All the world is a logic

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{{出典の明記|date=2014年7月28日 (月) 13:21 (UTC)}} {{Infobox animanga/Header |タイトル= 鉄拳チンミ |ジャンル= [[中国武術|中国拳法]] }} {{Infobox animanga/Manga |タイトル= 鉄拳チンミ |作者= [[前川たけし]] |出版社= [[講談社]] |掲載誌= [[月刊少年マガジン]] |レーベル= [[講談社コミックス]] |発売日= |開始号= [[1983年]]12月号 |終了号= [[1997年]]2月号 |巻数= 全35巻 |話数= |その他= }} {{Infobox animanga/Manga |タイトル= 鉄拳チンミ外伝 |作者= [[前川たけし]] |出版社= [[講談社]] |掲載誌= [[月刊少年マガジン増刊GREAT]]<br />[[月刊少年マガジン]]<br />[[月刊少年マガジン+]] |レーベル=[[講談社コミックス]] |発売日= |開始号= 1997年8月号 |終了号= 不定期掲載 |巻数= 4巻(2013年8月現在) |話数= |その他= }} {{Infobox animanga/Manga |タイトル= 新鉄拳チンミ |作者= [[前川たけし]] |出版社= [[講談社]] |掲載誌= [[月刊少年マガジン]] |レーベル= [[講談社コミックス]] |発売日= |開始号= 1997年3月号 |終了号= [[2004年]]11月号 |巻数= 全20巻 |話数= |その他= }} {{Infobox animanga/Manga |タイトル= 鉄拳チンミLegends |作者= [[前川たけし]] |出版社= [[講談社]] |掲載誌= [[月刊少年マガジン]] |レーベル= [[講談社コミックス]] |発売日= |開始号= [[2006年]]9月号 |終了号= 連載中 |巻数= 18巻(2015年3月現在) |話数= |その他= }} {{Infobox animanga/Footer}} {{漫画}} 『'''鉄拳チンミ'''』(てっけんチンミ)は、[[前川たけし]]による[[日本]]の[[漫画]]作品、およびそれを原作とした[[アニメ]]作品。 == 概要 == 『[[月刊少年マガジン]]』([[講談社]])[[1983年]]12月号より[[1997年]]2月号まで連載された。単行本全35巻。文庫本全18巻。[[中国武術|中国拳法]]をテーマとしている。[[1987年]]、第11回[[講談社漫画賞]]少年部門を受賞。 続編として『新鉄拳チンミ』(月刊少年マガジン、全13巻、文庫版全10巻)、『鉄拳チンミLegends』(月刊少年マガジンにて現在連載中、2015年3月現在18巻)があり、いずれも大長編ストーリーの物語となっている。また、番外編を描いた『鉄拳チンミ外伝』(2015年2月現在4巻)もある。 『鉄拳チンミ』が1997年2月号まで連載されたのち、同年1997年に『新鉄拳チンミ』単行本初版が発売された。 本作品は[[アニメ]]化もされたが、本編には登場しないキャラクターなど、ストーリーは漫画版と大きく異なるうえ単行本のわずかな部分のみである(全20話)。 == あらすじ == 天性の身軽さと、天真爛漫な素直さ、そして類稀なる[[拳法]]の才能をもつ少年'''チンミ'''。姉と猿のゴクウとで平和に暮らしていたチンミは、「拳精」をさがす旅をしていた大林寺(時代が、元以降の清と思われるので、『曹洞宗』)の老師に見出されて、大陸一とも言われる'''大林寺'''に入門し、仲間たちと共に修行をすることになる。 仲間たちと厳しい修行を続け、大林寺の老師たちから秘伝を授かるチンミ。そして、多くの凶悪な拳法を使う悪人たちと戦い、様々な人助けをしていくうちに、チンミの活躍は大陸中に噂になっていくのであった……。 == ストーリー == ; 修行編 : 大林寺建立100年目に現れ大林寺拳法を極めるという「拳精」をさがす旅をしていた大林寺の老師に見出され、チンミは大林寺に入門することになる。入門後、様々な試練や深山行での修行、強敵と戦い勝利することで才能を開花させていく。棍法の達人リキの下で修行中に、後に最大のライバルになるシーファンと勝負をするが、3戦し2度完敗で3戦目はかろうじて引き分けとなった。その後、チンミは大林寺のワクに収まりきれなくなり、東林寺のヨーセン道士の弟子になる。しかし、修行中にヨーセン道士は危篤に陥ってしまうが、通背拳を伝授され体得するのだった。 ; 道中編 : ヨーセン道士の死後、大林寺以外の世界を見るため旅にでたチンミは、そこで様々な人達と出会い、新たな技や知識を体得する。 ; オウドウ編 : 旅の途中大僧正が倒れたことを知り、急いで大林寺に戻るも、大林寺はかつての門下生オウドウにより占領され、大僧正は監禁されていた。オウドウを倒すため秘伝の殺人拳「雷神」を使い勝利するものの、殺人拳を使ってしまった責任を感じ大林寺を出ることを決意するチンミ。しかし偶然リキに出会い、街の声やリキの助言により再び大林寺に戻るのだった。 ; 風の群狼編 : その後、チンミは師範となり弟子の指導をすることになる。修行中に弟子の1人、グンテの故郷ナジルが騎馬民族“風の群狼”の標的になっていることを知り、ナジルへ向かうことになる。“風の群狼”と戦うことになり、街の人達の協力や大林寺と国軍の援軍により、見事勝利する。その際、“風の群狼”の首領ゲンマと戦い、チンミは勝利する。 ; 天覧武道大会編 : この「ナジルの戦い」でのチンミ達の功績は、都の皇帝陛下の耳にも入り、国軍の将軍であるオウリンに都に招待される。そこで皇帝陛下に会い、毎年恒例の天覧武道大会に大林寺代表として出場が決まる。天覧武道大会にシーファンが出場することを知り、会いにいくが、シーファンはシンサイに傀儡針で操られていた。大会の開催直前にオウリンから皇帝暗殺計画を聞かされ、優勝してほしいと頼まれる。 : 初戦から通背拳を使い準決勝ではイリュウを、決勝ではタンタンに勝利し、チンミは甲組(武器なし)部門で優勝する。そして、乙(武器あり)部門で優勝したシーファンと統一戦で戦うことになる。試合中にシーファンの傀儡針による洗脳を解くため「百会」のツボを突くが、洗脳は解けず、最後は通背拳で勝利する。試合後、2人の武名を称えるため近づいてきた皇帝陛下をシンサイの針から守り、皇帝暗殺計画の阻止に成功し、翌日の表彰の儀の後皇帝陛下直々に謝意を表される。そしてシーファンとも別れ、大林寺に戻るのだった。 == 登場人物 == === 大林寺 === ; チンミ : 本作の主人公。天性の身軽さと、天真爛漫な素直さ、類稀なる[[拳法]]の才能をもつ少年。旅の老師に「拳精」として見出され、大林寺に迎えられ、修行により在家の師範代として様々な活躍をしている。そして、師範代となってからも弟子たちに教えながら(猿拳の歩法を教えるなど)も自らも身体を鍛えることを怠っていない。ストーリー序盤では、持ち前の素直な性格から、砂が水を飲むように、修行により極意を会得していった。大長編に入ってからは、修行の過程よりも強大な敵との戦いが描かれるようになった。 : スピードのある攻防とトリッキーな戦術、必殺技「通背拳」や「一指拳」を得意とする。また、大林寺の秘伝で、封印されていた「雷神」を会得している。圧倒的な強さの敵に対しても決して勝負を捨てず、強力な技を何度も受けながらも戦い続ける、精神力と体力を兼ね備えている。巨大な[[クマ|熊]]と戦って勝利したり、常人では考えられない体験を生き抜いている。現在、都の緑営の兵士達に武術指導するための旅の道中。 : [[サル|猿]]のゴクウとは、幼い頃からの親友である。両親は幼いころ他界しており、姉のメイリンと親友である猿のゴクウと共に、飲食店を営みながら暮らしていた。お酒が好きで、老師の目を盗んで飲んでいる。 ; 老師(ろうし) : 大林寺の老師で名前はロン(ナジルの戦いの際に大僧正より呼ばれた)。「拳精」を探す旅の途中でチンミと出会い、大林寺に迎える。チンミのことを「チンミどの」と呼ぶ。酒好きであり[[酔拳]](北派酔拳=魯智深酔拳、武松酔拳)の使い手。また旅を多くしており[[薬草]]等の知識が豊富であり怪我の多いチンミを治療したり相談相手になっている。 ; 大僧正(だいそうじょう) : 大林寺総本山の大僧正。チンミに入門試験など様々な試練や助言を与え才能を開花させていった。病に倒れ大林寺をオウドウに占領された際、チンミを殺人者にしないため雷神を受け瀕死のオウドウを助けた。 ; ジン・タン : 大林寺の門下生。強くなるために練習熱心であり実力もある。しかし勝つためには手段を選ばず禁じ手の急所への攻撃をする。[[急所]]に手と足で同時に攻撃する三壊拳を使う。チンミに敗れた後改心し親友になる。後に入門したビケイとコンビを組むことが多く、オウドウ編・風の群狼編などでは一緒に行動していた。 ; テンドウ禅師(テンドウぜんじ) : 大林寺の出家の師範で、深山行での修行でチンミを指導した人物。チンミに相手の力を利用し最小限の力で最大限の力を出す方法や、気配を完全に消し岩になる方法、明鏡止水の心を伝授した。 ; リュウカイ : 大林寺の出家の師範であり気功法の使い手。武者修行の旅に出ており帰山後、チンミとの試合で深山行に対する思い上がりを指摘した。過去に試合でペイを事故とはいえ、死なせてしまったことに責任を感じ、自らつらく厳しい武者修行の旅に出た(当時、リュウカイはペイが心臓病であることを知らなかった)。風の群狼編では大林寺の援軍のリーダーとして、仲間達と共にナジルに駆け付けた。 ; リキ : 大林寺の師範であり[[棍棒|棍]]法の達人。失明しているが心の目をもっており気配、音、においなど他の感覚を研ぎ澄ますことにより物事の本質が見えるため目でものを見ている人より物事がよく見える。実力はチャア、シュウ、メンの3人同時や大男のテイキを圧倒するほどである。 : その後チンミが大林寺を救うためオウドウに雷神を使い、責任を感じて大林寺を出て行ったときには活人拳と殺人拳の違いは技ではなく使う人の心の問題など助言した。 : アニメ版では設定が異なり、諸国修行中に大林寺に立ち寄り、チンミに棍法の真髄や心の目を伝授した。世に並ぶ者なし言われるほどの実力があり、「棍法の鬼」と呼ばれる。 ; シーファン : チンミがリキの下で棍法の修行中に出会った最大の好敵手でもあり、親友でもある。武器は棍・必殺技は捻糸棍。普段はおとなしい性格だが、戦いが始まると形相が変わり凄まじい攻撃をする。これはソシュウ禅師の教えで最後まで諦めず勝利への執念が強いためである。また、自分はまだまだ強くなれると信じており修行熱心である。リキの所に滞在中にチンミと3回試合をして初戦、2回目は完勝し3回目は引き分けとなった。 : その後、天覧武道大会編に登場したときはシンサイに傀儡針で操られ皇帝暗殺計画の手駒にされる。天覧武道大会開催直前に道場破りで昨年の上位陣を出場不能にした。大会では刃物相手を苦もせず、準決勝ではタイリョウを、決勝ではシバを破り甲乙統一戦でチンミと戦う。序盤から優勢だったが、傀儡針による洗脳を解くため「百会」のツボを突かれ一時洗脳は解けるが、再び洗脳状態になる。最後は通背拳をくらい敗れる。試合後、シンサイが皇帝を暗殺しようとしたとき無意識だが洗脳が解け、皇帝を救った。翌日に洗脳は完全に解け、皇帝に命の恩人として直々に感謝される。 ; ソシュウ禅師(ソシュウぜんじ) : リキとシーファンの師匠。チンミは孫弟子にあたる。シーファンと旅の途中にリキの下に訪れ、シーファンに敗れたチンミに「おのれに限界をつくるな」ということを教えた。その後、天覧武道大会編ではシンサイに監禁され皇帝暗殺計画を阻止しようとするチンミを脅すため人質にされるが、シバによって助けられる。 ; ヨーセン道士(ヨーセンどうし) : 東林寺に住むチンミ、オウドウの師匠。高齢だが大林寺の長い歴史上でも屈指の拳法の天才であり、通背拳・雷神といった気功系の奥義を体得し、凶暴な人食い虎を指一本で倒したという伝説を持っている達人中の達人である。チンミに大林寺拳法は実戦では役に立たないと言い放ち、気配を敏感に察知することや一撃必殺など実戦拳法を伝授する。オウドウには修行を刀の研ぎに例え、斬れる刀(技)を持つ者には鞘(心)が必要と教えていたが、それは後述する自身の苦い体験が元になっている。町の人々を外国の兵隊やゴロツキの乱暴から守っているため人々からは慕われている。 : 雷神の使い手でもあり、ある地方でおこった騒乱を鎮めるために派遣され、そこで初めて雷神を実戦で使った。だがその威力は予想をはるかに超えるものであり、その後大きな苦しみを背負うことになる。 : 大の酒好きであり毎日酒を飲んでいる。ときには賽銭で飲み行くこともあるほどである。しかしこの酒が原因で内臓が取り返しがつかないくらいまで悪くなり危篤状態になる。最後はチンミの通背拳体得を見届けて逝去した。 ; ビケイ : 初登場時は渡し舟の船頭をしていた。[[ニホンヒキガエル|ガマガエル]]のように醜い姿をしているため幼少の時から馬鹿にされ続け拳法で身をたてようとしたが、どの道場にも門前払いにされ、1人で修行に励みガマ拳法を編み出した。しかしガマ拳法完成後、今度は危険人物として憎まれていた。そのため拳法家に復讐するため、[[辻斬|辻斬り]]を行い足の腱を切り拳法ができない体にしていた。チンミに敗れた後、改心しチンミの提案で大林寺に入門することになった。大林寺ではジン・タンと仲がよくチンミの弟子達にガマ拳法を教えている。 ; ココウ : チンミの弟子。動物が好きで動物の動きに詳しい。両親はすでに他界しており、山の中で独りで暮らしている。家の近くを飛び回っているつがいの[[オオタカ]]を、いつも見守ってくれている気がするので「親父さん」、「お袋さん」と呼んでいる。この大鷹を動物調査団を名乗る人達が罠を仕掛け捕まえようとしたのを知り、不意打ちをして報復にあうがチンミに助けられる。「ナジルの戦い」ではチンミと共に先発隊としてナジルに派遣され、“風の群狼”と戦う。 ; クッパ : チンミの弟子。腕力が相当強いらしいがグンテには敵わなかった。「ナジルの戦い」ではチンミと共に先発隊としてナジルに派遣され、“風の群狼”と戦う。 ; サンチュウ : チンミの弟子。「ナジルの戦い」ではチンミと共に先発隊としてナジルに派遣され、“風の群狼”と戦う。 ; ナムル : チンミの弟子。「ナジルの戦い」ではチンミと共に先発隊としてナジルに派遣され、“風の群狼”と戦う。 ; ユッケ : チンミの弟子。「ナジルの戦い」ではチンミと共に先発隊としてナジルに派遣され、“風の群狼”と戦う。 ; ヨンファ : チンミの弟子。「ナジルの戦い」ではチンミと共に先発隊としてナジルに派遣され、“風の群狼”と戦う。 ; グンテ : チンミの弟子。ナジル出身で手の付けられない悪ガキだったため大林寺に預けられる形で入門した。他の弟子達に比べ実力があり、棍法の修行ではリキが一目置くほどであるが、調子に乗りやすく自信過剰の性格なため嫌われる。しかし常に上を目指しており影で努力するなど根は真面目である。町でチンピラとトラブルになり痛めつけられるがチンミに助けられ、大林寺師範の実力と大林寺拳法が目指すものの本当の意味を知り改心する。「ナジルの戦い」ではチンミと共に先発隊として故郷のナジルを守るため派遣され、“風の群狼”と戦う。チンミの作戦で“風の群狼”の中に忍び込むが、見破られ重傷を負わされる。その後、意識が回復し勝利に導く活躍をする。その戦いの後で、負傷した“風の群狼”の一員を助けたり(そのことを本人は決して仲間達の前で口に出さなかった)と、おぼろげながらも「本当の武道家」の心に目覚めた部分も見られる。 === その他の拳法家 === ; シオン : チンミが旅の途中に出会ったある町の拳法家。町のチンピラの乱暴から町人を救っていたり、町はずれで子供達に勉強と拳法を教えているため町人からは慕われている。旋風拳の使い手でありチンピラからは恐れられている。 : チンミに試合を申し込まれ断るが、たんなる興味本位ではない真摯な姿勢を見て試合を申し入れる。試合では幾度なくチンミを圧倒するが、最後は旋風拳の弱点を突かれ敗れる。 ; リクウ : シオンの父親。チンミに旋風拳を破るには相手の呼吸を盗めと助言する。 ; レイメン先生 : ある町の老拳法家。チンミに鉄巨人攻略法である、[[鎧]]の内側の肉体にダメージを与える衝撃波の打ち方を伝授した。 ; リホウ : 京林寺(けいりんじ)の拳法家。ヌンチャクの使い手。楽陽道(らくようどう)を不審に思い、その正体を調べている。京林寺の住職であった祖父と父親も楽陽道を不審に思い調べていたが、ユマリ教祖によって殺されてしまった。 ; じいさん : タンタンの師匠で南斗円脚拳の創始者。かつて天覧武道会に出場し甲組で優勝を果たし、甲・乙統一決戦に臨むも相手の武器により両腕に深手を負う。しかし勝利への執着が激しく足技だけで戦い相手を圧倒するが出血多量で意識を失い敗れる。その後、両腕とも切断する結果となった。タンタンの戦いを見届けた後、タンタンと共にシンサイに誘拐されたレンカを救う。 === 皇帝・国軍の関係者 === ;皇帝陛下(こうていへいか) : チンミの住んでいる中国全土を治める最高権力者。「ナジルの戦い」で著しい武功をあげたチンミの噂に興味を持ち、チンミを都へ呼び寄せた上に天覧武道会へ出場するよう命じた。年はまだ若いが非常に聡明で、高い政治力と確固とした決断力を持つ。また武勇を尊ぶ性格で、自身もかなりの武術の心得がある。チンミとの初対面の際には、身分を隠してわざと乱れた服装で現れ、大人が持つのに苦労するほど重い棍を軽々と振り回し、不意討ちをしてチンミの実力を試そうとした。幼少のころ都を追放したシンサイが計画した皇帝暗殺計画により命を狙われるが、チンミ、シーファン、タンタン、シバにより計画は阻止された。この命の恩人たちに謝意を表するなど恩を感じたら地位に関係なく礼を尽くすなど、人間としての器が大きい。 ;オウリン : 国軍の将軍であり近衛軍の教頭(武術師範)。普段は穏健かつ冷静な人物で皇帝陛下の信頼も厚い一方、戦いの時には常に先頭に立って敵陣へ突き進んで行く勇敢な武人でもある。チンミとの最初の出会いはゴズイとの戦いの時であり、その後「ナジルの戦い」で再会した。「ナジルの戦い」では自ら国軍を率い、大林寺と協力して“風の群狼”を壊滅させた。ゴズイとの戦いやナジルの戦いでチンミの功績を讃えチンミを都に招待した。皇帝暗殺計画の阻止をチンミに託す。 ;レンカ : オウリンの一人娘。強い人が好きでありチンミがオウリンの家を訪れた際、不意討ちをし力を試した。他の兵士が訪れた際も試している。天覧武道会統一決戦直前にシンサイに誘拐されるがタンタンなどに救われる。 === その他 === ; ゴクウ : チンミと常に行動を共にするサル。チンミ曰く「ゴクウは飼っているのではなく、共に育った兄弟のような存在」とのこと。非常に頭がよくチンミや他の人間達の言葉も全て理解できているよう。 ; メイリン : チンミの姉。両親の他界後、チンミと2人で生きていくことを決意する。飲食店を営み、その評判は高い。大林寺に入門したチンミを一目見ようと会いに行くが、旅の途中に黒炎団にさらわれるもチンミに救出される。後に嵐の日に知り合ったエイカンと結婚する。 ; ヤン : 大林寺の近くに住む野菜売りの少女。熱があるのに我慢して売り歩く途中にチンミと知り合い手伝ってもらう。両親は他界しており、祖父と暮らしている。高利貸しから借金をしており、高額の利子の支払いを要求される。利子が払えず売られそうになるが、チンミに助けられる。 ; ルウ : 一指拳を編み出した医者。本が宝物であり家にいるときや、歩いているときでさえ読んでいる。医者であるが、凄まじい殺気を放つことができたり、拳法家並の動きをすることができる。チンミに人前で拳法の技を見せないことを約束に一指拳を伝授した。 ; ロウ : チンミと背格好が瓜二つの少年。7年前にハン率いる野盗に村を襲われ両親、妹を目の前で殺される。自身も背中を斬られ瀕死であったが旅の途中の老人に助けられる。傷が癒えた後は仇をとるため怪盗になりハンを探す。ハンの屋敷に忍び込み悪事を暴くと言い、それを信じ協力したチンミに濡れ衣を着せたため、チンミや町人の信用を失う。しかし、火事の家から逃げ遅れたチンミと少女を助ける一面もある。ハンを見つけた後、今までの話はすべて本当のことだと知ったチンミと協力しハンを倒す。ハンに止めを刺そうとするがチンミに止められる。 ; サイ : 町医者であり楽陽道の阿芙蓉香(あふようこう)の正体は[[アヘン]]であると突き止めた。しかしその結果、ユマリ教祖に拉致されアヘンを吸わされ、禁断症状になってしまうが治療薬のおかげで正気に戻る。 ; コウラン : トウロの町にある芝居小屋の花形役者。公演を町のゴロツキのベンネイ組によく妨害されているが、町の人々に人気があり、チンミもコウランの舞台を見て感動している。女性であり、拳法の心得もないのに、数人の男を息ひとつ乱すことなく倒すほどの実力を持つ。その秘密を知りたくコウラン一団への入団を希望したチンミの素質を見抜き、一団に迎えた。そこでチンミに拳法と芝居には近い要素があり、舞台を例えに、限られた空間を目測で正確な距離感をつかみ、空間を把握するよう教えた。当初チンミとは息が合わなかったが、相手の呼吸を盗み、動きを予測し対応することを思い出した後は、完璧になった。新公演の時にはベンネイ組に妨害されるも、チンミと協力しベンネイ組を倒し芝居も成功させた。 ; エイカン : 嵐の日にメイリンと“印象的な出会い”をし、後に結婚した。大工の仕事をしながら彫刻の勉強をしている。ゆくゆくは完成したものが仏閣に納められ、そこを訪れる人達の心をなぐさめることを夢見ている。また数年前に両親をなくしており、その供養も含まれている。 == 敵キャラクター == === 序盤の敵 === ; 頭岩兄弟(ずがんきょうだい) : 顔がまったく同じ、兄弟の2人組。チンミの店で勘定を踏み倒すなど悪名高く、ならず者で有名な兄弟。頭突きが得意。2人同時で攻撃する岩砕弾頭でチンミを追い詰めるが、最後は岩砕弾頭封じタコつぼ戦法で敗れる。 ; ウォン : 雲南省の拳法家。弟のペイをリュウカイになぶり殺しにされたと誤解しており、仇をとるためリュウカイに果たし状を送る。毒手拳でリュウカイを倒すも、この行為に怒ったチンミと戦い敗れる。大僧正の言葉により、ペイは心臓病の発作で亡くなったという事実を聞かされ、リュウカイに謝罪する。その後チンミと黒炎団の戦いの際、ドウコに襲われそうになったチンミを助けたときの台詞から大林寺に入門したと思われるが、これ以降は登場することはなかった。 ; 黒炎団(こくえんだん) : ザンギ、ドウコ、リュウヒの3兄弟を中心にした極悪非道の集団。残忍な連中で略奪強盗は当たり前で、人を殺すことを楽しんでいる。噂では黒炎団に襲われ廃墟になった村はひとつやふたつではない。 : 3兄弟の長男ザンギは、黒炎団の首領であり硬射気道拳の使い手。チンミの気合を入れた攻撃を完全に見切るなど、かなりの実力を持っている。硬射気道拳をチンミに放ち一晩中苦しめるが、翌日チンミの打点を小さくし相手の力を利用する攻撃に敗れる。3兄弟の次男ドウコだが、戦いの場面はなく実力は不明。リュウカイに後ろから首を絞められあっけなく降参する。3兄弟の3男リュウヒは、主に[[刺又|刺股]]を使い、一度はチンミに勝つが、再戦では追い詰めるものの敗れる。 ; ディック・スタイナー : 中国人を見下す外国の水兵。町で暴れていてヨーセン道士に倒された水兵達の親分格。母国のスポーツ、[[ボクシング]]と中国拳法の試合を申し込む。親善試合と言っているが真の目的は中国人を殺すためである。ヨーセン道士に試合を申し込むが、ヨーセン道士の提案によりチンミと戦う。試合ではジャブでチンミをいたぶり遊んでいたが、チンミが大林寺拳法の底力を発揮、相打ちとなり、判定により引き分けとなる。その後、自ら負けを認めた。 : 初登場時にチンミとヨーセン道士が気づかないほど気配を完全に消し背後に回ったり、他の水兵が脅えるほどの威圧感を持っている。またジャブの威力は鍛えられたチンミでさえ、たった3発で脳震盪を起こすほどのものであり、ストレートの威力は分厚い水[[甕]]に穴を開け、さらに衝撃波で反対側にも穴を開けるという恐ろしい破壊力である。 ; ローエン : 鋭裂拳の使い手であり、自分の名前を天下に知らしめるため、大林寺系列の寺を狙う拳法家。大林寺総本山を狙うためチンミと戦い、チンミを追いつめたが、拳を破壊され敗北する。 ; ソウシン、サイ : 鉄掌拳の使い手であり鉄掌拳を使った[[大道芸]]をして金儲けをしている兄弟。ある町で弟のサイが芸を見せている時、それを見ていたチンミに因縁をつけ勝負を挑むが返り討ちに遭う。その夜に弟の仇を討つため兄のソウシンが勝負を挑む。弟はパワーだけだが、兄は身のこなしも素早く、チンミは苦戦を強いられる。2人とも悪人ではなく、試合後はチンミと和解した。 ; シゾウ兄弟 : 脅迫文を送り金を奪う、悪名高い兄弟。2人が連携し攻撃する死丁鎌の使い手。チンミが招待された家を襲った際、用心棒を倒し主人の子供を誘拐し金を要求した。翌日チンミと戦うが卍斬りの2人同時に前後から攻撃するという攻撃法を利用されてしまい同士討ちしてしまう。 ; ゴズイ : 凶悪な脱獄囚であり賞金首。獄中ではあまりの凶暴さのため両手を[[鎖]]でつながれていたが、この鎖で獄鎖拳を編み出し、役人を殺し脱獄した。今では町の道場に居座りゴロツキを集め町を牛耳っている。あまりの強さに役人も手が出せず、賞金をかけているが、いまだ倒す者はいない。獄鎖拳の名を天下に轟かせるためチンミと戦い、終始チンミを圧倒するが最後は破れ、役人に身柄を拘束される。 ; ゼクウ : 徳利村の悪代官。徳利村は生活水を徳利山にある貯水池に頼っており、その貯水池の水門を自由に開閉できることに目をつけ、それを武器に村人に法外な年貢を要求した。村人が要求どおりの年貢を収めることができなかったため、水門を閉じた。チシュウ、スイシュウ、テンシュウの3兄弟の父親。 ; テンシュウ : ゼクウ3兄弟の末弟。半月拳の使い手であり、徳利山の水門があるゼクウの館の壱ノ門を守っている。水門を開けに来たチンミと戦うが、半月拳の攻撃法を利用されてしまい半月刀を腹に受け敗れる。スイシュウの話では死亡したことになっていたが、後に刑務所に入ったことになっている。 ; スイシュウ : ゼクウ3兄弟の次兄。旋刀拳の使い手であり、徳利山の水門があるゼクウの館の弐ノ門を守っている。テンシュウを敗ったチンミと戦い崖っぷちまで追い詰めるが、断崖絶壁から蹴り落とされる。 ; チシュウ : ゼクウ3兄弟の長兄。龍爪拳の使い手であり、水門を開くためのハンドルの鍵を所持している。相手を油断させ不意打ちを仕掛ける卑劣な男。龍爪拳を破壊されるとあっさりとやられてしまった。 ; 鉄巨人(てっきょじん) : 日輪峠で商人の積荷を襲う山賊の首領。全身が鉄の[[鎧]]で覆われており刃物が通じないほどの防御力がある。流派ははないが拳法の心得があり護衛を瞬時に倒したり、大人2人がかりでやっと持てる鉄棒を片手で軽々と振り回すほどの腕力があるなど、チンミはその実力の前に手も足も出ず逃げ帰るほどである。後にレイメン先生に伝授された衝撃波を鎧ごしに打ち込まれ敗れる。 ; ギオウ : 片腕で片脚が義足の拳法家。拳法の才能はあるが、試合の相手を「敵」とみなし徹底的に痛めつけ、そのダメージでしか力の度合いを計ることができない。ある日、3人組の道場破りが現れ、たまたま居合わせたギオウは道場破りということもあり、歯止めが利かなくなったため完膚無きまで叩きのめし、半殺しにしてしまう。翌日、道場を守るためとはいえ、やりすぎと思ったフシン先生によって破門にされる。その後、この事件の恨みで10数人に闇討ちに遭い、一命はとりとりとめたものの、左腕と右脚を失い町から姿を消した。1年後、執念により会得した弧杖拳を身につけ再び町にもどってきた。チンミと戦い、杖を支点とし回転蹴りを加える弧杖拳により終始圧倒するが、チンミに杖を掴まれ回転を止められたため、敗北する。試合後、チンミの優しさに触れ、真の敗北は体の痛みではなく心で感じることだと知り、再び道場に戻るため一から出直す旅に出た。 ; ガゼル : 金鉱「金獄山」の獄長で、拐(かい)を使う斬伐拳の使い手である。脱走者を処刑したり、人が過労で死んでもなんとも思わない非情な男である。大林寺拳法の実力を知るため、公開試合にチンミを指名する。試合では棍を持ったチンミを圧倒するが、チンミの作戦により拐(かい)を肩に受けてしまい敗れる。脱走者と戦う際に武器を渡したり、チンミの特訓を見逃すなど余裕を見せるほどの実力がある。 ; ハン : 村々を襲い食料、金品を奪う野盗の首領。襲った村にはロウの住む村もあり、ロウの両親、妹を殺害する。その復讐のためロウに命を狙われることになる。刃先が伸びる竜槍棍(りゅうそうこん)を使うがチンミとロウの連携攻撃に敗れる。 ; ゲンバ、ゲンヨウ、ゲンケイ : 長江を往来する商船を海竜船で襲う海賊。船の揺れを利用する波しょう拳を使う。チンミと一度目の勝負では、船上の戦いに慣れないとはいえ、チンミをゲンケイ1人で圧倒する。再戦では油断したゲンケイは一撃で倒され、ゲンバ、ゲンヨウも秘技の竜輪、閃竜を繰り出すが敗れる。 ; ユマリ教祖(ゆまりきょうそ) : 楽陽道と称する新興宗教の布教活動をしている。楽陽道とは、仏の教えを説き、阿芙蓉香(あふようこう)と称する特殊なお香を使って、医者も見離した病人の痛みや苦痛を取り払い元気にしたり、生きる気力を失った人に活力を与えるなど人々を救いの道に導いていくとされる。町の人のほとんどが信者であり評判が良く、皆が阿芙蓉香を求めている。しかしその正体はアヘンであり、その習慣性に目をつけ阿芙蓉香を高額で売り付けたり、高額な献上物を得ている。また裏では手下に命じて、自分の正体を探ろうとしている者を殺害したり、アヘンの禁断症状の人を監禁している。最後はチンミの活躍で解放された人質たちやサイ先生の証言によってその悪行の実態が人々の知るところとなり、野望はついえた。 ; オウドウ : 大僧正が病で倒れた時、大林寺を占領した。元は大林寺の門下生であり拳法の腕はずば抜けて強く、実力だけ見れば師範以上だった。やがて東林寺のヨーセン道士のもとへ修行に出され、気に入られたようだが「刀(技)を持つ者はそれを持つ鞘(心)を持て」と教えられ、拳法を教えてもらえなかった。業を煮やし、独学で通背拳を身につけたオウドウは東林寺を去った。尚、大林寺では破門扱いである。気功拳の使い手であり、その威力は凄まじく10人の大林寺拳士を吹き飛ばしたり、チンミの通背拳をはね返すほどである。またヨーセン道士同様、しなやかな物に気功を送り硬直させることができたり、気功の力だけで虎のアギ、ウンギを服従させることができる。 : 大僧正が病で倒れ、各地から高僧などが大林寺に見舞いに来るなか、真の拳法とは何か、最強の拳法家は誰かを天下に知らしめるために現れた。かつての弟弟子であるリュウカイを倒し、大僧正と老師を監禁し近隣の町や村に厳しい取立てを命じた。この現状を打破するため大林拳法奥義の殺人拳“雷神”を身に付けたチンミと戦い雷神をくらってしまう。最後の天穴が間接的だったことと、自身が比類なき気功の持ち主だったため絶命には至らなかったが、もはや時間の問題であった。その後、チンミを殺人者にしたくなかった大僧正の気孔治療により一命を取り留める。夢の中でヨーセン道士に出会い、自分の間違った考え方に気付き、改心したのち大林寺を去った。 ; アギ、ウンギ : オウドウが気功の力で服従させた虎。体重が200kg以上あり、その風貌だけで大林寺の拳士を脅えさせた。ウンギがジンタンとビケイを襲った際、チンミに殺人拳“雷神”を極められ絶命した。 ; シンカン : 動物調査団に借金の肩代わりに[[剥製]]にする動物を密漁するよう命じた。長身で蹴り技が得意であり実力はある。欲しい物にはどんな手段を選ばず、チンミとの戦いでは、ココウを人質にしたり、不意打ちをしたり、さらに刃物を使うなどし、チンミに根から腐っていると言われた。 === 風の群狼 === ; ゲンマ : [[騎兵|騎馬]]軍団“風の群狼”の首領。まだ若く、この若さで各地の騎馬部族をまとめあげる力量にナジルの町長は驚愕した。兵法だけでなく[[馬術|乗馬術]]にも長けており、人馬一体で攻撃する。重体の部下を行軍の妨げになるという理由で殺害したり、騎馬民族にとって家族であり宝のはずの馬を平気で殺すなど非情な性格である。ナジルの戦いではチンミと一騎打ちをし、チンミに死を覚悟させるも、一瞬のスキをつかれ通背拳を食らってしまう。その後、戦いに割って入ったアルマに[[槍]]を投げるも止めを刺される。 ; アルマ : 騎馬軍団“風の群狼”の一員。もともとは小さな部族の一員であり、その一族の長であるベガの武勇のおかげで“風の群狼”に潰されずにすみ、ベガへの忠義で“風の群狼”と行動することになる。ベガがチンミに倒され仇をとるためナジルに潜入し、ベガ直伝の縄錘でチンミと戦うが、捕縛されてしまう。その後、“風の群狼”によるナジル総攻撃の最中に縄抜けに成功し捕虜になった仲間からベガはゲンマに殺害されたことを知り、ベガ亡き今“風の群狼”を抜ける。チンミとゲンマの戦いに割って入り、チンミに加勢するもゲンマに深手を負わされていまうが、ゲンマに止めを刺し力尽きる。 ; ベガ : 騎馬軍団“風の群狼”の一員。もともとは小さな部族の長であり、ベガの武勇のおかげで“風の群狼”に潰されずにすみ、共に行動することになる。ゲンマの命令でナジルの農家を襲い、皆殺しにし食料を奪うがチンミに倒され重体になる。その後、ゲンマに行軍の妨げになるという理由で殺害された。 === 天覧武道大会 === ; タンタン : 師匠の無念をはらすため天覧武道大会に出場した南斗円脚拳の使い手。自分の足技に自信を持っており両手をブラ下げた状態で足技だけで戦うが、危機を感じた時は拳や[[頭突き]]を使う。甲組準決勝では昨年の優勝者のブメイを右脹ら脛を痛めるも、南斗夾撃踵で破り、決勝戦ではチンミを天砲脚で追い詰めるも敗れる。その後、シンサイによって誘拐されたレンカを救出し、皇帝暗殺計画を阻止したとして皇帝陛下に感謝される。 ; シバ : 天覧武道大会に出場した護手双鉤の使い手。元は警吏であり捕らえた山賊に脱獄され弟のシュウ以外の家族を皆殺しにされ、上司のやり方に不満を持ち警吏を辞め賞金稼ぎになり指名手配された凶悪犯、特に賞金額の多い殺人犯を捕らえ実績を上げた。その後、弟のシュウと共に暮らすため賞金稼ぎから足を洗い、町で護手双鉤の道場を開くため皇帝陛下のお墨付きをもらうため天覧武道大会に出場する。乙組部門の初戦で昨年の武器部門の優勝者、柳槍術(りゅうそうじゅつ)のタイゲンを、準決勝で[[三節棍]]のセンカイを破るも、決勝戦直前にシンサイの部下にしびれ薬のついた針を刺されシーファンと戦うが敗れる。その後、本物のソシュウ禅師を救出し、皇帝暗殺計画を阻止したとして皇帝陛下に感謝される。 : 常に賞金稼ぎ時代にできた傷をさらしており、その傷を見て未熟だったころの自分を思い出して戒めている。ちなみに未熟でなくなったときは、その傷をつけた相手を見つけ出し、殺したときである。 ; ブメイ : 天覧武道会の出場者であり前大会の総合優勝者。正統派の剛拳で鳴らす北宋拳(ほくそうけん)の使い手で、心・技・体を完璧に揃えた実力者。甲組準決勝でタンタンに破れるが、大会直前にシンサイによる上位陣潰しに襲われ、背中に傷を負っていた。 ; イリュウ : 天覧武道大会の出場者であり、素早い動きで攻撃する長流拳(ちょうりゅうけん)の使い手。甲組準決勝でチンミと戦い、通背拳を封じ右目に傷を負わせるが敗れる。長流拳は新興の流派だが門下生が急増しておりイリュウは門下生から慕われている。 ; タイリョウ : 天覧武道大会の出場者であり、竜泉剣(りゅうせんけん)の使い手。乙組準決勝でシーファンと戦い、竜泉剣〝飛竜〟の型で左手首に傷を負わせるが、竜泉剣は手首と[[剣]]が見えない糸でつながっており、手から離れていても自在に操れるという仕掛けを見破られ敗れる。 ; シンサイ : ソシュウ禅師を名乗り傀儡針でシーファンを洗脳し、皇帝暗殺計画の手駒として利用した。過去に傀儡針を皇帝陛下に紹介したが逆鱗に触れ都を追放されたため、それ以降皇帝陛下を恨み皇帝暗殺計画を計画する。 : 天覧武道大会直前に上位陣潰しをしたり、統一決戦直前にレンカを誘拐させチンミを脅迫するが、タンタンなどによりレンカは救出されてしまい、さらにはシーファンもチンミに負けてしまう。2人の死闘を讃えようと近づいてきた皇帝陛下を殺害しようと試みるもシーファンにより阻止され捕縛される。その後、牢の中で都を追放されたのは、皇帝陛下に正しい針の道に行くようにと温情を与えられたためと知り、かなわないことを悟り自殺した。 == 武術・技 == ; 大林寺拳法(だいりんじけんぽう) : 大陸一と言われる、歴史と伝統ある武術「大林寺拳法」を伝えている流派が大林寺である。大陸各地に、同門の寺があり、各師範が武術指導を行っている。奇を衒わないオーソドックスなスタイルの武術であるが、個々の門下生により、個性的な武術の精進がされている。 ; 気功法(きこうほう) : 体内の〝気〟を充実させ瞬間的に放出し相手に打撃を与える技。人間は誰でも〝気〟をもっておりその〝気〟を何倍、何十倍の力にする中国拳法の奥義の一つ。 : 〝気〟を練ることにより精神や肉体が引き締まり打撃の威力が上がる。またこの状態の時の肉体は、振りかぶった角材を真っ二つに折ることができる。 : 使い手により威力は異なり数人を一度に吹き飛ばしたり、猛獣を〝気〟だけで服従させたりすることができる。また髪の毛や[[鞭]]のしなやかのものに〝気〟を送り込み硬直させることができる。 : 主な使い手はチンミ、リュウカイ、ヨーセン道士、オウドウ。 ; 通背拳(つうはいけん) :「[[格闘技]][[漫画]]特集」等では必ず紹介される'''鉄拳チンミを代表する技の一つ。''' :強烈な震脚と気功の力を使い、掌底打を打ち込む瞬間に自分の体重を何倍にもすることにより威力を倍増させる技。その威力は分厚い甕を粉々にしたり、数人の人間を吹き飛ばすほどである。また壁など障害物の向こう側に気功の[[衝撃波]]を送り、敵を倒すこともできるなど近距離、遠距離を問わない汎用性がある。チンミが多用する必殺技。ザコ敵を一掃する際や、ピンチを切り抜ける時にも、使われることがある。弱点としては、連発すると体力を消費することにあり、ザコを相手にする際には一指拳などで対処している。主な使い手はチンミ、ヨーセン道士、オウドウ、ハクシン。 : 鉄巨人編で登場し、チンミに衝撃波による鉄巨人攻略を指南した老武道家レイメンの「衝撃波」も、大きな体重移動こそないものの、通背拳に近い技と思われる。 ; 雷神(らいじん) : 大林寺拳法において、秘伝中の秘伝とされている殺人技。自分の[[経穴]]を突き気を高め、まず相手の天(額)、地(みぞおち)を突き、つづいて人(のど)を打ち抜くことで完成する。雷神を受けた相手は、必ず死亡すると言われている。大林寺拳法の奥義として師範のみ伝承されていたが、体得できたのはほとんどいなかった。ヨーセン道士が実戦で使用した際、その威力が予想を超えるほど凄まじかったため危険性が認識され、先代の大僧正により封印された。 : 主な使い手はチンミ、ヨーセン道士。 ; 一指拳(いっしけん) : ルウが編み出しチンミに伝授した敵の勢いを利用した拳法。攻撃している部分の力が〝陽〟であり、反対に攻撃を支えている力が〝陰〟である。相手の力が大きいほど体の反対側のひねりも強くなりここを突くことにより相手の〝陰〟の力を利用できる。相手が攻撃する前に出方を察知し〝陽〟、〝陰〟を見極める必要がある。相手に傷を与えせずに倒したい場合や体力温存したい場合、ザコ戦でチンミが使う技。体力の消耗は少ないが、決まれば巨熊すら屠るほどの威力を発揮する。 ; 三壊拳(さんかいけん) : ジン・タンが使う技。両手、片足でのど、みぞおち、金的へ同時に攻撃する。 ; 呼力流弾拳(こりきりゅうだんけん) : テンドウ禅師が使う技。相手の力を利用し投げ飛ばす。相手の力やスピードがあるほど威力が高くなる。 ; 岩砕弾頭(がんさいだんどう) : 頭岩兄弟が使う技。2人が肩を組み突進する。その威力は岩を砕くほどである。 ; 鉄斬拳(てつざんけん) : チンミと老師が大林寺に向かう旅の途中で用心棒として雇われ際、戦うことになった野盗の一人が使う幻の拳法。手刀の威力は鉄さえも一刀両断するほどである。 ; 烈指拳(れっしけん) : ヤンが借金をしている高利貸しの用心棒が使う拳法。裏ツボを突き、体をしびれさせたり激痛を走らせたりするなど様々な作用をおよぼす。両手で連続攻撃する烈指双破拳(れっしそうはけん)もある。 ; 毒手拳(どくしゅけん) : ウォンの使う拳法。毒虫や植物の毒を砂に配合しそれを突く。毒を中和してはまた突く。この繰り返しにより手は毒手になるという闇の拳法。普段は包帯を巻いているが、この状態でかすっただけでもめまいやしびれがおきる。包帯をはずし直撃を受ければ一撃で死亡する。 ; 硬射気道拳(こうしゃきどうけん) : ザンギの使う気功を体の内側に打ち込む拳法。打ち込まれた気功は体内で反射し内臓器官を破壊する。両手で挟み込むように打ち込むことにより気功の共鳴が大きくなり破壊力が上がる。作中ではスイカに放ち、中身がグチャグチャになった。 ; 捻糸棍(ねんしこん) : シーファンが編み出した棍に強烈な回転を与えての突き。その威力はかすっただけでも肉がえぐれ、直撃すれば岩を砕くほどである ; 旋風拳(せんぷうけん) : シオンが使う拳法。体を高速に回転させ、これによって生まれる遠心力で威力を倍増し攻撃する攻守とも完璧な拳法。頭上が弱点である。 ; 鋭裂拳(えいれつけん) : ローエンが使う拳法。糸を巻きつけ素早く引くことにより裂傷をおわせる。達人になれば腱や骨を切断することも可能である。糸を使うため攻撃は素早く、見切るのは困難だが糸を巻きつけるという技の性質上、相手に対し側面に立たなければならない。真正面にいる敵に対しては糸を針のように突き刺すことも可能である。 ; 鉄掌拳(てっしょうけん) : 大道芸をしている兄ソウシンと弟サイの兄弟が使う、豪快な拳法。15枚のレンガを粉々に叩き割る、すさまじい威力を誇る。ソウシンが編み出しサイに教えた。ソウシンは空中でも打つことができる。 ; 死丁鎌(しちょうがま) : ヒゾウ兄弟が使う殺人拳。2人が両手に[[鎌]]を持ち、2人で連続攻撃したり、一方が敵の攻撃を受け止めている間にもう一方が攻撃する連携技。 ; 死丁鎌卍斬り (しちょうがままんじぎり) : 2人が敵を挟むように前後に立ち、一方は上下、もう一方は左右から同時に斬る。前後から上下左右の同時攻撃のため逃げ場はない。 ; 獄鎖拳(ごくさけん) : ゴズイが獄中で編み出した鎖を使う拳法。鎖で相手の武器を受け止めたり、巻きつけてしめあげたりして攻撃する。また先端には分銅がついており、それを投げつけたりするなど自由自在である。 ; 半月拳(はんげつけん) : テンシュウが使う暗殺拳。半月の形をした半月刀を両手に持ち攻撃する。また片方の半月刀を投げ、相手の後方でブーメランのように反転させ後ろからも攻撃できる。チンミは後ろから戻ってくる半月刀に蹴りを入れ、加速させてテンシュウに打ち返した。 ; 旋刀拳(せんとうけん) : スイシュウが使う暗殺拳。両刃の刀が2本あり、握りについている指輪に指をいれ高速で回転させ攻撃する。高速で回転している刃に触れるものはスッパリ切ってしまうほどであり防御は完璧である。また回転している刀の間からもう1つの刀を突き刺して攻撃することもできる。 ; 龍爪拳(りゅうそうけん) : チシュウが使う暗殺拳。手形の鉄製武器を腕と紐で連結させ、鋭い爪を相手に突き刺し紐を引くことにより爪が閉じ、傷をえぐる。普段は袖の中に隠されており、初見では腕が伸びたと錯覚する。弱点はつかむ瞬間に爪が開ききった瞬間であり、チンミはこのときに攻撃し破壊した。 ; ガマ拳法 : ビケイが編み出した拳法。ガマガエルのように四つん這いの低い姿勢でかまえ、独楽のように2本の腕を支点にしての回し蹴りで攻撃する。足は木や岩を蹴り続けていたため硬く変化し、素足で刃物のように腱を切ることが可能なほどである。また支点となる腕や体も並みの攻撃では、ひるみもしないほどに鍛えられており、チンミは弱い手の甲を攻撃することにより敗った。 ; 弧杖拳(こじょうけん) : ギオウが使う拳法。ギオウは片脚が義足であり杖をついていてこの杖と義足で攻撃する。主に杖で殴ったり、杖を支点にして体を回転させ蹴りを入れる。 ; 斬伐拳(ざんばつけん) : ガゼルが使う拳法。両腰に装備されている[[トンファー|拐(かい)]]で攻撃する。普通の拐とは違い、金属製で先が両刃になっている。その切れ味は人間の首や腕を簡単に切断するほどである。 ; 波しょう拳(はしょうけん) : ゲンバ、ゲンヨウ、ゲンケイが使う拳法。船の甲板に座り込み、船の揺れを利用し転がりながら相手に接近し蹴り技や寝技、関節技にもちこむ。揺れる船の上では足場が安定しないためバランスが崩れスキができるが、床に座ることにより安定が得られる。また船の揺れを利用するため、揺れれば揺れるほど力を発揮する。 ; 竜輪(りゅうりん) : ゲンヨウが使用した波しょう拳の秘技。相手の背後から両手両足をつかみ、相手と一緒に回転し壁などに激突させる。 ; 閃竜(せんりゅう) : ゲンバとゲンヨウが使用した波しょう拳の秘技。2人が両手をつかみ、片方が相方を振り回しもう片方が攻撃する。その威力は回転の遠心力が加わり2倍、蹴りも2人分のひねりが加わり2倍になり、合わせて4倍の威力になる。振り回している人間のひねり方しだいで回転している人間は上下や横など自由自在に蹴り分けることができる。また攻撃する際は立っているため揺れる船上では足場が安定しないが、振り回す人間と攻撃する人間が入れ替わり体勢を立て直すことができる。 ; 南斗円脚拳(なんとえんきゃくけん) : タンタンが使う拳法。足技が中心であり、とび蹴りやかかと落しなど変幻自在に攻撃する。 ; 南斗夾撃踵(なんときょうげきしょう) : 南斗円脚拳の技の1つ。両方の踵で相手の首を同時に蹴る。一撃で相手を倒すことが可能であり、常人なら頚骨を折れるかもしれない威力である。 ; 天砲脚(てんほうきゃく) : 南斗円脚拳の技の1つ。相手を空中に跳ね上げ背中から落ちるようにコントロールし落下してきた相手を再び空中に蹴り上げる。相手の体重と落下する勢いが加わっている分蹴り上げの威力が倍増する。また相手は空中で体勢を立て直すのが難しく、一度技に入ってしまうと逃げるのが難しい。 ; 護手双鉤(ごしゅそうこう) : シバが使う犯罪者を捕らえる捕縛術の一種。先が[[鉤]]状になっている剣を両手に持ち、鉤で相手の体や武器に引っ掛けて動きを封じる。また2本の護手双鉤を鉤で引っ掛けて1本にして攻撃することも可能。また握りの部分には三日月の形をした刃(月牙)がついており手元を守りつつ全身の防御に対処できる。 == 用語 == ; 拳精(けんせい) : 大林寺に古くから伝わる古文書に「大林寺拳法極める拳精たる者、大林寺建立百年目に若くしてその姿あらわす。その拳は鉄のごとし。脚は岩をも砕き、頭脳明晰、眉目秀麗にして西の長江の源に住まう者なり。眉間のホクロが拳精のあかしなり」と、記されている。 : 初期こそ登場したが、わずか数話でこの言葉は登場しなくなった。 ; 深山行(しんざんぎょう) : 拳法家になるための第一歩と言われている。南高連山でひときわ高くそびえる剣霊峰(けんれいほう)にこもり、テンドウ禅師の下で行われる厳しい修行。大自然の中で修行するため肉体的、精神的に強くなくてはいけないため、資格審査を行い合格した者のみ修行が許される。 ; 風の群狼(かぜのぐんろう) : ゲンマが首領であり、土地を持たない遊牧民に富と安定をもたらすために、騎馬民族国家の建設を目指す騎馬軍団。複数の部族の集まりであり、それをゲンマがまとめあげ最強の騎馬軍団に作り上げた。帝都を目指し、圧倒的な物量で国境地帯の町を次々に侵略した。“風の群狼”の鉄則は「敵に情けをかけるな」であり、侵略された町人は皆殺しにされ食料や家畜は全て奪われた。ナジルの戦いで大林寺と国軍と戦い、首領のゲンマは死亡し敗走した。 ; 天覧武道大会(てんらんぶどうたいかい) : 都で毎年開催される武道大会。流派の誇りをかけ中国全土から武勇にたけた強者が集まり皇帝陛下の御前で試合をする。出場者は甲(武器なし)部門と乙(武器あり)部門に別れ、試合をして各部門の優勝者が甲・乙統一決戦で戦う。勝負は生死は問わず一方が立てなくなるか降参するまでである。乙組では刃物も認められており、禁止は[[火薬]]と隠し武器の使用のみである。甲・乙統一決戦では武器があるほうが圧倒的に有利とされているが、試合の過程で深手を負う可能性が高くそうとは言い切れないが、過去には甲組の優勝者が両腕とも切断する結果となったほどの深手を負う試合があった。 : 統一決戦を制した者は翌日「表彰の儀」にて皇帝陛下直々にその勝利を讃えられ、力の象徴である竜を掘り込んだ玉杖が手渡される。この竜には古来より2つの意味があり、1つは天に君臨する「皇帝」、もう1つは人民の中から起ち現れる「英雄」である。 ; 傀儡針(くぐつばり) : はるか昔、戦国の世に編み出された秘術。傀儡針を受けたものは一切の感情を失い術者の命令に従うだけの人形になる。これを兵士に使えば、慈悲の心や死への恐怖が無くなり、最強の軍隊になる。術を解くには頭頂部にある「百会」のツボを突くしかない。 ; 龍丸(りゅうがん) : 宮廷典医のお墨付きを得た、皇帝陛下への献上薬。外伝にて、チンミが食当りで担ぎ込まれたリュウカク家で、長老一族の娘セイレンに飲まされた秘伝薬。劇薬を含む稀少な材料と、秘伝の製法により、毎年限られた量しか作ることが出来ない。しかし、チンミが道中で食べたキノコが、その稀少な材料であることが分かり、増産が可能になる。 == アニメ版 == [[1988年]][[7月2日]]から同年[[12月24日]]まで、[[テレビ朝日]]系にて放送された。放送枠は、毎週土曜日19時30分~20時00分。全20話。未ビデオDVD化。 === 声の出演 === * チンミ - [[坂本千夏]] * キンタン - [[中原茂]] * ライチ - [[野々村俊恵|坂上とし恵]] * メイリン - [[佐々木優子]] * ラーユ - [[久保田雅人]] * ラオチュウ - [[水島裕 (声優)|水島裕]] * シーファン - [[向殿あさみ]] * 老師ロー - [[増岡弘]] * ナレーション - [[中村正 (声優)|中村正]] === スタッフ === * 企画:小泉美明(テレビ朝日)、藤原正道(東宝株式会社) * プロデューサー:川田方寿(テレビ朝日)、頼経康史(東宝株式会社)、加藤博(葦プロダクション) * 制作プロデューサー:梅原勝 * 監督:大庭寿太郎 * シリーズ構成:[[武上純希]] * 脚本:武上純希、[[大橋志吉]]、[[岸間信明]]、柿崎明彦 * 絵コンテ:大庭寿太郎、森一浩、遠藤徹哉([[えんどうてつや]])、[[広田正志]]、長尾粛、日下直義、中村喜則 * 演出:大庭寿太郎、森一浩、日下直義、中村喜則、遠藤徹哉(えんどうてつや)、伊東政雄、秦義人、[[都留稔幸]] * 総作画監督&キャラクターデザイン:[[大貫健一]] * 作画監督:[[大貫健一]]、[[本橋秀之]]、つるやまおさむ、広田正志、梶谷光春、都留稔幸、工藤柾輝、佐藤道雄、川筋豊ほか * 動画チェック:星勲、恩地正行、土蛇我現、本橋ひろみ、武口つるみ、村田美樹子 * 美術監督:金村勝義 * 色指定:岩沢れい子、照屋美和子、岡野強、曽根田貴子、吉田玲子、小林美代子 * 特殊効果:小森靖彦、前川孝、谷藤薫児、太田憲之 * 背景:[[スタジオじゃっく|スタジオジャック]]、アトリエ11 * 撮影監督:福田岳志 * 撮影:三晃プロダクション、[[イージー・フイルム]] * 音楽:[[若草恵]] * 音響監督:[[藤山房伸|藤山房延]] * 音楽プロデューサー:大場龍夫(東宝音楽出版) * 音響制作:ザックプロモーション * 録音:小原吉男 * 効果:佐々木純一([[アニメサウンド]]) * 録音スタジオ:整音スタジオ * 編集:辺見俊夫、関一彦 * タイトル・リスワーク:[[マキ・プロ]] * 現像:[[東京現像所]] * 制作デスク:小林美代子 * 制作進行:太田昌二、奥野孝一、渡辺正、大利根渡、安部吉晴、阿部雅司 * 制作管理:佐藤訓史、大友純一 * 制作事務:古林明子、瀬戸のりこ * 制作協力:[[スタジオ九魔|九魔]]、龍プロダクション、イージー・フィルム * 制作:テレビ朝日、[[東宝]]株式会社、[[プロダクション リード|葦プロダクション]] === 主題歌 === ; オープニングテーマ - 「KUNG FU BOY」 : 歌 - [[八木小緒里|八木さおり]] / 作詞 - [[森雪之丞]] / 作曲 - [[井上ヨシマサ]] / 編曲 - [[武部聡志]] (レーベル - [[キングレコード]]) ; エンディングテーマ - 「銀色のセレナーデ」 : 歌 - 八木さおり / 作詞 - 森雪之丞 / 作曲 - 井上ヨシマサ / 編曲 - 武部聡志 (レーベル - キングレコード) === 各話リスト === {| class=wikitable style="font-size:small" !話数!!サブタイトル!!放送日 |- |1||最強のカンフーボーイ誕生!破れ鉄斬拳||'''[[1988年]]'''<br />[[7月2日]] |- |2||月を斬れ!入門できるか大林寺||[[7月9日]] |- |3||心眼をきわめよ!究極のエリート試験||[[7月16日]] |- |4||殺意を消せ!深山行はつらいよ||[[7月23日]] |- |5||眼力を磨け!謎の式神像との闘い||[[7月30日]] |- |6||キビシイぞ!帰って来た熱血先生||[[8月13日]] |- |7||美少女を守れ!三人はライバル||[[8月20日]] |- |8||まさか!大林寺が殺人拳?||[[8月27日]] |- |9||姉ちゃんを救え!黒炎団あらわる||[[9月3日]] |- |10||宗家村を守れ!恐怖の極悪拳法||[[9月10日]] |- |11||風に学べ!孤独の棍法||[[9月17日]] |- |12||闇を撃て!光る目の悪魔||[[10月15日]] |- |13||狼の牙!ライバルの秘密をさぐれ||[[10月22日]] |- |14||円の極意!たったひとりの挑戦||[[11月12日]] |- |15||ケンカ拳法!先生は酔いどれ道士||[[11月19日]] |- |16||命がけの試練!弟子入り大作戦||[[11月26日]] |- |17||一撃必殺!実戦に二の打ちはない||[[12月3日]] |- |18||強敵あらわる!青い目の挑戦者||[[12月10日]] |- |19||命をかけた教え!通背拳の極意||[[12月17日]] |- |20||竜虎との戦い!炎の大林寺||[[12月24日]] |} === レンタルビデオ === ; 鉄拳チンミ 拳法大図鑑 == 外部リンク == * [http://www.ac.auone-net.jp/~chinmi/ 前川たけし公式ホームページ] * [http://www.pro-reed.com/works/tv_series/w016.html アニメ公式HP (PRODUCTION REED)] * [http://www.mxtv.co.jp/chinmi/ アニメ公式HP (TOKYO MX)] {{前後番組 |放送局= [[テレビ朝日]]系 |放送枠= 土曜19時台後半 |番組名= 鉄拳チンミ |前番組= [[いきなりダゴン]] |次番組= [[おぼっちゃまくん]] }} {{テレビ朝日系列土曜夜7時台枠のアニメ}} {{月刊少年マガジン連載中}} {{講談社漫画賞少年部門}} {{Manga-stub}} {{DEFAULTSORT:てつけんちんみ}} [[Category:漫画作品 て|つけんちんみ]] [[Category:アニメ作品 て|つけんちんみ]] [[Category:1988年のテレビアニメ]] [[Category:月刊少年マガジンの漫画作品]] [[Category:東宝製作のアニメ作品]] [[Category:プロダクション リード]] [[Category:テレビ朝日系アニメ]] [[Category:中国を舞台とした作品]] [[Category:格闘技漫画]] [[Category:中国武術を題材とした作品]] [[Category:格闘技アニメ]] [[Category:継続中の作品]]
『All the world is a logic』とは、個人小説の題名であり、知名度は少ない。

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