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天照(あまてらす)は、本サイトのオリジナルキャラクターである。
性別は女。


概要


 太陽を司る神であり、栞、遥、渚の遠い先祖。雪花の育ての親でもある。
 日本神話における最高神であり一番偉い神様なのだが、とてもそんな風には見えない程の気さくで心優しく親しみやすい人物であり、神としての威厳という物が全然無い。生前も死後天上界に移り住んでからも、周囲の人々からとても慕われている。
 性格はとてもボーイッシュであり、それは子孫である遥に色濃く受け継がれている。

 親しい者を独特のあだ名で呼んでおり、例えば馬瓏琉の事を「バーロー」、世羅主姫の事を「セラ」 *1 、豊受の事を「トヨ」など。主の事を本名の「甕星(みかぼし)」と呼ぶ数少ない人物でもある。

 なお最高神という立場ではあるが『最強の神』という訳ではなく、彼女の戦闘能力自体は全ての神々の中でも中間程度である。それでも人間如きでは到底歯が立たない程なのだが。 
 ちなみに下戸であり、酒は全く飲めない。これは子孫である栞たちにも受け継がれてしまっている。

★家族構成
伴侶:豊受姫
弟:素戔男尊(スサノオノミコト)
義娘:白野雪花

子孫:星崎栞、星崎遥、星崎渚

★学歴、職歴
太陽神

★主な使用武器
日本刀
《天叢雲剣》

★主な戦闘スタイル
天翔流星剣

豊受との出会い


 太陽神としてこの世に生を受けた天照は、日本を統べる最高神としての地位と重責を与えられる事になるのだが、それでも下界の人々と積極的に交流を交わすなど、最高神としての立場に捉われない自由奔放な毎日を過ごしていた。
 しかしそんな彼女の何物にも縛られない性格やフリーダムな行動、言動の数々は、周囲の神々や関係者たちから「最高神としての立場を弁えていない」などと快く思われておらず、度々苦言を呈される事も珍しくなかった。

 そんなある日、天照が

「皆が私にグダグダ文句を言ってきて、その後に1人ぼっちで食事をしたって全然美味しくない」

 と弟のスサノオに何となく愚痴をこぼした事がきっかけで、それを哀れだと思ったスサノオは料理の神と称される豊受に対し、天照専属の付き人として毎日身の回りの世話をするよう命じる。
 しかしスサノオによって引き合わされた天照と豊受は、出会った瞬間に互いの体に電撃が走って一目惚れしてしまい、女性同士でありながら初対面から僅か5秒で熱烈な接吻を交わした上に互いに求愛するという、前代未聞のとんでもない事態を引き起こしてしまう事になる。

 翌日の朝にそれを知らされた他の神々のほとんどは、女性同士での接吻や求愛という、ある意味不祥事とも言える非常事態に対して当然黙ってはいられずに、天照に対して豊受を傍に置くことを考え直せと強く迫るのだが、それでも天照は周囲の反対意見を

「いや、だって私もう昨日の夜にトヨ(豊受)とエッチしちゃったし」

 などと問答無用で撥ね退け、豊受を自らの正当な伴侶とする事を大々的に発表したのである。

 こうして天照と豊受は正式に夫婦(?)となったのだが、他の神々の多くがそれに対して快く思わなかったのに対し、意外にも下界の人間たちからは変な先入観を持たれずに、心の底から祝福される事となった。他の神々と違い人間たちを決して偉そうに見下したりせず、他者を思いやる心を決して忘れなかった彼女の優しさと人間性が、人々の祝福を受けるきっかけになったのである。

セラとの死闘


 こうして豊受という生涯の伴侶を得た天照は幸せの日々を過ごすものの、そんなある日セラが遊びで交わった村人との間に娘を宿してしまい、怒ったセラが村人を処刑し娘も中絶しようとしている事を知らされる。それを許さなかった天照は話し合いの末にセラを説得し、セラが産んだ娘を引き取り育てる事を決意。白い花のような雪が降る日に産まれたという理由から『雪花』と名付け、実の娘も同然に育てていく事となる。
 しかしその雪花も16歳の頃に政略結婚させられる羽目になってしまい、国家間の複雑な事情が絡んでそれを止められなかった事を、天照は雪花を送り出す最後の時まで悔やんでいた。

 その2年後、セラがこの日本の支配を目論んでいるという情報を部下から知らされた天照は、それを事前に防ぐ為に隠密にセラとの戦いの準備を進めていく。その際に天照は他の神々に相談しなかったのだが、それは騒ぎを大きくして下界の人間たちを必要以上に巻き込む事を快く思わなかったからである。

 自分の力量ではセラには到底勝てないと悟った天照は、彼女に対抗する為の力として夷の国の王(馬瓏琉の先祖)より《剣》を借り受け、自らの身に流れる『聖なる力』によって《天叢雲剣》へと進化させる。そしてセラが人間たちに宣戦布告をした瞬間に部隊を展開させてセラの軍勢を混乱させ、被害を最小限に抑えた上で問答無用でセラとの一騎打ちに持ち込む事に成功する。
 戦いは《剣》の力をもってしてもセラが有利ではあったが、それでも天照の渾身の一撃によって遂にセラは打ち倒される。しかしそれでも完全に止めを刺す事は出来ず、見かねた雪花が一人娘を天照に託し、自らオハシラサマとなってセラを封じた事で戦いは終結した。事情を知らない人々からは祝福されるが、雪花を救えなかった事で天照は悔しさを滲ませたのであった。

 なおこの戦いは、公式記録では「天照がセラを倒した」となっており、これは誤った情報として現代まで伝承される羽目になってしまった。これは教師となった桂が古典の授業で生徒たちに伝えてしまっている様子が、シロイユキ第1話の小雪視点で描写されている。

神同士の戦争・・・その壮絶な最期


 セラとの戦いの後、天照は豊受の秘術によって妊娠し一人娘を出産。これまた女同士で子供が産まれるという前代未聞の事態に各方面は荒れるものの、それでも天照は豊受や一人娘と共に幸せの日々を過ごす事になる。
 しかしその幸せも決して長くは続かなかった。ある日、以前から対立していた神々の派閥同士による、ほんの些細な言い争いがやがて大きな争いに、そして下界の人々をも巻き込んだ戦争へと発展してしまう。その戦いに巻き込まれた天照と豊受は赤子同然の一人娘を侍女に託し、何とかしてこの下らない戦争を止めようと躍起になるものの力及ばず、戦火から逃げ遅れた子供を守ろうとして心臓を槍で貫かれて、豊受と共に戦死した。この戦いによってこの国から神々のほとんどが失われる事になるのである。

 その後、魂だけの存在となった天照は豊受と共に天上界を創り出し、人々を、そして自分の子孫たちを見守っていく事になる。

長編小説「神の化身の少女」での活躍


 作品としては「神の化身の少女」で初登場。遥に倒された馬瓏琉の魂を天上界に導こうとしたものの、拒否されて逃げられてしまう。その際に京介の魂を天上界に招待し、馬瓏琉と引き離された事で京介の怒りを買うものの、それでも京介の悲しみと苦しみを心の底から理解し、怒りと憎しみに支配された彼の心を癒している。

長編小説「シロイユキ」での活躍


 遥視点第1話では、自分の子孫である遥がいつまで経っても大会で金メダルを取れない事を何気に気にしており、世界選手権大会の決勝戦で遥がエミリーに負けた時は、まるで自分の事みたいに悔しさを爆発させていた。
 また1200年の時を越えて復活してしまったセラが再び人間たちに宣戦布告をした際は、またこんな愚かな事をするつもりなのかとセラを批判したものの、それでも1200年もの間、槐の木の中に閉じ込められていた彼女の境遇に同情もしていた。遥とセラの戦いの際には、前回の戦いで見切っていたセラの究極奥義である絶対零度の見切りを、《ファルシオン》の『想いを繋げる力』を利用して遥に伝え、遥がセラを倒す事に大きく貢献した。

 遥と美羽が天寿を全うした際は、天上界で2人を真っ先に出迎えている。

史実での天照大神様


 日本神話における天照様の正式名称は、正確には『天照大神(アマテラスオオミカミ)』という名であらせられるが、現代では『天照』という呼び名が一般的である。
 神話において天照大神様は太陽を司る神であらせられ、日本神話における最高神でいらっしゃる。また皇族の先祖であらせられるとの説もある。

 天照大神様は日本神話では女性であらせられるとの見方が一般的である。以前は男性説を唱える者もいたようだが、日本神話の研究が進んだ現在では完全に否定されている。またその正体は卑弥呼様であらせられるのではないかとの説もある。

 天照大神様は豊穣の神でいらっしゃる豊受姫様とのご関係が実に百合百合であらせられ、「1人で食事をするのは寂しい」と雄略天皇様にお愚痴をおこぼしになられた事で、雄略天皇様が天照大神様の為に豊受姫様を丹波国からお呼び寄せになられ、その後2人でお幸せにお暮らしになられたとされている。

 弟君であるスサノオ様とのお仲は正直あまり良いとは言えず、スサノオ様が高天原で人々にご乱暴をお働きになられた事で天照大神様はおショックになられ、天岩戸にお隠れになられてしまわれた。それが原因でこの国が危うく闇に包まれる所だったのだが、多くの神々の皆様が天照大神様をご説得になられた事でようやく天照大神様は天岩戸からお抜け出しになられ、この国に再び光が戻ったとされている。