個室の中の出来事


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限りなく澄んだ空の青。
この世界が美しければ美しいほど、それは残酷に思える。
遠くない未来、私の世界は終わる。
ずっと以前から、それは決まっている。
友達なんて、一年もしないうちに会いにこなくなった。
寂しいなんて思わないし、思いたくもない。

お父さんとは仕事の都合で、なかなか会えない。
だけど、私は愛されているんだと思う。
病院の個室というのはすごくお金がかかるものだと聞いた。
そんな大金をお父さんは私の我侭から払ってくれている。
嫌だったから、他の人に同情されるなんて。
嫌だったから、いつか出ていける人達と同じ部屋なんて。
だから、私は一人でいられる個室を選んだ。

こんな私に会いに来てくれるお母さん。
だけれど、それが最近ではうざったく思えることもある。
過剰な心配は私の心に余計な負担を強いる。
私は病人だけど、体に不自由があるわけじゃない。
「どうして、私を健康に生んでくれなかったの!」
そう怒鳴ったこともあった。
今となっては随分と昔のことのように思える。
運命は変わらない、私にはそれを受け入れることしかできないのだから。



気分転換に病室を出ようとした時、誰かが私にぶつかってきた。
転んだのは私ではなく、ぶつかってきた誰かさんの方だった。
最初に私の目に映ったのは頭に巻かれた白い包帯。
何か事故にでも遭ったのだろうか。
整った顔立ちをした可愛らしい少年だった。

「大丈夫?」

私は笑顔を作ると少年に手を差し伸べる。
少年は戸惑ったかのように、おずおずと私の手を握りしめた。
その腕は日によく焼けて少年の活発さを自然と感じさせる。

「あ、ありがとう。」

後ろに体重を掛けて、少年の身体を引っ張り起こす。
思ったよりも少年の体はずっと軽くて、私の体が一瞬ふらついてしまったほどだ。
少年の背丈は私よりも頭ふたつ分ぐらいは小さかった。
ちょうど撫でやすそうな位置に頭がある。

「怪我人なんだから、あんまり、ふらふらしちゃだめだよ。」

私は、ぽんぽんと少年の頭に触れる。
ほんわりとしたさらさらの髪の感触が手に心地よかった。
こう思わず、ずっと触っていたくなるような触り心地。

「ごめんなさい・・・。」

あまりに素直な少年の態度に、胸がきゅんと締めつけられる。
母性本能が疼いたのか、嗜虐心が疼いたのか。
いずれにしても、こんな獲物を素直に逃がしてしまう手はない。

「ねえ、少し寄っていかない?」

軽く手を引いて、少年を室内に引っ張り込む。
後ろ手にドアを閉めれば簡易な密室のできあがりっと。
ここは個室なので私以外に人は誰もいない。
少々、刺激に飢えていたのかもしれない。
個室に二人きりという状況に、なんだが心がウキウキとしてきてしまう。

「お菓子でも食べる?」

少年をベッドに座らせ、棚の中から買い置きのお菓子を取り出す。
そして、少年の横に並んで座ると、少年にお菓子を差し出した
彼はお菓子を受け取るか受け取るまいか一瞬、迷ったようだ。
だけど結局、彼はお菓子を受け取った。

「ありがとう。」

人懐っこい笑顔で少年は微笑んだ。
なんていい顔で笑うんだろう。
それは私がずっと忘れていた物のような気がする。

少年の人柄なのか、それともお菓子が私達の距離を縮めたのか。
私達は他愛のない会話をするようになっていた。

「へー、今日は抜糸に来たんだ。」

「うん、お母さんは用事があって来れないから、一人で来たんだ。」

「なんで、頭なんか怪我したの?」

「そ、それは、秘密。」

少年は照れくさそうに笑った。
人に話せないような事情があるのだろうか。
病院に篭りきりの私には想像もつかない。

窓から刺し込む陽光が、私達を暖かく包み込んでいる。
この子、絵になるなあ・・・。
私は心の中で、少年の造型美に感動していた。

陽光に透けた薄い栗色の髪の質感に手が伸びていた。
細く、まっすぐで、やわらかな、さらさらとした感触。
女の子ならば誰もが羨むような髪質に違いない。

きょとんとした表情で少年が私を見つめる。
なんでもないよと、私は微笑んで見せた。
釣られたように少年も微笑む。

あー、この子、かわいいかも・・・。
まさか、自分にこんな趣味があるとは思わなかった。

「ねえ、キスしようか。」

自分でも何を言ってるんだろうと思わないでもない。
だけども、一度、口にした以上は止まれない。
唇と唇が重なりそうになった瞬間、胸が苦しくなった。

「げほっ、げほっ、げほっ。」

私は咄嗟に少年を押し退けると、口に手を当てて咳き込んでいた。
ぬるりと嫌な感触のついた手をゆっくりと口元から引き離す。
想像通り、私の手には真っ赤な血がついていた。

「血、血が・・・! 看護婦さんを呼ばないと!」

血を見慣れていないのだろうか。
動揺して看護婦を呼ぼうとする少年の腕を、私はしっかりと掴んで止めていた。
こんなところで看護婦なんかを呼ばれては興醒めだ。

「ううん、大丈夫。」
「いつものことだから、平気。」

私はハンカチで口についた血を拭い、少年の唇を強引に奪った。
ついでに、手についた血を少年の服に擦りつける。
マーキング。
犬や猫がそうするかのように少年に私の印をつける。

口内に滑りこませた舌を少年の舌に絡ませる。
息のできない苦しさからか、塞がれた少年の口から声が洩れる。
少年のそんな姿が私の嗜虐心を煽る。
思わずもっと虐めてみたくなってしまう。

「んっ・・・、んんっ・・・。」

考えてみれば、これが私のファーストキス、なのだろうか。
情報を知ってはいても体験をするのはこれが初めてだ。
それは思っていたよりもずっと、肉感的でエッチだった。
二人の間を糸を引いて垂れる唾液が、陽光を反射してキラキラと黄金色に煌めいてみえた。

「・・・しよっか?」

私は少年の半スボンのチャックをじーっと下げた。
ブリーフの隙間から、少年自身を摘み出す。
初めて見るそれは、ちっちゃな象の鼻のようにも思えた。

「な、なにをするの?」

私はその問いには答えずに、少年の物をそのまま口に咥えた。
舌を絡ませると、それはすぐに大きくなった。
それほど知識があるわけでもない。
ただ、男性器を口で満足させる行為がフェラチオだと知っている程度だ。

少年にはこういった知識は皆無のようだ。
それはある意味、私にとっては運がよかったのかもしれない。
私に都合のよいように話が進められるからだ。

口を離すと、少年の物は自力で直立して見せていた。
皮はかぶったままのそれは、包茎というやつだろうか。
これは成人男子にとっては恥ずかしいことらしい。
剥いた方がいいのかなと思い、舌先で先端をなめながら手で皮を引っ張った。

「いっ、いたっ!?」

べりっという感じで皮がめくれ、少年の亀頭が姿を見せていた。
感触が感触だけに、少し心配になったけど、血は出ていないようだった。
剥き出しになったそれは、あまり亀には似ていないように思う。

「ごめん、大丈夫だった?」

「う、うん・・・ちょっと、ひりひりするけど。」

「じゃあもう一回、舐めてあげるね。」

私は少年の剥いた部分を痛みを和らげるように丁寧に舐めた。
少し萎えかけていたそれはすぐに硬さを取り戻した。
むしろ、さっきよりも硬くなったように思う。

「どんな感じ・・・?」

私は少年の顔を上目遣いに見上げた。
少年は恥ずかしそうな顔で、私の行為を受け入れている。

「な、なんか、ぬるぬるして変な感じ。」

言葉を無視して私は少年の物を舐め続ける。
舐めながら、少年のものを手で上下に擦る。
それは、これ以上は固くならないというほどにびんびんになっている。

しばらくも愛撫を続けていると。

「あっ・・・!」

そんな少年の声と共に、どくんどくんと少年の物が脈動した。
精液こそ出はしなかったものの、多分イったのだろう。
手の中でびくびくと震えるそれは不思議なぐらい可愛く思えた。

「イっちゃったね。」

私は少年の顔を見て、にんまりと笑う。
少年を好きなようにいじくって、絶頂まで導いてみせたのだ。
それはもう、満足以外の何者でもない。

だけれど、満足なのは心であって体の方は別問題。
むしろ逆に、何かを期待するかのように疼いてしまっていた。

病院服というのはこういう時に便利なもので、脱ぎやすいようにできている。
私は病院服をまくりあげると、少年の前でパンツを脱いだ。
見せつけるようにして落としたパンツがベッドの下でぱさりと音を立てる。
すでにそこは、愛液でしっとりと潤っていた。
触りもしないのに、こんなにも濡れてしまう自分のエロさに正直、呆れてしまう。

「ここ触って・・・。」

左手でまくり上げた病院服を胸の辺りで押さえながら、
右手で少年の腕を掴むと、その指を自分の秘所へと導いた。
くちっと湿った音を立てて、私のあそこは少年の指先を飲み込んでいた。
身体が無意識に少年の細い指を、きゅっと締めつける。

「ゆっくり、動かしてみて。」

初めてのことに戸惑うかのように、少年がおずおずと指を動かし始める。
他人にされているというのが大きいのか、それともただ私が変態なだけだろうか。
指を前後に出し入れするだけの稚拙な行為。
それが、自分でするよりもずっと、気持ちよかった。

「んんっ・・・。」

思わず、声が洩れてしまった。
ここは室内とはいえ病院だ、あまり大きな声が出てしまうのはまずい。
もっと、口元を引き締めないと。
そう考えて、こんなことをしていてよく・・・と、苦笑せざるをえない。

「お姉ちゃん、大丈夫?」

私の反応を痛みのせいだと思ったのか、少年が声を掛けてくる。
いい子だ、思わず胸がきゅんとしてしまう。

「うん、平気だから、もっと触って。」

戸惑いの消えた少年の指は少しずつ早さを増していった。
少年は繊細な指使いで私の中を掻き回していく。
挿入する度にその指の動きが小慣れてくるかのように。
少しずつ、その動きにバリエーションが生まれてくる。

「ふあっ・・・んっ・・・。」

最初は一本だった指もいつのまにか二本に増えている。
前後に動くだけだった指の動きに、掻き回すような動きが加わっている。

「ここも、触って。」

私はクリトリスを指差した。
少年の指がゆっくりとクリトリスへと伸びてくる。
私はまくりあげた病院服で、大きな声が洩れないように口元をおさえる。

「ひうっ・・・!?」

予想外の刺激に身体が激しく仰け反った。
少年の指が、ぐりっと遠慮なしにクリトリスを押さえたのだ。
敏感な場所だけに、伝わる感覚もそれだけ鋭い。
私の反応に少年の動きが止まった。

「そこは、もっと優しく・・・ね?」

期待を裏切らない優しいタッチで、少年はクリトリスを触ってくれた。
秘所への指二本での愛撫も忘れない。
右手で、秘所を愛撫し、空いた左手でクリトリスへの愛撫。

「んっ、んんっ・・・!?」

口をおさえた病院服からくぐもった声が洩れてしまう。
身体がびくびくと仰け反る。
今までとは比較にならないほどの気持ち良さだ。

「ふあっ・・・あっ・・・。」

私のあそこは溢れだした愛液で、ぐしょぐしょになっている。
秘所を触る少年の指が水音を立てるほどに。
溢れ出した愛液が少年の指をぐっしょりと濡らしてしまっている。

少年は飽きることをしらないかのように。
私の秘所を触ることが楽しいのか、私の反応を見るのが楽しいのか。
子犬のような熱心さで私の体をいじくっている。

「あっ・・・はあっ・・・!」

少しずつ、私の身体は高まりつつあった。
一人で触っていても、こんなに早く高まったことはない。

「ち、ちょっと、待って!」

これ以上、触られるとイってしまいかねない。
まだ、絶頂への期待よりも羞恥心の方が勝っていた。
イかされてしまうのは気恥ずかしい気がして、なんとか少年を押し留める。
リードしているお姉さん、という立場を崩したくはなかったのだ。


「そこに、寝そべって。」

私は少年をベッドに寝かせると、その上に膝立ちになった。
この体勢はまるで、私の大切なところを少年に見せつけているかのようだ。
しかもそこは、少年の愛撫ですっかりトロトロになってしまっているわけで。
恥ずかしさで、頬がかあっと熱くなるのを感じた。

私はこの状況を忘れるために作業に没頭することにした。
天を突くように仰け反った少年の物に手を添えて立たせ、ゆっくりと腰を下ろす。
くちりと、私の充分に潤った秘所が少年の物を少しずつ飲み込んでいく。

「うわ・・・。」

声を上げたのは少年の方だった。
私の体が中に入りこんだ異物を、締めつけていくのがわかる。
少年の物をある程度まで咥え込んだところで、それは何かに引っ掛かるのを感じた。
私はぼんやりと、これが処女膜なのかな・・・と、考えていた。


膜が引っ掛かるせいか、それ以上は少年の物が入らない。
おまけに無理に入れようとすると、結構痛い。

初体験は痛い、そんな話はあちこちでよく聞く。
痛かろうがなんだろうが、私にこんな機会は多分、二度と訪れない。
私は決心すると、少年の強張りを先端ぎりぎりまで引き抜くと、一気に体重を掛けた。

何かが引き千切れるような感覚。
声を抑えられたのが奇跡だと思えるほどの痛み。
想像を超えた激痛に私は少年の身体の上にへたりこんでいた。
苦痛に呼吸が乱れ、心臓がドクドクと暴れている。

「お、お姉ちゃん、大丈夫・・・?」

私の様子を、少年が心配そうに見つめている。
ああ、だめだ。
そんな瞳で見詰められると、胸がきゅんってなっちゃう。
こんな子に心配なんかさせちゃだめだ。

「だ、大丈夫・・・だよ。」

なんとか笑顔を作って微笑んで見せる。
きっと誰が見ても嘘だとわかる顔だったに違いない。
痛さで私の瞳には涙が浮かんでいた。

「手、握ってもいいかな・・・?」

激しすぎる痛みに身体は動かせそうもない。

「う、うん。」

私は痛みを紛らわせるために、少年と手を絡み合わせた。
そして、そのまま雪崩れるようにキスをする。

「んんぅっ・・・。」

貪るように少年の口内を味わう。
舌を絡め、唾液を送り込む。
少年も慣れてきたのか、私に合わせるように舌を絡ませてくる。
しばらくもすると、少年の方から私の舌を求めてくるようになっていた。

室内を、はぁはぁと、二人の乱れた呼吸音が満たしていた。
どれほどの時間、キスをしていたのだろうか。
それすらもわからなくなるほど、濃厚なキスだった。

おかげで痛みも大分、ましになったような気がする。
私はベッドに手をついて、ゆっくりと身体を起こしてみる。
ずきっと、少年の物を咥えこんだままの秘所に鈍い痛みが走った。
だけど、もはやそれも我慢できないほどではない。

「じゃ、動くね・・・。」

私は極力、痛みを抑えるために慎重に腰を浮かせた。
まくりあげた病院服で口元を押さえると、ゆっくりと腰を降ろす。

「ふっ・・・。」

苦痛に声が洩れる。
まだ、動くのは少しきつい。
心配そうに少年が私を見つめている。

「ほんとに大丈夫だから・・・ほら。」

少年の手を自分の胸に導く。
その行為に私は自分の胸がどくんと強く高鳴るのを感じた。
少年の手が胸に触れている。
ただそれだけのことに私の心臓はどくどくと早鐘を打っている。

「触ってみて・・・?」

私の言葉で胸に触れた少年の手に遠慮がちに力が篭められる。
そのタッチは不思議といやらしさを感じさせない。
私を診る医師の方が触診だといいつつ、よほどいやらしい触り方をする。
それはただ、本当に触るだけの触り方だった。

「やわらかい・・・。」

少年がぽつりと呟いた。
きっと、大人の女性の胸に触れたことがなかったのだろう。
私が大人かどうかは置いておいても、少なくとも胸は標準的なサイズはある。

この年頃の子の胸はぺったんもいいところだろう。
私は彼と同世代の女の子達に対し、少しだけ優越感を感じてしまっていた。
例えどんなに知識があったとしても、これだけは経験で埋めることはできない。

私が色々な意味での彼の最初の女なのだ。
これから先、彼が誰としても、それが揺らぐことは絶対にない。

「おっぱい、吸ってみてもいい?」

突然の少年の発言に私は戸惑った。
それは私が予想もしなかった言葉だったからだ。

触ったことはあっても舐めたことはない。
それ以前に舐めるという発想が私にはなかった。
胸を舐められるのはどんな感じなんだろう。

「う・・・うん。」

とりあえず、断る理由のない私はこくりと頷いていた。
少年の口が私の胸に近づいていくのを私はどきどきとしながら見ていた。
胸の頂きに少年はちゅっと軽くキスをすると、それを口に咥えた。

「んっ・・・。」

まるで赤ん坊のように、少年は私の胸を舐めた。
胸を吸われると、不思議な気持ちになってしまう。
幸福感というのだろうか、とにかく胸が一杯だ。
これが、赤ん坊にお乳をあげるお母さん達の気持ちなのだろうか。

「ミルクは、でないんだね。」

言いながらも、少年は私の胸を弄んでいる。
唇でついばんだり、飴を舐めるように舌で転がしたり。
暇を持て余しているのか、その間も少年の手は私の胸を玩具にしている。

「おっきな甘えん坊さん。」

私は照れ隠しに少年の頭を抱きしめる。
ふにょりと私の胸の中に少年の頭が埋まる。
息ができないはずなのに、少年は私の胸を弄ぶのをやめない。
胸に抑えつけた少年の頭からは微妙なくすぐったさが伝わってくる。

「そのまま、続けて・・・。」

少年の頭の拘束を解くと、私は少年の肩に手を添えた。
胸の感覚に意識を集中しながら、私はゆっくりと腰を浮かせる。

「んっ・・・ふっ・・・。」

思ったよりは痛みを感じなくなっていた。
痛みよりも、その他の感覚の方がずっと強く感じられる

「これ、すごい・・・。」

こうなると歯止めが効かなくなってくる。
より強い快感を得るために私は腰の動きを少しずつ早めていく。

「ひゃぅ・・・!?」

突然、私の動きに合わせるようにして、少年が腰を突き上げてきた。
少年の物が私の中を激しく擦る。
予想外の刺激で私の体は完全に動きを止めた。
だけど、少年は己の快楽のためにその動きを止めない。

「あっ・・・やあっ・・・。」

私はもう自分から動く余裕を失っていた。
完全に少年にされるがまま。
いつのまにか主導権を奪われてしまっている。

「ああっ・・・んんっ!」

少年の両手が胸を掴み、その舌が胸の先端を舐める。
その一方で小さな腰を器用に揺さ振り、私の秘所を責め立てる。
それだけでは物足りなくなったのか。
少年の指が胸を離れ、私の秘所へと伸びる。
「お姉さん、ここ弱いんでしょ?」

少年がくすりと笑って私のクリトリスに触れた。
それはもはや甘える子犬の表情ではなかった。
まるで猫が鼠を嬲るときのような、そんな顔をしていた。

「え・・・?」

少年はずっと機会を伺っていたのだ。
私の反応をつぶさに観察し、私の弱点を捜していたのだ。
従順だった子犬が突然、見せた牙。
それは油断しきった私を仕留めるには充分だった。

「やっ・・・やあっ!?」

少年の愛撫する場所のほとんどは間違いなく私の感じやすい所だった。
それどころか、私の知らない性感帯までも少年は捜し当てる。
私の背中に回った少年の腕。
少年の指先が肌の上を踊るだけで、私の体はぞくぞくと震える。

「お姉さん、そっちを向いて。」

快感という熱に浮かされた私は、言葉の意味をすぐには理解できない。
ただ、言われるままに少年の指示に従っていく。
私はうつぶせにされて、少年にお尻を突き出すような格好をさせられていた。

動物の雄と雌が交尾をするときの姿勢だ。
それは、雄が行為の主導権を握るということに他ならない。
私の望むお姉さんという立場は今や完全に崩れ去ってしまっていた。

それでも、昂ぶらされた体は少年に支配されることを受け入れてしまっている。

「じゃ、入れるね。」

少年の物がゆっくりと確実に私の中に入ってくる。
私の中の入り口の部分を擦るようにして少年の物が私の中に入ってくる。

「ふあああああっ!」

これまでとは違った感覚が私の体を貫いていた。
きゅっと締まった私のあそこが少年の物を強く締めつける。

「ここがいいんだ?」

少年は腰を引くと、ぴたりとその動きを止める。
その言葉は快感の余韻で朦朧とした、私の意識では聞き取れなかった。

「え・・・?」

私はうまく聞き取れなかった少年の言葉を聞こうと振り返る。
目と目が合った瞬間、少年はにんまり笑うと腰を私の中に押し込んで来た。
その先端は間違うことなく、私の入り口の部分を擦りつけていく。

「だめっ、・・・それは、だめっ!」

最初は偶然だったのかもしれない。
けれど今度は、明確な意図を持ってその行為を繰り返し行っている。
今までに感じた事のない程の強烈な衝撃の波が私の心を押し流していく。

わざと間隔を置くようにして私の中を擦りつけてくる。
不規則に攻めが続いたかと思えば休憩を挟む。
それはまるで私が落ちつくのを狙いすましているかのようだ。

「はぁっ・・・ああっ・・・。」

今や私の体は大海に揺れる小舟のようだった。
嵐のような波に翻弄され、いつか訪れる転覆を待つ。
ただそれだけの、小さな存在。

「こっ、こんなっ・・・!」

堪えようのないほどの気持ち良さが身体を駈け抜けていく。
頭の中が真っ白になってしまうほどの強い衝撃。
少年の愛撫は完全に私を手玉に取っていた。

「だめっ・・・!」

限界だった。
私は手元にあったシーツを掴んで咄嗟に口を抑えてた。

「んん~~~っ!!」

私は少年の上で身体を仰け反らせ、びくびくと身体を震わせていた。
少年の物が私の中で、どくんどくんと熱く脈打っている。






黄昏の光を放っていたはずの太陽が、いつのまにか真っ赤に染まっていた。

「ほら、家の人が心配するよ・・・もう、帰らないと。」

私は少年を部屋から追い出すようにして、ドアを閉めた。
きっと、もう二度と彼と会うことはないだろう。
病院はそういう所だ、健康な人間の来る場所ではない。

私はそっとお腹に手を当てた。
まだそこには、違和感が残っていた。
満たされたような、そうでないような、不思議な感覚。

「あのっ・・・また、来てもいいですか?」

ドアの向こうから少年が私に話し掛けてくる。
どうしてこの子は、こんなにも私の心を揺さぶるのだろう。
私は言葉に詰まって何も答えられなかった。
この関係は一期一会、一度きりの物だと思っていたのに。

「必ず、会いにきます!」

ぱたぱたと、少年の足音が駆け足で遠ざかっていく。
私は気が抜けたかのように、病室の床にへたりこんでいた。
なぜかはわからないけど、視界が歪む。

ぽつっと、病院服に何かが落ちた。
私の瞳からは、涙が次から次へと溢れてくる。

「うん・・・待ってるね。」

すでにいなくなった少年に私は答える。

私はこんなにも弱い人間だっただろうか。
誰かが会いに来てくれる。
それだけのことに、涙するような弱い人間だっただろうか。

彼は私が今まで積み上げてきた物を滅茶苦茶にしてしまった。
私を支える礎を作り変えてしまった。

もっと希望を持つべきだろうか。
もしかしたら、私が生きている間に病気の治療方法が確立されるかもしれない。
それは、不思議と悪くないことのように思えた。
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