371 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2008/07/14(月) 20:12:15 ID:3lHXU8IX
げんしけんの4巻読んでてふとこんな想像をした


珠「…あれっ」
虎「ようタマ、一人か珍しい」
紀「ユージくんはどうしたの?」
珠「いえ…おじいちゃんの家に遊びに行くとかって…じゃなくて…」
虎「はっはっ、あいつらしいな全く」
紀「あたしたち、ごはん食べに行くとこだけど、一緒に行く?タマちゃん」
珠「い、いえ…買物の途中なので…失礼します…」
紀「そっかあ…じゃあね、また」
虎「気ぃつけろよー」

珠「(うぅーん…)」


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珠「―――っていう事があってね」
勇「う~ん、気のせいじゃない?まあ、あれだけ仲が良ければ…」
聡「でも最近、ほんとに…」
都「ダンく~ん♪」
段「ミヤミヤぁ~」
勇「うんまあ、いや…あれくらい露骨なら俺にもわかるだろうけどね」
聡「で…ですね…」
珠「そう…かもだけど…でも…」
鞘「ねえねえ、何の話?」

『(また、話をややこしくしそうな人が…)』


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鞘「え~?あたしはもうあの二人はそういう物だとして接してるよ?前から」
勇「い、いや先輩、決め付けはよくないっすよ…」
珠「(こくんこくん)」
鞘「いや~あんだけ一緒に居てねえ、そうならない方が変だって」
聡「で、でも…先生…と部長ですよ?一応立場の問題もあるし…」
鞘「あの二人、そんなの考えてると思う?」
聡「い、いえ…」
鞘「ふぅ…しょうがないな。じゃあ、あたしがハッキリさせてあげるわよ!見てなさい!」
珠「あの、先輩…乱暴なやり方は…」
鞘「おねーさんに任せないっ!」
勇「(しょうがないな、これは…)」


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『おはようございまーす』

虎「おっ、はよーす」
紀「おはよー、みんな、遅いよー!」
鞘「(…まさか最初から揃ってるとは思わないよね!)」
勇「(いやこれはいつも通りじゃないですか…?)」
聡「(でも、でも本当に最近こんな事が多いですよ…)」
鞘「あー、あのねキリノ?えーっと…」
紀「うん?どったのサヤ?」
鞘「き、キリノ!あんたの…あんたと…」

『(…ゴクリ)』

鞘「あんたの数学のノート、今度写させてくんない!?」

『(がたがたがたがたっ)』

紀「んー?いいよー?それだけ?」
鞘「…デス」
鞘「(ゴメンみんな、やっぱり、あたしには無理…)」
勇「(しょうがないっすよ…まあ、無理に知ろうとしなくても…ん?)」
段「コジロー先生とキリノ部長は、つきあってるのか?」

『………!!』

都「だ、ダンくん、流石にそりゃマズ…」
珠「(栄花くんって…実は分かってやってるのかな…)」
鞘「…ま。まーまーまー。しょうがないよね口に出ちゃったものは。しょうがないしょうがない……で、どうなの二人とも!?」
聡「(う、嬉しそうだなあ、サヤ先輩…)」
紀「えっと…」
虎「…んん、む…まあ、そうなる…かな?」

『(おおおおお)』

鞘「アハハッ、そうかあ、やっぱそうなんだー。で、いつから?」
紀「えっと…あっと…」
虎「…ちゃんと、っていうのは…夏くらいか?」
紀「(こくんこくん)」
鞘「…遅ッ!あたし、もっと前からだと思ってたよ!?何の為にあたしが春先ユーレイやってあげてたんだか…」
紀「ん?んんっ?サヤ、何の話?」
鞘「………え?いやー、何の話かなあ?あははは」
虎「お前…まさか…」
鞘「い、いやだなあ二人してえ…ほらほら、結果的にくっついたんだから良かったじゃない?別にあたしが居なくてもさ」
虎「…それが、いらん世話だと…」
紀「言ってるの!」
珠「(シンクロだ…)」
鞘「ひ、ひぎぃぃぃぃ!!」
最終更新:2008年07月16日 21:48