44 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2008/12/10(水) 20:40:59 ID:ciQ6owla
「俺たち」「あたしたち」
「「付き合う事になったんだ!」」

『ええーっ!!?』

「いや驚くのもわかる、けどな…」
「みんなにはお願いがあって、その、内緒にしてて欲しいの…学校には」

『今ですか!?ほんとに今日!?』

「「…は?」」

「はいはいはい、ユージくんが一番遠かったから1000円だよー」
「うあー、やられたなあ。先生、見直しました」
「次さとりんは500円だねー」
「うう、宮崎さんに唆されなかったら参加しなかったのにい…」
「タマちゃんは惜しかったね、300円だよ」
「先生、先輩…おめでとうございます」
「あ、そういえばそれが先だったねえ」

『おめでとうございまーす!』

「おっ、お、お前ら一体何を?」
「ちょっ、どういうこと?ねえサヤぁ!?」

「さて、これにダンくんの200円とあたしの100円を加えてえ…
 この合計2100円をニアピン賞のミヤミヤにごしんてーい!こっちもおめでとー!」
「だから言ったじゃないですか…ああいうのはちょっとした切っ掛けがあれば早いですよって…
 あ、先生先輩ごめんなさいね、ふふふ」

「はい、で、お二人は今のご感想どうですか?」

「お前が元締か?」「サヤ…」

「う、うん。いやまーね、皆も意外とノリ気で」

「…ちょっと…」
「話が…あるんだけど?」

「あ、あっはっは、やだなあ、軽いお遊びじゃない。
 や、やだなあ二人共そんなに怒って。ほらほら、前途明るい二人は笑顔が一番!…ね?」

「お前ら、今日はちょっとだけ自主練な。すぐもどる」
「腕の一本や二本は覚悟してもらうからね…サヤ」

「…きょ、共同作業はやめてー!!!」
最終更新:2008年12月21日 00:02