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771 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[] 投稿日:2008/04/30(水) 17:08:06 ID:3ACc4joi
「いいな、宮崎さんとダンくん」
部活の休憩時間。ふとタマキがつぶやいた。
「どうして?」
タマキのそんな発言にユージが疑問をうかべる。
「だって、二人とも相思相愛で、幸せそうだから」
彼女は素振りを一緒にしている二人をみてほのかに笑う。

「彼氏がほしいってこと?」
タオルで汗を拭きながらそう訊くと、彼女は少し首を横にふった。
「今はいいけど・・・でもいつか、私にもそういう人ができるのかなあと思うと、
 宮崎さんたちみたいに相思相愛で幸せになりたいの」
「なれるよ。タマちゃんなら」
彼は横にいる可愛い夢をもっている幼馴染に笑いかける。
「でも、私みたいなのが、そんな人できるかわからないし、もしかしたら一生できないかもしれないなぁ」
彼女が不安げにそうつぶやくと、彼は、少し考えて、おもいついたように口を開く。
「それじゃあさ、もし俺たちにそういう人が現れなかったら、俺たち結婚しようよ」

隣にいる異性はとんでもない言葉をいって、あ、俺素振りしてくるね、といって、
ダンたちと一緒に素振りをしはじめた。
彼女はポカンと口を開きながら彼を見ていると、彼女の先輩が来て質問した。
「ユージくんと何はなしてたの?」
そう訊かれて彼女は同じ方向をむいたままでつぶやいた。

「プロポーズされました・・・・」
「え・・・?」

END