621 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2008/04/26(土) 01:18:02 ID:AkErfyQV
本格的に付き合い始めると、
何となく毎晩電話とかするもんだろうなと思ってかけてみるも、
とりあえず何を話したものか会話につまる二人をイメージして

コジロー「もしもし…えっと、石田…いや、コジロー…うや、あの、俺です」
キリノ「ぷっ…あは、何キンチョーしてるのセンセー?」
コジロー「う、うっせえよ!……まあとりあえず、こんばんわ、っと…」
キリノ「こんばんわ、センセー、うふふ」
コジロー「…え、えーと、元気か?」
キリノ「うん…先生は何してたの?」
コジロー「俺、は――風呂入ったり、明日の課題作ったり、それから…あ」
キリノ「明日の課題、って…明日の政経の授業、小テストあるんすか?」
コジロー「わー待て待て、今のナシで!…ったく…」
キリノ「こっちが”ったく”っすよセンセー…もうしょうがないなあ、皆には黙っといてあげますから」
コジロー「うん…すまんな」
キリノ「あ、他人行儀!”すまんな”じゃなくて”ごめん”っすよそこは!」
コジロー「あーうー、ごめん…」
キリノ「うふふ、そうですそうです。……で、”それから”何をしてたんすか?」
コジロー「…竹刀、素振りしてただけだけどよ」
キリノ「――――…デスカ」
コジロー「おっ、お~い?声ちっさくて、よく聞こえんぞ?」
キリノ「…………じゃあ、質問いち。あたしは今、何をしているでしょー?」
コジロー「なんだそりゃ…ヒントくれよー」
キリノ「えっと、じゃあ…これでどうっすか?ちょっと待って下さいね?(…ぶんっ!)」
コジロー「素振り。」
キリノ「!?…なんで?」
コジロー「顧問なめんなって、どんな小さい音でも音の特徴で誰のかくらいは分かるぞ、それに…」
キリノ「???」
コジロー「……特に、お前のはさ」
キリノ「…………」
コジロー「…………」
キリノ「…………ちょっと、クサかったですね……」
コジロー「…いっ、いや、なんだ。ほらお前のは特徴があるっていうかさ」
キリノ「どうせ肩に力入り過ぎててタマちゃんみたいに綺麗な音じゃないですよーだ」
コジロー「んな事言ってないだろがよ……それにお前の素振りは好きだぞ、俺」
キリノ「……またクサい事言うしー…」
コジロー「な、馬鹿。そういう意味じゃねえって!いい時のお前は素直で綺麗な太刀筋だなって、いつも思ってんだよ」
キリノ「…あ……」
コジロー「…わかったかよ?別に、そりゃ、お前の事が…って意味も、無いじゃないけどさ…」
キリノ「……センセー」
コジロー「あんだよ」
キリノ「ちゃんと言って?あたしの事が……なに?」
コジロー「………えーっと…」
キリノ「…………」
コジロー「……素振りしてるお前の事が、好きだよ」
キリノ「…あたしも、センセーのそういう所が大大大好き!えへへへ」
コジロー「……どっちがクサいんだか…」
キリノ「えー、ダメっすかあ?…」
コジロー「くせーくせー、ファブリージョ持って来い、だな」
キリノ「ええー、そんなにぃ?でも、ホントだよ?」
コジロー「ああ、分かってるって。………んじゃ、こんなもんか?」
キリノ「……うん、今日すっごい楽しかった」
コジロー「よかったよかった……じゃあ、おやすみキリノ」
キリノ「おやすみ、センセー…」

教師と生徒の付き合いってこんななのかなあ。
しかしこんなん書いてて何がしたいのだか全然分からんね自分…
最終更新:2008年04月27日 01:29