※上記の広告は60日以上更新のないWIKIに表示されています。更新することで広告が下部へ移動します。

馬瓏琉(ばろうりゅう)は、アオイシロの登場人物である。
性別は男。
CV:園部好徳


概要

★家族構成
義子:コハク

★学歴、職歴
不明

★主な使用武器
龍戟
《剣》

★主な戦闘スタイル
クロウ流(オリジナル)
『神の血』の力

ゲーム本編での活躍

 本作のラスボス。自らを『夷(えびす)の王』と名乗る、強大な力を持つ鬼である。《剣》の正当継承者であり、《剣》を使う正当な資格を有している。かつて捨て子だったコハクを拾い親代わりに育ててきたのだが、そのコハクを無理矢理鬼の身体に改造した事でコハクから恨まれている。
 瑠璃宮の門に封じられたクロウクルウを蘇らせて自らの力にする為に、卯奈坂に代々伝わる祭祀である根方一族を数百年にも渡って騙し続け、生贄の儀式を続けさせる事で瑠璃宮の門を開かせる事を画策していた。

 しかし作中においては、彼はラスボスの割にはお世辞にもまともな扱いをされているとは言いがたい。
 保美ルートでは名前すら出る事無く、なんか知らない間に汀と根方に倒されているし、汀ルートでも名前が少し出るだけで、なんか知らない間にコハクに倒されている。夏夜ルートでも念願の《剣》を手にしたのはいいが、油断して高笑いしてる所を背後から根方に闇討ちされるし、ナミルートでも梢子とナミが《剣》でマタムを吹き飛ばした後の消息が全く描かれていない。
 辛うじてまともな扱いをされていると言えるのが、コハクに殺されながらも執念で《剣》の力を暴走させたコハクルートと、梢子に倒されながらも自らの命を犠牲にしてまでクロウクルウを蘇らせたグランドルートくらいな物だが、それでもコハクと梢子にあまりにもあっけなくやられてしまっており、アカイイトで圧倒的な強さを見せ付けた主とは待遇が違い過ぎである。この差は一体何なんだ。

 あのうっかりなっちゃんでさえも僅か1年で見つけ出す事が出来た《剣》を800年かけても見つける事が出来なかったり、すぐに油断して天狗になって最後の詰めが甘かったり、 *1 根方に殺された夏夜を鬼にしてまで蘇らせて騙して利用したのはいいが、その夏夜に土壇場で反逆されて鬼としての力を与えたのが仇になって追い詰められたりとか、そのあまりにも情けない活躍ぶりから 『ゲーム史上最も情けないラスボス』 とまで呼ばれる始末である。

 とはいえ夷の王と名乗るだけあって、夏夜やコハクと互角に渡り合うなど、彼の戦闘能力自体は決して侮れない物があり、単に情けないというだけであって決して弱いわけではない。また根方一族にクロウ流を伝授したのは彼である。 *2 さらにノゾミやコハクの物を遥かに凌ぐ強力な力を持つ邪眼も有しており、目を閉じた程度では決して逃れる事は出来ない。彼が常に身につけている眼帯は、その強大過ぎる力から彼自身を守る為の物であり、実際に彼自身も不便に感じてしまっている程である。
 龍戟を駆使しての優れた槍術だけでなく、コハクや夏夜を鬼にしたり魍魎やマタムを使役するなど、術者としても優秀な人物・・・の、はずなのだが・・・どうしてこんなにも情けないラスボスになってしまったのだろうか・・・。

漫画版での活躍


 ジャイブ出版の漫画「花影抄」では、ゲーム中よりもさらに扱いが不憫な物になっている。
 用済みになった根方を殺したりマタムを蘇らせたり、中盤まではまだまともな活躍をしているのだが、終盤で千羽党と戦った後の消息が全く不明・・・というか、いつの間にか作中からいなくなってしまっているのである。
 ここまで来ると、なんかもう 「作者に忘れられたんじゃないか」 と疑わざるを得ないレベルである。せめて千羽党との戦いがどうなったのか、もう少し詳しく描いてくれても良かったのでは・・・。

短編小説での活躍


 梢子たちが卯奈坂に向かう少し前に烏月と戦って引き分け、卯良島では強大な邪眼の力でコハクを追い詰めるといった戦果を見せるものの、結局は根方を倒した梢子の鬼払いの一撃で邪眼を潰されてしまい、その隙をコハクに突かれて首を飛ばされ戦死してしまう。
 遺体は梢子の手によって丁重に埋葬されたのだが、後に京介によって回収され、己の命を犠牲にした京介の執念の復活の儀式によって、『神の化身の少女』のラスボスとして見事に復活を果たす事になる。

 ちなみにギャグ小説では一番ネタにされてしまっているキャラである。 「ゲーム史上最も情けないラスボス」 という異名は本サイトでもしっかりと活かされている。

長編小説『神の化身の少女』本編での活躍


 卯良島でコハクに殺された馬瓏琉だったが、前述の通り京介の手で見事に復活を果たし、本作のラスボスとして梢子と遥の前に立ちはだかる。瑠璃宮の門への生贄として栞と隼人を殺した張本人であり、それ故に遥からは強く恨まれている。
 脆弱とはいえ京介の『神の血』の力を得た事で、その戦闘能力は卯良島で梢子が戦った時よりもさらに強大になっており、一度は遥に重傷を負わせる活躍を見せたのだが、結局は渚の『神の血』の力で復活を果たした遥のライジングフォースによって、またしても邪眼を潰されて敗北する。

 自らの死を悟った馬瓏琉は、遥に潰された邪眼を触媒としてマタムを蘇らせ、遥の『神の血』の『聖なる力』によって浄化されてしまう。その魂は天照によって天上界へと導かれそうになるものの、遥への強い怒りと憎しみによって、それを拒絶。成仏出来ないまま8年間も現世を彷徨い続ける事になり、『シロイユキ』においてまたしても復活を果たす事になるのである。

長編小説『神の化身の少女』前章での活躍


 前章「絶望の果ての光」では、本編では描かれなかった京介との出会いが詳細に描かれている。千羽党において術者として懸命に働いたにも関わらず、その身に『神の血』を宿しているというだけで烏月の祖父に殺されそうになった京介を成り行きで助ける事になり、彼の千羽党への強い憎悪の心を気に入り、自分の部下として登用する。
 馬瓏琉にとって京介を救ったのはほんの気まぐれでしかなく、術者として優秀な彼の事をただの『便利に使える奴』だという程度の認識しか抱いていなかったのだが、結果的に命を救った事で京介から強く慕われる事になり、それが『神の化身の少女』での復活劇に繋がる事になるのである。

長編小説『シロイユキ』本編での活躍


 遥に敗北してから8年間、成仏出来ずに現世を彷徨い続けてきた馬瓏琉だったが、セラに気に入られて新たな肉体を与えられ、今度はセラの式神としてまたしても復活を果たす事になる。その際、遥によって浄化された邪眼は普通の目になってしまっていたのだが、元々邪眼の存在を不便に感じていた馬瓏琉はむしろ喜ばしい事だとさえ思っていた。

 セラにとって馬瓏琉を蘇らせたのはただの気まぐれでしかなく、また馬瓏琉も自分を蘇らせたセラに忠誠を誓ったつもりはなく、ただ利害関係が一致したからセラに手を貸しただけである。それ故に遥を効率よく殺す為に、セラに逆い青城女学院の生徒たちを人質に取ろうとするのだが、それを雨音に妨害されてしまう。
 セラから『神の血』の力を与えられた事で、その圧倒的な戦闘能力は8年前の経観塚での事件の時よりもさらに上回っており、一度は雨音を意識不明の重体にまで追い詰めるのだが、結局は桂の『贄の血』の力を取り込み復活した雨音に敗北。最期は雨音の『聖なる力』によって浄化され、「き・・・気持ちいい・・・」と呟きながら、安らぎと温もりに包まれながら今度こそ本当に死亡した。

 死後は天照によって天上界に招かれたのだが、天照の配慮により栞たちからは隔離されてしまっているようである。