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アメリカ合衆国の戦術機

■アメリカ合衆国の戦術機■
国外への輸出向けに汎用性と拡張性に優れた戦術機の開発を進めてきたアメリカだが、G弾運用への戦略転換によって戦術機の開発自体を縮小する傾向にある。また、自国の戦術機の運用はG弾投入を円滑に進めるための地上のBETA掃討に比重が置かれており、F-22Aラプターの優れた巡航性能にもその思想が表れている。さらに対戦術機にも注目しつつあり、ステルス性能の付与といった対BETA戦での効果が疑問視される試みにも着手している。

米国陸軍

F-4 ファントム Phantom


宇宙開発用の大型MMU(Manned Maneuvering Unit=船外活動ユニット)を原型に米4軍(陸・海・空・宇宙)の共同開発機NCAF-Xが米国国防省のトライアルから選出され、1974年米軍に正式採用された人類初の戦術機。実戦配備時に、補助兵装としてCIWS-1(65式近接戦用短刀)、CIWS-2(74式近接戦用長刀)、WS-16(突撃砲:105mm滑腔砲・20mm機関砲)を同時に採用したF-15Eが主力である2001年現在は全機退役し、海外へ払い下げられている。海外ではマイナーチェンジを繰り返しながら現在でも使用され、人類戦力の中核を担っている。また、アビオニクスの近代化と装甲の軽量化、跳躍ユニットの強化によって準第2世代程のスペックを持つE型がアフリカ戦線等で運用されている。
人類初の戦術機であるがため、機体構造・装備・システムの未成熟さを予め見越されて拡張・改修がしやすいように機体規模が大きくし拡張性を確保している。それがF-4が未だに人類戦力の中核を担える最大の理由である。

F-4B

データリンクに対応した改良型。

F-4D

攻撃精度を向上した改良型。

F-4E

アビオニクスの刷新と装甲材の軽量化、跳躍ユニットのエンジン換装により、準第2世代の性能が付与された改良型。

F-4N

機体寿命を延ばした改修型。

F-4の輸出仕様機

  • F-4J
    日本向け改修機。近接戦闘能力向上を目指し、長刀(CIWS-2)を装備するため、可動兵装担架システムのパイロン拡張と、主腕のマニピュレータ強化が行われた。→77式 撃震
  • F-4R
    ソ連向け改修機。主な改修点は寒冷地対策。また、生産性の向上のため補助腕と副腕の構造の簡略化が行われ、その一方で戦車砲を戦術機の兵装として転用するために主腕が強化されている。→MiG-21 バラライカ

F-4の原型機

  • LMMU-1
    1957年に完成した大型MMU(Manned Maneuvering Unit)。
  • NCAF-X1
    大型MMUを低G~1G環境に対応した兵器に転用する新概念兵器開発計画──NCAF-X計画で生み出された試作機。前腕固定式17mmチェーンガンと固定スパイクを兼ねた多目的追加装甲、跳躍モジュールを装備している。月での戦闘にも一部参加したが、具体的な戦果は不明である。
  • NCSF-X
    戦況の変化により地球上での運用を前提とした1G環境対応機。
  • YSF4H-1
    NCSF-X試作6号機にて初の跳躍試験を成功させ、それ以降も良好な飛行性能及び機動性能を証明したことにより、軍は制式採用を決定、YSF4H-1と改称された。

F-4改修機

  • 輸送用戦術機
    ハイヴ突入時の兵站確保のため、補給物資の運搬用に改修された機体。
    現実の米軍の命名規則に則るなら、制式番号はCF-4といったところか。
  • 偵察用戦術機
    BETA支配地域に単独で侵入・情報を収集するため、振動・音紋観測用機材を搭載し、通信機能・航続力を強化した機体。主にUAV(無人偵察機)の不足を補うための戦術偵察に用いられたが、広域データリンクによる戦域管制が不十分だった1980年代には、簡易管制任務に就く事もあった。制式番号はRF-4?
    F-4の他、F-15A-6F-18を改装した機体も存在する。制式番号はそれぞれRF-15、EA-6、EF-18といったところか。

F-5 フリーダムファイター Freedom Fighter

F-5 フリーダムファイターは、米国ノースロック社(現ノースロック・グラナン社)が輸出向けに開発した第1世代戦術機である。装甲や主機出力こそ低いが、生産・整備・経済性に優れ、軽快な運動性を誇る軽戦術機として各国で高い評価を得ている。1976年から輸出開始、その量産性の高さから欧州に優先的に供給され(アジア枠は3割以下)、欧州各国の戦術機開発の基礎となった。人類初の戦術歩行戦闘機であるF-4 ファントムはその配備当初、重装甲・重武装を指向した新概念兵器であったが故に、構造・生産工程の何れに於いても複雑を極め、全米の生産ラインを24時間フル稼働させても需要に全く追い付かない状態が続いた。他国をBETAの防波堤と位置付ける米国にとって、世界的な戦術機不足は深刻な国防上の問題であり、それを早期に解消する事は急務であった。米国政府は苦渋の選択として各国にライセンス生産を斡旋、生産ライン整備の資金支援などを図ったが状況はさして改善されず、BETAの侵攻を間近に控えた欧州各国からは「1機でも多くの戦術機を」という懇願が洪水のように殺到した。困窮した米国政府は、F-4より小型・軽量で運用・維持が比較的容易な機体の開発を各メーカーに打診。これに対しノースロックは、空軍パイロットの転換訓練機として開発中であったT-38に最低限の武装と装甲を施した軽量戦術機を提案した。その時点でT-38の開発は先行量産段階に至っていたため、米国政府は評価試験もそこそこに制式番号F-5を与え、南米、オーストラリアを含む全生産ラインの40%を割り当て、即時量産に移行した。その後、欧州各国のライセンス生産が軌道に乗り、ヨーロッパの充足率が改善され始めると、米国は国内生産分をBETA脅威度の高い地域──特にライセンス生産能力を持たない国家に優先的に供給し、BETAをユーラシアに封じ込める為包囲網を固め始めた。
軽快な運動性により欧州各国でF-4以上の高評価を得たF-5は、レーダーや主機などを強化・換装した多くの現地改修型が開発され、その後のミラージュシリーズやトーネード、ビゲンなどの独自機体へと発展していった。それ故に、後の欧州製第二・第三世代戦術機のほとんどがF-5を始祖としていると言っても過言ではない。また、各国の改修モデルのデータはノースロック社にも提供され、後の準第二世代改修モデルであるF-5E タイガーⅡの開発に活かされた。

T-38 タロン Talon

T-38は、米国のノースロック社が空軍パイロットの転換訓練機として開発していた練習機。

F-5E タイガーⅡ Tiger II

F-5の強化型で、新たに「タイガーⅡ」の愛称を与えられた準第二世代改修モデル。F-5生産のそもそもの理由であった戦術機不足が問題が一応の解決に向かい、また戦術機生産のノウハウが蓄積されて生産ラインが効率化したことにより生産力が向上すると、廉価版として登場したF-5にも性能向上が求められようになった。そこでノースロック社は、F-5を導入した各国からの要望や、現地での改修データを踏まえたF-5改修案を提出。F-5Eとして制式採用が決定された。
F-5Eは跳躍ユニットが出力向上型のFE85-GE-21に換装されると共に、アビオニクスの改良により機動性が上昇。電子装備の弱さは残すものの準第2世代の性能を獲得するに至った。

F-5F タイガーⅡ

F-5Eに複座型管制ユニットを搭載した機体。

F-5G タイガーシャーク Tigershark

F-5Eを湿潤地仕様に現地改修した機体。1998年6月の時点では、まだ試験運用中の機体で、跳躍ユニットの防水性と排水機構に問題があるが、日本の技術が導入されているためかF-5系にしては空力特性が良い。跳躍ユニットにはジネラルエレクトロニクスF-404を搭載している。

F-5の輸出仕様機

F-15 イーグル Eagle

米国軍がF-4の後継機として開発した第2世代戦術機。西側関係者には最強の第2世代機と呼ばれる傑作機。1978年の東欧州大反攻の戦訓を取り入れて開発された。マクダエル・ドグラム社製。
第3世代戦術機が制式化されつつある現在もF-4に次ぐ配備数を誇り、米軍内でも引き続き使用されている他、世界各地で輸出型あるいはライセンス生産型が使用されている。
また発展性を考慮した設計的余剰が担保されているため、局地戦仕様や現地改修機など数多くのバリエーションが存在する。また帝国戦術機開発にも大きな影響を与えており不知火、武御雷なども帝国版F15とその帝国版後継機とも言える。
機動力の向上により光線級被害は減った物の、逆に突撃級・要撃級による近接戦闘被害は増大した。(と言っても全体で見れば被害は激減した。)そのため、更なる高速反応を以ってこれに対応するという第三世代機の大まかな方向性が決定した。(第3世代機は電子戦装備やデータリンクも付随するがそれは装備であり、基本設計ではない。)
F-4や帝国製戦術機とは異なり、F-15シリーズのウェポンベイ(近接戦闘用短刀や予備弾倉などを収容するスペース)は膝部装甲ブロックに配置されている。基本的な運用思想の違いから帝国軍が長刀を装備しているのに対し、米軍機は近接戦闘装備がナイフのみとなっている。

F-15A

F-15の初期生産型。燃料電池・高効率エンジンの発達が機体に追いつかず、稼働時間が著しく短いという不知火壱型丙と全く同じ問題を抱えていた。

F-15C


F-15Cは初期量産型であるF-15Aに改善を加えた量産機であるが、その外見上の違いはほとんど無い。C型はF-15シリーズの中で最も機数が多い生産型で、初期型のF-15Aに比べて稼働時間の向上を中心とした改良が図られている。A型のエンジンや燃料電池周りを換装しただけであり、本来想定されていたスペックを発揮できるようになったF-15と言える。最新型(86年8月当時)の跳躍ユニット(プラッツ&ウィットニーF100-PW-100型エンジン搭載)、対人類戦闘を視野に入れた米軍仕様のルックダウン機能強化型レーダーを装備。1984年、配備開始。

F-15E ストライク・イーグル Strike Eagle


F-15をベースに、兵装搭載量の増加、アビオニクスの強化、複合装甲の採用等に加え、機体構造の見直しによる統合的な改修を施した最新のE型は"ストライク・イーグル"の愛称で呼ばれており、第2世代最強の戦術機と謂われている。外装はC型の装甲材刷新に留まっているが、装備の観点から見れば別物と言っても過言ではないため、最新の世代分類では2.5世代に分類される。
初期型のF-15Aの配備から20年近く経過し、第3世代機の配備が始まった後も、その信頼性、交換部品の安定供給を含む整備性や豊富なアフターパーツに裏打ちされた発展性の高さから、米軍や世界各国で未だ主力機の座を堅持している。米軍では次期主力機であF-22Aの配備が遅れている事から、今後に於いても様々な強化改修案が検討されている。膝部のウェポンコンテナは不要となればパージできる。1995年、配備開始。尚、跳躍ユニットはF-22の非ステルスモデルが採用されている。
http://www.muvluv.com/alternative/mecha_eagle.htm
http://www.total-eclipse.jp/te/mechanics06.html
  • 軌道降下兵団所属機
    軌道降下兵団で使用されている機体は、稼働時間延長と推進剤容量増大を図ると同時に、降下時の機体制御用に着脱式スラスターを追加した改修型である。

F-15・ACTV アクティヴ・イーグル Active Eagle

F-15・ACTVは、アビオニクスの換装とモジュールの追加のみで、F-15を安価に準第3世代性能へとグレードアップさせるという"フェニックス構想"の実証実験機であり、マクダエル・ドグラム社を吸収合併したボーニング社(米国)によって2機が製作され、アルゴス試験小隊に配備された。ボーニング社は現在、G元素応用兵器部門への資本投下を最優先としているため、同社の戦術機開発部門は、この"フェニックス構想"に自らの生存をかけている。
F-22Aと同様のノズルを持つ大型跳躍ユニットを装備し、更に本来なら自律誘導弾システム・突撃砲等を装備する肩部・背部ウェポンラックにもスラスターが装備されている。
しかし、ウェポンラックとしての機能は存置されており、F-15・ACTVの機動力を犠牲にする代わりに従来通りの装備も可能。
上腕部のハードポイントには、センサーポッドを兼ねた強化パーツが装備されている。
並みの戦術機でF-15・ACTVの機動力に追随するのは困難である事から、機動試験等の際には跳躍ユニット等を強化したチェイサー仕様のF-15Eが随伴する。
強化型跳躍ユニットと、背面追加スラスターはともにプラッツ&ウイットニー114wbを搭載。内蔵した補助ロケットモーターは8G以上の加速を叩き出し、規定速度以上はターボファンエンジンに自動的に切り替わる。
拠点防衛を主任務とするF-4などとは違い、F-15・ACTVに課せられた役割は防衛線を突破して浸透してきたBETAを捕捉し殲滅することにある。機動性を重視した改装は、母体となったF-15の優秀さを十二分に引き出し、大きな成功を収めていると言えるが、同時に強化された機動性と引き換えに稼働時間の低下や積載兵装の貧弱化という欠点も否めない。元ネタはF-15ACTIVE(Advanced Control Technology for Integrated VEhicles=先進制御技術統合航空機)。
http://www.total-eclipse.jp/te/mechanics07.html

F-15SE サイレントイーグル Silent Eagle

F-15SEは、F-15Eをベースにボーニング社(米)の先進技術研究部門"ファントムワークス"が開発した準第3世代戦術機である。本機は、『フェニックス構想』の技術とノウハウを投入した『XFJ計画』から得た新たなアイデアを、F-15の改修にフィードバックする事で生み出された全戦域多任務戦術機である。限定的ながら対人戦をも想定した各種ステルス性能が付与され、最新アビオニクスとOBLへの換装、スラスターユニットの増設により第3世代機と同等以上の機動性と運動性を発揮し、高効率化された跳躍ユニットに加え、肩部と下腿部の大型化によって作戦行動時間の大幅な延長も図られている。

F-15の輸出仕様機

  • F-15J
    F-15Cの日本向け改修機。近接戦用長刀(CIWS-2)を装備する。→89式 陽炎
  • F-15SEJ
    F-15SEの日本向け改修機。→試02式 月虹

F-16 ファイティング・ファルコン Fighting Falcon

ゼネラルダイノミクス社(米国)が開発した軽量第2世代戦術機。1980年代に配備が開始された高性能第2世代機F-14トムキャットF-15イーグルは、その性能故に調達コストが高騰し、国防予算を圧迫、予定調達数を大きく割り込ませる結果を呼んだ。
これは早急な対BETA戦略の刷新と増強を図る米軍及び国防省にとっては頭痛の種であり、事態を重く見た米国政府は「Hi-Low-Mix」構想を策定、技術研究目的であったLWTSF(Light Weight Tactical Surface Fighter)計画を実戦機開発へ格上げすることで、より安価で高性能な第2世代機・F-16を誕生させた。
F-15に比べ小型・軽量故に拡張性は低いものの、各部に革新的技術を多く採用しており実戦においては、非常に高い機動性と運動性を発揮し、高い格闘戦能力を有する。
そのため米国内の配備だけでなく、F-4ファントムF-5EタイガーⅡを代替する第2世代機として、F-15を購入する資金がない国々への輸出も積極的に行われている。
F-4同様、各国による現地仕様機が多く存在するが、F-15のそれと比較して外部形状に大きな差異が見られるのは設計的余剰の乏しさ故である。
ナイフシースは膝部に装備されている。
ちなみに多くの米軍衛士が本機をヴァイパー(Viper)と呼ぶのは、LWTSF試作機時代の愛称の名残である。
1986年、配備開始。1991年、ゼネラルダイノミクスは戦術機開発部門を売却、2000年現在同機はロックウィード・マーディンによって製造されている

F-16A

1986年に、F-14、F-15に続く第2世代機として米国ゼネラルダイノミクス社が開発した戦術機。F-15が高額な機体となってしまい、予定調達数を大幅に割り込むことが予測されたことから、その穴を埋めるべく、LWTSF(Light Weight Tactical Surface Fighter)計画で研究されていた実験機を、F-16として制式採用した。F-15の補完として採用されたF-16だったが、機体設計時点の最新技術を多く取り入れており、拡張性、兵器搭載量以外の面でF-15とほぼ同等の性能を発揮した。機体コストが安価なことからF-4、F-5E代替機として諸外国へも積極的に輸出され、イスラエルのラビ、統一中華戦線の殲撃10型といった派生型も多数誕生している。

F-16C

跳躍ユニットにはF110-GE-100エンジンを搭載。TEにて、国連軍ユーコン陸軍基地・第37施設警備部隊"アストライアス"所属機が登場。

ブロック52/D

これ以降は機体形状が大きく変更された。肩部装甲ブロックと下腿部が大型化され、主に耐久性の向上と作戦稼働時間の延長が図られている。

F-16XL

調達数の見直しが図られた次期主力機である、F-22の配備数不足を補うため、複合任務戦術機(DRTSF)計画で開発された試作戦術機。F-16の問題点であった稼働時間の短さや長躯進攻能力の欠如を補うべく機体の大型が実施され、跳躍ユニットの大型化が図られた。結果としてDRTSFにはF-15Eが選定されたが、F-16XLで吸収された各種データはF-35の開発に活用されることとなる。

F-16の輸出仕様機

YF-16 ヴァイパー Viper

LWTSF計画の試作戦術機。後に制式採用され、F-16ファイティング・ファルコンとなる。

YF-17 コブラ Cobra

LWTSF計画において、YF-16(後のF-16)と競合した試作戦術機。競合試作に敗れた後、大規模な改修を経て、F-18ホーネットとして海軍に制式採用された。

F-22A ラプター Raptor


TDA

AL
米国陸軍の次期主力第3世代戦術機。ロックウィード・マーディンがF-16を開発したゼネラルダイノミクスを副企業として協力し開発。G弾によるハイヴ攻撃との統合運用を前提として開発された機体で、ハイヴ内の戦闘よりも地上に於けるBETA制圧を最優先の任務として開発された。
配備数は少ないが、現行配備されている他の第3世代戦術機を圧倒する隠密性と機動性を持ち、戦域支配戦術機の異名を持つ。イーグルを更に刺々しくした様なデザインが特徴で、従来のゴーグルではなく、虫のような単眼・複眼をした頭部センサーが特徴。12・5事件ではクーデター軍の精鋭の駆る不知火・撃震と交戦、彼我撃墜比7対1という記録を残している。
数が圧倒的だったこと、練度の差が大きかったこともあり、沙霧大尉率いるクーデター部隊によって多数が撃破された。(漫画版では、ウォーケン少佐の機体に限っては工作員によるウィルスで誤動作が引き起こされた瞬間を撃たれた事が判明している。)TDAでも登場し、JFKハイヴ攻略戦等で活躍しているが、反応炉での超密集混戦状態により多数が撃墜された模様。
対戦術機戦闘を視野に入れた設計をされており、パッシブ・アクティブステルスを入念に導入しており、正面からの接近ですらレーダーから発見されにくいステルス性能を持つ。
配置転換や移動等では味方に見つけてもらうためにノイズメーカーを装備している。戦後のアメリカによる支配を考慮に入れられた機体で、足底の接地樹脂ワンセットで第1世代機が買えるほどの特注品を使用している。更に新型ジャンプユニットによる桁違いの推進力等、アクティブステルスの為の高性能電子戦パーツなどと相まって基本スペックは、最も高性能とされている。
実戦配備された第3世代機の中で開発は最も早く、配備は最も遅い。その期間中の技術の発展に伴い構造の見直しや装備のアップグレードが配備前に行われておりYF-22とは外見が同じだけの別物となってしまっている。(F-15CからF-15Eへの発展と同じもの。)
頭部のデザインが凄乃皇と似ているのは製造した会社が同じロックウィード社である為。2001年3月にアメリカ合衆国・バージニア州ラングレー陸軍基地に、1個小隊4機が初めて実戦配備された。余談だがラングレーはCIAの本拠地所在地であり、イルマ・テスレフがラプターに搭乗できたのも同組織の差し金があったからであると思われる。
2004年4月1日時点、日本帝国次期戦術機候補の中では、最も高性能とされており、米陸軍での制式採用から3年が経過している事から、信頼性の点でも実証されている。一方、候補機の中では最も高価な機体調達費用や、米国議会による武器輸出規制の対象化が不安材料となっている。(クロニクルズ01にコンテンツとして収録されている)
余談ではあるがTDAにてグラフィックが一新。オルタ本編よりスマートな印象となっている。TDAではフランス軍に大量のセンサーを敷設され、ステルスの優位性を失ってしまう。(その時、磁気嵐が発生しており、更ににらみ合いの状態から戦闘状態に移行したため、12.5事件と同じくF-22はその運用思想から大きく外れた状況下での戦闘となってしまっている。)
+ F-22A 全体像

F-22A ラプター先行量産型 Raptor EMD Phase2

本機は米国陸軍のATSF(先進戦術歩行戦闘機)計画で開発されたF-22AラプターのEMDフェイズ2(先行量産型)である。試作型(YF-22)で発見された欠点はすべて改修されており、実戦配備されたHRP(全規模量産型)と遜色ない機体性能を有している。低燃費高速性や高速巡航能力、高度なスタンドオフ砲撃特性などの諸要素を持ち、さらには対人類兵器戦闘を想定したステルス機能までも搭載しているため、機動砲撃戦のみならず近接格闘戦においても従来機を遙かに上回る性能を誇る。米国陸軍第65戦闘教導団「インフィニティーズ」に配備されたEMDフェイズ2のF-22Aには当時新開発された濃紺色の電波吸収塗料が使用されている。なお、HRPでは最新バージョンの濃緑色が採用されている。
YF-22とF-22Aの中間に位置する本機は、YF-22の特徴である大型の頭部フィンを持つ。
F-15と100回戦って負けなしとか、F-18と200回戦って1回も負けなかったとか、とんでもない伝説(記録)を持つ。
F-16とのキルレシオは144対1。
本機には通常電子戦専用機でも無ければ装備しようとさえ思わないレベルの統合電子戦システムが標準装備されており、アクティブジャマーを駆使することで戦術機のセンサーを眩ますことができる。また極静穏モードで音も無く歩行することで、戦術機の振動音センサーに捕捉され難くしている。
跳躍ユニットには超高速巡航も可能なF119-PW-100エンジンを搭載している。

YF-22

後にF-22Aラプターとして正式採用され、「最強の第3世代戦術機」、「戦域支配戦術機」の異名で喧伝されることになるロックウィード製試作戦術機。
ゼネラルダイノミクス、ボーニング両社からの技術協力を受けており、同時期に設計された他国の第3世代機を遙かに上回る高ステルス性と超高速巡航性能は、対BETA大戦後の対人類兵器戦まで念頭に置いて要求された仕様だった。
オペレーション・バイ・ライト制御システムの採用や、従来の戦術機を遙かに上回る高機動性能など、第3世代戦術機の標準仕様とされるコンセプトは、本機で確立されたと言っても過言ではない。
2機が試作され、それぞれ搭載主機が異なる。試作2号機 N22YFには、「ジネラルエレクトロニクス・YF120」が搭載されている。
1年間に渡る厳しい比較試験の結果、YF-23を退け正式採用が決定したが、米国議会のF-22懐疑論に押され、開発予算が大幅に削られた結果、量産化改修が遅れに遅れ、実戦配備は2001年3月となった。YF-22と正式採用のF-22Aとの外観上の相違箇所は頭部小翼のサイズのみである。
  • N22YX

    試作1号機。
  • N22YF
    試作2号機。高出力の「YF120エンジン」を搭載したハイスペック機。

YF-23 ブラックウィドウⅡ Black Widow II

YF-23ブラックウィドウⅡは、先進戦術機開発計画「ATSF計画」に於いてノースロック社が開発した試作第3世代戦術機である。ステルス性能を始め総合性能では競合機YF-22に勝っていたが、調達及び整備コスト、そして何より、当時大転換を遂げつつあった米国のG弾ドクトリンに基づく兵器としての将来予測から「過剰性能である」と判断され、制式採用が見送られた。
YF-23は近接格闘戦用装備が充実した戦術機である。これは海外へのセールス、特にF-15採用国の更新需要をも見越しているためであり、その設計思想に於いては防衛戦闘からハイヴ攻略を視野に入れた総合戦闘能力が重視されている。主な装備として

●主兵装
・試作新概念突撃砲XAMWS-24(36mm/120mm)
・試作突撃砲装着型短剣XM-9(突撃砲に各1振)
・試作近接戦闘長刀XCIWS-4
●固定兵装
・近接戦用戦突(肩部装甲ブロック両端に各1)
・近接戦用短刀4(両上腕部外縁のウェポンコンテナに各2)
※大型近接戦短刀(左右各1)も収容可能
・スーパーカーボン製ブレードエッジ2(両下腿部前縁に各1)
・スーパーカーボン製スパイクベーン4(両足部に各2)
・跳躍ユニットにはスーパーカーボンが使用されており、鋭利な部分は近接戦用補助兵装となるようになっている。これは少なくとも日本帝国以外の第3世代機では共通の装備。(日本帝国も素材としては使用していると思われるが、形状が形状のため詳しい事は不明)
・YF-23の兵装担架ハードポイント
従来の機体背面上部ではなく肩部装甲ブロックに4つ、サブとして従来のハードポイント装備(最大6つ搭載可能)
・腰部スラスターノズル
仮にYF-23が制式化されていれば世界初の採用例となっていた。Su-37、Su-47、不知火・弐型に於ける
腰部スラスターの採用がYF-23の影響である事は明白である。
●特別装備
・JRSS(統合補給支援機構)
フェイズ3にて判明した特殊装備。ひいては全世界の戦術機に搭載されるべき革新装備で、特別なアタッチメントなしにあらゆるものからの推進剤、電力補給を可能とする。本来はハイネマンがYF-23用に開発した装備であり、目をつけた国側がYF-22にも搭載するよう指示したという経緯がある。

前述のように、近接戦を想定した固定兵装の豊富さは当時としては画期的であるが、この仕様が価格高騰の一因となった事もまた事実である。また、主兵装はYF-23での運用を前提に試作されたものではあるが、サイズから砲弾、グリップ形状に至るまですべて既存の規格に準じており、個別の制式化を想定していた事が覗える。
海軍向けの仕様も却下され、最後の希望であった重要同盟国への売り込みも、本機に採用された高度な機密技術(主にアクティブステルス、JRSS)の流出を恐れた米国議会によって禁じられ、YF-23の命運は完全に絶たれてしまったのである。
このような経緯から、”悲運の戦術機”として語られる事の多いYF-23だが、その魂と血脈は形を変え今尚生き続けている。世界各国、特に近接戦を重視するユーラシア各国の戦術機設計は紛れも無くYF-23の影響下にあり、人類の切っ先として戦場に君臨し続けている。制式採用・量産化こそ叶わなかったものの、YF-23の開発は戦術機史上に燦然と輝く偉業であり、人類の生存に大きく貢献している。(LD総集編1)

YF-22との実機模擬戦闘試験では初期ではYF-23が圧倒し、最終段階では改修を重ねられたYF-22が肩を並べるほど追い上げた為、両機共に一歩も譲らない熾烈な戦闘を繰り広げた。
対BETA近接格闘戦能力に於いてはYF-22を上回り、総合性能でもYF-23が優位とも囁かれていた(模擬戦闘の結果は14対18、ドロー5、無効3でYF-23が勝利している)これは、双方がステルス機である場合は近接戦闘比率が上がるため、白兵戦装備を充実させたYF-23の方が有利であったため。
YF-22と同じく、搭載エンジンの違う2機が試作されており、「ジネラルエレクトロニクス・YF120」を積んだ1号機には「スパイダー(Spider)」、「プラッツ&ウィットニー・YF119」を積んだ2号機には「グレイゴースト(Gray Ghost)」の愛称が与えられている。
計画終了後、機密保持のため、エドワーズ空軍基地に一定期間屋外係留されていたため、「世界一高価な鉄屑」などと揶揄された。最終的には1号機2号機共に電子戦装備を取り外され、さながら骸骨のような無残な姿を晒しながら米国各地の航空博物館の展示機となった。
TSFIAで、1993年に新規に開発予備パーツで組み上げられた機体が旧フィンランド、ソ連国境付近でステルス性を生かした極秘任務に参加している。(オルタネイティヴ3絡みの作戦であったため、激戦であった事は容易に想像が付く)TEにてユーコン基地に運ばれた機体はこれらのうち1機だと思われる。(ゲーム版TEの描写から相当長い間放置されていたようである。)
2号機「グレイゴースト」の衛士「ポール・サンドバーグ大尉」は「ドクトリンの変更さえなければ勝っていたのは俺達だ」と自負を新たにしている。(月刊ホビージャパン2013年10月号より)
余談だが、(血糊の作例がなかったため写真としては合成だと思われるが)「血まみれのYF-23」という非常に珍しい構図となっている。。
TSFIAでは(後の世界の可能性の一つだが)アメリカネリス基地の基地祭で日本帝国陸軍の「極光」とエレメントを組んでデモンストレーションを行っている。その時のパイロットは出世はしているがポール・サンドバーグ本人である。
  • PAV-1

    試作1号機。愛称は“スパイダー”。
  • PAV-2

    試作2号機。愛称は“グレイゴースト”。

YF-23N

ノースロック・グラナンがYF-23不採用で生じた損失を補填する目的でF-14の後継機として海軍向けに開発しようと画策した機体。だが、軍事ドクトリン転換の影響は当然海軍にも及んでおり、陸軍同様、戦術機関連予算は大幅に削減され、A-12 アヴェンジャーの開発を護るのが手一杯という状況だった。F-14の更新はより安価なF-18の改修プラン(F-18E/F スーパーホーネット)を採用する方向でほぼ固まっており、YF-23N開発案は短い検討期間を経て棄却された。

F-35 ライトニングⅡ Lightning II

米ロックウィード・マーディン社を中心として、欧州連合、アフリカ連合と共に国際共同開発が進められている最新鋭第3世代戦術機である。F-22の開発で培われた対人戦用の高いステルス(アクティヴ/パッシヴ)技術と、大出力跳躍ユニット主機による高速巡航能力は継承されている。当初この仕様には米国議会の反対があったが、G弾の実用化以降、コストの高騰から調達機数が何度も削減され、一向に配備が進まないF-22の間隙を埋めることを期待され、輸出仕様をダウングレード化する事で決着した。また、各国の要望に応え、アメリカ製戦術機としては史上初めて近接戦用の固定兵装(スーパーカーボン製ブレード)が標準装備されており、その高い運動性も相まって、すべての仕様に於いて良好な対BETA近接戦能力を獲得している。
1990年、次世代のHi-Low-Mix構想の「Hi」を担う「ATSF計画」の終了を受け、「Lo」を担うF-16、F-18を将来的に代替するステルス性能をもつ次世代戦術機を開発すべく、「統合打撃戦術機計画(JSTSF)」がスタートした。
米陸軍のスタンダードな更新要求に対し、米海軍及び海兵隊はF-18の後継として、艦上での運用が容易で軽量かつコンパクトな第3世代戦術機を求めていた。そこで米上院軍事委員会は開発コストを軽減すべく、設計の殆どを共通化した陸軍型、海軍型、海兵隊型の同時開発を決定。次世代艦載戦術機を欲していた英海軍も同計画に参加する事となった。米国は更なる開発費軽減と各国戦術機開発への影響力保持、加えてBETA大戦後の対人類戦過渡期に於ける東側包囲網を形成するため、西側各国に同計画への参加を提案。各国で運用されているF-16、F-18、F-5派生機の後継機としての要求を可能な限り受け入れ、対人戦闘からハイヴ内での対BETA戦闘を含めた、あらゆる任務に対応できる機体計画案の検証が開始された。
同計画では、ボーニング社のX-32と、ロックウィード・マーディン社のX-35という2つの計画案が同時に推進され、比較検証用の実験機が作られた。数年に渡るテストの結果、陸軍型と海軍型のパーツ共通性、先進性においてはX-32が勝るものの、コストパフォーマンスや機体のコンパクトさ、運用上の安定性からX-35が有利と判断。本格開発権を取得し、Xナンバーの実験機としては初の制式番号が付与され、国際共同開発がスタートした。
機体に装備された固定兵装は肩部ブロックにステルスとの兼ね合いからほぼ水平に配置されたブレードベーン、膝部装甲兵装コンテナ、及び下腿部前縁にもスーパーカーボンエッジを採用し、近接戦能力は高い。海軍/海兵隊での運用を考慮した肩部装甲ブロックは大型ハードポイントを兼ねたサイドスラスターとなっており、多目的誘導弾コンテナなどの大型兵装も運用可能。遠距離支援後はコンテナをパージし戦域に突入、スラスターを使用した高速戦闘に移行できる仕様である。

F-35A

計画参加各国陸軍に向けた基本仕様。ステルス性能を持ちながらも比較的安価であり、近接戦にも充分対応する総合的な対BETA戦能力が高いベースグレード。

F-35B

米海兵隊・英海軍仕様。母艦、艦船での運用を前提とし、水平開口式コクピットハッチの採用や、収容スペースを稼ぐためのブレードや装甲ブロックの折りたたみが可能となる他、緊急時の迅速な発着艦を可能とするため、垂直離着陸能力の強化(跳躍ユニット主機の推力向上と補助スラスターの追加)が図られている

F-35C

米海軍仕様。基本はB型と同様であるが、正規空母による渡洋攻撃を運用の主目的とするため、推進剤や燃料電池の大型化による航続距離・連続稼働時間の延長と、カタパルトを使用した発艦に耐えるための機体強度と耐久性向上の他、外付け支援兵装用ハードポイントの増設が図られている。機体強化の結果、関節やフレームの近接戦適正が最も高い仕様となっている。2001年時点では、各タイプが並行して運用試験と開発が続いている。だが、度々噴出する戦術機不要論による予算圧縮により配備開始が遅れており、特にF-35Cの開発は、その非常に高い要求仕様により難航している。

なお2016年9月23日に行われた日本向けF-35A初号機引き渡し式を記念してアージュ公式ホームページで日の丸付き不知火カラーのF-35Aが公開された。ただしこれがマブラヴ世界における公式設定なのかは不明。

A-10 サンダーボルトⅡ Thunderbolt II

A-10 サンダーボルトⅡは、フェイアチルド・リムパリック社(米)が開発した戦術歩行攻撃機である。 A-6 イントルーダーに続く史上2番目の"攻撃機"として制式採用されたが、構造や仕様、運用法による厳密な分類では戦術歩行戦闘機に属する。
米陸軍はA-6と同様の阻止能力を持つ地上戦で運用可能な機体が必要と判断し、A-X計画として国内の主要兵器メーカーに試作案の提出を求めた。
これに応じた各社は揃ってA-6を陸戦仕様へ改修・転用する案を検討したが、その試みは直ちに破綻を迎えた。元々A-6は機動性を犠牲に砲弾搭裁量や瞬間投射能力、防御力を高めた一種の拠点防衛兵器であったため、浮力の補助を利用できない陸上での運動性追及、更には跳躍ユニットによる立体機動の付加を指向する事自体が開発コンセプトに相反する大きな矛盾だったのである。海という緊急退避エリアを背負えない陸上戦に於いて、機動力と運動性が低い機体の投入は"BETAに餌を与えるに等しい"と評され、A-6改修案は永遠に葬られた。
完全新規設計やF-4強化策に代案を求めた各社が開発の長期化や仕様未満の予測性能に瑞ぐ中、フェイアチルド社が早々に再提出した設計案は異彩を放っていた。
他社が切り捨てたA-6のフレームと基本構造をそのまま流用し、関節構造と電磁伸縮炭素帯(カーボニックアクチュエータ)の配置、制御系を新規設計する事で全く別の機体を誕生させようとしていたのである。
多少ましになったとはいえ、重戦術機とも言える大型機の低い運動性は当然のように問題点として指摘された。だが、フェイアチルドは新型機の運用前提を諸兵科連合、あるいはF-4等の戦術機前衛部隊との分担に限定し、要撃級及び戦車級の掃討制圧と中距離支援に特化させる事、更には戦単級の取り付きに対抗する爆圧スパイク機構「ジャベリン」を採用し、その回答とした。
加えて、A-6の生産ラインがそのまま共有できる事から、開発予算と実戦配備までの期間が大幅に圧縮できる点が最大のメリットとして強調されていたのである。
米陸軍はこの"比較的まとも"なフェイアチルド案に予算を与え、試作機の完成を急がせた。昼夜無休で続けられた機体開発は前倒しに推移したものの、跳躍ユニットの主機出力不足に悩まされ続ける事となる。それは開発計画にとって深刻な障害となり、跳躍毎の連続飛行時間制限(340秒以内)、失速回避のため飛行中のGAU-8正面斉射禁止など、運用試験の初期評価を惨憺たるものとした。これらの問題は強化型主機の開発によって全て解決され、1978年、米陸軍は制式採用を決定、A-10の制式番号ど"サンダーボルトⅡ"の愛称を与えた。重火力・重装甲という、第1世代機のコンセプトを極限まで突き詰めた感のあるA-10だが、その生産性の高さはメーカーの前口上に偽りなく、短期間で複数部隊の運用が可能となり、折しも戦況が悪化の一途を辿っていた欧州のNATO軍へ優先供給された。
だが、配備当初の評価は芳しくなく、予想通り運動性と機動性の低さに前線衛士の不満が集中したが、密集近接戦での生存性の高さと、F-4一個小隊を上回る単機火力は都市防衛戦にあたる東西ドイツ軍から高く評価され、その運用戦術が各戦線に浸透した後は大砲鳥(カノーネンフォーゲル)、戦単級駆逐機(タンクキラー)などの俗称を与えられる程の絶大な信頼を獲得している。
ただし装備の都合上、突撃級の装甲殻を破壊できる装備が、基本装備では突撃砲の120mm位しかない上、機動性が低いため回り込むことが出来ないので突撃級が光線級に次ぐ天敵と呼べる。
2000年の米軍調達終了後も同機の生産は継続しており、第2世代相当の改修を施したC型が欧州連合や中東連合で実戦運用されている。
1978年、実戦配備。2000年、米軍調達終了。LD1の戦術機開発系統図では第2世代機に分類されていたが、LD3にて第1世代機(改修型が第2世代相当)に落ち着いた。頭部周辺に任務に応じて装備される弾倉と増槽を兼ねた装甲コンテナが存在する。緊急時には強制排除が可能。この機体には、戦術機には本来標準装備である背部兵装担架用ハードポイントが存在しない。よって、基本的には手持ちで持ち込んだ武装の場合、補給コンテナからの直接供給などでしか交換が出来ない。また、兵装担架が機体と干渉してしまうため、頭部周辺に装甲コンテナを配することでその問題をある程度解消している

A-10A

前量産型

A-10C

A型の改修型。
装甲の軽量化・アビオニクスの刷新・OBW化等の改修を施したことにより、第2世代相当の性能を得ている。

A-10J 凄鉄 【すさがね】

某A-10大好き絵師が吉宗綱紀より、帝国仕様のA-10の命名権を賜った。今後登場するかは全く不明。

米国海軍

F-11 タイガー Tiger

グラナン社製第一世代戦術機。史上初の艦載戦術機。空母での運用を容易にするため小型軽量であると共に、離着艦を考慮に入れた操縦性の高い機体として設計された。しかし試作機段階に於いて、機体の改良に伴う重量増が主機の出力不足を引き起こし、運動性、兵装搭載能力の低下を招いてい待った。その結果、導入された機体も短期間でF-4 *1 に代替された。1976年、配備開始。

F-14 トムキャット Tomcat

大型クラスターミサイル"フェニックス"の運用を目的に、米国海軍機動部隊の投射戦力として開発・製造されたグラナン(現ノースロック・グラナン)社製第2世代戦術機。世界初の第2世代戦術機である。匍匐飛行による部隊単位の高速一撃離脱戦術を前提とするため、コクピット管制ユニットは複座型が標準仕様とされており、前席には操縦士、後席にはレーダー管制官が搭乗する。F-15よりも一回り大型の機体ではあるが、跳躍ユニットに採用された補助翼の可変機構により高い運動性を発揮する。1982年、配備開始。空母機動艦隊を中核とした洋上展開部隊での運用を前提に、長距離ミサイル攻撃による上陸支援を主とし、中・近接制域戦闘をも視野に入れて開発された機体である。多様な任務に対応するため乗員は2名となっており、複座式管制ユニットの前席には戦闘士、後席には航法士が着座する。ユーラシアでの対BETA戦を分析した米国海軍の報告を受け、米国政府は建造中であったニミッツ級原子力空母・2番艦以降を全て設計変更し、1個大隊強の戦力投射が可能な本格戦術機母艦とする事を承認。それに伴って米国海軍は、史上初の艦載戦術機・F-11タイガーの後継機開発をグラナン社に特命した。事実上の失敗作とされ、F-4にその座を奪われたF-11のリベンジに燃えるグラナンは、海軍の厳しい要求仕様に応えるべく先の失敗で蓄積したネガティヴデータを最大限に活用し、全社を挙げて後継機の設計に注力した。そして約半年後、提出された後継機の設計図と仕様は海軍関係者を色めき立たせた。
海軍の要求仕様概略とグラナンの回答
新開発の専用大型支援ミサイル運用 機体の大型化と複座式管制ユニットの採用
連続作戦稼働時間の拡大
高い生存性の確保
機動性と運動性の大幅な向上 重装甲崇拝の転換・新素材による軽量な複合装甲とOBW(オペレーションバイワイヤ)の採用
空力機動制御概念の導入 跳躍ユニットヘの可変翼機構採用
それは革新技術を積極的に採用した意欲的な新概念戦術機であった。その内容に驚喜した海軍は、設計段階にも関わらす100機を越える異例の先行発注を行い、期待を表明すると共に財務的な支援を確約した。そして潤沢な資金に裏打ちされた開発は順調に推移し、1981年11月に量産1号機が海軍に引き渡された。F-14に対する海軍首脳部の評価と期待は非常に高く、引き渡しセレモ二ーの際、海軍に於ける"戦術機の父"ラスコー・ヘレンカーター提督は「F-14の登場によって、これまでの戦術機は一夜にして旧式兵器となった」と最大級の讃辞を送った程である。2001年の段階で、F-14は維持費の高騰を理由に繰り上げ退役が決定しており、F-18E/Fスーパーホーネットに海軍主力機の座を譲りつつある。退役する機体の一部はグレードダウン改修の後、米国以外でF-14を導入した唯一の国であるイラン、そして親米的なアフリカ諸国に売却される予定となっている。1987年には日本帝国への販売も提案され、F-15と激しい売り込み合戦を展開したが、近接戦能力の不足から採用は見送られた。 *2

F-14D


F-14は最古の第2世代機でありながら大型機であるが故に多くの設計的余剰を担保しており、改修を重ねることによって、F-15Cと同等の総合性能を獲得するに至っている。D型はF-14の最終拡張型で、レーダーや火器管制能力が強化されている。

F-14E

D型に小規模な改修を施した機体。2001年の時点で、米国海軍第103戦術歩行戦闘隊"ジョリー・ロジャース"で現役運用されている。

F-14改修機

  • F-14Ex スーパートムキャット
    イラン陸軍とノースロック・グラナン社が共同開発中の準第3世代戦術機。→F-14Ex
  • F-14 AN3 マインドシーカー
    オルタネイティヴ3直轄の特殊戦術情報部隊所属機。→F-14 AN3

F-18A/B C/D ホーネット Hornet

F-18ホーネットは、軽量戦術機計画(LWTSF)の競争試作機としてノースロック社(米)が製作した実証試験機YF-17コブラを原型に、マクダエル・ドグラム社(米)が開発した第2世代戦術機である。
YF-17は、ゼネラルダイノミクス社(米)の試作機YF-16バイパーとの競合に敗れ、アメリカ陸軍の採用は見送られた。だが膨大なF-14調達コストに圧迫されていたアメリカ海軍が、その費用対効果に於ける兵装積載能力、作戦稼働時間と運動性の良好なバランスに目をつけ、空母積載用戦術機としての改修を指示。空母運用に必要な機体仰臥位での管制ブロック水平展開機構、各部装甲ブロック(主に肩部)保持アームの伸延など、数年間の調整を経て、1987年に海軍及び海兵隊の主力正面装備として採用された。

F-18はF-15やF-14に比して費用対効果に優れた多任務戦術機として評価され、オーストラリアを始めとする数ヶ国でF-4を置換する主力機として制式採用された。だが、実戦に於ける垂直上昇能力など、機体強度に比例する機動性や運動性が他の主力機に見劣りするなどの理由から、前線衛士の性能評価は凡庸なものに止まった。同様の不満を持ったアメリカ海軍と海兵隊の要求に応えるため、マクダエル・ドグラムhF-18の全面改修を決断。後にスーパーホーネットとなる強化型の開発をスタートした同社は、1992年にF-18の生産ラインを閉鎖した。1994年のF-18E/F配備以降は、識別しやすくするためレガシーホーネットと呼ばれている。単座はA型、複座はB型の形式表記で識別され、それぞれ後に、最新アビオニクスに換装したC型とD型に更新されている。(LD9)

F-18E/F スーパーホーネット Super Hornet

F-18E/Fスーパーホーネットは、マクダエル・ドグラム社(米)が、F-18をベースに開発した第2.5世代戦術機である。
ユーラシア全域に展開するアメリカ海軍は、疲弊する各戦線を支えるため、戦術機配備数の増強を計画したが、同時に海軍ハイ・ローミックスの上位を担うF-14の調達・運用コストの高騰に頭を悩ませていた。そこで、F-14の改修計画であるスーパートムキャット計画を早々に放棄すると、比較的に安価、かつ先行して改修計画を進めていたF-18E/Fの拡大採用を決定した。F-18自体は凡庸と評価された機体ではあったが、製造を担当するマクダエル・ドグラムは、同時期に研究の進んでいたF-15の改修計画(DRTSF)を参考に「ホーネット2000計画」を提案。海軍の賛同を得て、F-18にF-14を凌駕する性能を与えるべく再設計とも言える大規模改修をスタートさせ、1994年末、アメリカ海軍への引き渡しが開始された。
頭部モジュールのストレッチによるセンサー収容容積の拡大、各種アビオニクス刷新による電子装備強化の他、肩部装甲ブロックのサイドスラスター増設、腰部装甲ブロック及び下腿部の延長と大型化による防御力強化と稼働時間延長など、全面的な改修が図られている。また、新素材の採用と、再設計による機体剛性とフレーム強度の向上により、跳躍ユニット主機の大出力化が可能となり、弱点とまで言われた垂直上昇性飛躍的能が向上。推力比の増大と機体の大型化により、もうひとつの問題とされていた兵装積載能力もクリアしている。
F-18E/Fに比して、単純な数値上の個別性能ではF-14の優位性は未だ揺るがない。だが、多様な運用局面に於ける総合的な性能評価となればF-18E/FはF-14に優るとも劣らず、その低い性能評価に免罪符の如く付きまとってきた「コストパフォーマンス」という言葉は、今や同機の優秀性を強調する意味で用いられている。アメリカ海軍、海兵隊のみならず、北米や欧州、大東亜連合、オーストラリア、アフリカ諸国など、全世界で制式採用されている事実がその証左であり、製造数でF-15を超えた今、全天候全環境戦術機として名実共にマクダエル・ドグラムのベストセラー機の座に君臨しているのだ(LD9)
2004年4月1日時点、日本帝国次期戦術機候補選定に於いて、帝国海軍が機動艦隊戦力の拡充を図るべく導入を検討している本機種の大量導入によって77式を置換する、という計画も存在していた。
TEで大東亜連合所属のガルーダ小隊が連合独自の第3世代機開発の基礎研究を行っている。
TDAでウィルバート・コリンズとリリア・シェルベリ(両名とも海兵隊所属)が搭乗する機体。米軍機初の主役メカ。TDAでは各国海軍機として2004年のバビロン作戦発動時にも戦術機母艦や強襲揚陸艦に数多く搭載されていたことから、陸軍機に対し比較的多くの機体が海洋に逃れてバビロン災害を生き延び、2005年現在、太平洋・大西洋の両岸にて人類に残された貴重な戦力となっている。

F-18F スーパーホーネット

F-18Eに複座型管制ユニットを搭載した機体。こちらは海軍採用の機体である。

F-18改修機

  • F-CK-1 経国
    台湾が独自改修した第2世代戦術機。→経国

米国海兵隊

A-6 イントルーダー

  • Intruder米国が海兵隊用に開発した局地戦用強襲歩行攻撃機。
    本機は潜水母艦より発進し、BETAに制圧された海岸部に海中から接近して上陸を行い、後続の揚陸部隊の橋頭堡を確保するため、潜航状態から陸上形態への変形を可能とした世界初の水中可変型戦術機である。
    36㎜チェーンガン×8門、120㎜滑腔砲×2門、ミサイルランチャー×6基など、充実した固定兵装や可変機構の採用によって異例の機体サイズとなった。また、他の戦術機では標準装備となっている跳躍ユニットを装備していない点でも一線を画する機体である。
    後継機A-10 サンダーボルトが就役し実戦配備から四半世紀が経過した後も、潜水可能な点が高く評価され、米国海兵隊を始めとして日本帝国、英国、台湾などで現役任務に就いている。
    なお潜航ユニットより分離後のA-6単体での航続距離は短いものの、水中速度は最大20ノット弱で航行可能である。
    1977年、配備開始。
  • A-6J
    日本向け改修機。→81式 海神
    腕部の36㎜チェーンガンが片腕4門から6門に増強されている。その代償として水中行動距離が短くなっている。

A-12 アベンジャー Avenger

A-6イントルーダーの後継機として開発された第3世代強襲歩行攻撃機。マクダエル・ドグラム社とゼネラルダイノミクス社が共同開発を進めていた機体であったが、マクダエル・ドグラムがボーニング社に吸収、ゼネラルダイノミクスがロックウィード・マーディン社に部門売却され、更にボーニングが開発からの撤退を表明したことから、現在はロックウィード・マーディンが単独で生産と保守を担っている。
A-6を凌駕する単独制圧能力が要求され、4基の換装式多目的兵装庫に120㎜滑腔砲各1門、固定武装として両前腕外側に2連装36㎜チェーンガン各1門、2連装12.7㎜重機関砲各1門、主腕マニピュレーターに近接専用スパイクマニピュレーターという重装備になった。
換装式多目的兵装庫には、多目的ミサイルランチャーや大口径機関砲など、多彩なバリエーションが存在する。本機最大の特徴はF-22Aと同様の対人類戦闘を想定した設計である。
俗に「ステルス」と呼ばれる特徴的な機体形状や多くの露見対策技術が採用され、レーダー及び各種センサーによる被発見率を極限まで低減させている。開発元の吸収合併に加え、複雑化した変形機構や先端技術の採用により調達価格が高騰したため、配備スケジュールは大幅に遅れている。
磁力型水流システムに原子炉を搭載し無補給長距離航行が可能で、電磁投射砲の採用が検討されていたが電磁投射砲が実用化出来なかった為未搭載。原子炉の搭載は、稼働時間確保よりも電磁投射砲の搭載に備えての仕様である。1999年、配備開始。

その他

XF-108 レイピア Rapier

XG-70の専任護衛戦術機として開発された機体。Hi-MAERF計画中止に伴い、開発中止。

X-29

1981年にスタートした先導技術実験機計画(ATDP) *3 の実験機。機体の製作はグラナン社(現ノースロック・グラナン社)が担当し、各部の攻勢を既存機からの流用&(胴体はF-5、脚部はF-16、主機はF-18、動力部はA-6)を主とすることでコストを最小限に抑え、実験の早期開始と進展を達成した。本機は便宜上第2世代に分類されるが、開発段階で第3世代技術の根幹となるOBL、空力による機体制御技術などを生み出し、実装実験も行っているため準第3世代機という認識も可能である。この機体から得られた各種実験データは、ソ連のスフォーニ設計局に秘密裏に提供され、Su-37及びSu-47へ流用された。