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羽藤桂(はとう けい) は、『アカイイト』の主人公である。
性別は女。
CV:松来未祐(本名:松本久美子)


概要


★家族構成
祖母:羽藤笑子
父:羽藤正樹
母:羽藤真弓
兄:羽藤白花
従姉:羽藤柚明
同居人:小山内梢子
同居人:藤原望

★学歴、職歴
桜花女子学園 *1 (卒業)
青城女子大学(卒業)
青城女学院教師

★主な使用武器
鬼払い

★主な戦闘スタイル
剣道
護身術
『贄の血』の力

ゲーム本編での活躍


 その身に特別に濃い『贄の血』を宿し、それが原因で経観塚においてノゾミやミカゲに命を狙われる羽目になってしまう。
 性格はお人好しでのんびりしていて、馬鹿でアホでドジで頼りない一面も見せる。しかし有事になれば一転して強固な意志の強さを発揮し、ゲーム本編での烏月ルートの終盤においては意識を失っている烏月を守る為に維斗を手にし、ノゾミを一瞬怯ませた程の気迫さえも見せ付けた。
 ただしその身に『贄の血』を宿しているとはいえ、ゲーム本編では彼女自身は何の力も持たない、ごく普通の女子高生である。

 ゲーム中の桂の内気な性格、各ヒロイン達に対する「明らかに誘っている」行動、そして声を担当した松来未祐が「何故かやたらと百合作品に多く出演し、しかも何故かほぼ全てで受けキャラ担当である」 *2 という妙なネタと合わさって、「総誘い受け」などという愛称で呼ばれる事が多い。

ドラマCD、漫画版での活躍


 ドラマCD「京洛降魔」では、修学旅行に出かける際に鞄を2つに分けたのだが、その鞄の1つを自宅に置き忘れてしまうという超ドジっぷりを発揮している。それが原因で留守番している柚明までもが、サクヤと共に京都に出向く羽目になってしまった。
 また旅先の京都においても、クラスメイトの「加藤玲(かとう れい)」と間違われて鈴鹿に誘拐されてしまったり、さらに葛に大嶽丸をおびき寄せる為の囮に使われる等のトラブルにも見舞われている。

 漫画「花影抄」では、梢子が《剣》の力に飲み込まれないようにする為に『贄の血』を分け与えている。なお本サイトと違い梢子とは全く面識が無く、2人の会話も

 桂「だ、大丈夫?」
 梢子「はい!!」

 のみ。随分とあっさりした物で少々残念である。
 まあ元々アオイシロ本編に出てこないキャラなんだから当然か。

短編小説での活躍


 経観塚での事件において自分の弱さが原因で、柚明たちが傷ついた事を強い自責の念としており、今度は自分が大切な人たちを守れる存在になりたいという強い想いから、その力を得る為に美咲に頼んで剣道部に入部する。
 その内気な性格、中学時代に運動部への在籍経験が無く、さらに剣道が初心者という事から、入部当初は他の剣道部員たちから全く戦力と見なされていなかった *3 。だが当代最強の鬼切り役と呼ばれた真弓の優れた剣術の素質を受け継いでいる影響と、美咲の優れた指導もあって瞬く間に腕を上げ、剣道を始めてから僅か1年でレギュラーの座を獲得するという快挙を成し遂げた。

 桂自身は、ただ強くなりたいから剣道部に入っただけであって、当初はレギュラーの座を獲得して試合に出る事になど興味は無かったのだが、自分がレギュラーの座を獲得した事で、これまでのレギュラーだった御門を結果的に蹴落とてしまう結果となってしまい、それ故に御門から深い恨みを買う事になってしまった。

 後に護身用の武器として烏月から鬼払いを譲り受け *4 、さらに美咲から護身術も学び、また剣道だけではなく柚明から『贄の血』の力の使い方を学び、月光蝶を繰り出す事まで出来るようになった。これにより不良男子数人や、魍魎程度の最下級の魔物たちにちょっと絡まれた程度なら、桂1人で何とか対応出来る程度の強さは会得している *5

 また本サイトではその内気な性格のせいで、中学時代に竹原、笹崎、須藤ら不良男子にいじめられてしまい、それが原因で真弓が桂を私立のお嬢様学校に通わせる為に無理をして、過労死したという後付け設定が勝手に行われており、それが深い心の傷として桂を長く苦しめていた。だが美咲に心身共に鍛えられ、さらに偶然鉢合わせた竹原たちに絡まれた際に、笹崎と須藤を自らの手で叩きのめした *6 事で、そのトラウマを克服している。その際に『人を傷付ける事の怖さ、痛さ』を痛感し、本当の意味での『強さ』の意味を知る事となる。

 後に自分のようないじめられっ子を1人でも多く救いたいという想いから、大学に進学して教師を目指す事を決意。その想いは「シロイユキ」で無事に叶えられる事となる。

梢子との繋がり


 ゲーム版「アオイシロ」では全く繋がりが無いものの、本サイトにおいて梢子とは運命的な出会いを果たしており、剣道部に入りたての頃に夜中に暴漢に襲われた所を助けられて親しくなり、瞬く間に仲を深めていく。
 後にサクヤから卯奈坂に伝わる鬼退治の剣法の話を聞き、柚明やノゾミと共に観光を兼ねた修行の為に咲森寺を訪れるのだが、そこで剣道部の合宿の為に咲森寺に訪れていた梢子と偶然再会。折角の機会なので梢子と共に合宿に参加する事になる。その合宿での肝試しで梢子とペアになった際に、梢子に自らの恋心を告白。梢子に受け入れられて無事に恋人同士となる。

 だが馬瓏琉によってさらわれたナミを取り戻す為に、禁則地である卯良島に渡ろうとする梢子を止める為に、桂は体を張って鬼払いを手に戦いを挑む。剣術では梢子に全く歯が立たないと悟った桂は、切り札である月光蝶を駆使して梢子を追い詰めるものの、その月光蝶さえも梢子にあっけなく見切られてしまい、桂が月光蝶を放つ際に生じる僅かな隙を片手面で狙われて敗北する。
 梢子の決意と覚悟を認めた桂は、少しでも梢子に力を分け与える為に、自らの『贄の血』を梢子に飲ませる。それが梢子に秘める『安姫の血』の力を覚醒させ、梢子が根方を倒すきっかけとなった *7

 合宿を終えた後、桂は高校卒業後に一緒に住む事を梢子に誘い、受け入れられる。

長編小説『紡がれし心』本編での活躍


 『アカイイト』と同じ時系列での話という事もあり、本作でもサブキャラクターとして重要な役割を担っている。
 第2話において食堂で昼食を食べていた *8 所、邪神クジャ討伐と雪奈救出の任務の為に、経観塚に訪れた美羽や奈々と運命的な出会いを果たす。その際に真弓の娘だからなのか、真弓のクローンである美羽から真弓の気配を敏感に感じ、思わず美羽の事を「お母さん!?」と呼んでしまう。それが真弓の遺伝子を内に宿す美羽の心を、深く揺さぶるきっかけとなった。

 それをきっかけに美羽と親しくなり、食堂を出てから2人のナンパ男に絡まれるものの美羽に助けられる。そして美羽がしばらく経観塚に滞在する事を知った桂は、美羽と互いの連絡先を交換し、再び再会する事を美羽と誓い合う。

 だがその再会は、意外な形で実現する事になる。第4話で滞在先である羽様の屋敷まで祭りから帰宅した所、スミレによって自身の正体と生み出された目的を知らされたあげく、目の前で奈々を惨殺され、さらに信じていた雪奈にさえも裏切られ、それに絶望した美羽が身も心もボロボロになって、唯一の心の拠り所であった桂に助けを求めてきたのである。桂はそんな美羽をぎゅっと抱き締め、絶望の底に沈んでいた美羽の心を救う活躍を見せた。

 最終話ではオハシラサマから元の人間に戻った柚明と共に、早急に自宅のマンションに戻る事を烏月に勧められるが、万が一美羽が敗北してユグドラシル・プロジェクトが実現してしまえば、結局は世界中のどこにいても同じ事だからと、戦いを終えた美羽が帰って来る場所を守る為に、敢えて羽様の屋敷に残る決意をする。そしてスミレとの決戦に赴く美羽を健気に見守り、美羽の無事を必死に祈り続ける。その想いは無事に美羽に届き、戦いを見守っていた朱雀皇女乃姫に促され、スミレを倒した美羽を相馬党のヘリコプターで迎えに行く。

 美羽が戦いを終えた後、美羽と共に経観塚の祭りを楽しみ、美羽が日下に帰って離れ離れになった後も、メールやブログ、チャットなどで頻繁に連絡を取り合っている。 

長編小説『紡がれし心』後日談での活躍


 「結ばれる想い、散る想い」ではチャット上において、貴也への恋心と希咲との友情の狭間で苦しむ美羽に対し、「このまま想いを告げないまま貴也君と希咲ちゃんが結ばれたら、絶対に美羽ちゃんは後悔する」とアドバイスを送り、美羽が貴也に告白する後押しをした *9

 「夜空を駆け抜ける蝶」では相馬党の任務 *10 によってシズネ、ナズサ、サオリの討伐の為に、青城市を訪れた美羽と再会。その際に当面の滞在先として、自分たちが住んでいるマンションの部屋を美羽に提供し、寝食を共にしている。


長編小説『神の化身の少女』本編での活躍


 白花に会いに行く為に、柚明、梢子、ノゾミと共に羽様の屋敷を訪れたのだが、そこで渚がその身に宿す『神の血』を巡っての騒動に巻き込まれてしまう。
 物語前半ではゲームでの無力な存在だった頃とは一変して、その剣道の腕と『贄の血』の力を駆使して積極的に戦闘に関わっている。第1話では渚を襲う大量のゴブリンたちを叩きのめす活躍を見せたが、第2話では遥の神速の剣閃の前に全く歯が立たずに敗北してしまう。しかし第3話において遥と京介が強襲してきた際は、遥と戦う梢子を月光蝶で懸命にサポートする活躍を見せる。これらの騒動の中において桂は、自分がただ守られるだけの弱い存在では無くなった事に喜びを感じていた。

 遥と京介の強襲事件の後、再び遥との戦いに赴こうとする梢子の為に、梢子に『贄の血』と自らの『力』を分け与え、梢子の無事を願って羽様の屋敷で祈りを捧げ続ける。その祈りは梢子に無事に届き、遥や馬瓏琉との戦いを終えた梢子は無事に桂たちの元に戻ってくるのだった。

 それから約半年後に通っていた女子高を卒業。梢子を自分たちが住むマンションに招いて一緒に暮らすようになり、剣道の特待生として教師を目指して青城女子大学へと進学する。これまで敵同士だった梢子や綾代とチームメイトになるものの、自分の師であり友人でもある美咲とは敵同士になってしまう。

長編小説『神の化身の少女』番外編、後日談での活躍


 番外編「卯奈坂での邂逅」では、咲森寺まで剣道部の合宿に出向くのだが、そこで偶然遥や渚と再会し、遥と根方の試合をその目で目撃する事になる。

 後日談「本当に大切な物」では、1年生でありながら剣道部において見事にレギュラーに抜擢され、剣道の大学選手権大会の関東大会において先鋒戦に出場。北斗院女子大学との決勝戦では、高校時代の剣道部においての因縁の相手である御門を打ち破り、その試合をきっかけに和解している。
 決勝戦は2勝2敗1分で優勝決定戦にまでもつれ込み、当初は優勝決定戦には綾代が出場する予定だったのだが、優勝決定戦に出場する事になった美咲から対戦相手として指名された事で、桂が美咲と戦う事になる。自分の力と想いを美咲に存分にぶつける桂だったが、奮闘空しく美咲にストレート負けを喫してしまう。それでも美咲との試合を終えた桂の表情はとても晴れやかな物だった。

長編小説『シロイユキ』本編での活躍


 青城女子大学を卒業して教育職員の免許を取得し、兼ねてより望んでいた教師となり青城女学院に赴任。小雪のクラスの担任となり剣道部の顧問を務めている。担当科目は古典。教師になった事をきっかけに鬼払いを手放し、警備員となった百子に譲り渡している。なお作中では名言されていないが、この時点で剣道において三段の段位を有しており、その実力は中学時代に全国大会で準優勝した小雪でさえも一度も勝てない程である。
 当初は副担任を務める予定だったのだが、本来の担任だった葵が産休で長期休暇を取る事になったので、急遽桂が担任を務める事になった。彼女の授業は分かりやすいと生徒たちから好評であり、その剣道の実力と優しい性格もあって、多くの生徒たちに慕われている。だが生徒たちに対して非情に徹し切れず、しかも新米教師でありながらいきなり担任に任命された桂の事を、あまり快く思わない先生も多い。

 小雪視点と雨音視点での第1話と第2話では、宿直中に雪花と運命的な出会いを果たし、雪花が小雪の先祖であり、青城女学院の槐の木に宿っていた元オハシラサマだという事を知る。その後、雪花を鬼だと勘違いして戦いを挑んだ雨音が追い詰められてしまうものの、百子から鬼払いを借りて雪花の一撃から雨音を守る活躍を見せた。しかし雪花の斬撃を受け止めてから、僅か1秒で鬼払いを弾き飛ばされるという醜態を見せ、百子からも弱過ぎだと呆れられてしまった。

 雨音視点の最終話では、馬瓏琉との戦いで重傷を負ってしまった雨音を助ける為に、自身の『贄の血』と『力』を雨音に口移しで分け与え、雨音が馬瓏琉に勝利する事に大きく貢献した。その際に雨音にキスをする羽目になってしまったのだが、「これは浮気じゃなくて人工呼吸」だと心の中で何度も何度も言い聞かせていた。

 遥視点の最終話では死後、天照によって天上界に招かれた様子が描かれている。真弓や正樹とも天上界で再会し、家族で一緒に静かで幸せな暮らしを送っている。


*1 ゲーム中では正式名称不明。当サイトのオリジナルの名前である。

*2 それ故に一時期ウィキペディアにおいて「百合声優」「レズ声優」などと書かれた事があり、アオイシロのWEBラジオに彼女がゲスト出演した際も、百子役の大久保藍子にそれをネタにされて爆笑していた。

*3 ただし来る者拒まず去る者追わずを部のモットーにしており、桂の入部自体は歓迎されていた。

*4 普段持ち歩く際は、竹刀を入れる長細い袋の中に竹刀と一緒に入れて隠している。

*5 とはいえ夜中なら桂が何とかするまでも無く、ノゾミが追い払ってしまうのだが

*6 桂は自分と真弓の人生を狂わせた彼らへの復讐は一切考えていなかったのだが、竹原たちがいきなり襲ってきた為、正当防衛として止むを得ず彼らを叩きのめした。

*7 ただし神の化身の少女の番外編「卯奈坂での邂逅」では、根方の心に迷いがあって全力を出せなかった事が明らかになっている。

*8 この時桂が食べていた焼き魚定食は、ゲーム中でも実際に食べる描写があり、それは渚が作った物だという後付け設定が管理人によって勝手に行われた。

*9 とは言え、結局貴也は希咲を選び、美羽は見事に振られたのだが

*10 正確には三上と谷原の負傷を理由に、烏月の祖父が相馬党と美羽に依頼した