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星崎栞(ほしざき しおり)は、本サイトのオリジナルキャラクターである。
性別は女。


概要


太陽神天照の子孫にして、遥と渚の母親。その身に遥と渚の1/3程の『神の血』を宿している。
『伝説の女剣士』の異名で呼ばれ、全盛期の実力は『当代最強の鬼切り役』と呼ばれた真弓にさえも匹敵する程である。

★家族構成
先祖:天照大神
先祖:豊受姫

夫:星崎隼人
長女:星崎遥
次女:星崎渚

★学歴、職歴
青城女学院(卒業)
青城女子大学(卒業)
レッドインパルス(ドラフト1位で入団)
株式会社テコム青城支部→経観塚支部

★主な使用武器
警棒
拳銃
ソードレイピア(無名)

★主な戦闘スタイル
フェンシング
千羽妙見流

学生時代の活躍


 本サイトでは真弓に匹敵する実力者として描かれているが、そんな彼女も実は小学校の頃までは内気な性格であり、それ故にクラスメイトから酷いいじめを受けていた。友達も報復を恐れて栞を助けようとせず、教師も両親も『いじめを受けるような態度を取る栞が悪い』として救いの手を差し伸べてくれず四面楚歌だった。
 だが休日にたまたまテレビで放送されていたオリンピックでのフェンシングの試合に魅せられ、その大会に出場した日本人の女性選手が、『自分はいじめられっ子だったが、フェンシングを始めた事で自身へのいじめを克服した』と告白した事から、栞もフェンシングを始める事を決意する。
 元々持っていた天照譲りの剣術の才能と、自身がその身に宿す『神の血』の力の恩恵もあって、物凄い速さで腕を上げていき、フェンシングを通じて心身を鍛え抜いた事で、中学時代には彼女をいじめようとする者は誰もいなくなってしまった。

 中学時代は全国大会で圧倒的な強さを見せつけ、3年連続で優勝。その活躍が認められて全国の有名校からスカウトが殺到する。両親は東京の有名なお嬢様学校への入学を希望していたのだが、栞が地元の高校への入学を強く希望した事で、結局青城女学院にフェンシングの特待生として入学した。
 高校でも彼女に勝てる者は誰もおらず、夏と冬の全ての大会で優勝。そのままエスカレーター式で青城女子大学に入学し、大学でも圧倒的な強さで大会で優勝を重ねる。

 大学ではフェンシング部の先輩に誘われて足を運んだ合コンを通じて隼人と知り合い、互いに惹かれ合って瞬く間に恋人同士となる。大学3年の春に世界選手権大会、大学4年の夏にオリンピックにも初出場し、いずれも女子サーブル部門で見事に金メダルを獲得する。この時の活躍がフランスのプロリーグ関係者の目に留まり、複数のチームによる争奪戦が行われるようになる。
 実は栞は大学卒業後に教師になる事を目指しており、既に教育職員の免許も取得済みで、しかもオリンピックの後に自身の妊娠が発覚していた *1 事から、既に現役を引退する決意を固めていた。だがプロリーグ側の熱意と隼人の後押しもあって、教師への夢は保留にしてフランスでプロリーグに挑戦する事を決意する。

 その年の11月に行われたドラフト会議で、4チームによる競合の末にドラフト1位でレッドインパルスに指名され、契約金6000万円、年俸700万円で合意した。12月に隼人と結婚しフランスへと旅立つ。それ以降大学には出席しなかったものの、単位は充分に足りていた為に卒業には支障が無かった。

レッドインパルス入団後の活躍


 妊娠が発覚していた、しかも日本人の選手のドラフト1位での入団という事で、チームも栞もフランスで大きな注目を集めたのだが、12月の入団会見の時点で既に妊娠中期に入っていた事から、栞は合同自主トレにも春季キャンプにも顔を出す事は無かった。
 また栞に専属の通訳も配備されたのだが、栞はプロ入りを決めた時点でフランスでの生活に備え、英会話教室とスピードラーニングでフランス語を勉強し、さらにフランスでの日常生活の中でもフランス語を徹底的に浴びてきた為、シーズンが始まる頃には日常生活に支障が無い程度にフランス語を話す事が出来るようになっており、流ちょうなフランス語を話せるようになった夏頃には、ほとんど通訳を必要としなくなっていた。

 その後、チームが前半戦を戦っている5月に遥と渚を出産。そのままチームの方針で、そのシーズンは公式戦出場無しとなる予定だったのだが、勘を取り戻す為に1試合だけでも実戦を経験しておきたいという栞の強い意向により、2軍のシーズン最終戦に出場。そこで病み上がりとは思えない程の圧倒的な強さを見せ付け、その存在をフランス中に強く印象付ける事となった。

 2年目以降は不動のレギュラーとして1軍の試合に出場を続け、チームに期待された以上の多大な貢献を残す。世界選手権大会やオリンピックでもメダルを獲り続けて圧倒的な強さを見せ付けた事から、日本において『伝説の女剣士』という異名で呼ばれるようになった。
 レッドインパルスに入団してから6年間の公式記録は、実働5年で752勝32敗。この5年間でオールスターにもフル出場し、また入団6年目での700勝到達はフランスのプロリーグ史上最速の快挙であり、6年目のシーズンオフの契約更改では年俸1億円で合意。こちらもフランスのプロリーグ史上初となる1億円プレイヤーになった。

 だが、そのあまりにも圧倒的過ぎる強さ、そして栞に対抗する事が出来ていた数少ない剣士たちが結婚や年齢的な衰えを理由に次々と引退した事で、入団6年目には栞に勝てる者が誰もいなくなってしまっていた。
 それ故に栞が1軍で活躍し出した2年目以降は、全てレッドインパルスが圧倒的な強さで優勝しており、栞の存在がプロリーグ自体を破綻しかけていた事、さらに日本人である栞に先人たちが遺した記録を次々と破られる事を危惧した、リーグ運営側の露骨な日本人差別により、「栞があまりにも強過ぎてリーグ自体が成り立たなくなってしまう」という理由から、運営側から退団、リーグ脱退を強く懇願される。 *2
 運営側の要求は栞にとって理不尽な物とも言えたが、栞が元々教師を目指していた事、さらに小学校に入学した遥と渚が、日本人である事を理由にクラスメイトからいじめを受けていた事から、隼人と相談して日本に戻る事を決意する。その際に栞の来季の年俸である1億円を運営側が肩代わりして、栞に違約金という形で支払う事になった。 *3

 こうして栞は誰もが予想もしなかった形でレッドインパルスを退団する事になったのだが、この一件はフランスだけでなく日本においても大きな騒動となり、「日本人に対する露骨な人種差別ではないのか」という多くの日本人からの抗議が、フランスのリーグ運営側やレッドインパルス、日本大使館にまで殺到した。日本政府もこの件に関してフランス政府に対して強い抗議声明を送り、栞の退団の撤回を強く求めるなど、政治にまで強い影響を及ぼす程の国際問題にまで発展してしまった。

テコム入社後の活躍


 日本に帰国して地元である青城市に戻った栞は、本格的に教師を目指して職探しをするものの、どこの学校も教師の数が充分に足りていた事、さらに大学を卒業してから6年というブランクの長さと、栞の28歳という年齢が問題視され、教育職員の免許を持っているにも関わらず、どこの学校からも面接さえも断られて門前払いをされてしまう。
 この事から栞は教師になる夢を諦め、栞のレッドインパルス退団が決まってから熱心な誘いを送っていた警備会社テコムに入社。しばらくは青城支部で働いていたものの、遥と渚の身に流れる『神の血』を巡っての鬼との騒動があった事から、栞からの相談を受けた当時の若杉の会長が、経観塚なら遥と渚がオハシラサマからの強い加護を受けられるであろうと判断した事から、 *4 若杉の会長の計らいにより経観塚支部へと転属となる。その際に羽様の土地価格と固定資産税が壊滅的なまでに安かった事と、栞が羽様の静かで美しい景色を気に入った事から、羽様の屋敷のすぐ近くにある土地を購入し、そこに一軒屋を建てる事になる。

 経観塚支部に転属後もフェンシングを続け、世界選手権大会やオリンピックで次々とメダルを獲り続ける。だが栞が37歳になったある日、経観塚支部の同僚から卯良島に伝わる鬼退治の剣術の話を聞かされ、既にオリンピック出場が決まっていた栞は参考にさせてもらおうと、家族水入らずの家族旅行を兼ねて卯良島に住む根方に会いに行く。
 だがそこでたまたま根方に会いに来ていた馬瓏琉に、遥と渚の特別に濃い『神の血』の存在がバレてしまい、栞たちが滞在先の咲森寺に戻ろうとした所へ、遥と渚を瑠璃宮の門の生贄にする為に馬瓏琉に襲われてしまう。
 栞は持参していたフェンシングの競技用の剣で必死に応戦するものの、そんな物で馬瓏琉が持つ龍戟に到底太刀打ち出来るはずがなく、さらに既に栞に肉体的な衰えが見え始めていた事と、家族を庇いながら戦っていた影響で本来の実力を発揮する事が出来ず、馬瓏琉の邪眼から遥と渚を庇った隙を突かれて重傷を負ってしまう。

 遥と渚だけは隼人が海に突き落とした事で何とか守り抜いたものの、その隼人も馬瓏琉に殺されてしまう。そして栞自身もまた、遥と渚の1/3程の『神の血』を馬瓏琉に目を付けられ、首を切断されて瑠璃宮の門への生贄に捧げられてしまい、遥と渚の幸せを願いながら僅か37歳という若さで死亡した。彼女の死が遥と渚の心に深い傷を残し、2人の人生を大きく狂わせる事となってしまった。
 ちなみに栞の『神の血』が遥と渚の1/3程でしかなかった事から、彼女が生贄に捧げられても瑠璃宮の門が開く事は無かった。また日本政府からの公式発表では、栞と隼人は「卯良島への旅行中に水難事故で死亡した」という事になっている。

長編小説『神の化身の少女』前章での活躍


 栞の死後、その魂は隼人と共に天照によって天上界に招かれ、2人で静かで幸せな生活を送る事になる。だが栞の両親は既に他界していた上に、他に親戚も兄弟もおらず、さらに栞と隼人の結婚を以前から強く反対していた隼人の父親も、遥と渚を引き取る事を強く拒絶した為、遥と渚が中学生の時点で天涯孤独となってしまった事に心を痛めてしまう。

 それから1年後、風邪と過労が重なって病死してしまった真弓と知り合い、互いの子供たちの自慢話をしている内に何故か剣を交える事になってしまう。2人の戦いは決着が付かずに引き分けとなり、互いの実力を認め合った2人は瞬く間に互いを呼び捨てで呼び合う仲になった。
 これ以降、真弓との剣術の修練が栞の日課となる。作中では描かれていないが真弓からの指導を受けた事で、僅か半年で千羽妙見流の技を全てマスターしている。

長編小説『神の化身の少女』本編での活躍


 最終話「神の化身の少女」において、馬瓏琉との戦いで生死の境を彷徨う程の深手を負った遥の魂と邂逅する事になるが、栞はあくまでも遥と渚の幸せを望んでいた事から、遥の魂を地上へと送り返した。

長編小説『シロイユキ』本編での活躍


 遥視点では天上界において、自身のクローンであるスミレと共に仲良く暮らしている光景が描かれている。さらに遥視点の最終話「永遠の誓い」では、遥が所持する《ファルシオン》から放たれた高濃度意識共有領域を利用して、セラと戦う遥と美羽にアドバイスを送った。
 後に遥と渚が無事に天寿を全うして死亡し、その魂が天照によって天上界に招かれてからは、失われた幸せの日々を取り戻すかのように、家族4人で静かで幸せな生活を送っている。