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423 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2008/03/29(土) 10:01:11 ID:Qcuj33bp
3月の末、修了式が終わった後

キリノ「先輩たちの送別会も兼ねて、ちょっと早いけどお花見をしましょう!」

メガネ先輩「……と言うわけで先生、場所取りお願いしますね」
コジロー「ちょっ、待てよオイ、何が”と言うわけ”だ?なんで俺が!」
太眉先輩「えー、だって先生が一番ヒマそうだし」
ぽちゃ先輩「先生朝強いしねー」
コジロー「お前ら、なぁ…」

結局押し付けられるコジロー、
桜の下の一等席、ビニールシートの上でぼやくぼやく。

コジロー「(くそっ、なんで俺が……)」
コジロー「(まあ、今日は食い物にはありつけそうだが)」
コジロー「うぅむ、しかし暇だ……そう言えば小腹も空いて来たな…」
キリノ「おなかがどーかしたんですか?コジロー先生」
コジロー「……おわっ!き、キリノか?お前なんでこんな早いんだよ」
キリノ「ちょっと…根詰めてお弁当作ろうと思ったら、2時半に起きちゃいまして…」
コジロー「2時半って、お前、お婆ちゃんかよ」
キリノ「先生も似たようなもんでしょ…それよか、お腹すいてるんですよね?」
コジロー「おおおっ、その荷物、全部弁当だよな?食っていいの?」
キリノ「重箱は皆が来るまでダメっすけど、こっちのならいいですよ」
コジロー「何だこりゃ、お前、まさかまた…」
キリノ「ちょうど試作品のモニター探してたんですよねー」
コジロー「前の高菜キウイメンチカツでまだ懲りてねえのか、おふくろさん…」
キリノ「……いえ今度のは、あたしが考えたんっすけど」
コジロー「マジかよ。中身はなんだ?」
キリノ「それは食べてからのお楽しみっすよ。はい、あーん」
コジロー「て、いつの間にフォーク出したんだ、それに”はい、あーん”じゃねえよ!……んぐ」(もぐもぐ)
キリノ「……どうっすか?あたしの考えた、あんこ入りコロッケ。自信作なんですけど」
コジロー「甘い…けどウマい……」
キリノ「ホントっすか!やったぁ!…じゃあ、こっちも」
コジロー「今度は何だ?ん…もごもご」
キリノ「ジャムカツサンドっす。評判良ければお店に出したいなって思ってるんすけど…」
コジロー「変わった味だが…旨いな。なんかこのジャム、甘くなくてジャムじゃないみたいだ」
キリノ「わかりますか?トマトを下味にして、鷹の爪とかライムとかチリと混ぜてみたんすけど」
コジロー「見た目完全にイチゴジャムなのにな、こりゃうまいわ……ん、でもちょっと辛いから喉渇いたな」
キリノ「はいはい今お茶淹れますから……あ」
コジロー「なんだ、桜が飛び込んじゃったのか?」
キリノ「え、えーっと、淹れ直しますね?」
コジロー「いいよ、別に気にしねえから」
キリノ「(でも桜茶って……まあ先生知らないだろうし、いいか)」
コジロー「(ずずず…)ふう。春、って感じだな……」
キリノ「そうっすねえ……」
コジロー「お前も……やれば、できんじゃねーか」(なでなで)
キリノ「えへへ」(にこにこ)

随分前から居るのだが、木陰から出るに出られない先輩三人組。

メガネ「……もうちょっと出て行くの、待とうか?」
太眉「げはー」
ぽちゃ「……いいんじゃない?放っといたらいつまでもやってそうだし」