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★アカイイト&アオイシロ小ネタ集


1.手続き


 あれから色々あって、梢子が桂や柚明、ノゾミと同居する時が遂にやって来た。

 桂「柚明お姉ちゃん、ただいま~。梢子ちゃんを連れて来たよ~。」
 柚明「桂ちゃん、ノゾミちゃん、お帰りなさい。梢子ちゃんもよく来てくれたわね。」
 梢子「はい、今日からお世話になりますね。姉さん。」
 柚明「おなか空いたでしょ?もうすぐ晩御飯が出来るから、ちょっと待っててね。」

 それから夕食を食べながら、楽しく談笑する4人。
 やがて食事が終わった後に突然柚明が立ち上がり、箱の中から一枚の書類を取り出した。

 柚明「あのね梢子ちゃん。私達と一緒に暮らすにあたって、どうしても梢子ちゃんに書いて貰わなければならない書類があるんだけど・・・」
 梢子「ああ、そう言えば役場や郵便局に行って、ちゃんとした手続きをしないといけませんよね。私は戸籍の上でも羽藤家の一員になるんですから。」
 柚明「そうね。でもそんなに難しい物じゃないのよ?細かい所は私が全て書いておいたから、後は梢子ちゃんのサインと捺印さえあれば、それでいいの。」

 そうして柚明が梢子に手渡した書類・・・それは・・・

 梢子「・・・あの・・・姉さん・・・」
 柚明「ここに桂ちゃんと私の名前が書いてあるから、後はここに梢子ちゃんのサインと捺印があれば完璧よ。」
 梢子「これ・・・婚姻届なんですけど・・・」

 …………………。

 桂「そうだよ。これで私たちは正真正銘、いつまでも一緒にいられるんだよ?」
 柚明「さあ梢子ちゃん、早くここにサインと捺印をして頂戴♪」
 梢子「・・・・・(汗)」

2.あやしろ


 2009年4月1日・・・馬瓏琉は1枚の紙を手に、あるゲームショップに足を運んだ。
 彼はその紙とソフトの陳列棚を見比べながら、店内をくまなく物色するのだが・・・

 「・・・ちっ、売り切れかよ。」

 目当ての品が見つからないと悟ると、舌打ちしながらカウンターへと向かって行った。
 カウンターにいた店員のアルバイトの少女は、とてもさわやかな笑顔で馬瓏琉に応対する。

 「いらっしゃいませ~。」
 「女。1つお前に尋ねたい事がある。」
 「はい、ソフトの入荷状況についてでしょうか?」
 「その通りだ。今日発売のソフトなんだがなぁ。」

 今日発売のソフトなんか、あったっけ?
 少女は不審に思いながらもパソコンに向かい、入荷予定スケジュールを管理するアプリケーションを立ち上げる。
 だが、今日発売予定のソフトなど、どこを探しても見つからない。

 「・・・お客様、誠に申し訳無いのですが、本日は新作ソフトの入荷予定が無いのですが・・・」
 「そんなはずはねぇ。販売元のサイトで掲載されていた、確かな情報なんだぞ?」
 「そうですねぇ・・・幾ら探しても、本日入荷される予定のソフトは存在しないのですが・・・お客様、そのソフトの名前と対応機種と、販売元を教えて頂けますか?」

 もしかしたら馬瓏琉が発売日を間違えているのかもしれない。これは他の客もよくやらかす事で、少女もこの手の苦情には慣れている。
 ソフトの名前と対応機種、それに販売元を教えて貰えれば、それらの情報から瞬時に発売予定日を逆算する事が可能なのだ。

 「販売元はサクセスだ。」
 「はい、サクセスさんですね?ソフトの対応機種は何でしょうか?」
 「対応機種は恐らくパソコンだ。明記はされていなかったが、サイトに『必要スペック(準備中)』という項目があったからなぁ。」
 「はい、Windowsですね?」

 慣れた手つきで少女はマウスとキーボードを巧みに動かして検索をかけるが、その時点で既に検索がヒットしない。
 少なくともサクセスが今後販売予定のWindows対応ソフトは、現時点では1つも存在しないという事になる。

 「・・・おかしいですねぇ。サクセスさんが販売予定のWinbdows用のソフトは、存在しないみたいなんですけど・・・お客様、ソフトの名前を教えて頂けますか?」

 少女の言葉に、馬瓏琉は堂々と胸を張って高々に宣言した。

 「ソフトの名前は『あやしろ』だ!!」
 「・・・『あやしろ』・・・ですか・・・聞き慣れないタイトルですが・・・お客様、少々お待ち頂けますか?・・・えーと・・・『あやしろ』・・・」

 今度は対応機種を絞り込まずに検索してみる。
 だが、やはり検索にヒットしない。
 そもそも少女自身も、『あやしろ』などというソフトの名前に心当たりなど全く無い。

 「・・・お客様・・・そのようなソフトは存在しないみたいなのですが・・・」
 「そんなはずはねぇ!!俺は確かにネットで確認したんだぞ!?これを見てみろ!!」

 馬瓏琉が少女に差し出したのは、サイトの内容をプリントアウトした紙切れだった。
 確かにそこには『たまごふわふわシミュレーション・・・本日発売!!』と記載されている。
 それを見せられた少女は、とても困った表情で首をかしげるのだが・・・

 「う~ん・・・そう言われましても・・・私もスケジュール表に検索を掛けてみたのですが、どうあがいても見つからないものでして・・・」
 「つまり何だ!?てめぇはこの記事が、サクセスの面白半分の嘘だと言いてぇのかよ!?」
 「そうですねぇ・・・結果的にはそうなりますよねぇ・・・」

 少女の言葉に、馬瓏琉は怒りを爆発させた。

 「ふざけんじゃねえぞ!!女ぁ!!あのサクセスがそんな事をする訳ねえだろうが!!」
 「ちょ・・・やめて下さい!!離して下さいっ!!」
 「ウダウダ言ってねえで、さっさと『あやしろ』を出しやがれってんだよ!!」
 「た、助けて!!誰かーーーーー!!」



 柚明「梢子ちゃん。ゲームショップで馬瓏琉さんを、天照で半殺しにしたんですって?」
 梢子「はい。奴が店員さんの胸ぐらを掴みながら、『綾代をよこせ』とか訳の分からない事を言うものですから。」

3.ヤンデレの美咲に死ぬほど愛されて眠れない烏月


 「・・・ん?」
 「どうかしましたか?烏月さん。」

 美咲の家に遊びに来て、紅茶を飲みながらのんびりとくつろいでいた烏月だったが、突然右手人差し指に違和感を覚えた。
 よく見ると烏月の指が赤く腫れており、うっすらと丸い膨らみが出来ている。

 「ああ、どうやら蚊に刺されたらしい。」

 ぷ~ん。
 不快な羽音を立てながら、烏月の周囲を数匹の蚊が飛び回っている。
 烏月は蚊に刺された痕を、とてもかゆそうにさすっていたのだが・・・。

 「・・・この蚊めぇっ!!この私を差し置いて、たかが害虫の分際で烏月さんの血を吸うだなんてぇっ!!」

 ブシューーーーーーーーッ!!
 美咲が浴びせた殺虫剤が、容赦なく蚊に直撃した。
 そのまま力無く、蚊が床に落下していく。

 「・・・安心して下さい烏月さん。烏月さんに擦り寄ってくる意地汚い蚊どもは、み~んなこの私が殺しましたから。」
 「ああ、ありがとう。美咲。」
 「烏月さんの血は私だけの物・・・他の誰にも渡さないんだから・・・!!」

 物凄い笑顔で、美咲は押入れから救急箱を持ってくる。
 その様子を、とても穏やかな笑顔で見つめている烏月。

 「そうだ・・・これ以上烏月さんに薄汚い蚊どもが擦り寄って来ないように、私が烏月さんを守ってあげないといけませんねぇ・・・!!」
 「そうだね。蚊取り線香でもあれば助かるんだけど。」
 「ええ、安心して下さい烏月さん。私が烏月さんを守ってあげますから・・・!!」

 美咲はコンセントにアース・ノーマットを差し込んだ。

 「ああでも、今の烏月さんの体は、あの薄汚い蚊どもによって汚されているんだわ・・・!!」
 「そうだね。蚊は血を吸う時に、自分の唾液を傷口に送り込むらしいから。」
 「だったら私が烏月さんの体を浄化してあげないと・・・!!」
 「そうしてくれると助かるよ。何か塗り薬は無いかな?」
 「ええ、私が今から、烏月さんの身体を綺麗にしてあげますからね・・・!!」

 美咲は救急箱からムヒを取り出し、烏月の患部に適量塗布した。

 「烏月さんは誰にも渡さない・・・烏月さんは私だけの物・・・だから烏月さんも、私だけを見て・・・。」
 「うん。ずっと一緒にいるよ。美咲。」

 とても穏やかな笑顔で、烏月は美咲の身体をぎゅっと抱き締めたのだった・・・。


 つーか、何この爽やかなヤンデレwwwwwwwww

4.こんな式神は嫌だ


 美咲「来たれーーーーーっ!!アクリアーーーーーーーっ!!」
 アクリア「あぁ?誰に向かって命令してんだてめぇ?」
 美咲「・・・・・(泣)」
 アクリア「おい朱雀。パン買って来い。」

……全然違和感無いなw