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#div(width=523px) #contents ・■[[軍隊]]■ *設定 **ESP能力者 オルタネイティヴ3および4計画で人類の敵、BETAの思考を読み取るための中核をなす能力。 念話、透視などの「超感覚能力」を指す&bold(){ESP}と、念動力や発火能力などの「物理干渉」を起こす&bold(){PK}に大別される。 そのうち、完成度の高い第6世代が社霞。 ***リーディング オルタネイティヴ第三計画の産物である社霞とその兄弟姉妹や、同第四計画の産物が有する、思考を「イメージ」、感情を「色」で読み取る能力の一種。 なお言語として読み取るわけではないため、読み取った「イメージ」や「色」を理解可能な言語に意訳するためには、ESP能力者の経験に大きく依存する。 ***プロジェクション 思考を「イメージ」として他者に投影するリーディングの逆現象。リーディングと併用すれば言語を介さずとも意思疎通が可能となる。 ただし普通は送り込まれた「イメージ」を言語に意訳できないので、意思疎通が成立するとまでは言い難い。 **G元素 BETA由来の人類未発見元素。 カナダに落ちたBETAユニットを調査するロスアラモス研究所のウィリアム・グレイ博士が発見者。 ***グレイ・シックス 6番目に発見された負の質量を持つエキゾチック物質。 ***グレイ・ナイン 9番目に発見された量子電導脳を構成する物質。 309K、室温以上で超伝導が可能という特徴を持つ。 ***グレイ・イレブン 11番目に発見された重力制御を行うムアコック・レヒテ機関やG弾に必須の物質。 ***バッフワイト素子 00ユニットのリボンや掌に織り込まれたBETAの素材由来の約20ミクロンの思考波通信素子。 凄乃皇(弐型/四型)や非接触端末にアクセスできる。特定の思考波パターンを織り込んだマイクロチップと併用し、逆位相の思考波を発信することで、リーディングをブロックすることも ***ODL 冷却剤としてあらゆる観測から量子電導脳を保護するために00ユニットの頭蓋に満たされている液体。 稼働率や時間経過で劣化するため、72時間以内に交換もしくは浄化する必要がある。完全な浄化にはBETA由来の反応炉が必要不可欠。 >【夕呼】存在するべき器官がなくなると、脳の生理バランスが崩れ、精神崩壊を起こし、最終的には『人間だった部分』は死んでしまうのよ 00ユニット体内の浄化装置は時間稼ぎレベルでしかなく、機能の全容を解明しないまま利用することについては、リスク判断が甘いようにも思えるが、 >【夕呼】それを維持する機能だけは、いまだにBETAの技術に頼らざるを得ないんだけどね **因果律量子論 平行世界や因果導体などの研究理論。 この理論にEX世界((EX編ではプレスタ2のクソRPGから何かを閃いて完成させた。))の並列処理コンピューター理論((半導体150億個分の並列処理コンピューターと同等の処理能力を持つ演算装置を手のひらサイズで作成することを可能とする理論である。))を加えて、00ユニットの量子電導脳が作られた。 [[平行世界概略図>>平行世界概略図]] ***因果導体 接続された並列世界間の因果の相互的やり取りを媒介する存在のこと。並列世界間の因果の通り道なのでこう呼ばれる。因果の運び屋とも言える。オルタ本編では主人公──白銀武のことを指す。 接続された並列世界間において、一方の世界の人間はこの因果媒体との物理的並びに精神的距離に比例して、接続されたもう一方の並列世界との因果のやり取りの影響を、より強く受ける。 武が因果導体となった原因はAL世界の鑑純夏にあった。 ***量子電導脳 グレイ・ナインを利用して作られた並列コンピュータの一種。量子コンピュータと同じ原理で、半導体150億個分の処理装置以上のスペックを実現している。 00ユニットが存在する全ての並列世界の量子電導脳が繋がっていて並列処理をするようなもの、らしい。 ***00ユニット リーディングとプロジェクションのESP能力((オルタネイティヴ第三計画の成果を踏まえて開発されたため))、人間には真似できない優れた処理能力((量子電導脳は世界最高のコンピューターでもある))を持つ非炭素擬似生命体。 「00ユニット」と呼称される理由は「機械の体((体の外見も中身も技術的に可能な限り同人物に似せられている。後に並列世界の記憶をも保有するようになった。))に人間の魂を宿らせた((鑑純夏の人格を移植された。))&bold(){「生物根拠0生体反応0」}から。 その気になれば世界中のコンピューターにハッキングし支配下に置くことが可能。その能力の高さ故、オルタネイティヴ第四計画の核となる存在である一方で、一部では00ユニット脅威論も持ち上がった。 ***恋愛原子核 「白銀武のまわりには大体女子がおり、しかも何故か大抵が好意的である」 という状況を、原子核に吸い寄せられる電子に引っ掛けて呼び表したもの。香月教諭が提唱。 この奇妙な現象を物理化学的に解明できればノーベル賞間違いなし、全世界のモテナイ男達を救う術となる、らしい。 夕呼先生曰く、まりもちゃんの為…みたいだ。 マブラヴEXの10/26およびFinal Episode "マブラヴ"において提唱されている。 論理的な解明が可能なのかどうか定かではないが、是非香月教諭には頑張っていただきたいものだ。 あるいは、AL世界の武に強烈な信頼感を感じていたA207分隊の皆の気持ちが、因果情報としてEX世界に軽い影響を与えているのかもしれない。 **PTSD(Post-traumatic stress disorder) 日本語訳は心的外傷後ストレス障害。心的外傷(トラウマ)とも。洪水、火事のような自然災害、戦争、監禁、虐待、強姦といった人災によって心に加えられた衝撃的な傷が元となり、後に様々なストレス障害を引き起こす疾患のことである。 トラウマには事故・災害時の急性と、虐待など繰り返し加害される慢性がある。武の場合は急性トラウマに該当。 *■日本帝国■ ***第一帝都東京 1998年のBETA本土侵攻に際し、日本政府はかねてよりの計画に従い経済の中心である東京に遷都した。 その後の西関東制圧、横浜ハイヴ建造に伴い一時的に第二帝都仙台が首都機能を代行したが、明星作戦以降は再び帝国首都として政治経済防衛の中枢として機能している。 ***政威大将軍 帝国議会の上位執政機関である、元枢府の長であり、皇帝陛下に任命される国事全権総代の称号。 だが、戦後は名誉職に等しい扱いを受け、BETA襲来で制限範囲が拡大解釈され権限が更に制限されていたが、12・5事件後その拡大解釈が是正され将軍職本来の権限が返上された。 ***元枢府 所謂、摂政。 皇帝陛下の執政を幇助する摂政職を機関化した組織。 米国で言うところの、大統領府のようなものであるが、その長である政威大将軍は選挙で選ばれる訳ではなく、元枢府を構成する五摂家の当主衆から一人が任命される。 ***五摂家 1867年、欧米列強の脅威に抗するために倒幕派大名と将軍家が大同団結し、大政奉還が成立した。 その際元枢府を設置した、煌武院(こうぶいん)、斑鳩(いかるが)、斉御司(さいおんじ)、九條(くじょう)、崇宰(たかつかさ)の五大武家を五摂家と称する。 -煌武院家&br()2001年時点の将軍家。現当主は煌武院 悠陽。 -斑鳩家&br()現当主は帝国斯衛軍第16大隊指揮官斑鳩 崇継。 -斉御司家&br()1998年当時の将軍家。当時の当主は斎御司 経盛 -九條家 -崇宰家&br()2000年5月26日までの当主は崇宰 恭子 ***琵琶湖運河 帝都·京都防衛と日本海-太平洋間の迅速な兵力移動を可能とするため、第二次世界大戦中に建設された巨大運河。 戦後の高度経済成長により、物流の主役は大型貨物機や大型トラックなど、より高速で安価なものに取って代わられ、琵琶湖運河は無用の長物と化していた。 1987年、インド亜大陸の戦況悪化を重く見た日本帝国は、かねてより国連から要請されていた大陸派兵の検討を開始。それに伴い、帝国軍参謀本部直轄の国内展開専任部隊として本土防衛軍を創設するなど、将来予想されるBETA本土進攻への対応を開始。琵琶湖運河にも再び脚光が浴びせられ、浚渫工事を着工。 大阪湾・伊勢湾-琵琶湖-敦賀湾を結び、帝国海軍が保有する紀伊級戦艦(基準排水量70,000t級50サンチ砲戦艦)や30万tクラスのタンカーも通行可能とするため再整備される。 98年のBETA本土進攻の際には伊勢湾側の工事が未完成ではあったものの、米軍第七艦隊の空母「セオドア・ルーズヴェルト」を琵琶湖に展開させるなど、建造目的を見事に果たし、その後も甲21号作戦の兵力移動に大きく貢献した。 ***クラ海峡 クラ地峡。東をタイ湾、西をアンダマン海に挟まれたマレー半島の最狭部。この地域に運河を建設する計画は17世紀からあり、日本も1973年に米・仏・タイと合同で原爆を使用した運河開削計画を提案している。しかし、計画立案時の技術力が不足していたり、政治的問題があったりして、現在に至るまで計画の域を出ていない。 AL世界では、1998年時点で既に開通しており、対BETAインドシナ戦線の最前線として機能している *■兵器■ **NCAF-X計画 大型MMUの技術を応用し0~低G環境の陸戦兵器へと転用することを目的とした新概念兵器開発計画。後にF-4を生み出すことになる。 **36mmチェーンガン 戦術機の主武装であり、各国の突撃砲に標準搭載の携行火器。歩兵用の小銃と同様に弾詰まりが起こりにくい利点からマガジンから弾薬を供給する。 世界共通規格のケースレス弾となっている通常砲弾((この36ミリ砲弾ひとつ作るにも高い技術力が必要となるため、戦術機を「空飛ぶ工芸品」と揶揄することも))は劣化ウラン貫通芯入り高速徹甲弾(HVAP)と曳光焼夷弾の2種類で装弾数は通常2000発。 弾倉交換は主腕マニピュレータを使用する他に、兵装担架システムの補助腕にて行うことも可能。不知火の場合は腰装甲に6つの予備弾倉を搭載している。 突撃砲の他にもA-6(海神)や凄乃皇・四型に12門(桜花作戦時は6門)搭載された突撃砲を転用したものなど固定兵装としても使用されている。 **ATSF計画 1983年にアメリカ陸軍によって提案された次世代戦術歩行戦闘機の開発を目的とした概念実証プログラム&ruby(先進戦術歩行戦闘機計画){Advanced Tactical Surface Fighter}──。 崩壊寸前の対BETA戦線を底支えし、侵攻を停滞させる"盾"の役割を十分に果たした史上初の戦術機F-4 ファントムは、新概念兵器故の未成熟な運用や戦術、衛士の練度不足などといった機体性能と別の問題が転嫁された結果、1974年配備当初に『欠陥兵器』の誹りを受ける。 前線から各国の軍部首脳、果ては開発を担った兵器メーカーの経営陣が戦術機に求めたのは"剣"としての役割であり、この結果を"対BETA決戦兵器"という肩書きに相応しいと考える者は殆どおらず、世界的な「対BETA戦により有効な攻性戦術機」待望論へと発展する。 BETAの北米大陸侵攻を何としても阻止したいアメリカ政府はそのニーズを重視し、新型第一世代機開発と並行する形で、実戦での様々な経験則や蓄積データの研究成果を反映した第二世代戦術機の開発計画を矢継ぎ早に承認。F-4の配備から10年を待たず、設計思想を重装甲から機動力重視へと転換した新鋭第二世代機群、F-14 トムキャット、F-15 イーグル、F-16 ファイティング・ファルコン等の先行量産型による運用試験を開始する。 驚異的な進化を遂げた第二世代機の実戦配備を目前に控えた1982年、"戦術機の父"──アメリカ陸軍のバンデンブルグ中将は「&bold(){第二世代機の投入によって、BETAとの戦いはその耐用年数前後に決着する。その後、BETA支配地域の地下資源、特にハイヴに眠る稀少物質の獲得を巡り、各国の利害対立が激化する}」将来予測に加え、「BETA大戦末期を担う戦力となり、その後発生する&bold(){人類との戦闘に於いても充分な優位性を発揮する戦術機}」の必要性を説いた意見書を提出。 極秘裏に進行中であった&ruby(HI-MAERF){戦略航空機動要塞開発計画}の順調な推移という追い風を受けて瞬く間に主流となったが、新規開発すべき兵器種については「&bold(){多任務戦闘機をはじめとする次世代航空機の開発の再開}」という旧空軍勢力と、「&bold(){予測される状況に対処可能な新概念戦術機}」と主張する陸軍勢力で意見が割れ、政府首脳や国防関係者のみならず議会を巻き込んでの大論争に発展した。 数ヶ月に及ぶ論争の結果、「BETA大戦に於ける"勝利"や"決着"というのは大局的状況であり、光線属種個体の完全駆逐までのタイムラグは当然長期間発生する」、「着陸ユニットを送り出す月、火星のハイヴ群を早期に排除することが困難」、「他国による鹵獲技術応用戦術レーザー実用化の可能性」という三点を理由に新型戦術機開発勢力に軍配が上がり、陸軍は既に準備していたATSF計画を提出したのである。 ATSF計画に於いて次世代機に要求された従来性能以外の新要素は以下の通りであった。 +戦術機を含む対人類保有兵器戦闘能力 +高度なファストルック・ファストキル能力 +各種電子機器による被発見率の低減(ステルス能力) +低燃費高速巡航及び長距離飛行能力 国内兵器メーカー7社((ロックウィード、ノースロック、マクダエル・ドグラム、ボーニング、ゼネラルダイノミクス、グラナン、ロクスウェル))から提出されたコンセプト案を検討したアメリカ陸軍は、ロックウィード、ノースロックの2社を試作機製作の主契約企業に選定。 ロックウィードにはゼネラルダイノミクス、ボーニングを、ノースロックにはマクダエル・ドグラムを副契約企業として選定し、それぞれの試作機にYF-22、YF-23の試作機番号を与え、開発がスタートした。 その翌年、五次元効果爆弾(通称G弾)の爆発実験成功により、世界戦略と軍事ドクトリンを大幅に修正。 ロックウィードとマクダエル・ドグラムが関わっていたHI-MAERF計画は即時中止され、アメリカ軍の対BETA戦略は初期段階でのG弾運用を前提とするものに大転換された。 ATSF計画の存在そのものが脅かされることはなかったが、ロックウィードとマクダエル・ドグラムにとって次期主力機の受注は自社の存亡に関わる最重要案件となり、更なる競争激化を招く。 (ホビージャパン8月号より) ***ML機関 (ムアコック・レヒテ機関) BETA由来のG元素、グレイ・イレブンを燃料に重力制御を可能とするムアコック・レヒテ型抗重力機関。 重力制御の際の副産物として莫大な余剰電力をXG-70シリーズに搭載された荷電粒子砲に供給することで、大威力での使用を可能にした。 MuvLuv機関と当てはめた勇者降臨。 ***ラザフォード場 (ラザフォード・フィールド) ムアコック・レヒテ機関から発生する重力場。 BETAのレーザー兵器を無効化し、S-11と組み合わせれば効率的に殲滅することができる。さらに重力制御の際に生じる莫大な余剰電力を利用する荷電粒子砲はハイヴのモニュメントを殲滅できる。 周囲10m以内にラザフォード場を展開する&ruby(XG-70b){凄乃皇弐型}に干渉すれば急激な重力偏重に巻き込まれ、戦術機諸共ミンチになるが、自動制御している&ruby(XG-70d){凄乃皇四型}には近づいても重力偏重に巻き込まれる心配は無い。 名称は物理学者のアーネスト・ラザフォードから? ***G弾 正式名称「&ruby(五次元効果爆弾){Fifth-dimensional effect bomb}」 グレイ11の反応消失まで多重乱数指向重力効果域(爆発域)を拡大させ続けてML即発超臨界反応境界面(次元境界面)を広げ、接触した全ての質量物をナノレベルで壊裂・分解するムアコック・レヒテ機関のスピンオフ技術。 要はグレイ11を制御せずに暴走させる安全装置のない簡易ML機関だが、適切な量の減速材を搭載することで、G弾は完全なML機関と化す。 結果、超臨界前まで突破には同じML臨界反応圏が必要になるラザフォ-ド場を展開・制御する事が可能となり、光線級のレーザー照射や人類による質量弾迎撃も、潮汐変形・重力偏差効果で無効にする迎撃不能の兵器となる。 ML機関よりも安価で、省資源、しかも放射能物質も出さないので運用も容易と、オルタネイティヴ5計画派が運用を推進する理由であり、米国が血眼になってG元素確保に精を出しているのは、G弾攻撃をより確実とする裏打ちでもあった。 ただし、被爆跡地では半永久的に重力異常を引き起こし、植生も回復しないという深刻な欠点もある。   そして、横浜ハイヴ攻略戦時に米国によって投下された2発のG弾による時空間の歪みと純夏の武への切なる思いが武がAL世界へと引き込んだ。 **ALM(対レーザー弾頭弾) 光線級、重光線級BETAの発するレーザーに対抗する為に開発された人類側の総攻撃前の準備攻撃として行われる防御的兵器。 敵レーザーの迎撃により弾頭が蒸発すると、気化した重金属粒子が付近の大気中に充満し、透過する敵レーザーを著しく減衰させることにより無力化。迎撃されなかった場合は通常弾頭として機能する、攻防一体の兵器である。 ***AL砲弾(対レーザー砲弾) ALMの項参照。 **JIVES(ジャイブス) 統合仮想情報演習システム。 戦術機の実機の各種センサーとデータリンクを利用した仮想訓練プログラム。砲弾消費による重量変化や着弾や破片による損害判定及び損害箇所など、あらゆる戦闘における物理現象をシミュレート可能。また、BETAの外見や行動パターンなども精緻に再現することができ、現在、衛士訓練プログラムとして最も有益なシステム。(テックジャイアン6月号より) **OBLシステム(オペレーション・バイ・ライトシステム) 第三世代型以降の戦術機に採用されているシステム。 機体内部において従来の導線に替わって光ファイバーにより情報のやり取りを行なうところに特徴がある。これにより操作系における反応速度が向上し、また外部からの電磁波の悪影響を受けにくくなった。 元ネタは航空機のフライ・バイ・ライト。 **OBWシステム(オペレーション・バイ・ワイヤシステム) 第一、第二世代型の戦術機に採用されているシステム。 人間の操縦を直接駆動系に伝えるのではなく、途中にコンピュータ処理を介在させるシステムである(ワイヤとは電線の意)。コンピュータは人間の代わりに機体を細かく制御し、転倒などの意図しない動作を防ぐ。その一方で人間の操縦入力があれば、すぐにそれを機体に伝えて敏捷な機動を可能にする。 元ネタは航空機のフライ・バイ・ワイヤ。 **XM3 白銀武がさんざんハマっていたアーケードゲーム「バルジャーノン」の操作体系を利用できないか、と香月博士に提案して誕生し、武が帰った後には全人類の戦術機標準装備となる制御系システム。 多く使われる機動や動作をある一定操作の入力をキーとするコマンド入力と、戦術機本体のコンピュータ及び衛士強化装備のフィードバックを利用し、個々の衛士に適化する。 >この「衛士の戦死者を半数に減じた」と言われる奇跡のOSには「XM3はひとりの訓練兵が発明した」という風説があるが、訓練兵による実証実験という常識はずれの事実が伝播する間に尾ひれがついた結果であり、与太話の類に過ぎない──というのが軍関係者の一致した見解である。(ホビージャパン7月号より) ちなみに、多くの人間が騙されがちだがXM3は新OSソフトとオルタネイティヴ4謹製の高性能CPUの&bold(){セット商品}であり、反応係数が上がっているのはソフトではなく、ハードの地力。夕呼の言葉から推察すればソフト単体で従来の戦術機にインストールすれば満足に動作しないと伺える。 「XM3」という呼称は某ロボットアニメ外伝の「EXAM」からきているような気がしなくもない。 **統合情報戦術分配システム **後催眠暗示キー ***秘匿回線B かなり強力な後催眠暗示キーで、多少の状況判断能力が低下する。 >「――夜の虹、黒い霧、血の雨に打たれし者よ」 >「――月の雫、白い水面、魂に導かれし者よ」 >「――朽ち逝く地平に幾万の鐘打ち鳴らし、鋼の墓標に刻まれし其の名を讃えよ」 >「――いざ我等共に喜び行かん、死と勝利に彩られた約束の地へ……」 *■企業■ **日本帝国 ***富嶽重工 |&ref(富嶽重工.png)|日本の兵器メーカー。&br()撃震、陽炎のライセンス生産、瑞鶴の改修、不知火、吹雪、武御雷の開発等、日本製戦術機のほぼ全てに携わる。| ***光菱重工 |&ref(光菱重工.png)|日本の兵器メーカー。読みは「みつひしじゅうこう」。&br()撃震、陽炎、海神のライセンス生産、瑞鶴の改修、不知火、吹雪の開発等に携わる。&br()大空寺財閥と組んで陽炎改修機「陽炎・改」を開発した。| ***河崎重工 |&ref(河崎重工.png)|日本の兵器メーカー。読みは「かわざきじゅうこう」。&br()撃震、陽炎、海神のライセンス生産、瑞鶴の改修、不知火、吹雪の開発等に携わる。&br()富嶽、光菱に比べて影が薄い?| ***遠田技研 |&ref(遠田技研.png)|日本の兵器メーカー。戦術機主機やES(強化外骨格)の雄。&br()富嶽重工と共に武御雷の開発を行った。| ***大空寺重工 日本の兵器メーカー。 大空寺財閥のグループ企業。 帝国陸軍の機械化歩兵装甲部隊において圧倒的なシェアを誇る。 97式機械化歩兵装甲のほか、陽炎・改の開発にも携わる。 帝国陸軍の超極秘計画『D計画』に於いて、戦略合神機・火之迦具鎚を完成させた。 ***YAMAHO音楽グループ 日本の楽器メーカー、YAMAMO楽器を母体としたグループ企業。 日本製ヴァイオリンのスタンダードとも呼ばれる「アンダンテ」を開発した。 YAMAHO音楽スクールなども営む。 国営放送と共同で『YAMAHO音楽チャンネル』という音楽専門番組を制作している。 マブラヴ オルタネイティヴと同一世界の『終わりなき夏 永遠なる音律』に登場。 ***旭日新聞社 |&ref(旭日新聞社.gif)|日本の新聞社。| -[[上井琉臣>http://luxin.blackcats.jp]]&br()次期戦術機選定計画関連の担当記者。 ***帝国通信社 略称は帝通。日本の通信社。 **アメリカ合衆国 ***マクダエル 米国の兵器メーカー。 人類初の戦術機・F-4ファントムを生み出した。 のちにドグラム社と合併し、マクダエル・ドグラムとなる。 ***マクダエル・ドグラム |&ref(マクダエル・ドグラム.png)|米国の兵器メーカー。&br()最強の第二世代機・F-15イーグルを開発した。&br()ゼネラルダイノミクスと共同でA-12を開発した。&br()HI-MAERF計画に、ロックウィード、ノースアメリカーナとの三社合同プロジェクトとして参加。| ATSF計画では、YF-23の開発に副契約企業として参加した。のちにボーニング社に吸収合併された。 ***ノースアメリカーナ |&ref(ノースアメリカーナ.png)|米国の兵器メーカー。&br()HI-MAERF計画に、ロックウィード、マクダエル・ドグラムとの三社合同プロジェクトとして参加。&br()ロクスウェル社と合併し、のちにボーニング社に売却された。| ***ボーニング |&ref(ボーニング.png)|米国の兵器メーカー。&br()ATSF計画では、YF-22の開発に副契約企業として参加した。&br()マクダエル・ドグラムを吸収合併し、F-15の安価改修プラン『フェニックス構想』を発案、概念実証機F-15・ACTVを開発し、国連ユーコン基地にて実証試験を行っている。| 先進技術研究部門"ファントムワークス"がF-15SEを開発。 2003年、その日本帝国仕様機F-15SEJ 月虹と姉妹機とも言えるXFJ-01 不知火・弐型とで熾烈な後継者争いを行っている。 また、G弾開発にも携わり、オルタネイティブ5推進派の先鋒である。 ***ノースロック |&ref(ノースロック.png)|米国の兵器メーカー。&br()F-5、F-18等を開発した。&br()ATSF計画では、YF-23の開発に主契約企業として参加した。&br()94年にグラナン社と合併し、ノースロック・グラナンとなる。| ***グラナン |&ref(グラナン.png)|米国の兵器メーカー。&br()F-11、F-14、A-6等を開発した。&br()第三世代機動実験機X-29を開発し、それら戦術機開発技術をソ連のスフォーニ設計局に流した。| ATSF計画では、提出したコンセプト案が不採用となり、計画自体からも撤退した。 94年にノースロック社と合併し、ノースロック・グラナンとなる。 ***ノースロック・グラナン |&ref(ノースロック・グラナン.png)|米国の兵器メーカー。| ***ゼネラルダイノミクス |&ref(ゼネラルダイノミクス.png)|米国の兵器メーカー。&br()F-16を開発した。&br()マクダエル・ドグラムと共同でA-12を開発した。&br()ATSF計画では、YF-22の開発に副契約企業として参加した。| のちにロックウィード社に売却された。 ***ロックウィード |&ref(ロックウィード.png)|米国の兵器メーカー。&br()HI-MAERF計画に、ノースアメリカーナ、マクダエル・ドグラムとの三社合同プロジェクトとして参加。&br()ATSF計画では、YF-22の開発に主契約企業として参加した。| のちにマーディン社と合併し、ロックウィード・マーディンとなる。 ***ロックウィード・マーディン |&ref(ロックウィード・マーディン.png)|米国の兵器メーカー。&br()F-22を開発した。&br()F-35を国際共同開発中。| オルタネイティブ4では元XG-70開発者を同機体の整備、調整のため横浜基地に派遣。 ***ロクスウェル 米国の兵器メーカー。 ATSF計画では、提出したコンセプト案が不採用となり、計画自体からも撤退した。 ノースアメリカーナ社と合併し、のちにボーニング社に売却された。 ***フェイアチルド・リムパリック 米国の兵器メーカー。 A-10を開発した。 元ネタの会社はドイツの会社と合併したが、業績不振で経営破綻。別会社に売却された。 ***ジネラルエレクトロニクス 米国の兵器メーカー。 戦術機の跳躍ユニットに搭載されるエンジンや戦術機に装備される兵装等を開発・製造している。 36㎜ガトリングモーターキャノン"GAU-8 Avenger"や近接防護システム"CIDK-Mk1 ジャベリン"を開発した。 同社のエンジンが搭載されている戦術機は以下の通り。(元ネタからの類推含む) -F-4ファントム(米・マクダエル) -F-5フリーダムファイター/タイガーⅡ(米・ノースロック) -F-14Dトムキャット(米・グラナン)&br()実機はB型以降 -F-16ファイティング・ファルコン(米・ゼネラルダイノミクス) -F-18ホーネット(米・ノースロック)&br()F-18E/Fスーパーホーネット含む -YF-22(米・ロックウィード)&br()試作2号機N22YFのみ -YF-23(米・ノースロック)&br()試作1号機PAV-1"スパイダー"のみ -F-35ライトニングⅡ(米・ロックウィード・マーディン)&br()開発中 -X-29(米・グラナン) -不知火・弐型(日・ボーニング/富嶽/光菱/河崎)&br()試作1号機XFJ-01aのみ -ラファール(仏・ダッスオー)&br()試作機のみ -JAS-39グリペン(スウェーデン・サーグ) -クフィル(イスラエル・IEI) -A-10サンダーボルトⅡ(米・フェイアチルド・リムパリック) ***プラッツ&ウィットニー 米国のエンジンメーカー。 戦術機の跳躍ユニットに搭載されるエンジン等を開発・製造している。 搭載されている戦術機は以下の通り。(元ネタからの類推含む) -F-14トムキャット(米・グラナン)&br()初期生産型(A型?)のみ -F-15イーグル(米・マクダエル・ドグラム)&br()F-15Eストライク・イーグル、F-15・ACTVアクティヴ・イーグル含む -F-16ファイティング・ファルコン(米・ゼネラルダイノミクス) -F-22ラプター(米・ロックウィード・マーディン) -YF-22(米・ロックウィード)&br()試作1号機N22YXのみ -YF-23(米・ノースロック)&br()試作2号機PAV-2"グレイゴースト"のみ -不知火・弐型(日・ボーニング/富嶽/光菱/河崎)&br()試作2号機XFJ-01bのみ -F-35ライトニングⅡ(米・ロックウィード・マーディン)&br()開発中 -JA-37ビゲン(スウェーデン・サーグ) ***マーキン・ベルカー 米国メーカー。 汎用戦術機コクピットシステムの国際特許を待つため、それを独占的に供給している。 **ソビエト連邦 ***ミコヤム・グルビッチ |&ref(ミコヤム・グルビッチ.png)|ミコヤムさんとグルビッチさんが創設したソ連を代表する軍用機設計局。&br()制式番号の頭にMiGと冠するいわゆるミグファミリーと呼ばれる戦術機群を開発した。| ***スフォーニ |&ref(スフォーニ.png)|スフォーニさんが設立したソ連の軍用機設計局。&br()制式番号の頭にSuと冠する戦術機群を開発した。| **EU ***ダッスオー |&ref(ダッスオー.png)|フランスの兵器メーカー。&br()F-5改修機のミラージュシリーズの開発・生産を行った。&br()ECTSF計画では、途中計画を離脱し、独自にラファールを開発した。| ***サーグ |&ref(サーグ.png)|スウェーデンの兵器メーカー。&br()ミラージュⅢ(F-5改修機)を独自改修し、1976年JA-35ドラケンを開発した。&br()86年にJA-37ビゲン、96年にJAS-39グリペンと、10年毎に新型機を開発している。| ***パラヴィア・インダストリアル イギリス、西ドイツ、イタリアの兵器メーカーが創立した戦術機メーカー。 F-5改修機・トーネードを開発・生産した。 ***ユーロファイタス |&ref(ユーロファイタス.png)|ECTSF計画のために創設された管理会社。&br()実際の研究・開発は参加各国の兵器メーカーが担当し、それに資金を提供した。| ***アエロジェット EF-2000 タイフーンに搭載するAJ200エンジンの開発、生産、整備、販売支援を目的として設立されたエンジンメーカー。 イギリス、西ドイツ、イタリア、スペインの各メーカーで構成される合弁企業。 ***OTT イタリアの兵器メーカー。 帝国海軍の戦艦に搭載されているOTT62口径76㎜艦載砲を開発した。 帝国の他、全世界で採用されている。 ***ラインメイタル 西ドイツの兵器メーカー。 1996年にMk-57中隊支援砲を実用化した。 帝国の90式戦車の主砲等、通常兵器の搭載火砲も同社製。 ***エリコム スイスの兵器メーカー。 帝国の87式自走高射砲改に搭載されている35㎜機関砲を開発した。 元ネタの会社は兵器部門を1999年にラインメイタルの元ネタに売却している。 ***ルイター イギリスの通信社。 **統一中華戦線 ***瀋陽 中国の遼寧省瀋陽にある兵器廠。 F-4改修機・殲撃8型やSu-27のライセンス生産機・殲撃11型の製造を行った。 ***成都 中国の四川省成都にある兵器製造会社。 イスラエルと共同でF-16改修機・殲撃10型を開発した。 ***TAIDC 台湾の兵器メーカー。 F-18改修機・経国を開発した。 **イスラエル ***IEI イスラエルの兵器メーカー。イスラエル・なんとか・インダストリー。 ミラージュⅢ(F-5改修機)を砂漠戦仕様に改修したクフィルを開発した。 F-16改修機・ラビを開発中にパトロン(米国)に逃げられた。 統一中華戦線から共同開発を持ちかけられ、殲撃10型の開発に貢献した。 ■コメント■ #comment_num2(size=60,vsize=3,num=20,logpage=コメントログ)
#div(width=523px) #contents ・■[[軍隊]]■ *設定 **ESP能力者 オルタネイティヴ3および4計画で人類の敵、BETAの思考を読み取るための中核をなす能力。 念話、透視などの「超感覚能力」を指す&bold(){ESP}と、念動力や発火能力などの「物理干渉」を起こす&bold(){PK}に大別される。 そのうち、完成度の高い第6世代が社霞。 ***リーディング オルタネイティヴ第三計画の産物である社霞とその兄弟姉妹や、同第四計画の産物が有する、思考を「イメージ」、感情を「色」で読み取る能力の一種。 なお言語として読み取るわけではないため、読み取った「イメージ」や「色」を理解可能な言語に意訳するためには、ESP能力者の経験に大きく依存する。 ***プロジェクション 思考を「イメージ」として他者に投影するリーディングの逆現象。リーディングと併用すれば言語を介さずとも意思疎通が可能となる。 ただし普通は送り込まれた「イメージ」を言語に意訳できないので、意思疎通が成立するとまでは言い難い。 ***00ユニット オルタネイティヴ第四計画の核となる存在。 機械の体((外見も中身も技術的に可能な限り同人物に似せられている。))に人間の魂を宿らせた((鑑純夏の人格を移植され、後に並列世界の記憶をも保有するようになった。))&bold(){「生物根拠0生体反応0」}の非炭素擬似生命体。 第三計画で開発されたESP能力と優れた処理能力((量子電導脳は世界最高のコンピューターでもある))を持ち、その気になれば世界中のコンピューターを支配下に置くこともできる。 その能力の高さ故、一部では00ユニット脅威論も持ち上がった。 **G元素 BETA由来の人類未発見元素。 カナダに落ちたBETAユニットを調査するロスアラモス研究所のウィリアム・グレイ博士が発見者。 ***グレイ・シックス 6番目に発見された負の質量を持つエキゾチック物質。 ***グレイ・ナイン 9番目に発見された量子電導脳を構成する物質。 309K、室温以上で超伝導が可能という特徴を持つ。 ***グレイ・イレブン 11番目に発見された重力制御を行うムアコック・レヒテ機関やG弾に必須の物質。 ***量子電導脳 グレイ・ナインを利用して作られた量子コンピュータと同じ原理((00ユニットが存在する全ての並列世界の量子電導脳が繋がって並列処理をするようなもの、らしい。))で、半導体150億個分の処理装置以上のスペックを実現する並列コンピュータ。 ***バッフワイト素子 00ユニットのリボンや掌に織り込まれたBETAの素材由来の約20ミクロンの思考波通信素子。 凄乃皇(弐型/四型)や非接触端末にアクセスできる。特定の思考波パターンを織り込んだマイクロチップと併用し、逆位相の思考波を発信することで、リーディングをブロックすることも ***ODL 冷却剤としてあらゆる観測から量子電導脳を保護するために00ユニットの頭蓋に満たされている液体。 稼働率や時間経過で劣化するため、72時間以内に交換もしくは浄化する必要がある。完全な浄化にはBETA由来の反応炉が必要不可欠。 >【夕呼】存在するべき器官がなくなると、脳の生理バランスが崩れ、精神崩壊を起こし、最終的には『人間だった部分』は死んでしまうのよ 00ユニット体内の浄化装置は時間稼ぎレベルでしかなく、機能の全容を解明しないまま利用することについては、リスク判断が甘いようにも思えるが、 >【夕呼】それを維持する機能だけは、いまだにBETAの技術に頼らざるを得ないんだけどね **因果律量子論 平行世界や因果導体などの研究理論。 この理論にEX世界((EX編ではプレスタ2のクソRPGから何かを閃いて完成させた。))の並列処理コンピューター理論((半導体150億個分の並列処理コンピューターと同等の処理能力を持つ演算装置を手のひらサイズで作成することを可能とする理論である。))を加えて、00ユニットの量子電導脳が作られた。 [[平行世界概略図>>平行世界概略図]] ***因果導体 接続された並列世界間の因果の相互的やり取りを媒介する存在のこと。並列世界間の因果の通り道なのでこう呼ばれる。因果の運び屋とも言える。オルタ本編では主人公──白銀武のことを指す。 接続された並列世界間において、一方の世界の人間はこの因果媒体との物理的並びに精神的距離に比例して、接続されたもう一方の並列世界との因果のやり取りの影響を、より強く受ける。 武が因果導体となった原因はAL世界の鑑純夏にあった。 ***恋愛原子核 「白銀武のまわりには大体女子がおり、しかも何故か大抵が好意的である」 という状況を、原子核に吸い寄せられる電子に引っ掛けて呼び表したもの。香月教諭が提唱。 この奇妙な現象を物理化学的に解明できればノーベル賞間違いなし、全世界のモテナイ男達を救う術となる、らしい。 夕呼先生曰く、まりもちゃんの為…みたいだ。 マブラヴEXの10/26およびFinal Episode "マブラヴ"において提唱されている。 論理的な解明が可能なのかどうか定かではないが、是非香月教諭には頑張っていただきたいものだ。 あるいは、AL世界の武に強烈な信頼感を感じていたA207分隊の皆の気持ちが、因果情報としてEX世界に軽い影響を与えているのかもしれない。 **PTSD(Post-traumatic stress disorder) 日本語訳は心的外傷後ストレス障害。心的外傷(トラウマ)とも。洪水、火事のような自然災害、戦争、監禁、虐待、強姦といった人災によって心に加えられた衝撃的な傷が元となり、後に様々なストレス障害を引き起こす疾患のことである。 トラウマには事故・災害時の急性と、虐待など繰り返し加害される慢性がある。武の場合は急性トラウマに該当。 *■日本帝国■ ***第一帝都東京 1998年のBETA本土侵攻に際し、日本政府はかねてよりの計画に従い経済の中心である東京に遷都した。 その後の西関東制圧、横浜ハイヴ建造に伴い一時的に第二帝都仙台が首都機能を代行したが、明星作戦以降は再び帝国首都として政治経済防衛の中枢として機能している。 ***政威大将軍 帝国議会の上位執政機関である、元枢府の長であり、皇帝陛下に任命される国事全権総代の称号。 だが、戦後は名誉職に等しい扱いを受け、BETA襲来で制限範囲が拡大解釈され権限が更に制限されていたが、12・5事件後その拡大解釈が是正され将軍職本来の権限が返上された。 ***元枢府 所謂、摂政。 皇帝陛下の執政を幇助する摂政職を機関化した組織。 米国で言うところの、大統領府のようなものであるが、その長である政威大将軍は選挙で選ばれる訳ではなく、元枢府を構成する五摂家の当主衆から一人が任命される。 ***五摂家 1867年、欧米列強の脅威に抗するために倒幕派大名と将軍家が大同団結し、大政奉還が成立した。 その際元枢府を設置した、煌武院(こうぶいん)、斑鳩(いかるが)、斉御司(さいおんじ)、九條(くじょう)、崇宰(たかつかさ)の五大武家を五摂家と称する。 -煌武院家&br()2001年時点の将軍家。現当主は煌武院 悠陽。 -斑鳩家&br()現当主は帝国斯衛軍第16大隊指揮官斑鳩 崇継。 -斉御司家&br()1998年当時の将軍家。当時の当主は斎御司 経盛 -九條家 -崇宰家&br()2000年5月26日までの当主は崇宰 恭子 ***琵琶湖運河 帝都·京都防衛と日本海-太平洋間の迅速な兵力移動を可能とするため、第二次世界大戦中に建設された巨大運河。 戦後の高度経済成長により、物流の主役は大型貨物機や大型トラックなど、より高速で安価なものに取って代わられ、琵琶湖運河は無用の長物と化していた。 1987年、インド亜大陸の戦況悪化を重く見た日本帝国は、かねてより国連から要請されていた大陸派兵の検討を開始。それに伴い、帝国軍参謀本部直轄の国内展開専任部隊として本土防衛軍を創設するなど、将来予想されるBETA本土進攻への対応を開始。琵琶湖運河にも再び脚光が浴びせられ、浚渫工事を着工。 大阪湾・伊勢湾-琵琶湖-敦賀湾を結び、帝国海軍が保有する紀伊級戦艦(基準排水量70,000t級50サンチ砲戦艦)や30万tクラスのタンカーも通行可能とするため再整備される。 98年のBETA本土進攻の際には伊勢湾側の工事が未完成ではあったものの、米軍第七艦隊の空母「セオドア・ルーズヴェルト」を琵琶湖に展開させるなど、建造目的を見事に果たし、その後も甲21号作戦の兵力移動に大きく貢献した。 ***クラ海峡 クラ地峡。東をタイ湾、西をアンダマン海に挟まれたマレー半島の最狭部。この地域に運河を建設する計画は17世紀からあり、日本も1973年に米・仏・タイと合同で原爆を使用した運河開削計画を提案している。しかし、計画立案時の技術力が不足していたり、政治的問題があったりして、現在に至るまで計画の域を出ていない。 AL世界では、1998年時点で既に開通しており、対BETAインドシナ戦線の最前線として機能している *■兵器■ **NCAF-X計画 大型MMUの技術を応用し0~低G環境の陸戦兵器へと転用することを目的とした新概念兵器開発計画。後にF-4を生み出すことになる。 **36mmチェーンガン 戦術機の主武装であり、各国の突撃砲に標準搭載の携行火器。歩兵用の小銃と同様に弾詰まりが起こりにくい利点からマガジンから弾薬を供給する。 世界共通規格のケースレス弾となっている通常砲弾((この36ミリ砲弾ひとつ作るにも高い技術力が必要となるため、戦術機を「空飛ぶ工芸品」と揶揄することも))は劣化ウラン貫通芯入り高速徹甲弾(HVAP)と曳光焼夷弾の2種類で装弾数は通常2000発。 弾倉交換は主腕マニピュレータを使用する他に、兵装担架システムの補助腕にて行うことも可能。不知火の場合は腰装甲に6つの予備弾倉を搭載している。 突撃砲の他にもA-6(海神)や凄乃皇・四型に12門(桜花作戦時は6門)搭載された突撃砲を転用したものなど固定兵装としても使用されている。 **ATSF計画 1983年にアメリカ陸軍によって提案された次世代戦術歩行戦闘機の開発を目的とした概念実証プログラム&ruby(先進戦術歩行戦闘機計画){Advanced Tactical Surface Fighter}──。 崩壊寸前の対BETA戦線を底支えし、侵攻を停滞させる"盾"の役割を十分に果たした史上初の戦術機F-4 ファントムは、新概念兵器故の未成熟な運用や戦術、衛士の練度不足などといった機体性能と別の問題が転嫁された結果、1974年配備当初に『欠陥兵器』の誹りを受ける。 前線から各国の軍部首脳、果ては開発を担った兵器メーカーの経営陣が戦術機に求めたのは"剣"としての役割であり、この結果を"対BETA決戦兵器"という肩書きに相応しいと考える者は殆どおらず、世界的な「対BETA戦により有効な攻性戦術機」待望論へと発展する。 BETAの北米大陸侵攻を何としても阻止したいアメリカ政府はそのニーズを重視し、新型第一世代機開発と並行する形で、実戦での様々な経験則や蓄積データの研究成果を反映した第二世代戦術機の開発計画を矢継ぎ早に承認。F-4の配備から10年を待たず、設計思想を重装甲から機動力重視へと転換した新鋭第二世代機群、F-14 トムキャット、F-15 イーグル、F-16 ファイティング・ファルコン等の先行量産型による運用試験を開始する。 驚異的な進化を遂げた第二世代機の実戦配備を目前に控えた1982年、"戦術機の父"──アメリカ陸軍のバンデンブルグ中将は「&bold(){第二世代機の投入によって、BETAとの戦いはその耐用年数前後に決着する。その後、BETA支配地域の地下資源、特にハイヴに眠る稀少物質の獲得を巡り、各国の利害対立が激化する}」将来予測に加え、「BETA大戦末期を担う戦力となり、その後発生する&bold(){人類との戦闘に於いても充分な優位性を発揮する戦術機}」の必要性を説いた意見書を提出。 極秘裏に進行中であった&ruby(HI-MAERF){戦略航空機動要塞開発計画}の順調な推移という追い風を受けて瞬く間に主流となったが、新規開発すべき兵器種については「&bold(){多任務戦闘機をはじめとする次世代航空機の開発の再開}」という旧空軍勢力と、「&bold(){予測される状況に対処可能な新概念戦術機}」と主張する陸軍勢力で意見が割れ、政府首脳や国防関係者のみならず議会を巻き込んでの大論争に発展した。 数ヶ月に及ぶ論争の結果、「BETA大戦に於ける"勝利"や"決着"というのは大局的状況であり、光線属種個体の完全駆逐までのタイムラグは当然長期間発生する」、「着陸ユニットを送り出す月、火星のハイヴ群を早期に排除することが困難」、「他国による鹵獲技術応用戦術レーザー実用化の可能性」という三点を理由に新型戦術機開発勢力に軍配が上がり、陸軍は既に準備していたATSF計画を提出したのである。 ATSF計画に於いて次世代機に要求された従来性能以外の新要素は以下の通りであった。 +戦術機を含む対人類保有兵器戦闘能力 +高度なファストルック・ファストキル能力 +各種電子機器による被発見率の低減(ステルス能力) +低燃費高速巡航及び長距離飛行能力 国内兵器メーカー7社((ロックウィード、ノースロック、マクダエル・ドグラム、ボーニング、ゼネラルダイノミクス、グラナン、ロクスウェル))から提出されたコンセプト案を検討したアメリカ陸軍は、ロックウィード、ノースロックの2社を試作機製作の主契約企業に選定。 ロックウィードにはゼネラルダイノミクス、ボーニングを、ノースロックにはマクダエル・ドグラムを副契約企業として選定し、それぞれの試作機にYF-22、YF-23の試作機番号を与え、開発がスタートした。 その翌年、五次元効果爆弾(通称G弾)の爆発実験成功により、世界戦略と軍事ドクトリンを大幅に修正。 ロックウィードとマクダエル・ドグラムが関わっていたHI-MAERF計画は即時中止され、アメリカ軍の対BETA戦略は初期段階でのG弾運用を前提とするものに大転換された。 ATSF計画の存在そのものが脅かされることはなかったが、ロックウィードとマクダエル・ドグラムにとって次期主力機の受注は自社の存亡に関わる最重要案件となり、更なる競争激化を招く。 (ホビージャパン8月号より) ***ML機関 (ムアコック・レヒテ機関) BETA由来のG元素、グレイ・イレブンを燃料に重力制御を可能とするムアコック・レヒテ型抗重力機関。 重力制御の際の副産物として莫大な余剰電力をXG-70シリーズに搭載された荷電粒子砲に供給することで、大威力での使用を可能にした。 MuvLuv機関と当てはめた勇者降臨。 ***ラザフォード場 (ラザフォード・フィールド) ムアコック・レヒテ機関から発生する重力場。 BETAのレーザー兵器を無効化し、S-11と組み合わせれば効率的に殲滅することができる。さらに重力制御の際に生じる莫大な余剰電力を利用する荷電粒子砲はハイヴのモニュメントを殲滅できる。 周囲10m以内にラザフォード場を展開する&ruby(XG-70b){凄乃皇弐型}に干渉すれば急激な重力偏重に巻き込まれ、戦術機諸共ミンチになるが、自動制御している&ruby(XG-70d){凄乃皇四型}には近づいても重力偏重に巻き込まれる心配は無い。 名称は物理学者のアーネスト・ラザフォードから? ***G弾 正式名称「&ruby(五次元効果爆弾){Fifth-dimensional effect bomb}」 グレイ11の反応消失まで多重乱数指向重力効果域(爆発域)を拡大させ続けてML即発超臨界反応境界面(次元境界面)を広げ、接触した全ての質量物をナノレベルで壊裂・分解するムアコック・レヒテ機関のスピンオフ技術。 要はグレイ11を制御せずに暴走させる安全装置のない簡易ML機関だが、適切な量の減速材を搭載することで、G弾は完全なML機関と化す。 結果、超臨界前まで突破には同じML臨界反応圏が必要になるラザフォ-ド場を展開・制御する事が可能となり、光線級のレーザー照射や人類による質量弾迎撃も、潮汐変形・重力偏差効果で無効にする迎撃不能の兵器となる。 ML機関よりも安価で、省資源、しかも放射能物質も出さないので運用も容易と、オルタネイティヴ5計画派が運用を推進する理由であり、米国が血眼になってG元素確保に精を出しているのは、G弾攻撃をより確実とする裏打ちでもあった。 ただし、被爆跡地では半永久的に重力異常を引き起こし、植生も回復しないという深刻な欠点もある。   そして、横浜ハイヴ攻略戦時に米国によって投下された2発のG弾による時空間の歪みと純夏の武への切なる思いが武がAL世界へと引き込んだ。 **ALM(対レーザー弾頭弾) 光線級、重光線級BETAの発するレーザーに対抗する為に開発された人類側の総攻撃前の準備攻撃として行われる防御的兵器。 敵レーザーの迎撃により弾頭が蒸発すると、気化した重金属粒子が付近の大気中に充満し、透過する敵レーザーを著しく減衰させることにより無力化。迎撃されなかった場合は通常弾頭として機能する、攻防一体の兵器である。 ***AL砲弾(対レーザー砲弾) ALMの項参照。 **JIVES(ジャイブス) 統合仮想情報演習システム。 戦術機の実機の各種センサーとデータリンクを利用した仮想訓練プログラム。砲弾消費による重量変化や着弾や破片による損害判定及び損害箇所など、あらゆる戦闘における物理現象をシミュレート可能。また、BETAの外見や行動パターンなども精緻に再現することができ、現在、衛士訓練プログラムとして最も有益なシステム。(テックジャイアン6月号より) **OBLシステム(オペレーション・バイ・ライトシステム) 第三世代型以降の戦術機に採用されているシステム。 機体内部において従来の導線に替わって光ファイバーにより情報のやり取りを行なうところに特徴がある。これにより操作系における反応速度が向上し、また外部からの電磁波の悪影響を受けにくくなった。 元ネタは航空機のフライ・バイ・ライト。 **OBWシステム(オペレーション・バイ・ワイヤシステム) 第一、第二世代型の戦術機に採用されているシステム。 人間の操縦を直接駆動系に伝えるのではなく、途中にコンピュータ処理を介在させるシステムである(ワイヤとは電線の意)。コンピュータは人間の代わりに機体を細かく制御し、転倒などの意図しない動作を防ぐ。その一方で人間の操縦入力があれば、すぐにそれを機体に伝えて敏捷な機動を可能にする。 元ネタは航空機のフライ・バイ・ワイヤ。 **XM3 白銀武がさんざんハマっていたアーケードゲーム「バルジャーノン」の操作体系を利用できないか、と香月博士に提案して誕生し、武が帰った後には全人類の戦術機標準装備となる制御系システム。 多く使われる機動や動作をある一定操作の入力をキーとするコマンド入力と、戦術機本体のコンピュータ及び衛士強化装備のフィードバックを利用し、個々の衛士に適化する。 >この「衛士の戦死者を半数に減じた」と言われる奇跡のOSには「XM3はひとりの訓練兵が発明した」という風説があるが、訓練兵による実証実験という常識はずれの事実が伝播する間に尾ひれがついた結果であり、与太話の類に過ぎない──というのが軍関係者の一致した見解である。(ホビージャパン7月号より) ちなみに、多くの人間が騙されがちだがXM3は新OSソフトとオルタネイティヴ4謹製の高性能CPUの&bold(){セット商品}であり、反応係数が上がっているのはソフトではなく、ハードの地力。夕呼の言葉から推察すればソフト単体で従来の戦術機にインストールすれば満足に動作しないと伺える。 「XM3」という呼称は某ロボットアニメ外伝の「EXAM」からきているような気がしなくもない。 **統合情報戦術分配システム **後催眠暗示キー ***秘匿回線B かなり強力な後催眠暗示キーで、多少の状況判断能力が低下する。 >「――夜の虹、黒い霧、血の雨に打たれし者よ」 >「――月の雫、白い水面、魂に導かれし者よ」 >「――朽ち逝く地平に幾万の鐘打ち鳴らし、鋼の墓標に刻まれし其の名を讃えよ」 >「――いざ我等共に喜び行かん、死と勝利に彩られた約束の地へ……」 *■企業■ **日本帝国 ***富嶽重工 |&ref(富嶽重工.png)|日本の兵器メーカー。&br()撃震、陽炎のライセンス生産、瑞鶴の改修、不知火、吹雪、武御雷の開発等、日本製戦術機のほぼ全てに携わる。| ***光菱重工 |&ref(光菱重工.png)|日本の兵器メーカー。読みは「みつひしじゅうこう」。&br()撃震、陽炎、海神のライセンス生産、瑞鶴の改修、不知火、吹雪の開発等に携わる。&br()大空寺財閥と組んで陽炎改修機「陽炎・改」を開発した。| ***河崎重工 |&ref(河崎重工.png)|日本の兵器メーカー。読みは「かわざきじゅうこう」。&br()撃震、陽炎、海神のライセンス生産、瑞鶴の改修、不知火、吹雪の開発等に携わる。&br()富嶽、光菱に比べて影が薄い?| ***遠田技研 |&ref(遠田技研.png)|日本の兵器メーカー。戦術機主機やES(強化外骨格)の雄。&br()富嶽重工と共に武御雷の開発を行った。| ***大空寺重工 日本の兵器メーカー。 大空寺財閥のグループ企業。 帝国陸軍の機械化歩兵装甲部隊において圧倒的なシェアを誇る。 97式機械化歩兵装甲のほか、陽炎・改の開発にも携わる。 帝国陸軍の超極秘計画『D計画』に於いて、戦略合神機・火之迦具鎚を完成させた。 ***YAMAHO音楽グループ 日本の楽器メーカー、YAMAMO楽器を母体としたグループ企業。 日本製ヴァイオリンのスタンダードとも呼ばれる「アンダンテ」を開発した。 YAMAHO音楽スクールなども営む。 国営放送と共同で『YAMAHO音楽チャンネル』という音楽専門番組を制作している。 マブラヴ オルタネイティヴと同一世界の『終わりなき夏 永遠なる音律』に登場。 ***旭日新聞社 |&ref(旭日新聞社.gif)|日本の新聞社。| -[[上井琉臣>http://luxin.blackcats.jp]]&br()次期戦術機選定計画関連の担当記者。 ***帝国通信社 略称は帝通。日本の通信社。 **アメリカ合衆国 ***マクダエル 米国の兵器メーカー。 人類初の戦術機・F-4ファントムを生み出した。 のちにドグラム社と合併し、マクダエル・ドグラムとなる。 ***マクダエル・ドグラム |&ref(マクダエル・ドグラム.png)|米国の兵器メーカー。&br()最強の第二世代機・F-15イーグルを開発した。&br()ゼネラルダイノミクスと共同でA-12を開発した。&br()HI-MAERF計画に、ロックウィード、ノースアメリカーナとの三社合同プロジェクトとして参加。| ATSF計画では、YF-23の開発に副契約企業として参加した。のちにボーニング社に吸収合併された。 ***ノースアメリカーナ |&ref(ノースアメリカーナ.png)|米国の兵器メーカー。&br()HI-MAERF計画に、ロックウィード、マクダエル・ドグラムとの三社合同プロジェクトとして参加。&br()ロクスウェル社と合併し、のちにボーニング社に売却された。| ***ボーニング |&ref(ボーニング.png)|米国の兵器メーカー。&br()ATSF計画では、YF-22の開発に副契約企業として参加した。&br()マクダエル・ドグラムを吸収合併し、F-15の安価改修プラン『フェニックス構想』を発案、概念実証機F-15・ACTVを開発し、国連ユーコン基地にて実証試験を行っている。| 先進技術研究部門"ファントムワークス"がF-15SEを開発。 2003年、その日本帝国仕様機F-15SEJ 月虹と姉妹機とも言えるXFJ-01 不知火・弐型とで熾烈な後継者争いを行っている。 また、G弾開発にも携わり、オルタネイティブ5推進派の先鋒である。 ***ノースロック |&ref(ノースロック.png)|米国の兵器メーカー。&br()F-5、F-18等を開発した。&br()ATSF計画では、YF-23の開発に主契約企業として参加した。&br()94年にグラナン社と合併し、ノースロック・グラナンとなる。| ***グラナン |&ref(グラナン.png)|米国の兵器メーカー。&br()F-11、F-14、A-6等を開発した。&br()第三世代機動実験機X-29を開発し、それら戦術機開発技術をソ連のスフォーニ設計局に流した。| ATSF計画では、提出したコンセプト案が不採用となり、計画自体からも撤退した。 94年にノースロック社と合併し、ノースロック・グラナンとなる。 ***ノースロック・グラナン |&ref(ノースロック・グラナン.png)|米国の兵器メーカー。| ***ゼネラルダイノミクス |&ref(ゼネラルダイノミクス.png)|米国の兵器メーカー。&br()F-16を開発した。&br()マクダエル・ドグラムと共同でA-12を開発した。&br()ATSF計画では、YF-22の開発に副契約企業として参加した。| のちにロックウィード社に売却された。 ***ロックウィード |&ref(ロックウィード.png)|米国の兵器メーカー。&br()HI-MAERF計画に、ノースアメリカーナ、マクダエル・ドグラムとの三社合同プロジェクトとして参加。&br()ATSF計画では、YF-22の開発に主契約企業として参加した。| のちにマーディン社と合併し、ロックウィード・マーディンとなる。 ***ロックウィード・マーディン |&ref(ロックウィード・マーディン.png)|米国の兵器メーカー。&br()F-22を開発した。&br()F-35を国際共同開発中。| オルタネイティブ4では元XG-70開発者を同機体の整備、調整のため横浜基地に派遣。 ***ロクスウェル 米国の兵器メーカー。 ATSF計画では、提出したコンセプト案が不採用となり、計画自体からも撤退した。 ノースアメリカーナ社と合併し、のちにボーニング社に売却された。 ***フェイアチルド・リムパリック 米国の兵器メーカー。 A-10を開発した。 元ネタの会社はドイツの会社と合併したが、業績不振で経営破綻。別会社に売却された。 ***ジネラルエレクトロニクス 米国の兵器メーカー。 戦術機の跳躍ユニットに搭載されるエンジンや戦術機に装備される兵装等を開発・製造している。 36㎜ガトリングモーターキャノン"GAU-8 Avenger"や近接防護システム"CIDK-Mk1 ジャベリン"を開発した。 同社のエンジンが搭載されている戦術機は以下の通り。(元ネタからの類推含む) -F-4ファントム(米・マクダエル) -F-5フリーダムファイター/タイガーⅡ(米・ノースロック) -F-14Dトムキャット(米・グラナン)&br()実機はB型以降 -F-16ファイティング・ファルコン(米・ゼネラルダイノミクス) -F-18ホーネット(米・ノースロック)&br()F-18E/Fスーパーホーネット含む -YF-22(米・ロックウィード)&br()試作2号機N22YFのみ -YF-23(米・ノースロック)&br()試作1号機PAV-1"スパイダー"のみ -F-35ライトニングⅡ(米・ロックウィード・マーディン)&br()開発中 -X-29(米・グラナン) -不知火・弐型(日・ボーニング/富嶽/光菱/河崎)&br()試作1号機XFJ-01aのみ -ラファール(仏・ダッスオー)&br()試作機のみ -JAS-39グリペン(スウェーデン・サーグ) -クフィル(イスラエル・IEI) -A-10サンダーボルトⅡ(米・フェイアチルド・リムパリック) ***プラッツ&ウィットニー 米国のエンジンメーカー。 戦術機の跳躍ユニットに搭載されるエンジン等を開発・製造している。 搭載されている戦術機は以下の通り。(元ネタからの類推含む) -F-14トムキャット(米・グラナン)&br()初期生産型(A型?)のみ -F-15イーグル(米・マクダエル・ドグラム)&br()F-15Eストライク・イーグル、F-15・ACTVアクティヴ・イーグル含む -F-16ファイティング・ファルコン(米・ゼネラルダイノミクス) -F-22ラプター(米・ロックウィード・マーディン) -YF-22(米・ロックウィード)&br()試作1号機N22YXのみ -YF-23(米・ノースロック)&br()試作2号機PAV-2"グレイゴースト"のみ -不知火・弐型(日・ボーニング/富嶽/光菱/河崎)&br()試作2号機XFJ-01bのみ -F-35ライトニングⅡ(米・ロックウィード・マーディン)&br()開発中 -JA-37ビゲン(スウェーデン・サーグ) ***マーキン・ベルカー 米国メーカー。 汎用戦術機コクピットシステムの国際特許を待つため、それを独占的に供給している。 **ソビエト連邦 ***ミコヤム・グルビッチ |&ref(ミコヤム・グルビッチ.png)|ミコヤムさんとグルビッチさんが創設したソ連を代表する軍用機設計局。&br()制式番号の頭にMiGと冠するいわゆるミグファミリーと呼ばれる戦術機群を開発した。| ***スフォーニ |&ref(スフォーニ.png)|スフォーニさんが設立したソ連の軍用機設計局。&br()制式番号の頭にSuと冠する戦術機群を開発した。| **EU ***ダッスオー |&ref(ダッスオー.png)|フランスの兵器メーカー。&br()F-5改修機のミラージュシリーズの開発・生産を行った。&br()ECTSF計画では、途中計画を離脱し、独自にラファールを開発した。| ***サーグ |&ref(サーグ.png)|スウェーデンの兵器メーカー。&br()ミラージュⅢ(F-5改修機)を独自改修し、1976年JA-35ドラケンを開発した。&br()86年にJA-37ビゲン、96年にJAS-39グリペンと、10年毎に新型機を開発している。| ***パラヴィア・インダストリアル イギリス、西ドイツ、イタリアの兵器メーカーが創立した戦術機メーカー。 F-5改修機・トーネードを開発・生産した。 ***ユーロファイタス |&ref(ユーロファイタス.png)|ECTSF計画のために創設された管理会社。&br()実際の研究・開発は参加各国の兵器メーカーが担当し、それに資金を提供した。| ***アエロジェット EF-2000 タイフーンに搭載するAJ200エンジンの開発、生産、整備、販売支援を目的として設立されたエンジンメーカー。 イギリス、西ドイツ、イタリア、スペインの各メーカーで構成される合弁企業。 ***OTT イタリアの兵器メーカー。 帝国海軍の戦艦に搭載されているOTT62口径76㎜艦載砲を開発した。 帝国の他、全世界で採用されている。 ***ラインメイタル 西ドイツの兵器メーカー。 1996年にMk-57中隊支援砲を実用化した。 帝国の90式戦車の主砲等、通常兵器の搭載火砲も同社製。 ***エリコム スイスの兵器メーカー。 帝国の87式自走高射砲改に搭載されている35㎜機関砲を開発した。 元ネタの会社は兵器部門を1999年にラインメイタルの元ネタに売却している。 ***ルイター イギリスの通信社。 **統一中華戦線 ***瀋陽 中国の遼寧省瀋陽にある兵器廠。 F-4改修機・殲撃8型やSu-27のライセンス生産機・殲撃11型の製造を行った。 ***成都 中国の四川省成都にある兵器製造会社。 イスラエルと共同でF-16改修機・殲撃10型を開発した。 ***TAIDC 台湾の兵器メーカー。 F-18改修機・経国を開発した。 **イスラエル ***IEI イスラエルの兵器メーカー。イスラエル・なんとか・インダストリー。 ミラージュⅢ(F-5改修機)を砂漠戦仕様に改修したクフィルを開発した。 F-16改修機・ラビを開発中にパトロン(米国)に逃げられた。 統一中華戦線から共同開発を持ちかけられ、殲撃10型の開発に貢献した。 ■コメント■ 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