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先輩との試合後、ぶっ倒れたコジローが目を覚ますと、8巻130Pの笑顔を向けるキリノ。
「…やっとお目覚めですか?先生」
意識がはっきりして来ると、徐々にだが目に映る…
その笑顔の余りの屈託の無さにふと、いつか胸を焼いた罪悪感がよぎる。

-いやー先生が……やる気になってくれてうれしいっすよー
-うーむ…少し心が痛む…

(これは、流石にもう…話しておかなきゃならんだろう…)
(もうこいつに、嘘や隠し事なんかを…するべきじゃない。)

「キリノ、実は俺、あのときさ…」
「ああ、お寿司の話っすか?」
「……な、なに!?」
「先生が倒れちゃってる間に石橋先生が教えてくれましたよー、って言うか、薄々そんな気はしてましたけど」
「ななななな。」
「すごかったですよ。仁王立ちで…」

”初めはただ……寿司くらいでやる気を出してたコイツがここまで強くなれたのは―――
 お前たちのお陰なんだろうな。弱い自分を見せたくない……か。コイツらしい。
 俺も……見習わなきゃならんな。
 せいぜい、面倒見てやってくれよ、この―――頼りない後輩の。”

「――――って。」
「そうか……ごめんな、キリノ……でも俺、もう今は、本当に本気で…」
「わかってますってば、それよりも…」
「???」
「気付いてました?あの時あたし”私のために”って言ってたの」
「お前の…為に?」
「……本当にそうなったでしょ?”私たちのために”では、ありますけども」

「ああ……すごい奴だな、お前は…」