13 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2008/05/06(火) 14:17:00 ID:avw24x9B
コジキリのはぐすりを見た後、

「キリノ先輩、いいなあ……」
「どうしたのタマちゃん?」
「うん。宮崎さんと栄花くんもそうだけど、お似合いで羨ましいなあって」
「確かに、どっちもお似合いだよね(別に羨ましくはないけど)<UGQ」
「あたしにも……いつかそういう人ができるのかな」<ちらっとユージを見上げつつ
「大丈夫だよ、タマちゃんなら。俺が保証するよ」
「え……? それって、どういう……」<期待を込めた視線
「ん? そのままの意味だけど。今はいなくても、タマちゃんのことを誰よりも理解してくれる人ときっと会えるよ」
「……誰よりも、理解してくれる人……」
「信じられない?」
「そ、そういうわけじゃない……けど。と、ところでユージくんは? そういう人に心当たりはないの?」
「俺? 俺は今のところタマちゃんで手一杯だよ」
「え」<顔赤くなる
「タマちゃんがそういう人を見つけるまでは、俺も独り身だよ」
「どどど、どういう意味?(そういう意味?)」<顔真っ赤
「だって、ほっとけないしね、幼馴染みとしては。大丈夫だよ、俺だけ先にそういう人見つけたりはしないから」<タマの頭撫でつつ
「そ、そう……」<ちょっとがっかりしつつも、思わず顔がほころぶ

結局その日、タマの機嫌は一日中良かったそうな


……ってな感じで、嫉妬タマもいいけど、
ユージに頭撫でられて機嫌が良くなるタマというのもいいんじゃないかと思うんだ
最終更新:2008年05月07日 20:19