がびーんエモ)
テンタ弟「怪我の手当てを?」
テンタ弟「ニンゲンが??」
テンタ弟「・・・うそだ」
テンタ弟「うそだよね、ミンゴ!?」(立ち上がる)
テンタ弟「あいつらは、沼の仲間を・・・」

(冒険者AB、舞台へ)
テンタ弟「!!!」
冒険者B「テンタライオン・・・!?」
冒険者A「ち、仕方ねぇな」
テンタ弟「(僕が・・・)」
テンタ弟「(ミンゴを守らなきゃ・・・!)」
(テンタ弟、冒険者の方へ飛び出す)
テンタ弟「がうがう!!!」
(全員、戦闘準備。スキルなどを使う)
冒険者A「今回は、」
冒険者A「しくじるわけにはいかないんでな」
テンタ弟「お前らハンターなんかに・・・」
テンタ弟「負けないぞ!」

(三人、舞台をぐるぐる。攻撃スキルなども使用)
(舞台3周くらいを目安に停止。冒険者とテンタ弟、舞台の左右に対峙)

テンタ弟「がうぅ・・・」
冒険者B「・・・く、」
冒険者A「・・・ぜえ、はぁ・・・」
テンタ弟「沼のみんなは・・・」
冒険者A「あいつは・・・」(←のふきだしが消えるのを目安に)
テンタ弟「僕が守るんだ!!!」/冒険者A「俺が守るんだ!!!」(同時)
(テンタ兄、冒険者Aの妹、舞台へ走ってくる)
(テンタ兄、テンタ弟の前へ。妹、冒険者Aの前へ。庇うように)
(テンタ弟、冒険者A、スキルを使用)そーどふぉーすとか ないかなっ
テンタ兄「・・・」/妹「・・・」
(テンタ兄、妹、ゆっくりとその場に倒れこむ)
テンタ弟「・・・え」
冒険者A「・・・な」(←のふきだしが消えるのを目安に)
テンタ弟「兄ちゃん!?」/冒険者A「アイリス!?」
テンタ弟「・・・あのニンゲン・・・」
テンタ弟「(ミンゴを助けてくれた・・・)」
テンタ弟「・・・どうして・・・?」
テンタ弟「どうしてだよっっ!!!」(/angry)
妹「・・・にい・・・さん」
妹「よか、た・・・」
テンタ弟「僕は・・・悪いハンターを・・・」
テンタ弟「・・・う・・・」(そのまま座り込む)
冒険者B「アイリスさん・・・!」
(冒険者B、妹に駆け寄り、そのまま一度座る)
冒険者B「・・・」(冒険者Aの方を向き立ち上がる)
冒険者A「・・・なぜ・・・」
冒険者B「街に戻るぞ」
冒険者A「アイリスが、ここに・・・」
冒険者A「くそっ!」(/angry)
冒険者B「・・・いいな?『ラルフ』」(珍しく有無を言わさぬ感じで)
冒険者A「・・・ ああ」
(冒険者B、妹の姿を隠すように手前に位置取り。妹を連れ、歩いて退場)
冒険者A「・・・・・・」
(冒険者A、よろよろと歩いて退場)

(テンタ兄、立ち上がる)
テンタ兄「俺たちも・・・戻るぞ」
テンタ弟「・・・」
(テンタ兄弟、歩いて退場。テンタ弟、一度だけ冒険者の去った方を向く)

シーン7・テンタライオンの巣

(テンタ兄弟、並んで座っている)
テンタ弟「・・・」
テンタ兄「・・・」
テンタ弟「兄ちゃん・・・」
テンタ兄「ん?」
テンタ弟「僕・・・わからない・・・」
テンタ兄「・・・」
テンタ弟「僕・・・」
テンタ弟「ハンターから、沼の仲間を」
テンタ弟「守りたくて・・・」
テンタ兄「ああ、わかってるよ」
テンタ弟「・・・でも、」
テンタ弟「倒れたのは、ミンゴを助けたニンゲンで」
テンタ弟「兄ちゃんが来なかったら、」
テンタ弟「僕もミンゴも・・・もしかしたら」
テンタ兄「・・・」
テンタ弟「・・・僕・・・」
テンタ弟「まちがってたの・・・?」(うるうるエモなど)
テンタ兄「いいや、」(立ち上がる)
テンタ兄「そんなことはないぞ」
テンタ弟「兄ちゃん???」
テンタ兄「お前は、大切な仲間を守りたいと思った」
テンタ兄「そうだろ?」
テンタ弟「・・・うん」
テンタ兄「そして、」
テンタ兄「あいつら、人間も同じなんだろう」
テンタ弟「・・・」
(テンタ兄、辺りを歩く)
テンタ兄「奴らからすれば、」
テンタ兄「俺たちは、街を脅かす悪者だ」
テンタ弟「・・・!」
テンタ兄「どっちが悪者かなんて、」
テンタ兄「誰にもわからない」
テンタ兄「・・・ただ、」
テンタ兄「生きるために戦うしかない」(テンタ弟を向く)
(テンタ弟、決意したように立ち上がる)
テンタ弟「・・・兄ちゃん・・・」
テンタ兄「だから、これからもずっと」
テンタ兄「俺たちは、戦い続けなきゃいけない」
テンタ弟「・・・ うん」
テンタ弟「沼の仲間が・・・」
テンタ弟「いなくなるのは、いやだ」
テンタ兄「ああ」
テンタ弟「・・・だから、」
テンタ弟「負けるわけにはいかない」
(テンタ兄弟、それぞれ一歩前へ出て台詞)
テンタ兄「俺たちは・・・」
テンタ弟「僕たちは・・・」(←のふきだしry)
テンタ兄弟「「沼の王者、テンタライオンだから」」

(冒険者AB、舞台へ このへんはコテコテに)
テンタ兄「・・・来たな」
冒険者A「二対二ってわけか・・・悪くねぇ」
テンタ弟「ハンターなんかに負けないぞ!」
テンタ弟「がう!」
冒険者B「・・・行くぞ!」
(全員スキル使用、そのまま停止)

エンディング(夕方)

(吟遊詩人、舞台へ)
吟遊詩人「――こうして」
吟遊詩人「深遠の沼の若き王 熱き心を胸に奮い立ち」
吟遊詩人「譲れぬ想いなればこそ 今宵も挑む勇者あり」
吟遊詩人「絆を胸に 願いを剣に 交わる剣戟の旋律」
(吟遊詩人、舞台を移動)
吟遊詩人「かたや麗しき姫君の 慟哭が天の静寂を貫かん」(←次回予告)
吟遊詩人「その物語は、また いづれ――」
(吟遊詩人、舞台前方へ)
(後ろに全員整列)

吟遊詩人「これにて、」
吟遊詩人「『テンタライオンの冒険』」
吟遊詩人「終演となります」
吟遊詩人「長らくのご清聴、ありがとうございました」(全員、エモor挨拶)
吟遊詩人「お気をつけてお帰りくださいませ・・・」

吟遊詩人「本日は、お楽しみいただけましたでしょうか?」(白チャ解禁を示唆)
吟遊詩人「これより、キャスト紹介に移らせていただきます」
吟遊詩人「お時間に余裕のある方は、」
吟遊詩人「引き続きお楽しみください」

(以下キャスト紹介)
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