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[キリノ視点]
午前十一時

吉河先生「今日は石田先生が風邪で欠席のため、この時間は自習でーす。」
キリノ(せんせー…今日病欠なんだ…。大丈夫かな…一人暮らしだし、栄養のある物なんて作れないだろうし…。それに、淋しいんじゃ…。ああ見えてせんせー淋しがり屋だし……よしっ!)


午後五時

キリノ「ありゃ、鍵開いてる……せんせーっ、……おりょりょ?返事もない…」
そのままリビングまで行くと布団を敷いて寝ているコジロー。
キリノ(せんせー、やっぱり寝ることだけで直そうとしてる…ダメな大人だねぇ…。まぁ、私も私でダメな子なんだけどね。こんなダメな大人のことを……)
ゴミで散らかった部屋の中にスペースを作って布団を敷いて寝ているコジローの寝顔は、だらしなく口から涎が出ており、髪もボサボサ、しまりがなく無防備なその顔には意外と幼さが残る気がした。。そして、キリノはなぜかそのコジローの寝顔が愛しくて仕方がなかった。


午後六時二十八分

キリノ「ふぅ、とりあえずお粥も作ったし、部屋も少し片付いたかな。…せんせー、お大事にっ!」
最後に起きてくれることを期待してわりと大きな声で言ったのにコジローはまったく反応しなかった…
キリノ(今…何しても、起きないのかな……ごくりっ)
・・・・・・・・

キリノ「じゃ、じゃあまた明日~、あは、あははははっ」
ガチャッ!!
やはり、キリノはコジローのことが愛しくて仕方がなかった。

[コジロー視点]
キリノ「先生、私、先生のことが…好き」
コジロー「俺もだよ、キリノ」
そして迫る二人の唇…キリノの吐息はストロベリーのリップの香りがした…。

午前七時半

コジロー「!!ぱぁっ、ハァ、ハァ、なんだ夢か…って体がだるい…、こりゃ熱あるな…。あんな夢見たせいだ。…でも……あのキリノ、可愛かったよなぁ…。!!いかんいかん!!……学校に連絡とって今日は休も…。」


午後三時

コジロー「あぁ、飲み物買ってくるだけでもダリィ…こりゃ9度近くまであるんじゃ…ごほっごほっ、ごふっ…俺死ぬかも…」
コジロー(あ…鍵締め忘れた…でも、一回寝転がっちまうともう起き上がりたくないな…)


キリノ「私、せんせーのことが…好き…」
コジロー「俺もだよ…キリノ…」
近づく二人のくちb…ガチャッ!!

午後六時半

ドアが閉まる音がしてまたもや夢から覚めるコジロー。
コジロー「またこの夢かよ。!!って、ペッ、ぺッ、なんだこりゃ。ストロベリーの匂い…。」
辺りを見回すと、机の上には小さな鍋と書き置きがあった。
『せんせーが風邪で休んだと聞いてお見舞いに来ました。色々してあげたかったんですが、寝てたのでお粥だけ作っておきました。冷めてたらまた温め直して食べてください。
…ホントはせんせーの好きなうちのメンチカツも食べさせてあげたかったんだけど、学校帰りだからごめんねっ。。では明日は元気になって学校来てください。 キリノ』

コジロー「…来てたのか…。サンキュー……、キリノ…」
なんだかとてもキリノが愛しくて仕方がなくなった。