620 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2008/07/03(木) 12:19:11 ID:PNhencDa
  γ"'´´⌒ /ヽ
  / イノリ从))  l ぬる~いお茶でまったりと
 /__从*^ω^ノリ
    !ヽっ旦c.  ∬ ∬ ∬ ∬ ∬
   とハ⌒ノ⌒)  旦 旦 旦 旦 旦


629 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2008/07/03(木) 16:50:00 ID:3+NrgVkb
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三献茶のエピソード思い出した。

石田虎待が室江高校剣道部顧問だった頃、修業のために川添道場を訪れた。

「もう限界だ、水が飲みたい」

白い手ぬぐいで髪を束ねた少女が持ってきた大きな茶碗には、ぬるめの茶がはいっていた。
猛稽古でのどが渇ききっていたので、虎待は一気に飲みきった。

「これは美味いな!もう一杯くれ」

二杯目の茶碗は前に比べると小さめで、湯はやや熱めで量は半分くらいであった。
虎待はそれを飲み干し、もう一服を命じた。
三杯目の茶碗は高価な小茶碗で、湯は舌が焼けるほど熱く量はほんのわずかであった。
虎待はこの少女の気配りに感心して実家へ連れ帰ったと云う。
この金髪の心利いたる少女が千葉紀梨乃、通称キリノと称し後年に石田紀梨乃となるのである。【室江高感状記】
最終更新:2008年07月07日 00:23