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千羽妙見流(せんばみょうけんりゅう)は、アカイイトに登場する武術の流派である。


主な使い手

千羽景朋
千羽烏月
千羽明良
羽藤真弓
羽藤白花
羽藤桂(鬼切りの鬼)

※本サイト独自の設定
小山内梢子
星崎遥
星崎栞
野咲美羽
新堂雨音
秋田百子
東条誠
三上瞬
谷原英二

概要

 アカイイトに登場する鬼切り部千羽党が使う武術。ゲーム本編では主に烏月と白花、派生ルートでは観月の民となった桂が使用する描写がある。
 千羽妙見流の主な特徴として挙げられるのは「剛直さ」であり、圧倒的な破壊力で敵を粉砕する事を主目的とした技が揃っている。その威力は他の鬼切り部の流派の追従を許さない程の凄まじい物なのだが、破壊力だけではなく「弾削り」や「鬼切り」といった、鬼を退治する事のみに特化した特殊な技も存在する。

 ただし先祖代々から代々受け継がれてきた正統な千羽妙見流には、破壊力を重視したあまり荒削りな部分もあるという弱点もあり、後に烏月から千羽妙見流を伝授された遥によって改良が施される事になる。
 古くからの伝統を重んじる一部の千羽党の上層部や若杉の幹部たちは、外部の人間である遥によって千羽妙見流を改良される事を快く思わなかったのだが、それでも遥の改良によって千羽妙見流はさらに扱いやすい流派となり、千羽党の大幅な戦力の向上に多大な貢献を残す事になるのである。

主な技

魂削り(たまけずり)

 自身の生命力を武器に込める事で「聖なる力」を込める技で、千羽党の者たちにとっての主力とも言うべき技。単に武器の攻撃力を増大させるだけでなく、発動する事で通常の物理攻撃が一切通用しない霊体系の鬼に多大なダメージを追わせる事が出来るようになり、ゲーム本編で烏月はこの技でノゾミとミカゲの撃退に成功している。
 ただし「オンワカ・シリメイ・シリベイ・ソワカ」という無駄に長ったらしい呪文の詠唱が必要になる上に、自身の生命力が技の発動媒体となっている為に乱発が出来ず、必然的に技の隙も大きくなるという弱点がある。強さと脆さを合わせ持った諸刃の剣とも言うべき技である。

 遥と雨音、美羽はその身に流れる「神の血」と「贄の血」の力の恩恵により、呪文の詠唱をする事無く技の発動が可能となっており、これまで不可能だとされてきた技の即時発動や即時攻撃を実現している。
 後に遥によって最大の懸念であった、呪文の詠唱と生命力の消耗による膨大な隙を最小限に抑えられるように改良が施され、そのノウハウが千羽党の隊員全員に伝えられる事になるのである。

鬼切り(おにきり)

 人を斬らずに鬼だけを斬る、千羽妙見流の究極奥義。弾削りの強化版とも言うべき技であるのだが発動には非常に高度な技術が必要であり、千羽党の中でも達人クラスの限られた者にしか使えない。
 無駄に長ったらしい呪文の詠唱が必要なのは相変わらずなのだが、人を斬らずに鬼だけを斬る事が出来るという無茶苦茶なチート性能は、それを補ってあまりある程の利点を使用者にもたらしている。

 この技もやっぱり遥によって無駄な呪文の詠唱を最小限に抑えられるように改良されたのだが、それでも技の発動の高い難易度までは改良出来なかったようである。

縮地法(しゅくちほう)

 本サイト独自の技。強靭な脚力と大幅移動によって常人には不可能な高速移動を実現する。
 とはいえ技の原理は非常にシンプルな代物で、要は動く際に足の移動幅を大幅に増やしているだけであり、例えるなら助走無しで超短距離の走り幅跳びをしているような物である。「シロイユキ」で遥と美羽、雨音が縮地法を連発する描写があるが、これも要は助走無しでの走り幅跳びを連発しているだけに過ぎない。

 その単純明快な仕組み故に千羽党の隊員の多くがこの技を習得しているのだが、達人クラスの者が発動すると全くのノーモーションで一瞬で相手との間合いを詰めたり離したりする事が出来るので、常人には本当に一瞬で消えたように見えてしまう。ただしそこまでの領域に至る為には常人離れした強靭な脚力だけでなく、高度な身体のバランスと平衡感覚、強靭な瞬発力が必要になる。

 ちなみに縮地法は日本の古武術や中国拳法において実際に技として存在する代物であり、中国拳法では「箭疾走」(ぜんしっそう)、「箭疾歩」(ぜんしっほ)と呼ばれている。達人クラスの者がこの技を発動すると本当に消えたように見えるらしい。「テニスの王子様」でも比嘉中のメンバーがテニスの試合で使用する描写があるので、印象に残っている人も多い事だろう。

セカンドドライブ

 遥が縮地法にさらなる改良を加えた技。縮地法の最中に瞬時に体勢を整えてさらに再加速を加える事で、これまでの縮地法では不可能だった瞬間的な切り返しや移動速度の向上を可能にしている。相手が縮地法の速度に目が慣れてしまっているとさらに効果的であり、この技を目の当たりにしたエミリーとセラが戸惑ってしまった程である。

 ただし縮地法の最中に瞬時に体勢を整えて、さらに再加速するという無茶苦茶な技の原理故に、技の発動難易度は通常の縮地法を遥かに上回っており、実際にまともに使いこなせるのは遥と美羽だけとなってしまっている。

天叢雲剣(あまのむらくも)

 本サイト独自の技で、千羽妙見流の最終奥義。全身に強大な「気」を纏う事によって身体能力を爆発的に増大させ、その圧倒的な破壊力でもって相手を粉砕する。
 その仕組みは単純明快ながら極めて暴力的な破壊力を有するのだが、同時に技後に使用者に襲い掛かる反動が凄まじく、烏月の祖父がシズネとの戦いで発動した後に吐血した程である。遥もこの技でセラを倒す活躍を見せたのだが、やはり襲い掛かる技の反動によって肉体に激しいダメージを負ってしまい、翌日には全身筋肉痛になってしまった。

 まさに色んな意味で最終奥義と呼ぶに相応しい技なのだが、やはり技後の膨大な隙と襲い掛かる反動が大きな問題になってしまっており、セラとの戦いの後に限界を感じた遥は実戦レベルでは到底使い物にならない技だと判断し、この技を二度と使う事無く封印してしまった。

神切り(かみきり)

 本サイト独自の技。正確には千羽妙見流の技というよりも、美羽が鬼切りを独自に改造した技である。
 鬼切りが人を斬らずに鬼だけを斬る技なのに対し、神切りは人も鬼も有機物も無機物も関係無く「美羽が望む者(物)だけを斬る」という無茶苦茶なチート技である。これによって鬼以外の者(物)が相手でも有効な攻撃手段となってしまい、美羽の優れた剣術もあって反則的な強さを発揮する事になる。実際に美羽はこの技でもって、通常武器が一切通用しないスピアーを圧倒する活躍を見せつけている。

 ただし技の発動のプロセスが鬼切り以上にとんでもなく複雑な代物であり、実際にまともに使いこなせるのは技の考案者である美羽と、美羽から技の原理を教わり独自に改良を加えた遥だけとなってしまっている。

派生

遥、栞の千羽妙見流

 遥は烏月に、栞は死後天上界で真弓から千羽妙見流を伝授され、共にフェンシングを融合させる事で全く新しい独自の流派として改造、昇華させている。千羽妙見流にフェンシング独自の精密さ、正確さが加わった事で、これまでの千羽妙見流の弱点とされてきた技の荒さが大幅に改善される事になった。
 遥によって改造された千羽妙見流は、冒頭で述べた通り千羽党の隊員たちに伝えられ、千羽党の戦力増大に多大な貢献を残す事になるのである。

雨音の千羽妙見流

 雨音の千羽妙見流は遥から教わった物に鏡心流拳法を組み合わせた物で、鏡心流独自の後の先によるカウンターを主な戦術としている。
 ただし銃の鍛錬を重視した雨音は千羽妙見流の全ての技を使える訳ではなく、魂削りは使えるが鬼切りは使えない。

美羽の千羽妙見流

 美羽の千羽妙見流は自身のオリジナルである真弓の遺伝子から受け継がれた物で、実際に彼女が修行して習得した物ではない。それでも千羽妙見流の技を全て使いこなせる上に、さらに相馬剣聖流と組み合わせる事で驚異的な威力を発揮する。

百子の千羽妙見流

 百子の千羽妙見流は遥から伝授されたというよりも、彼女が遥の戦いぶりを間近で見ながら盗み覚えた物で、彼女独自の改良を加えた「百子Ver」となっている。さすがに魂削りや鬼切りは使えないが、縮地法や千羽妙見流の基本的な剣術程度なら使う事が出来る。