320 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2008/05/24(土) 12:10:28 ID:Dz+mU1R2
サヤ「はい、みんな修学旅行のおみやげ。納豆スナックだよ」
ダン「サヤ先輩~。こんな臭いのいらないよ~」
サヤ「いーじゃん、安かったんだもん」
キリノ「みんなー、アタシの修学旅行のおみやげも持ってってね~」
ユージ「あの、先輩。これ、何のかんづめなんですか!」
キリノ「シュールストレミング。世界一臭いんだって。ユージ君もこれくらい個性ださなきゃ!」
タマ「あ、あの。この赤い豆腐。お酒の匂いがものすごいんですけど」
キリノ「あー、それは豆腐よう。泡盛につけた豆腐でおいしいんだよ~」
サトリ「あたしのは……なんか臭くて黒ずんでる豆腐なんですが」
キリノ「それはねえ、中国の臭豆腐。調味料に使うんだって」
コジロー「お、この鳥小屋のような匂いは……クサヤか。まあ、マシなほうだが」
キリノ「お酒のつまみにいいんですよ~」
ミヤ「ダンくん! このチーズ虫入ってるわ!」
キリノ「2人にはカース・マルツゥをあげるね。虫入りチーズなんだよ」

キリノ「いやー、どれもこれもいい匂いでたまらないねえ」
一同「……お返しします」


コジロー「で、なんで俺のアパートに全部あるんだよ」
キリノ「だって、みんなもらってくれないんですもん」
コジロー「そういったってなあ」
キリノ「いい匂いなのに……」
コジロー「な、泣くなって。そんな顔するなよ、わかった全部もらってやるよ!」
キリノ「ほんとっすかー先生!あたし、うれしいです!
     じゃあ、早速このおみやげで何かつくりますね」
コジロー「おいおい、割烹着なんて着て、何作るつもりなんだよ」
キリノ「じゃあ、このシュールストレミングのカンヅメから……」
コジロー「待て、キリノ! それは開けると危険だ!! ああっ!」

大家「困りますよ。石田さん。今度こんなことがあったら出てってもらいますからね」
コジロー「すみません、すみません。本当にすみませんでした」
大家「ほら、奥さんもしっかりしてくださいよ」
キリノ「ウチの旦那がご迷惑を……これ、つまらないものですが」
コジロー「だから、そのカンヅメを渡すなぁ!」
最終更新:2008年05月24日 21:25